ノコノコ

「パコパコ!」

任天堂の大人気シリーズ『マリオブラザーズ』に登場するキャラクター。
カメ一族の一員で、クッパ軍団の兵士でもある。

初出は、初代の『マリオブラザーズ』。亀っぽい外見の敵として登場している。
ただし、このころの名前は「シェルクリーパー」あるいは単に「カメさん」であり、踏めなかった。
その後、『スーパーマリオブラザーズ』で「ノコノコ」という名前をもらって再登場。
こちらでは上から踏み付けると甲羅になり、蹴っ飛ばすとそのまま滑って他の敵を巻き込んで倒せるようになった。
上記の性質の違いから、一部の資料では「シェルクリーパー」と「ノコノコ」を別キャラとして扱っているものもある
(なおその後の『マリオブラザーズ』のリメイクでは、上から踏めないことを示すためトゲゾーに差し替えられていることが多い)。
『スーパーマリオブラザーズ3』で甲羅を持って投げることが可能という特性が追加され、
さらに『スーパーマリオワールド』で二足歩行や着脱式の甲羅などの要素が出揃った。
『ワールド』では、ヨッシーに食べさせると甲羅の色によって様々な能力を発揮できる。
以降、多くのマリオシリーズに登場している。
階段で甲羅を蹴って人数を増やした人も多いだろう。
恒例行事

なお、実は『ワールド』以前の作品ではノコノコが一匹の状況だと、通常マリオでは穴に落とす以外どうやっても倒せないという特性があったりする。
まぁ、それは別にノコノコに限らんがな!
さらに『64』では甲羅をスケボーの様に乗り回す事が可能に。溶岩や超低温に耐える癖にぶつかるだけで壊れるという謎仕様。
『ギャラクシー』でダイビングマシンとして使用可能。
ちなみにこのダイビング用甲羅、ヘッドライトはまあ必要だろうが何故かブレーキランプも装備。その中身どうなってんだ。

基本的には敵キャラなのだが、一般市民として登場したり味方キャラだったりと、ゲームによって立ち位置も異なる。
『オデッセイ』ではレース勝負を持ちかけるだけの友好的なノコノコのみが登場する。
なお、このゲームでは敵をキャプチャーした状態で一般市民に近付くと「あっちいけ!」「キケン!」と怖がられたり煙たがられるのだが、
ノコノコは「調子はどうだい?」と気さくに話しかけてくるので、一応「敵キャラの仲間」という扱いではあるようだ。
『ペーパーマリオ』シリーズでは敵キャラと一般亀と味方キャラが混在しており、その場合敵のノコノコはサングラスを掛け、
首輪・腕輪をして通常のノコノコと差別化している。

派生キャラもそれなりにおり、甲羅が無い「ハダカガメ」、羽根の付いた「パタパタ」及び肥満化した同種の「ヒマンパタ」、
骸骨になったカロン」や「ホネノコ」、棘の生えたコウラと甲冑を装備している「トゲノコ」など種類も豊富である。

また、亀一族の例に漏れず作品によってサイズが変わる。
アクションゲームでは最低でもマリオと同程度というサイズが基本だが、
『マリオカート』などではキノピオより目線が高い程度で非常に小柄なキャラとなる。

ちなみに海外での名称「Koopa Troopa、あるいは略して「Koopa(クッパ)」と呼ばれることも。
海外では「Koopa」が大王様の個人名ではなく、「カメ一族」全体を表す呼称になっているためである。


MUGENにおけるノコノコ

MUGENでは主に海外製作者のLegato B氏、Titiln Joint氏、titin氏、Tanicfan22氏、Joey Faust氏によるものが公開されている。
どのキャラクターも共通してディスプレイネームは海外名である「Koopa Troopa」。
Legato B氏、Titiln Joint氏のノコノコはパンチやキックの他、ゴーカートに乗って体当たりしたり甲羅に入ってスピンしたりできる。
甲羅でスピンする「Shell Spin」はタメが可能であり、2秒ためるとガード不能技になる。
また、上司のクッパを呼び出す必殺技もあり、超必殺技にも「Shun Koopa Satsu」なる技がある。

国内では、NoKOおじさん氏がJoey Faust氏のものを改変した「NoKONoKO」というキャラが存在。
2017年11月現在、凶悪ロダの方で公開されている。
こちらはその名の通り相手の攻撃をNoKOで耐えるキャラとなっており、何かしらの攻撃がヒットするとステート固定により論外化するため、
その前に即死させる必要がある撃破挑戦キャラとなっている。

出場大会



最終更新:2024年01月07日 16:31
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