上杉謙信(戦国ランス)

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「毘沙門天の加護ぞある!」

アリスソフトの地域制圧型エロSLG『戦国ランス』に登場する武将にして、パッケージにも描かれている本作のifルートのヒロインの一人。
なお、『戦国ランス』はランスシリーズのナンバリング作の7作目(ランス7)にあたる。
JAPANの秩序を守るため、欲望のままに他国へ攻め入る陣営に対してのみ戦を行い、
攻め込まれている側を見返りを求めずに助ける正義の集団「上杉家」の国主であり先陣を駆る女性。
なお、自軍が攻め込む/攻め込まれる場合でも、攻め込まれた側に無償で援軍に来てくれる。

女性でありながらその圧倒的な強さから「軍神」と呼ばれ、最強の武人としてJAPAN全ての陣営に恐れられている。
剣戦闘Lv2の技能レベル*1を持ち、回転しながら連続で斬撃を繰り出す必殺技「車懸りの剣」を使う。
ゲーム中の能力でも戦闘系能力は満遍なく高く、初期Lvもラスボスやダンジョンのボスを除くと全武将中第1位と最強に相応しい強さを誇る。
おまけに超強力な専用スキル「軍神の威光」まで持っている。最強を通り越して酷いチートである。
四天王の一尊、武神の毘沙門天(多聞天)を崇拝している。
彼女を慕って、参謀であり謙信の理解者である直江愛や、勝子や虎子などの多くの女性武将が集まっている。
また、謙信という名前はその時代の上杉家の当主が襲名するものであり、当主が女性であっても性別に関係なく襲名される。
華奢な体に似合わず凄まじいまでの食欲を持ち、腹が減った時には手当たり次第に食べまくる恐るべき胃袋の持ち主。
飢えすぎ、謙信。
実際の謙信も、普段はそれほどでもないが戦が近くなるととんでもない量を食べていたらしい。
そのため、上杉家では謙信の食べる量で戦が近いか否かを判断していたという(食事が多くなるのは自分だけでなく部下に振舞うためでもあったが)。

織田軍に雇われて各地の戦場で暴れ回り、女性達を犯しまくる傍若無人な主人公のランスを成敗するべくランスと合間見える。
ランスも歯が立たない強さで追い詰め、トドメを刺さんとした瞬間何故か彼に一目惚れしてしまう。
彼女自身は今まで毘沙門天を慕って戦うことのみに生きてきたため、男性や恋愛についての知識は全く無い。
軍神として恐れられているもの、実際は穢れを知らない素直で純真無垢な少女である。
まあ結局はランスの奴に……おや?誰か来たようだ…。

(鋭く相手を射抜く瞳 大きく男らしい口元……)


(これが異人……)

なお、『ランス』シリーズ全体で見ても公式に物理戦闘系女の子キャラ中で最強であると明言されている
(ちなみに女の子、ではなく性別的に女、ということであればメスゴリラと言うべき容姿のミネバというキャラが人類最強に位置している)。

なお、『戦国BASARA』上杉謙信が女性化(中性化)されたり、『信長の野望 天道』では謙信の性別が選択出来るのは、
(半ばトンデモ論ではあるものの)謙信女性説の存在に起因する。
女性説の根拠を幾つか紹介すると……
  • 周期的な腹痛を起こしていた(生理痛?)
  • とある文献で死因が大虫(女性の更年期障害のこと)と書かれている
  • 「会津の上杉は、叔母(上杉謙信)が開発した金山を保有する」という、宣教師の残した手紙がある
  • 現存する上杉謙信の衣服が、どれも女性向けを思わせるデザインのものばかり
  • 「生涯不犯」の誓いを立てた独身男性であるにも拘らず、各大名の妻や娘と仲が良く、それを批判された形跡が無い
  • 女性向けの品である『源氏物語』の屏風を贈られている
  • 肖像画には女性を描く際の特徴が見られ、また武将にとって必須である髭が生えていない(謙信がそれに悩んだという記録も無い)
  • 謙信のことを「男もおよばぬ大力無双」と歌った歌がある
といった感じ。
まあ、これだけ抜き出すと女性に間違いないような感じだが、前述の通り割とトンデモである。
フィクションであるからこそ映えると言った所だろうか。

+ どーでもいい話
『戦国ランス』では実際の武将を元にしたキャラクターが多く登場する。
ではMUGEN界でも絶賛活躍中のあの武将はどうなっているのかというと…
真田幸村
本人は登場しないが、代わりに祖父の真田幸隆をモデルにした人物、「真田透琳」が登場。
武田勢の中では最も仲間にしやすく、かつ軍師キャラとしては最強クラス。

伊達政宗
史実の政宗の「独眼竜」という異名を捩って「独眼流」。目玉の親父になって登場。
なお、「独眼流は伊達じゃない」(本人談)のでゲーム中の表記は「伊達政宗」ではなく「独眼流政宗」である。
そんな姿だが妖怪の王で、とんでもなく強く、特に個人戦では最強クラス。性格の方もかなり男前。
ゲームの進め方によっては凶悪な敵として立ちはだかり、勝てば力を貸してくれる。
ちなみに妖怪の嫁がたくさんいる(とか蜘蛛とか)。その上人間の女性にもモテモテ。

徳川家康
。実力はそれなりらしいが、どうにも運に恵まれないお方。
元々人間が治めていた徳川家を乗っ取り、手下の妖怪狸達と好き放題やっている。
ステータスは微妙だが最初から合戦で使える攻撃技能が一通り揃っており
さらに個人戦は「家康の必殺技」という強力な固有技も持っているので、ある意味政宗より強い。
…が、悲しいことに正史では死亡しているようだ。

本多忠勝
史実通り、家康の部下である。某ゲームの忠勝同様かなり強く、
徳川の主要武将の中では家康に次ぐ強さを持つ。だけど。
家康とは違い、正史でも生存中。

服部半蔵
徳川家に仕える忍者。
追撃戦を仕掛けてくるため、他の強い武将たちと共に戦場に立たれると非常に厄介。だけど。
なお「服部半蔵」という名は代々服部家当主が襲名するものであり、史実で徳川家に仕えていた服部半蔵は武士である。
MUGENでも2代目服部半蔵その名前を受け継いだ者といった違いが存在する。

毛利元就
まさかの筋肉達磨のじじいとしての登場
(ただし史実の元就は信長より30歳以上年上なのでじじいという部分は特に間違っていない)。
史実とは程遠い、考える前に殴る人として描かれていた。
理由は「どこでも知将扱いでつまらないから」らしい。
ちなみにメイド姿の3人の娘がいる。
本編中のイベントで寿命を迎え、死去してしまう(享年100)が、まだ戦い足りないと幽霊となって復活。
続編でもまだ成仏はしていないようで、まだまだ元気に暴れている模様。

前田慶次
最初から自軍にいる「前田利家」が、ある条件を満たすとこの名前になる。
利家と比べて全能力値が3ポイント高くなっているため、非常に有用。
ただし悲しいことに、主要キャラではなかったりする。

豊臣秀吉(藤吉郎)
まんま日本猿。信長のペット。
+ ただし…
その正体は『戦国ランス』のラスボスである魔人ザビエルの手下(「使徒」と呼ばれる)。
信長のペットのふりをして潜伏し、魔人が封じられている瓢箪を悪戯しているように見せかけて破壊。
魔人が信長の体を乗っ取る手助けをした。
2周目以降で条件を満たすと「日吉丸」(秀吉の幼名)という猿も出てくるが、こちらは本当にただの猿

元就同様、一般のイメージとは正反対の温厚な性格の持ち主として描かれている。
戦を嫌い、妹の香姫を何よりも愛するシスコン男。シリーズでランスが唯一「友達」と呼んだ人。
しかしそんな彼も、ストーリーが進むと…妹同様、物語のキーパーソンである。

お市
本人は登場せず。敢えて言うなら信長の妹・香姫がそれにあたるか。
幼いながらもしっかり者の少女。兄同様、物語のキーパーソンである。
…ちなみにパラレルワールドを描いた外伝の『鬼畜王ランス』ではこの香姫、信長の娘だったりする。

乱丸
織田家の家臣である、女性。凛々しい顔付きに相応しい優秀な武将である。
主人公であるランスに対しては冷たい態度を取っているが、実力はそれなりに認めている模様。
また、同じ織田家家臣である柴田勝家に惚れているが、当の勝家が重度のロリコンであるため、中々想いを告げられずにいる。
なお彼女は一般的に言う所の「森蘭丸」の立場であると思われるが「乱丸」となっているのは間違いや史実に配慮した変更ではなく、
森蘭丸こと森成利の幼名は「乱」なので「乱丸」の方が正しいのである。

一休
足利家に仕える坊主。主君に負けず劣らずのインパクトのある顔をしているが、頭は優秀。
性格は元ネタであるアニメの一休さんとは似ても似つかず黒い
(とはいえ、史実の一休さんはどちらかと言えば『戦国ランス』の彼に近い性格だったらしいが)。
三回だけだが互いの戦果を入れ替える技能「とんちで大逆転」という最終兵器を有しており、合戦時のバランスブレイカー。

片倉小十郎
政宗の乗り物。

なお、これらを見てもらえば分かる通り、戦国をモチーフにしたエロゲーにしては驚くほど女性化した武将が少ない。
というか国主クラスでは謙信ただ一人である。
他メーカーの出す戦国物ではキャラが軒並み女性化しているのに対してこちらはむしろ男くさいほどであり、
その点もアリスソフトらしさと言えるのかもしれない。
趣味がちん○いじりの漫画家「ランスの島津は死ね」(攻略キャラ泥棒的な意味で)

+ ネタバレ注意
『戦国ランス』のラスボス魔人ザビエル
その昔に封印された魔人と呼ばれる存在で、自分を封印したJAPANの民を憎んでいる。
ほぼ全てのルートにおいて、織田家当主信長の体を乗っ取り復活を果たす。
魔人なため通常の攻撃では傷一つ付けられず、倒すには世界に二本しかない特殊な剣が必要となる
(その内の1つが主人公ランスが持つ「魔剣カオス」)。
なお、本来の姿より信長を乗取った時の方が威厳があるともっぱらの評判。
また、過去幾度にも渡って復活→封印を繰り返していることから、意外と間抜けなんじゃないかとも言われている。
尤も実際にはそれぞれ事情があり、初めの封印は大陸を支配する大国を潰し、当時の人類最強を殺した挙句、
地上の理を外れた存在である悪魔の秘術によって封印され、
二回目は復活した直後に即封印されたが、魔人の復活の時期に備えて完全に準備を整えられ、復活した所を待ち構えられたためである。
三回目はキチンと前回を反省し、自身の使徒を暗躍させて邪魔されずに復活、JAPAN全土を蹂躙するも、
カオスと同じく魔人を傷付けることの出来る剣の内の一本、「聖刀日光」を持った勇者に追い詰められ
(ランスシリーズの勇者は、人類の死亡率に応じて魔王はおろか神すら倒し得る力を得て行くチート的な存在)、
ギリギリの所で勇者の力を失った相手を殺すもそのまま封印されている。
そして最後の『戦国ランス』本編では、JAPAN全土の猛者に加え、魔人を倒せる二本の剣である聖刀日光と魔剣カオスが揃った上で、
それを持つとある魔人と主人公ランスを相手にしてとうとう倒された。
正直な所ここまでされて無事でいられる魔人もそうはいないだろうから、間抜けというよりもとことん不幸と言った方がいいかもしれない。

また、某和尚と元ネタが同じ「たくわん様」というちょっとだけ能力の高いモブもいる。
この他にも、足利義昭が魚類顔のネタキャラだったり、今川義元がハニワだったり、色々とフリーダムである。
イイゲームダナー

+ 専用スキル「軍神の威光」について
居ると居ないとではゲームの難易度が激変するとされる彼女。その最強っぷりの所以であるのが「軍神の威光」なのだが、
その効果は「敵軍全体の行動回数を-1」「初期の戦果を増やす」である。
これを格ゲー風に説明すると、
「相手のパワーゲージの増加速度を遅くする」「ラウンドの開始直後に相手の体力を少し減らす」となる。

特に前者の効果が重要で、これに他の行動回数-攻撃を組み合わせることにより、
相手の行動回数を無くさせて「ずっと俺のターン!」状態で相手をフルボッコ出来たりする。
とはいえ軍神の威光を抜かせば、それほど強力無比なキャラでもなかったりする(ステータスは軒並み高いので強いことは強いのだが)。
そもそもこのゲームにおける武士という役職自体が微妙な存在なのでしょうがない(個人戦では使えるキャラが多いが)。

+ 帝について(ネタバレ注意)
(みかど)」とはJAPANを治める神アマテラスに認められ、「三種の神器」(帝ソード・帝ハチマキ・帝リング)を持ち、
アマテラスの加護により絶大な力を得たJAPANの支配者である。
JAPANの歴史上で帝になった人物は藤原石丸と足利尊氏のたった2人しかいない。

『戦国ランス』の謙信ルートでは、ランスが謙信と佐渡にピクニックに出かけて帝ソードを発見。
足利家が持つ帝リング、魔軍が遺跡から発見した帝ハチマキ、そして帝ソードの三種の神器が3つとも再び世に出たため、
アマテラスが帝候補12名を選出し、「帝レース」開催を宣言。
これは候補者や大物に戦や一騎打ちを挑んで勝利することでポイントを獲得し、最初に100ポイント溜めた者が帝の資格者となるというもので、
謙信がこの帝レースを制して三種の神器を持つと、素質が低い者は死んでしまうという絶大な力に耐えて、彼女が「第3代 帝」になる。

帝になると能力が凄まじく上昇し、謙信の技能LVも「剣戦闘LV2」が「剣戦闘LV3」に上昇。
さらにJAPANの民に対する絶対命令権を獲得し、行使する際には周囲が金ピカに染まるほどの金色の光を全身から放ち、
あまりの威光にJAPANの民は命令されなくても意志とは関係無く体が勝手に動いてひざまずいてしまう。
ゲーム的には戦うことなく無血開城させられるようになり、
謙信の特殊能力「軍神の威光」(敵の行動回数-1、戦果+5)は「帝の威光」(敵の行動回数-2、戦果+10)に強化される。
ストーリー上では魔人ザビエルに憑依された信長の肉体に対して絶対命令権を行使することで、魔人ザビエルを強制的に追い出して信長を救出。
そのため、他ルートでは信長を乗っ取った状態の魔人ザビエルがラスボスなのに対して、謙信ルートでは魔人ザビエル自身が登場する。

なお正史では、次回作の8作目『ランス・クエスト』でAL教が帝ハチマキを発見して一旦は封印していたものの謙信に託された。
エンディングの後日談(時系列的には『ランスX』の第一部ED後の出来事)によると、
佐渡で帝ソードが発見され、JAPAN国主である織田香が帝レースを制して第3代帝になったという。
ところが『ランスX』では第一部EDの4年後に、神々が下界から手を引く「神異変」という事態が発生。
アマテラスの加護である帝の力も無くなってしまった。

+ 外部出演
アリスソフトとは縁も所縁も無いメーカー、天狐が制作したアダルトSLG『英雄*戦姫』に何故かコラボ出演している。
どうもアリスソフトが度々制作して草分け的存在となった「地域制圧SLG」というジャンル名を使用していいか、
わざわざアリスソフトに直接許可を求めた縁からだとか。
そうした経緯からか、ゲーム中ではトップクラスの性能を与えられている。

またそうした件もあってか、本家アリスソフト制作の『超昂大戦エスカレーション・ヒロインズ』に参戦した時も、
『RANCE』コラボイベントではなく『英雄*戦姫』コラボイベントでやってきたりもした。
『RANCE』コラボでは各キャラの呼ばれてくる時系列がバラバラなのが特徴的となっているが、彼女もランスと出会い、
彼に恋をする前のLP5年から飛ばされてきている。この時の記憶は失って元の世界に戻されたのだが、その記憶の残滓が一目惚れの理由とされている。
また、他のキャラが普段は現代的な服を着て、変身すると原作コスチューム寄りに変わるのに対し、
彼女は普段着が原作の甲冑姿である為、「ビートマルス・ケンシン」に変身する際には原作とかけ離れた姿になるなど、
色々な面で特殊な扱いになっている。変身後の、いつもの兜を小さくして二つ並べたような珍妙な頭飾りは必見。
原作には無かったボイスも外部出演の本作で初めて充てられており、麻優莉女史が担当している。


MUGENにおける上杉謙信(戦国ランス)

+ minoo氏製作
  • minoo氏製作
minoo氏による手描きドットの謙信。
非常に攻撃性能に優れたキャラクターで、突進技などでガンガン攻めることが出来る。
また、どこぞのゲームに登場する別の軍神様のようにカウンター攻撃も持っている。
青色⑨号氏製作の外部AIも公開されており、壁際などでの連続コンボが非常に強力である。
プレイヤー操作

+ シロト氏製作
  • シロト氏製作
上記minoo氏のものを改変した謙信。
公開先のyahoo!ボックスが2020年9月にサービスを終了したため、現在は交差氏によって代理公開されている。
MELTY BLOOD』仕様で製作されており、シールドやブラッドヒートが搭載されている。
また、上杉軍全体で戦うというコンセプトで援軍(ストライカー)の直江愛や上杉虎子、勝子と兵士達を呼び出す。
演出面では『戦国BASARA X』のものが使用されている。
一撃必殺技的なものも搭載されているが、条件的にはむしろ『BLAZBLUE』のアストラルヒートに近い。
4段階にレベル調整可能なAIも搭載されている。

+ 19町氏製作
  • 19町氏製作
19町氏による手描きドットの謙信。
攻撃性能、機動性能が共に高く、スピーディな動きでガンガン攻めるキャラクターである。
AIもデフォルトで搭載済み。

+ 19町氏製作 D4謙信
  • 19町氏製作 D4謙信
上記の謙信をD4化したもの。
2013年4月にお試し版が、2013年7月30日にVer1.00β版が公開。
2013年9月23日の更新より、11段階にレベル調整可能なAIが搭載されている。
デフォルトでMAXレベルに設定されているので非常に強い。
プレイヤー操作

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
削除済み

出演ストーリー

+ 一覧

プレイヤー操作

その他

月刊MUGENランキング(2008年8月号)


*1
ざっくり説明すると以下の通り。
  • Lv1:プロでやっていける位
  • Lv2:必殺技とか使える
  • Lv3:超人的な域


最終更新:1970年01月01日 09:00