東方仗助





      

「グレートですよ こいつはァ」

ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の主人公。4歳の時にスタンド能力に目覚めたスタンド使いでもある。
名前は「ひがしかた じょうすけ」と読む。「とうほう」ではない。
第1話で「仗」と「助」の音読みで「ジョジョ」というあだ名を付けられたが、作中ではその時の一回しか呼ばれていない。

1983年生まれの双子座で血液型はB型。「M県S市杜王町」*1に居住、ぶどうヶ丘高校に通っている高校1年生。
身長は180cm~185cm。口癖は「ドラァ(ドララァ)」、「グレート」。
父親は空条承太郎の祖父であるジョセフ・ジョースター。承太郎にとっては10歳以上年下の叔父という事になる。
彼に会うため、承太郎が杜王町に赴いた所から第4部の物語は始まる。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』及び『アイズオブヘブン』での担当声優 羽多野渉 *2
2016年のTVアニメ版ではビビる大木 小野友樹 氏。


キャラクター設定

母親の東方朋子が大学時代、当時来日していたジョセフと不倫して生まれた日本とアメリカ(イギリス系)のハーフ。
仗助誕生の事実はジョセフも知らなかったが、79歳という高齢(既にボケかけている)になったジョセフが遺産を分配する時のために調査した所、
その存在がジョースター家に知られる事となった。結婚61年目にしての浮気発覚に、ジョセフの妻「スージーQ」の怒りは頂点らしい。
過去に娘(承太郎の母親)が日本人と結婚する事に大反対していたと言う話を聞いていた承太郎も何時もの通り呆れるしか無かった。




 常にでっかいリーゼントヘアで学ランを身に着けているのが外見的な特徴。
 リーゼントはともかく、学ランはまぁガクセーはガクセーらしくですよ
 オシャレで、靴はフェラガモの2万円くらい。
 首元に♂、♀、碇の型をしたアクセ、胸にピースマークとハートマークのアクセを着けている。
 ジョースター家の例に漏れず女の子達にモテるが、割と素っ気ない態度で返すなど結構純情。
 自分でも「純愛主義でナンパができない」と語っていた。

仲の良い友人に承太郎と同じ日に出会った「広瀬康一」と、その後しばらくして近所に引っ越して来た「虹村億泰」がいる。
特に億泰とは「相棒」とも「悪友」とも言えるような関係で、よくコンビを組んで馬鹿やったり事件に巻き込まれたりしていた。
今の所は女の子を追っかけるより男友達と遊んでいる方が楽しいようだ。

いかにも「田舎の不良」な外見に反して明るく人当たりが良く、物事を荒立てない主義の温厚な性格。
結果的に自分と母を捨てた形になったジョセフに対しても、恨みを抱くどころか、
「自分が生まれたせいでジョースター家を騒がせてしまって申し訳ない」と思っているほどである
(これにはジョセフの代わりに殴られる覚悟で杜王町にやってきた承太郎も困惑した程)。
また、例え相手が尊敬に値しない人物であったとしても、目上の人物に対しては基本的に敬語を使う(「~ッスよ」といった砕けた調子も多いが)。
だが……

「あんた…今おれのこの頭のことなんつった!」


自慢の髪型を貶されると話は別
周りが見えなくなるほどブチ切れ、自分の能力の特性もあってか一般人相手でもスタンドで攻撃する事を躊躇しない、
危険な性格になる(些細な言葉ですぐブチ切れるので、馬鹿にする意図が無くても髪型の話には触れない方が良い)。
この辺りは父ジョセフにも「馬鹿」呼ばわりされるとキレるという性格があったので流石は遺伝と言うべきか。

「おれの頭にケチつけてムカつかせたヤツぁ
      何モンだろう―――とゆるさねえ!」

「このヘアースタイルがサザエさんみてェーだとォ?」

+ 仗助の髪形のルーツ
これは彼が幼少の頃、原因不明の高熱(承太郎の母親同様、スタンド発現の副作用?)を出して倒れた事があったのだが、
その時に母親が医者に連れていこうとするも雪で車のタイヤがはまってしまい動けなくなってしまった。
そこに偶々通りかかったリーゼントの青年が、真冬のしかも深夜であるにも拘らず、
自分のガクランを敷いて車を押し、2人を助けたのである。
それ以降、仗助にとってこの青年は憧れの対象となっており、
髪型を馬鹿にされた時に思いっきりキレるのは、青年に対する侮辱にも等しいため。
ちなみに当初は本人すらこれを理解しておらず(思い返してみてひょっとしたら「ソレ」のせいかもな、程度)、
「なぜ頭にくるか自分でもわからねえ!(中略)きっと本能ってヤツなんだろーなッ!」
などと言っており、劇中では上記の理由は仗助の思い出話を聞いた康一の推測という形で語られた。
これを知っているのは仗助と親しい連中だけなので、知らない人からしたら危険なのは変わらないが。

ちなみに「この髪型がサザエさんみてェー(省略」の台詞は、暴走した仗助の言いがかり。
誰も彼を「サザエさんみたい」と言った人はいないので注意。鉄腕アトムみたい」とは言われたが……*3
ちなみに、サザエさんの髪型は大昔に最先端の髪型として流行りかけた事がある。

また、仗助を助けた青年に対しては作中でそれ以上語られる事は無いため、何処の誰で今何処にいるのかは全くの不明。
姿格好が仗助にそっくりであるため、「敵のスタンド能力で過去にタイムスリップされた仗助本人ではないか」と言われているが、
これは荒木氏自身に否定されている。……というか、荒木氏も質問されるまで、この青年の事をすっかり忘れていたらしい
まぁジョジョにはよくある事である。
なお、上記の説については乙一氏の小説版『The Book』においても少しだけ触れられている。
4部アニメ版でのリーゼントの青年のセリフは字幕になっており、想像の余地を持たせるようになっている。

しかし極々普通の通りがかりの不良青年が自分を顧みずに子供を救った事が、後に杜王町を救う黄金の精神へと繋がるのである。
彼の存在もまた「生きる」という事、「人間賛歌」という『ジョジョの奇妙な冒険』のテーマを体現していると言えよう。

趣味はテレビゲーム。夜遅くまでやるタイプ。「早く寝なさい」と母親がゲームを止めさせるまで仗助の背中を蹴り続ける日々。
母親のストンプキックは段々威力が上がるので、仗助がいつも折れてゲームを途中でやめる。
仗助は母親には頭が上がらないがゲームは好きなので、申し訳なく感じながらも、しばらく背中を蹴られながらゲームをしている。
また、作中では描写は無いが「プリンス」のCDを聞く事が好き。*4

お小遣いをコツコツ貯める性格で、貯金2万円を大事にしていた(自分の銀行口座も持っている)。
しかしお金関係ではあまり運が良くない。というかセコイ。
とあるトラブルが切っ掛けで貯金が285円+所持金12円になった時は「2万もあった俺の貯金が……」と延々と引きずり、
拾ってきた宝くじが当たった時は金の山分けの話でもめ、話が丸く収まった(500万の3等分で166万6666円)かと思いきや、
母親に内緒にしていたのがバレて、口座は完全に母親のモノとして管理される事に。
まぁ元々中学生の「矢安宮重清(重ちー)」のスタンドに目を付けてセコい金稼ぎをしてたのだから、トラブルの経緯*5含めて完全に自業自得ではあるが。
その後も、漫画家の岸辺露伴から金を巻き上げようとイカサマのチンチロ賭博を持ちかけて露伴の家が半分火事になるとんでもない事態を招いたり、
最終話ではジョセフからまんまと財布をせしめたりしている。
ちなみに上記のジョジョ立ち(「キャラクター設定」最初にある画像)は、その直後の第4部ラストカット。金をゲットして決めポーズ
一年後を舞台にした小説『the book』では、時勢に併せて康一共々携帯電話を買った事が語られている。

高校生になるまでずっと母子家庭で育ったため、自分を育ててくれた母と、町の皆を守る警察官である祖父の良平をとても尊敬している。
また、実父であるジョセフとも物語の途中で初対面し、当初は「ジョースターさん」とよそよそしかったが最終的には「じじい」と呼ぶまでに打ち解けた。
第4部開始直後に殺害されてしまった祖父良平の代わりに母と杜王町を守って行こうと決意しており、父や祖父の生き様を継承するかのように、
弱い者を危険な目に遭わせるような輩には勇気をもって立ち向かう。
また、祖父から聞かされていたのか地理や化学・医療関係の知識が何気に深い。

ジョセフの事を「じじい」と呼ぶのに対して承太郎の事は「さん」付けで呼ぶ。
「年上の甥」という奇妙な間柄である承太郎の事を深く尊敬すると同時にその力を非常に高く評価しており、
自らのスタンドに絶対的な自信を持っているにも拘らず、スタープラチナの方が上だと認める趣旨の発言をしている。
かの名言、「無敵の『スタープラチナ』でなんとかしてくださいよォーーーーーッ!!」を後世に残したのも彼である
(ちなみにこのセリフを受けた承太郎はスタープラチナを使うまでもなく敵を攻略するという流石の貫禄を見せている)。

この台詞や金へのセコさに見られるように、歴代主人公の中では間抜けで情けない三枚目な所を見せる事が多い。
友人の康一がもう一人の主人公と呼ばれるほどの成長と活躍を見せ、前部の主人公である承太郎が依然圧倒的存在感を放っているのに対し、
本来の主人公である仗助はコメディリリーフ的な役割を担う事が多く、そのせいで一部から主人公(笑)扱いされる事もある。
とはいえ終盤ではしっかり主人公として活躍しており、普段はおちゃらけていてもここぞという所で決めるあたりは父ジョセフの血を強く受け継いでいる。
未熟で不安定、良くも悪くも年相応と言える部分も多いが、その分爆発力は歴代主人公の中でもトップクラスであり、
荒木氏も全キャラクター中1番のお気に入りらしい。2012年の冬には重ちーに抜かれてしまったが

おバカキャラのように見られがちだが、実際の所スタンド能力の応用法を巧みに使いこなす辺り、相当に頭がいい。
戦闘においても、父譲りの「相手が勝ち誇ったとき、そいつはすでに敗北している」を実践するような相手の裏をかく勝ち方をする事が多い。
裏設定ではあるが、学校の成績も上の方なんだとか。

+ スタンド「クレイジー・ダイヤモンド」

「俺の『クレイジーダイヤモンド』は自分の傷は治せないんだよ
 世の中……都合のいい事だらけじゃあねえってことだな」

破壊力 - A スピード - A 射程距離 - D
持続力 - B 精密動作性 - B 成長性 - C
使用するスタンドは「クレイジー・ダイヤモンド」。ダイ“ア”モンドではないので注意。
人型のスタンドで、デザイン上の特徴としては体の至る所にハートマークがあしらわれており
頚部に数本のパイプの様なものが見られる。

当初は仗助がスタンド自体をよく理解していなかったため名前が無かったが、承太郎によって「仗助のキレやすく危険な一面」から命名された。
名前の元ネタはイギリスのプログレバンド、ピンクフロイドの「Shine On You Crazy Diamond」。
全パート合わせれば25分を超えるほどの超大作。その歌詞「クレイジーに輝いていた昔のお前に戻ってくれ!」という内容も、
「治す」というアイディアに影響を与えているのだろうか。
ちなみに康一の「エコーズ」もピンクフロイドの楽曲である。

近距離パワー型のスタンドであり、承太郎のスタープラチナに匹敵するパワー・スピードを持つ。
パワーとスピードは仗助の精神の爆発によって更に強化され、ブチ切れてる時はスタープラチナを上回る事もある。
ただ精密動作という点では幾分か劣る。キレているときは能力自体が危なっかしくなる事も。
ラッシュ時の掛け声は「ドラララァーッ」。

このスタンド固有の能力として、手で触れる事で「壊れた物体、負傷した生物を元通りに直す・治す能力」を持つ。
対象がどんなにバラバラに砕けていても破片を集結させ、さらには化学的な変化まで逆行させて元通りに直し、物質に対してはその素材まで遡って再構成、
どんな致命傷(肉体が粉々になるほど)を受けていたとしても、絶命する前に能力を行使すれば傷を負う前にまで復元(回復)する事ができる。
また、人質を取った相手に対してその人質ごと攻撃した場面が何度かあるが、
この際に人質が痛みを感じないどころか「攻撃を受けた事さえ気付かない」ほど一瞬で傷を癒す事が可能。
承太郎には「お前の能力はこの世のどんなことよりも優しい」という評価を受けている。*6

しかし、あくまで「壊れた物を元の形に戻す」能力であり、破損した部位が完全に消滅してしまった場合は復元できない。
また内科的な病気の治療や、自分自身の外傷の治療絶命した生物を蘇生させる事は不可能。

ちなみに親友である虹村億泰のスタンド「ザ・ハンド(物質を削り取る能力。「元から無かった」状態にするため、修復不可)」が能力上の天敵。
と同時に、
「変則的な飛び道具も使えるが、基本的に自分の拳で触れる事が能力発動の要」(クレイジーダイヤモンド)
「クレイジーダイヤモンドほどのスピード・精密性は無いが、離れようとする相手との距離を強引に詰めたり、
 素手で触れると危険なものを削り取ったりできる」(ザ・ハンド)
と、互いの手の届かない部分を補えるベストパートナーでもある。
そして4部の最終戦では仗助の言葉通り、互いの力を合わせる事で勝機を掴む事となった。

「直す力」のパワーは人間複数を引っ張る事も可能なほど強く、この能力を利用して壊れた物の欠片が「直る」際に
他の壊れた物と引き合う力を利用して移動したり、破壊された物体を敵に弾丸のように打ち込むなどの攻撃手段として用いたり、
料理の原料を探ったりと、成長とは別の意味での発展性や汎用性が非常に高い能力でもある。
スタープラチナとは違った意味でのチート能力を発揮し得るスタンドであり、ラスボスの吉良吉影にも「何をするか先が読めない」、
「警戒すべきはスタープラチナよりもこちらだった」と、スタープラチナ以上に危険な存在という認識をされるに至った。

なお、スタンド自身のパンチによる破壊と同時に直す力を使う事も可能で、上述通り擬似的に攻撃のダメージを取り消すだけでなく
生物と非生物を融合させてしまう事も可能(無理やりくっつけただけのようなものであり、融合させられた方にメリットは無い)。
また、直す時は直した後の対象の姿を仗助がしっかりイメージしておく必要があるらしく、
怒りが頂点に達していたりすると元通りに復元されず、歪んだ形になってしまう。
それ故髪型を貶す非道・外道な行為を繰り返し彼を怒らせてクレイジー・ダイヤモンドのラッシュを食らった結果、「岩と一体化」させられたり、
シュレッダー(サワキちゃんじゃなくて断裁機の方)が処理した紙と融合させられて「本」に変えられてしまったりした者達もいる。
ちなみにそれぞれ杜王町の名物の一つになった。

+ 余談:7部以降の話
6部までとは異なる世界を舞台とした第7部『スティール・ボール・ラン』では、
同じ東方の姓を持つ老人騎手「ノリスケ・ヒガシカタ」なる人物が登場している。この名前がサザエさんのキャラみてェーだとォ!?
出身地もどうやら同じようだが、パラレルワールドであるため仗助の祖先というわけではない。

さらに4部と同じく杜王町を舞台とする第8部『ジョジョリオン』では、
主要人物の一人・広瀬康穂の幼馴染として「東方常秀(ひがしかた じょうしゅう)」が登場。
彼の家には「初代東方憲助」が著した7部のレースの全集もあったので、この初代がノリスケなのだろう。
ちなみにこの全集の巻末には、初代の娘が7部の主人公と結婚した事も記されていた。
初代が7部のレースで得た賞金と人脈を元手に興した事業が成功した事で、2011年時点での東方家はそれなりに裕福な家庭を築いている模様。
冒頭の吉良吉影の一件の後、記憶を失った主人公は彼らの家に引き取られる事になり、
仮の名前として康穂の飼い犬の「ジョースケ」から名前を貰い「東方定助」と名乗る事になった(読みは仗助と同じ)。

岸辺露伴によるスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』及び『岸辺露伴 ルーブルへ行く』にも億泰、康一と共に少しだけ登場している。
しかし2人と違い、セリフは全くなく顔は見えないようにされている。
これは「主人公を2人並び立てない」という荒木氏の考えによるもの。

……仮面ライダー?それ多分よく似た違う人だと思いますよ?

+ 黒曜石は砕けない
『モンスターハンター3G』と『ジョジョの奇妙の冒険』のコラボクエストに「黒曜石は砕けない」という、
第4部のパロディが入ったクエストがある。なんでジョジョコラボは第4部からなんだ?と思った方は多い筈だが、
その理由は『3G』の看板モンスター「ブラキディオス」の頭がサザ……いや、リーゼントっぽいからだろう。
俺のヘアースタイルがブラキディオスみてェーだとォ?
ちなみにそのブラキディオスには触れたものを爆発させる粘菌を持っているというキラー・クィーンを彷彿させる所もある。
クエスト報酬は「不屈のダイヤ」。これを用いて彼のスタンドであるクレイジー・ダイヤモンドを模したハンマーができる。

……ただ、このクエストのブラキディオスは尋常ではない強さである。分かり易く言えば怒りやすい
ハンターの蹴り一発だろうが小型敵の一撃だろうがヒットすれば即怒り状態になる。
怒り状態になれば攻撃力やスピードがアップする上、ブラキ自体も中々の強敵なため、
すぐアイルーによってキャンプ送りになる事も。そのために3G最難クエと言われるほどの難しさと言われている。
あれ程怒りやすいのは自慢の髪型もとい頭をバカにされたのだろうか……。俺の頭が東方仗助みてェーだとォ?
挙句に武器を作成するためには報酬の不屈のダイヤが5個必要なため、最悪5回クリアしなければならない。
そんな苦労の末に完成させたハンマー「クレイジー・D」の性能はというと……味方を叩くと少し回復するだけで微妙。
もちろん装備してる本人は回復できない


「スゲーッ 爽やかな気分だぜ
 新しいパンツをはいたばかりの
 正月元旦の朝のよーによォ~~~ッ」


MUGENにおける東方仗助

原作に当たる2D格闘ゲームは存在しないが、手描きの改変ドットで数体が製作されている。

+ yutosine氏製作
  • yutosine氏製作
無限ロダで2011年8月19日に公開された仗助。最新版はup3181。
システムはジョジョ3部格ゲーがベース……ではなく、ベース技のモーションでリーゼントを伸ばしたり、億泰に変身して攻撃する他、
イントロではガンバスターのBGMで地面から現れたり必殺技のBGMが明らかにドラえもんだったりと色々とカオスな出来となっている。
現在は無限ロダの閉鎖で入手不可。

+ サラミ氏製作
  • サラミ氏製作
第3部格闘ゲーム風のドット・システムで製作された仗助。y.y氏製作の承太郎を元にした部分が多い模様。
スタンドモードやタンデムアタック、アドバンシングガードなどの3部格ゲーの要素が一通り搭載されており、
「ドララララッシュ」の他、「ベアリング弾」やガラス片を使った攻撃、相手を岩と一体化させて動きを封じる技等、原作で使用した技が再現されている。
ボイスは未搭載だったが、2013年11月3日の更新により追加された。
スーパーコンボの「治したぜ」は、一度相手のライフを少量回復してからドラララで攻撃するというもの。
「いったん治せばぜんぜん卑怯じゃねー」わけだが、相手のライフがMAXの時に当てた方が得なのは間違いない。

AIは未搭載だが、森ノ中氏によって外部AIが製作されている。
2014年1月16日には0011氏によるAIがOneDriveにて公開された。こちらは11段階にレベル調節可能。
また、平成ライダーキャラのボイスパッチに定評のあるかぢゅみ氏によって、声が如月弦太朗になるボイスパッチも公開された。
「宇宙キタ━━━(゚∀゚)━━━!!」。

+ 280号氏製作
  • 280号氏製作
2体製作されていたが、どちらも現在は公開停止。
こちらも第3部格闘ゲーム風の手描きドット。やはりy.y氏製作の承太郎がベースになっている。
サラミ氏製作版と同じく、タンデムなどの3部格ゲーの仕様は一通り搭載されている。
ドララララッシュやベアリング弾、ガラス片での攻撃も再現されているが、ガラス片での攻撃の仕様はサラミ氏製作版と大きく違う。
スーパーコンボの「おれの髪の毛がどうしたとコラァ!」は瞬獄殺系の3ゲージ技。
ボイスは第5部ゲームのグイード・ミスタ(CV:伊藤健太郎氏)のものを使用している。
AIは未搭載。

2014年1月3日には、新たに『ASB」版仗助が公開された。
ボイスも羽多野氏のものになっている。
当身技の「俺の髪をけなすやつァゆるさねぇ!」は攻撃した相手が挑発する所までは『ASB』と同じだが、
こちらは仗助がキレてクレイジー・ダイヤモンドでドララララッシュする。また、この技でKOすると専用の勝利ポーズになる。
髪型を貶す際は相手側に専用の台詞(番号は9999.999)を用意する必要があり、
音声を搭載してないと何も言ってない相手に仗助が勝手にブチ切れるという原作以上に酷い状況になる。
対応しているキャラは少ないながらも作られており、ボイスパッチで対応したキャラまで存在するが、
ブチ切れるまでの時間が短いため、言い終わる前にドラララされる事もある。

AIは未搭載。280号氏自作のAIパッチが作者の専用ロダで公開されていたが、本体同様公開停止。
また、声をアニメ版にするボイスパッチも作られている。

+ Mikel8888氏製作
  • Mikel8888氏製作
JUS』風ドットで製作されたMUGEN1.0以降専用のちびキャラ
技やモーションは『ASB』を参考にしつつ適度にアレンジされており、
「けなすやつあゆるさねえ~~~」は普通の当て身技となっている。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画(公開先へのリンク有り)

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中
凍結

出演ストーリー



 こうして一九九九年の夏は………

  ほとんどの人々にとって

   いつもの夏と同じように

    あたり前に…すぎていった


*1
M県S市とは「宮城県仙台市」の意。荒木氏の出身地でもある。
氏曰く、作中に殺人鬼が登場するから迷惑のかからないように伏字にしたとの事。
ちなみに「広瀬」や「花京院」も仙台の地名が由来。

*2
それに先駆け『ウルトラジャンプ』のCMでも羽多野氏が仗助を演じているが、イメージに良く合っていると評価は高い。
ちなみに相方の億泰の声が高木渉氏なため、2人合わせて渉渉(ジョジョ)コンビとか言われる事も。ンまぁーいッ!

*3
ちなみに『オールスターバトル(R)』『アイズオブヘブン』では、仗助の特殊技演出用に出演キャラクター全員分の髪型罵倒セリフが用意されている
勿論フルボイスで。お前らそんなにリーゼントが嫌いか
挙句に言葉が通じてないはずのの罵倒や感情を解説したナレーションの台詞にまで怒る始末。
ちなみにバオーはにおいが嫌いらしい。
こいつはくせえッー!整髪料のにおいがプンプンするぜッーーーーッ!!
中にはアトムやサザエさんよりさらに酷い罵倒も…
続編でさらに相手が増えた
アニメ版キャストで新録した『ASBR』版

*4
荒木氏はインタビューで「一番好きなミュージシャン」にプリンスの名前を挙げている。
また、プリンスは『1999』というタイトルの曲を発表している(第4部は1999年が舞台)。

ジョジョのプリンスネタは第4部以外にも、
第5部の主人公ジョルノ・ジョバァーナのスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」がプリンスのアルバム名から取られている他、
第3部で(自称)モハメド・アヴドゥルの父親が飼っていた鶏のうち一羽の名前がモロに「プリンス」で、
カメオの「Hail 2 U!」という数字やアルファベットに置き換えた表現もプリンスの楽曲にあるものである。
ちなみに他に「マイケル」と「ライオネル」という名前の鶏もいたが、
前者は当時プリンスとライバル扱いされる関係にあったマイケル・ジャクソン、後者はマイケルとの親交も深く
かの有名なチャリティーソング「We Are The World」も共作したライオネル・リッチーから来ているようだ
(なお、「We Are The World」に関してはプリンスも参加予定だったがトラブルで不参加に終わったものの、代わりにアルバムには楽曲提供したのだとか)。

*5
生まれついてのスタンド使いである「透明の赤ちゃん」を世話する事になった際、
ジョセフがベビー用品を適当に買い漁ったため仗助の貯金13万をすっかり使い切ってしまったのが事の始まり。
その後ジョセフが使った分の金額自体はしっかり返金されたのだが、
13万円という大金がポンと帰ってきた事に金銭感覚が狂って散財しまくり、残った貯金が285円になったとか。

……と、本人はさもジョセフが絡んだのが原因のように述懐しているが、高校一年生にして(恐らく自腹で)凝った改造制服を持っていたり、
オシャレ好きでブランド志向が強かったりとお金にルーズそうな描写は多いので、まあ自業自得である。
祖父の良平もブランド品の収集趣味があったそうなので、この辺りはジョースター家ではなく東方家の遺伝なのだろう。

*6
この能力について、過去(3部)以前に関して「あーこの時にクレイジーダイヤモンドさえあったら(あれば)助かったのに~~~」と、
読者に言わしめた…という所謂「タラレバ理論」が数多く存在する。
実際3部以前にあったその場面において、
などが今でもその理論で語られる。4部より後ならミスタジョルノに治療される場面も違う意味で助かったはず
ただし流石にアブドゥルヴァニラ・アイスに腕以外を消滅された場面に対しては復元不可能である。


最終更新:2024年04月22日 17:57