本多忠勝

+ 史実での本多忠勝
本多忠勝(ほんだ ただかつ 1548年 - 1610年12月3日)
安土桃山時代から江戸時代前期にかけての武将・大名で、幼い頃から徳川家康に仕える家臣。
江戸幕府の創業に功績を立てた「徳川四天王」の一人として数えられる。
通称は「平八郎」。「忠勝」の名は「ただ勝利するのみの男」の意味で家康より名付けられた。
生涯において五十七の合戦に参加したが、一度としてかすり傷一つ負わなかったと伝えられており、
そのあまりの強さから武田軍から「家康に過ぎたるものは二つあり、唐のかしらに本多平八」と賞賛されている。
大友家の名将・立花宗茂と並び、豊臣秀吉から「天下無双」と評された。
愛槍の名は蜻蛉切。
天下三槍と呼ばれる一本で、名の由来は穂先に止まったトンボが真っ二つになった事から発する。


家康「行け!忠勝、おめぇが最強だ!!」

忠勝「……」

カプコンのゲーム『戦国BASARA』シリーズに登場するキャラクター。
天下に平和をもたらす為に戦う、戦国一の兵力を誇る「徳川軍」の総大将、徳川家康に使える武将で徳川軍の伝家の宝刀。
そのあまりの強さから「その体に傷一つ付けられない」と言われ、徳川軍を勝ち戦に導く猛将である。二つ名は「戦国最強」
まともに相手をする事が出来るのは島津軍の総大将、島津義弘(『X』には未登場)だけであると言われている。

史実での「一つも傷を負わなかった」というエピソードに、BASARA的解釈を加えた結果何をトチ狂ったのか「物理的に傷付けられない」ような姿になっている
(史実の忠勝公は攻撃回避を重視した軽装を好み、
 重装備なのは同じ徳川四天王の井伊直政の方だったと言われている(ちなみに直政の方は傷だらけの猛将である))。
その巨体に見合った巨大な槍(というかドリル)を武器に戦場を暴れ回る。しかしこの蜻蛉切、どう見ても止まった蜻蛉は真っ二つじゃなく粉々である。
ドリル型の武器を振り回す、巨大な鎧など、『ウォーザード』のブレイドと愛剣「アンドレイヤー」との共通点が多いが、
特にモチーフにしたとは明言されていない。

その見た目や強さ、また戦闘中は一言も話さない(機動音はある)事から*1どう考えてもロボット自動機械人形の類だと思われるのだが
(『1』のゲームオーバー画面は他のキャラが「戦死」や「落命」なのに、忠勝は「停止」である)、
ゲーム中や開発スタッフからは詳しい事は何一つ語られておらず、中の人がいる可能性もある。
そのためプレイヤーからはホンダムと呼ばれている。
乗り込み型ではないので、実際は鉄人28号…と言うか音声入力なジャイアントロボの方が近いが。
一時期のWikipediaにも「徳川軍の武将(兵器?)」とすら書かれていた。
作中においてもそのあたりは誰も突っ込まないが、モブ兵士からは敵味方問わず「とても人とは思えねぇ!」とか言われている。お前等わざと言ってんのか。
唯一、毛利元就は『2』~『英雄外伝』において「貴様、人では無いな」と突っ込んでいる。勿論返答は無いが。
『3』では仲間武将のアシストシステムでプレイヤーの種類限定で自動アシスト(男性の場合、女性の場合など)する能力を持つ者がいるが、
「プレイヤーが鋼鉄の場合、仲間が自動アシスト」というのがあった。
無論忠勝以外に有効なキャラクターはいない。*2

原作ゲームでは、攻撃力・防御力・スピード・リーチなどが全て最強クラス。
特性として地上にいる時は常時スーパーアーマー状態で、地上にいる限り攻撃を受けてよろけはするが絶対にダウンしない。
また、敵兵の弓矢・鉄砲・投岩攻撃を完全無効化するという驚異の重装甲を誇る(ただし火矢や大筒ではダメージを受ける)。
さらに『2』からは「騎馬兵の突進を喰らうと、衝突のショックで騎馬兵の方が死ぬ」というギャグみたいな特性が追加された(突進のダメージは受ける)。
これによって致命傷を負う事はほとんど無いため、バッタバッタと雑兵の群れを薙ぎ倒す事ができる。
他にも背中の砲塔から砲弾(専用アイテムによりプラズマ弾に換装可能)を発射したり、ブーストを吹かして高速飛行したり、盾を装備して防御力を高めたり
浮遊支援子機(所謂ファ○ネル)を呼び出したり…と、体内に沢山の武装を格納しているため、様々な戦い方が出来るという絵に描いたような強キャラ
よく言われる事として、「体がデカすぎて画面が見づらい」事が挙げられるがそこはご愛嬌。
弱点らしい弱点は無いに等しいキャラだが先述の常時スーパーアーマー状態のため、
一部の多段攻撃が他の武将なら数段ヒットした時点で転倒してそれ以上のダメージを喰らわずに済むのに対し、
忠勝は全段喰らって大ダメージという事がある。

『3』のストーリーでは、鶴姫・黒田官兵衛・最上義光の3人の中から同行者を選び、それによってストーリー・ルートはもちろん勝利演出まで変化すると言う、
少々変わったストーリー展開。エンディングこそ共通だが途中が非常に凝っていると言う珍しい展開である。
加えて全国を行脚して最強を目指す「直江状無敵戦」ルート、織田信長以外の全員に存在する本能寺ルートと、全キャラ最多タイの5ルートを持つ。
なお、全プレイヤー武将中唯一、どのルートを通っても「関ヶ原の戦い」が最終ステージにならない。それどころか、中盤で関ヶ原を終えてしまうルートさえある。

敵として出現した時もその強さは正に「戦国最強」。最高難易度になると生半可な装備では太刀打ち出来ない。
初代の三方ヶ原ステージでは、他の武将とは比較にならない強さを誇る(ステージ自体は総大将の家康を倒せばクリア)。
『2』以降は能力こそ多少弱体化したものの、半端な攻撃では怯まなくなり攻略難度はかえって上昇。
イベントにより撃破可能な大阪夏の陣では凄まじい耐久力を誇り、イベントまでの時間制限もあって普通に倒すのは難しい。
そして『英雄外伝』で追加された小牧長久手の戦いは、初代同様忠勝の追撃から逃げ続けるステージだが、敢えて倒すと二回も復活その度に強くなる
『3』では主・家康に従って多くのステージで登場。しかしその関係からか、前作までよりもかなり倒し易い。倒せなかったら詰むので仕方ないが。
『宴』のとあるステージではとうとう家康よりも柔らかくなってしまった。
また、「最強戦術」と称してステージに落雷を落とすと言う離れ業をやってのけたりもする。明らかに本人が襲ってきた方が強いのは言わないお約束。

『4』でも変わらず家康の忠臣として戦場を駆けるが、ストーリーでは戦で心をすり減らす家康を元気づけるために、部下と共に奔走する可愛い姿も。

+ 『3』以降の性能 バトルコンセプト:『様々な形態で、敵をなぎ倒せ!』
『3』では固有技をボタンで使い分けるようになったシステム変更を味方に付け、多くの形態を使い分けたり、
あるいは同時発動したりして闘う、さらに強力で面白いキャラになっている。Iフィールドバリアを張り、空だって飛ぶ。

『宴』ではその場で立ち止まってドリルを突き出し回転させる「旋突機動」が追加。通常技で大きく移動してしまう忠勝にとってはありがたい追加となった。

『4』では3種の固有奥義が切り替え制になった事により、禁断の固有奥義同士の同時発動も可能に。
援護形態+重機形態+電磁形態=超電磁ドリルランスなんてロマン兵器も使用可能。
自分だけのホンダムをカスタマイズして戦う事ができるのだ。正にホンダムブレイカー

お楽しみ武器は地球儀を模した「天地の理」(『2』まで)と「庭の木」(『3』)、そして床屋のアレを模した「螺旋灯 斬溌」(『4』)。
やはりこれも高速で回転している。地球儀等はともかく庭の木が回転ってどういう事なの……。

『バトルヒーローズ』の彼のストーリーでは生き別れの兄弟が居る事が発覚した……と思ったが、別にそんなことはなかったぜ!
『バトルパーティー』では娘の小松姫が登場。
忠勝とは似ても似つかない外見から、ファンの間でも実子なのか養子なのか議論が交わされ、
母親に似た説」とか「人に近いロボット説」など様々な考察も飛び交っていたが、現在はサービス終了してしまったため、真相は不明。
お転婆ではねっかえりな性格で、忠勝や家康の悩みの種となっている。
お姫様扱いされる事を嫌がり、自分も戦いたいと志願しては忠勝に却下されていた。
その事を「自分が未熟だから」と不服に感じていたが、忠勝としては家康が過去(『2』の頃)に敵対勢力の人質にされた経緯から、
小松姫を戦線に立たせたら今度は彼女が人質に取られて自身の弱みになってしまうと考えての行動だった事が明かされた。
無双ゲーの体現者とも呼べるその強さ


+ 最強の双璧
彼と唯一互角に戦えると謳われているのが、「一刀必殺」島津義弘、通称「鬼島津」。
『1』のムービーで戦場で暴れ回る義弘に普段無機質な忠勝が自ら起動し出陣する物があるのを始め、お互いライバルとして意識している。
『X』にこそ登場していないものの、『1』からNPC落ちする事無く皆勤賞を果たしている数少ないキャラクター(他にはラスボスのみ)。

身の丈より長い大剣から繰り出される示現流の技は、スタイリッシュアクションとは一線を画す。
通常攻撃が一発目を外すと大きな隙を晒す、その分通常攻撃の威力が他のキャラクターよりも高い、
命中さえすれば有無を言わさず即死させる固有技「示現流・弾岩」(しかも弾き返し等で確定状況を作れる)、
『3』の専用装具の効果が「敵も味方も一撃で即死するようになる」(誇張無し)…と、その名に違わぬ性能面の逸話には事欠かない。
雑魚戦では立ち回り辛いものの、武将戦ではその本領が存分に発揮されるキャラクター。
ちなみに忠勝や秀吉と異なり、重量級には分類されない(攻撃して浮かせる事が出来る)。
また機動力は低いもののダッシュジャンプが速いため、プレイ動画でぴょんぴょんしながら戦場を駆ける姿も。

彼のホームステージには、釣り野伏せを始めとした奇襲作戦が仕込まれるのが定番となっている。
『1』とアニメ版第一期では強者を求めて各地を行脚する戦闘狂の様なキャラ付けだったが、
忠勝という好敵手を得た事で『2』以降は事あるごとに勝負を仕掛けてくる老いてなお健在なおじいちゃんのイメージを確立する。
『3』とアニメ版第二期では主役勢を導いたり背を押したりする老将ポジションを担当。
『4』では一転して示現流を極める為に戦に明け暮れるという、『1』の彼が暗黒面に堕したかのような鬼の側面を見せている。
強行軍について来られない将兵を躊躇なく切り捨て、投降しようとした敵兵を情け容赦なく皆殺しにする様はプレイヤーに衝撃を与えた。

特に美形化も明らかに人間を止めた破天荒なパフォーマンスもしていないものの、
BASARAプレイヤーなら誰もが知っている、他のキャラクター達に無い渋い魅力に溢れた存在である。

+ アニメ版での活躍
アニメ版でも戦国最強として乱世に名を響かせており、あの織田信長でさえも彼を警戒し徳川家康との同盟を結んでいた。

真田幸村も善戦こそすれど1vs1ではダメージを与えられず、主君である「武田信玄」・部下の忍者「猿飛佐助」と組んで動きを封じる事がやっと。
というか、見た目もゲームよりもさらに大きく見える(というかどう見ても2~3mはある)上、
馬をハエのように弾く等、原作ゲームよりもさらに強力に見えなくも無い。

が、織田軍の策により三人の戦いで怪我(故障?)していた所に濃姫のロケットランチャーを食らって戦死した。
……と思われていたが亡き家康の遺志を継ぎ、(胸の装甲に穴が開いた状態とはいえ)織田軍との最終決戦に駆け付けるも、
信長に装甲の胸に開いた穴にショットガンを撃ち込まれて大爆発、二度目の戦死をした。
爆発の際、蒼紅を苦しめた信長のショットガンとマントを使用不可能なまでに破壊したため、決して無駄死にではない。

……と思われていたが、ニ期においても実は生きていた家康と共に豊臣軍の一員として11話、12話に登場。
九州へ進軍し、ゲーム中の好敵手である島津義弘と交戦した。
ちなみに忠勝の発進(?)シーンはどっかで見た事ある構図
DVDやブルーレイのおまけでペーパークラフトも作られた。



戦国BASARA X』での性能

原作同様に様々な武装形態を駆使して戦うキャラ。攻撃は大振りだが威力は高く、通常攻撃にも削りが付いている。
稼動初期には「鉄クズ」「戦国最強(笑)」などと揶揄されていたが、研究によりその高い性能が引き出されていった。

形態変化には「ブーストゲージ」を消費する。このゲージが無ければ殆どが使用出来ない。
ただしゲージを使い切ってしまうと「オーバーヒート」が発生、一定時間ゲージを使用出来なくなる。
なお、原作と同様BASARA技の「突進形態」と一部の形態を組み合わせて使用出来る。

+ ブーストゲージを消費する行動
  • ダッシュ・バックステップ
どちらも一定の距離を滑るように動く。当然ゲージが無ければ使用出来ない。
慶次のステップとは異なり動作中にも技を出せるため、非常に有用。

  • 攻撃形態・通常弾
前方に砲弾を二発発射する。砲弾は山なりの軌道を描いて落下し、相手に当たるか地面に触れた場合に炸裂する。
また、援軍到着後に「攻撃形態」を使用した場合、忠勝の前方・後方・頭上に三つ葉葵型のマーカーが現れる。
相手がマーカーに触れるとロックオンされ、ロックオン中は通常弾が相手を追尾する「追尾弾(ミサイル)」に変化する。

  • 攻撃形態・時限弾
通常弾とは異なり、地面に触れても炸裂せずその場に残り続ける。
一定時間が経過する、忠勝が弾き飛ばす、相手が斬撃を加えるなどすると炸裂する。

  • 攻撃形態・浮遊機雷
援軍到着後のみ使用可能。
忠勝の前方・後方・頭上に機雷を設置する。同時に複数個設置出来る。

  • 飛行形態
忠勝が空中に浮き、ある程度飛び回る事が出来るようになる。
飛行中はガード出来ず、ゲージを消費し続けるというデメリットがある。
ゲージが無くなるか、追加入力を行う事で着地する。

  • ブーストキャンセル
ゲージが満タンの際のみ使用可能。
全行動をキャンセルし、相手に向かってダッシュする。『北斗』のものと同様。
ただしこちらはゲージを全て消費してしまうので、あちらと違い連発は出来ない。

+ 忠勝の援軍について

「この想い、ここで終わらせる気はねえ!
 某(それがし)、徳川家康、この世に平和を創る!」

援軍は部下からの信頼厚い人情家「東照権現」徳川家康(CV:大川透。なおスピンオフ『学園BASARA』のみ増田俊樹氏が代演している)。
幼く未熟ながらも、争いの無い平和な世を目指して戦う。一部のキャラからは幼名である「竹千代」と呼ばれる事も。
忠勝のストーリーでは「敵勢力に誘拐された家康取り戻しに出陣する」という展開がお約束であり、これは『X』でも同様。
声質のせいか、「わし」「某(それがし)」などの一人称のせいか、プレイヤーには小さいおっさんに間違われる事もあった。

NPC武将としては『1』から参戦していたが、『英雄外伝』で遂にプレイヤー武将に昇格した。
手に持った槍で敵を薙ぎ払いながら、要所で 忠勝を召喚 して敵を殲滅していくのが基本戦法。
なのだが、固有のものではなく北条氏政同様に構えや動作が前田利家の流用で、固有技もたったの二つと少ない。
織田軍とは同盟関係にあるため、織田軍(とそれに連なる前田軍)の武将を倒しても撤退扱いになる。

『3』よりまさかの急成長&主役抜擢。
恐怖でもでもない、「絆の力」にて天下を総べるため政宗ら東軍の武将と共に天下分け目の関ヶ原に挑む。
性能においても前田利家のコンパチ&忠勝とバサラ技がほぼ一緒という手抜きくさい性能から一転、
史実の我慢強さを昇華したかのように力を溜めてここぞで放つ事が重要な、軽快で力強い拳による戦闘スタイルに変化。
さながら格ゲーのようなコンボを組立てて楽しみながら戦える(無論宇宙旅行とかは出来ないが)。
なお前作までの槍は忠勝に譲られたのか、『3』以降の忠勝の第四武器が家康の槍を改造したと思しき同名のものとなっている。
属性も「雷」から「光」に変更され戦闘スタイルと相まって攻撃範囲は狭くなった反面、光属性は敵のガードを崩しやすいため一対一での勝負には強くなった。
仲間として同行させるとプレイヤーの光属性の効果が10%上昇するのだが、
『3』では今川義元や浅井長政をはじめ光属性の武将の大半がリストラの憂き目に遭い、
プレイアブルキャラクターとして使える光属性の武将が家康と毛利元就しかおらず、
毛利を仲間として使う場合も同じ効果なので、実質お互いの専用装備と化していた(かすがも『3』ではNPCだったが『宴』で使用可能になっている)。

+ アニメでの活躍
一期では徳川軍総大将として登場するも、なんと明智光秀に暗殺されてしまった
この衝撃の展開は、視聴者に「BASARA史には徳川幕府が存在しないのか?」等と波紋を呼んだ。

しかし『3』にて成長した家康が登場した事で、ゲームとアニメに致命的な矛盾が発生。
他にもアニメで死亡している一部の武将が『3』では健在な反面、『3』の時点で死亡しているキャラがアニメでは生存している等、
『3』のアニメ化は絶望的と思われたため、当時はアニメ版を黒歴史扱いする声も多く見られた。

しかし二期において、お市をはじめ一期で死んだはずの武将が生きていた事から、家康生存説が浮上。
特に、信長ショットガンでゼロ距離ヘッドショットされた島津義弘まで生存していた事から、
各所で「家康は死んでいない」「ダメージが完全に回復するまで身を潜めている」という展開が予想されていた。

他キャラと同様、家康も生存しており、第十話にて再登場。やっぱりな
同時に外見のデザインも『3』と同じものに変更されていた。成長早すぎ
第十一話では豊臣軍の武将として、忠勝を引き連れ九州に登場した。
最終話では小田原城で秀吉が独眼竜に打ち取られたと知るや否や踵を返すように撤退。
劇場版では石田三成率いる西軍に対抗すべく伊達軍と同盟を組む。

援軍攻撃の「援護形態」により、忠勝の周囲に浮遊子機(通称ファンネル)が出現。
援軍レベルに応じて、ファンネルの数が一個(~49)→二個(50~99)→三個(100)と増えていく。
前方・前方上・前方下・真上・真下にレーザーを発射でき、規定回使用するか、一定時間が経過すると自動で収納される。

援軍レベル100時の「援護形態」がとにかく強力で、これが忠勝の強みとなっている。
レーザーが三本発射されるため相手に引っ掛けやすくなり、同時に行動をかなり制限出来る。
なんと 起き上がり中にも使用出来る ため、「援護形態」使用中は問答無用で主導権を握る事が可能。
ちなみに、援軍レベルの上昇速度はあのオクラに次いで速かったりする。

しかし家康が到着してからしばらくすると忍者が現れ、家康を連れ去ろうとする。
忍者に一部の攻撃を当てれば誘拐を阻止出来るが、連れ去られた場合、家康が戻ってくるまでブーストゲージと援軍ゲージが消滅する
援軍行動どころかダッシュすら出来ず大幅に弱体化するため、常に家康付近への注意が必要である。
あと、手出し無用宣言(BLAVE)でもブーストゲージが消滅するのでその点にも注意が必要
特に忠勝は俗に言う「援軍到着後の永久防御形態」のコマンド入力が手出し無用宣言のコマンドと似通っており(逆ヨガ+A・援軍同時押し)、
しゃがみガードの状態から永久防御形態を出そうとするとほぼ100%暴発する。
一度でも援軍を使用してしまえば手出し無用宣言は不可能になるため、最初は普通に援軍を使うなどの配慮が必要になる。
BRAVE暴発してしまった結果がこちら(8:30~)

「タダカツー!助けてくれータダカーツ!」

+ ちなみに
パロディの多さでも知られている同シリーズだが、家康はやりすぎなほどにどこかで聞いた台詞を言う。
忠勝が「ホンダム」と呼ばれる主な原因でもある。
最後の二つは最早ガンダムと関係無かったりするがなに、気にすることはない

飛行形態」を駆使した素早い揺さぶりや「援護形態」による場の制圧が非常に強力。
万全の状態であれば、 削り付きの攻撃を連続ガードさせつつ相手をガードクラッシュ寸前まで追い込む という、凄まじい攻めを行える。

現在では、研究勢により「ファンネループ」というループコンボが確立されており、攻めに関してはトップクラスである。
これが「コンボ中に援軍ゲージを回復し、起き上がりにファンネルを重ねる」という強烈なもので、捌き切るのは難しい。
ゲーム中で最も体が大きいものの、各技にガードポイントを発生させる「防御形態」により守りもそこそこ。
他キャラより防御力や気絶耐久値が高く、ガードゲージやヴァイタルソースの回復速度がゲーム中最高なので打たれ強い。

ブーストゲージを使わず「攻撃形態」に移行出来るバグや、試合終了まで「防御形態」を永続付加出来るバグまで発見されている。
「暴力的なオフェンスを売りにした、非常にテクニカルなキャラ」という立ち位置に収まり、初期の低い評価は完全に覆ったと言える。

ただし、各種形態の性質を理解しなければならず、体の大きさから対忠勝限定のコンボも多いため、常に気を抜けない。
家康が連れ去られた場合、帰ってくるまでの間、ダッシュも出来ない忠勝一人で援軍付きの相手を捌かなければならない。
座高が高い、ジャンプするまでが遅い、リバサから必殺技を出せないなど妙な弱点も多く、総合的な防御性能は低い。

オクラという神の領域に至った武士(もののふ)がいたため戦国最強にはなれなかったが、
永久を持っていて当たり前のこのゲームで、無いにもかかわらず強キャラに位置したあたりは原作最強キャラの面目躍如と言った所か。

ちなみに一撃BASARA技にもガードポイントが付いており、無闇に援軍カウンターをすると直撃を食らうので注意。完全に初見殺しである。



MUGENにおける本多忠勝

rei氏が製作した忠勝が2009年1月26日より公開されている。
援軍、スタイリッシュポイントなど再現度が高く、
防御形態と援護形態を同時に入力すると永続的に防御形態の効果が発生するなどのバグまで再現されている。
また、「ステージの端から出てきた忍者が、ステージの端まで家康を拉致する」と言う仕様の都合上、
極端に狭いステージだと即タダカーツ!な状況に陥ってしまう事も。

身体の大きさ故に弾幕には非常に弱く、またゲームの仕様上バ火力という程では無いものの、
自慢の装甲やデフォルトAIによるファンネルを駆使した攻め継続はMUGENでもしっかり発揮されている。
とにかく家康がよく喋り、「タスケテクレー」などネタ度が高いためか出番が多い。

+ 大会ネタバレ
終戦管理局主催 ロボットトーナメントではrei支部の機体として出場。……機体?
ロボカイIIIメカ豪鬼ワーロックといった並み居る強豪を撃破し、見事優勝。
終戦管理局の次期量産機体に決定した、が…(2nd予告を参照)。

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
凍結
更新停止中
削除済み

出演ストーリー



*1
撃破した時のみ、ザーザーという砂嵐の音の中に紛れて男性の声で「もうしわけ……!」という声を聞き取る事が出来るが、空耳だった。
そもそも 声:なし (公式ページより)なので当然と言えば当然である。

しかし、『3』では遂に忠勝がキェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!
ちなみにCVは家康と同じ大川透氏である。
まさか…中の人は家康の影武者(或いは本人)、もしくは血縁者なのか…!?
まあ、明らかにバグだけどな!
16:40

*2
『戦国BASARA』シリーズは「史実?何それ美味しいの?」的なキャラ造形がつとに知られるが、この忠勝こそが史実破壊の限界であるらしく、
「忠勝以上のブッ飛んだキャラアレンジはしてはならない(要約)」とスタッフ間で決められていたと、NHKの番組でのインタビューで語られている。
まぁ確かに戦国時代でドリルやらファンネルやらプラズマやらビームやらバーニアやらオーバーテクノロジー振り回しているのはやり過ぎ感があるが


最終更新:2024年04月12日 19:18