石ノ森章太郎氏の漫画版では『13人の仮面ライダー』というエピソードで本郷猛抹殺のために用意された
12人のショッカーライダーの一人として初登場。
素手の本郷1人に対し、
刃物や銃で武装した同スペックの改造人間12人がかり
という卑怯者呼ばわりを
免れない戦法で戦いを挑んだ。
戦いの最中、頭部に銃弾を受けた際に洗脳が解け、他のショッカーライダーたちを倒したものの、
既に本郷は逆脳死状態にされていた。その後は本郷に代わって新しい仮面ライダーとしてショッカーと戦うが、
久々に実家に帰ったら故郷の村がショッカーの実験場になっているうえ、ショッカーに操られていた父親を
誤って死なせてしまったり、原爆の残した被害について取材しているうちに知り合った女性と半ば恋仲になり、
白血病に苦しむ彼女の弟を救おうと奔走するも結局救えなかったり、脳だけになってしまった本郷と同様に
散々な目にあっている。
和智正喜の小説作品『仮面ライダー 1971-1973』には登場していないが、
(小説のコンセプトが「藤岡氏が負傷しなかったら」というものだからしかたないが)
その代わりに打倒ショッカーを目標とする組織・アンチショッカー同盟のメンバーである日系ペルー人「ハヤト」が登場している。
彼自身も仮面ライダーとして改造された一人であるが、本郷猛と違い失敗作であり、その命は長くなかった。
今際の際には暴走して自身の強化スーツを引き裂いてしまった本郷に自分用の強化スーツを託し、息を引き取った。
PS2の『正義の系譜』ではゲストライダーとして登場しているが、
他のゲストライダー(ライダーマン、シャドームーン、 仮面ライダーギルス)と違い、
主役ライダー同様オリジナルキャストでしかも操作可能というかなりの高待遇を得ている。
しかも1号と同時変身シーンや「ライダーダブルキック」などファン感涙の演出もあったりする。
因みにライダーダブルキックは1号と2号で足の高さが異なっているが、それもしっかり再現されている。
なおこのゲームで2号の最後の操作シーンで敵怪人に「サイクロンアタック(バイクでの突撃)」を決めるとき、
何故か「サイクロ〜ン、アタァ〜ック」といった語尾に「♪」が付きそうな妙な発音で放っているが、
元の特撮でも似たような発音である。
また、下にある「正義」「仮面ライダー2号」の台詞は現在連載中の漫画『仮面ライダーSPIRITS』のものであり、
この作品では石ノ森氏の漫画で見られた「感情が高ぶると顔に改造手術の際の傷跡が浮かび上がる」という設定が
採用されている。
また漫画媒体なので特撮では無理だった表現も多く、2号も「戦車を持ち上げて投げる」
「ライダー卍キックで怪人ごと巨石を砕く」など「力の2号」の異名を遺憾なく発揮している。
また、ページ下の画像の引用元である「たった一人の戦場」というエピソードや第3部の近畿編などでは、
滝が独白とはいえ一文字(や他の仮面ライダーたち)の想いを語るシーンが存在している。
なお、掲載紙移動により『新仮面ライダーSPIRITS』として同作は連載再開したのだが、
第1話は彼がショッカーに改造される前の前日談となっており、上記の「正義」「仮面ライダー2号」に対応していると
思われる台詞として、「人間」「一文字隼人」とショッカー怪人に対して名乗りを上げている。
また、『新仮面ライダーSPIRITS』では旧2号と同型のショッカーライダーが登場するのだが、このショッカーライダー、
変身する時に「お見せしよう」と言って全員ライダースーツのファスナーを下ろしてベルトを出している。
言うまでもなく、TV版本編の一文字初変身のオマージュである。
時系列的にはその前だから、本編の一文字はこれを気にいって自分でもやってみたのだろうか?
上記の通りファスナーを下ろすタイミングを間違えてると言わざるを得ないが。
なお、この際に「脳改造されていないのに一文字が戦闘出来ている」ことを驚かれる描写があるので、
脳改造を後回しにしているのは肉体改造後に肉体のデータを脳に仕込む為と思われる。
また、2号のタイフーン(変身ベルト)には立花レーシングクラブのマークが描かれたシャッターが存在するのだが、
このショッカーライダーやこの時点の一文字のタイフーンにはシャッターが存在しない。
その理由として、2号とショッカーライダーの戦闘で2号がタイフーンを損傷した為、本郷が修復時に後付けで
付け加えた事が判明している。
ついでに立花レーシングクラブのマーク(たまに勘違いしている人もいるが、
ライダーのマークでもなければ、 ショッカーのマークでもない
)まで入ったのは本郷の遊び心だろうか?
…まぁ、描写見る限り本郷にそんな精神的な余裕があったとは思えないのだが。
同じく本郷と一文字の出会いを描いた小説『HERO SAGA -Misshing Link-』では、
本郷にとって仲間たちと作った立花レーシングクラブのマークは「仲間を、人類を裏切っていない証」であり、
一文字には『仲間の証』として贈ったと説明されている。
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