「ブッこいてんじゃねえぞコラァ!!」
アリスソフトの地域制圧型エロSLG「大番長」及びそれを題材とした格闘ゲーム「
BIGBANG BEAT」の登場キャラクター。
某夢魔とは一切無関係。
こんなのもいるけどな。
闘京の江怒川区にある750学園所属で、カントウ最大の
暴走族「獄煉」の総長でありカントウ最速の走り屋。
族間の抗争で親友の旋風寺北斗を亡くしている。
愛車は5年前に旋風寺北斗と一緒にスクラップから組み立てたZ750。
暴走族仲間からは「煉クン」と呼ばれているが、
狼牙にそう呼ばれるのは嫌っている。
大番長の県内編は彼の率いる「獄煉」と
金剛丸三蔵率いる「戦争寺学園」を相手にするもので、
煉と三蔵どちらを倒すかによってその後のルート分岐が決定する。
原作SLGでは江怒川区を占領した後で闘京に攻め込んできた所を倒し、捕虜にすると勧誘で仲間にできる。
特殊技能「
飛べオラ!」は攻撃力が半減する代わりに、低確率でアイテムが入手できる。ぶっちゃけカツアゲ。
本当に低確率なので、正直アイテム入手法としては使えない。むしろ攻撃力半減を活かして敵を捕獲する手加減攻撃としての使い方が主になる。
彼自身はそれなりに強いのだが、煉と実質二者択一のキャラが非常に便利な能力持ちであるため、あまりプレイヤーには使われない。
初期の信頼タイプが「反抗」のため、信頼度がすぐ減ってしまうのも使い難い理由の一つ
(信頼度が減りすぎると離脱してしまうため、何らかのコスト+行動を使って回復しなければならなくなる)。
会話1回で、信頼度が一切下がらなくなる信頼タイプ「絆」になる
金剛丸三蔵とは非常に大きな差である。
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原作で彼と二者択一のキャラ達 |
- 旋風寺京子*1…北斗の妻。比較的貴重な遠距離攻撃キャラで、かつ敵の反撃率を下げるスキル (初期-10、最大-30) を持つ。 信頼タイプ:「普通」
狼牙とのR-18なイベントもある。
- 旋風寺ゆうな…北斗と京子の娘。(2重の意味で) 戦闘力は皆無だが敵の反撃率を1/2にするスキルを持つ。 信頼タイプ:「友好」
流石にそういうイベントはない。
この母娘+遠距離攻撃キャラ達で戦闘に挑めば、回避の高いキャラor遠距離攻撃キャラ以外の大抵の敵を封殺可能。
敵の反撃率が80でも、この2人を戦闘に参加させておけば、最大で 80÷2-30=10% まで反撃率を下げられる。
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とはいえ、彼は複数のキャラに関わる大きなルート分岐を担っているため、戦力的価値とか抜きで結果的に仲間にする事になったりする。
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原作ネタバレ |
とにかくよく死ぬ。
煉ではなく三蔵の方を倒した場合、黒幕に襲われ死亡。
北斗の妻、旋風寺京子を仲間にした後で捕虜にすると、勧誘する前に彼女に刺されて死亡。
無事仲間にしても、特定地域に配属すると京子に刺されて死亡。
通常戦闘でやられると、仕様上勿論死亡。
最後まで生存を果たしても、キャラ別エピローグで野良猫を避けて中央分離帯に激突して…
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BBBにおける韋駄川煉
担当声優は一文字雷氏。同作では金剛丸三蔵も演じている。
…ん?
木刀を振り回し色々なものを投げる、リーチと威力に優れたキャラ。
その分動作が遅く、隙が大きく、
コンボもあまり得意ではない。
しかし固定ダメージ攻撃や同作品で唯一の
コマンド投げ、
さらに火炎瓶による異常に高い
起き攻め能力や崩し能力の高さなど、非常に優遇された性能を持ち、
原作の強さランク的には
三蔵、
中西姉妹と並び最強クラスと言われる。
なお、固定ダメージ攻撃およびコマンド投げは、
コマンド入力タイミングにより失敗・成功・大成功とダメージが大幅に変動する。
六道烈火ほどリスクリターンが極端ではないが。
エンハンス「地獄送りのヘッドバット」はコマ投げ「GoToHell!!」の威力が上昇する。
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技解説 |
技解説 (L=弱、M=中、H=強、B=Bパワー)
- 失せろ
- ←or→+H
- 発生19Fの中段攻撃。ガードされてもジャンプキャンセルが可能という優秀な技。
- 当たれば相手は横吹っ飛びになるので、その隙にエンハンスやエクステンドチャージができる。
- 補正が若干キツイため、フルコンに持っていくよりも起き攻めやゲージ回収コンボをした方が良い。
- 空き缶
- ↓↘→+L
- 滞空時間がやたら長い空き缶を投げる。他の投擲物と異なり、滞空中判定が出続けるため置かれるだけでもウザい。
- 木刀を使った攻撃なら弾き飛ばしてダウンする飛び道具にできたり、
キャンセル可能な技をガードされたときの隙消しにも使える。
- 余談だが連続して木刀で弾き、壁で跳ね返ってきた空き缶をさらに弾き続ける事を「テニス」という。
- 火炎瓶
- ↓↘→+M
- 地面に落ちると3ヒットする炎が出現する。要は悪魔城ドラキュラの聖水。
- 炎は着弾した後も少しの間残るため、起き攻めに使うと凶悪。「飛べオラ!」で遠距離に弾ける。
- ブロック
- ↓↘→+H
- 地面に落ちると砕け散るコンクリートブロックを投げる。
- 投げた後Bダッシュでキャンセル可能。「飛べオラ!」をキャンセルして当てると砕け散り、この時にヒットすると浮く。
- 特攻
- ↓↙←+L/M/H
- L版はフェイントだが使い道がない。M版はヒットさせて若干不利だが飛べオラ!でキャンセルできる。
- H版(爆走)はガードされるとまず反確だが、地上でヒットすれば画面端へご招待(自分はヒット地点で停止する)。
- H版はタメが可能で、コンボの要。ヒットすると地上・空中問わずに画面端へレッツゴー(自分もヒット地点から1画面ほど移動)。
- タメ完了後はBダッシュでキャンセルが可能で、投げとタメ爆走の二択を迫るのもアリ。
- 逃がすかよ!
- →↓↘+M
- ぶっちゃけ弓塚さつきの対空アーム。しかも投げ判定なのでガード不可。
- 一応立ち状態の相手にも当たるが、打点が高すぎるため巨大キャラ(=三蔵)にしか当たらない。
- 飛んでろ!
- 逃がすかよ!の派生技。地面に叩き付ける代わりに空へ投げる。
- ダメージは雀の涙、硬直が長すぎて追撃不可能と役に立たなさMAX。
- しかしヤキイレはこの技からしか出せない。
- ヤキイレ
- 飛んでろ!中に→↘↓↙←+H
- エンハンスと同じ動作のボディブロー。入力タイミングにより、失敗・成功・大成功に分かれる。
- 失敗すると当たらない。成功してもダメージは低い。
- しかし、大成功時には爆発のエフェクトと共に1割強の固定ダメージ(コンボ補正・根性値を無視する)を与える事ができるため、かなり重要な技。
- 飛べオラ!
- →↓↘+H
- 地上ヒットでクリティカルワイヤー効果を持ち、
- なおかつジャンプキャンセル可能でエリアル始動技にもなり、コンボに組み込める上に空ガ不可と無茶苦茶な性能の技。
- 対空はもとよりコンボ中継にも使える。他、投擲物を飛ばす際にも使用。
- 踊れ!
- ↓↘→+B
- 空き缶x3、火炎瓶x2、ブロックx1を投げる。主に固めで使用するが、補正が低いのか連続で出すとやたら減る。
- しかしゲージ回収効率が低いせいもあり、中々連続で出す余裕が作れない。
- パチキ
- →↘↓↙←+B
- このゲームで唯一のコマンド投げ。崩し・コンボ・リバサにと何にでも使える脅威の技。
- ただしこの技だけではダメージが低い。タイミングよくHを押す事で「GoToHell!!」に変化する。
- GoToHell!!
- パチキ中にタイミングよくH
- 失敗するとただのパチキに化けるが、成功すると2割5分ほどのダメージになる頭突き。
- しかもジャストタイミングでボタンを押す事で全身が金色に光り、頭突きと共に相手が爆発する演出となり、ダメージが1割ほどアップする。
- しかもエンハンスで威力を強化でき、最大まで強化した場合は1ゲージで5割弱減るという脅威的なダメージ効率となる。
- GoToHeaven!!
- GoToHell!!中に→↘↓↙←+H
- 相手を火炎瓶と一緒に飛べオラ!で打ち上げて花火に。
- 威力は高いが、この技にゲージを回すよりは「GoToHell!!」に回した方が良いだろう。無理して使う意味はない。
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MUGENにおける韋駄川煉
国内外で数体確認されており、中でも我王氏や⑨氏のものが有名。
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我王氏製作 |
原作でネックだったPゲージ効率が改善された(というかPゲージが存在しない)ので、
Pゲージ切れに悩まされる事もなく、存分に暴れ回ってくれるだろう。
エンハンスは実装されていないが(ただしパチキの基本ダメージ値がデフォルトからエンハンス二回分追加された状態になっている)、
エクステンドチャージは実装されているため最大の200%で「GoToHell!!」を大成功させると通常の二倍、7割近く減る。
と言っても、エクステンドチャージを200%になるまで使うのはあまりに非現実的なので ロマン技の類であろう。
Mk.X氏による外部 AIも製作されていたが、現在は公開停止。。
Pゲージ無制限を活かして空き缶や火炎瓶を無制限にばら撒き、ちょっとした 弾幕状態を展開して相手を寄せ付けない。
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勝ち台詞に関するちょっとした話 |
勝利ポーズの一つに「ブッこいてんじゃねえぞコラァ!!」と叫ぶものがあるのだが、
デフォの状態だと「コラァ!!」を言いかけた辺りで画面がフェードアウトし始めてしまう。
これも所謂 無限流こそ曖昧現象であり、これも同様の方法で直す事ができる。
Ren_Idagawa.cns内の[Statedef 181]にある、
[State a]
type = AssertSpecial
trigger1 = animelemtime(13) <= 30
flag = roundnotover
上の赤字になっている「30」という部分を80くらいにしてやれば、しっかり言い終わってから画面が切り替わるようになる。
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⑨氏製作 |
最新版は MUGEN1.1専用。MUGEN1.0版は2016年12月31日を以て公開終了。
原作再現に定評のある⑨氏のキャラらしく、MUGENでの再現が不可能なBストーン関連以外は全て再現されている。
Pゲージも再現されているので、我王氏の煉ほど空き缶をばら撒く事はできず、 待ち一辺倒の戦い方は難しくなっている。
反面、エンハンスもしっかり再現されており、三回エンハンスが終了した後の「GoToHell!!」の威力は原作同様に1ゲージで5割弱と凄まじい。
AIパッチはShao氏のものが存在する。
Winmugen時代はWinnie氏、Tizona氏、KELN氏のも存在していたが、それらは現在公開停止。
Winnie氏のAIパッチは導入すると一部のバグが修正される。完成度は15%だとか。
氏のAIはハイジャンプから空中バックダッシュによる相手を自分の有利になりやすい位置に誘い出すスタイルで、
エンハンスよりもコンボを重視した戦い方をする。
空き缶や屈Mなどで牽制、隙があればコンボを叩き込んでいき、「踊れ!」を絡めた高火力コンボなどを狙う。
ちなみにこのコンボ、エンハンスをしていない状態でさえ相手の体力を9割奪う上、エンハンスしておくと10割を軽く越すダメージを叩き出す。
コンボが難しい原作の画面端限定ロマンコンボである。
Tizona氏のAIパッチは立ち回りとしては待ちのスタイルで、ガードが固くコンボを決めた際には「飛べオラ!」から安全にエンハンスを取り、
「逃がすかよ!」の追加入力からもエンハンスを危険ながらも狙い、「パチキ」で火力を取るスタイル。
KELN氏のAIパッチは頻繁にエンハンスを狙い、GO TO HELL!!をガンガン狙っていくタイプ。
また、ディスプレイネームが「Mr.Katsuage」になる。氏のAIにはよくある事であった。
また、AIレベルが高いとMUGENのガードの仕様上、特殊な無敵がない限り回避不能なバグを用いて「パチキ」を決めてくる。
そのため、一部の相手はこれだけで封殺される事もあった。
見た目がほとんど同じなので仕方ないが、動画で「パチキ」と「GO TO HELL!!」を混同している人がいる。
見分け方は煉が輝くかどうかである。「GO TO HELL!!」の場合は一瞬溜めた後、煉が輝くが、「パチキ」や失敗にはそれが無い。
三回エンハンスが終了した後のパチキの威力(7:34~)
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DRM氏製作 |
ジェネラルLでお馴染みのDRM氏が韋駄川煉を改変した物。
通称「煉クン」と呼ばれているのは大体この韋駄川煉クンである。
強化カラーも充実しており、デフォルトでAIを搭載。
カラーごとの性能変化やconfigでの詳細設定があり、全開にすると狂最上位までランクが変わる。
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大会ネタバレ |
エルクゥ未満ランセレバトルにて出場、大会では並み居る強豪と戦い、終盤に勝ち進む。
part76の ストレイト・クーガーとの戦いでは、1ラウンド目に高火力技に圧倒される途中、3割奪ってエンハンスを上げた瞬間に1ラウンド取られる。
しかし2ラウンド目、エンハンス4の状態となった所を「GO TO HEAVEN!!!」でストレイト・クーガーから1ラウンド取り、
3ラウンド目になると3割からのエンハンス5に上昇、更にゲージが最大になった所でコンボ→爆走で見事降した。
超サイヤ人3孫悟空との戦いでは、空き缶による攻撃で足止めしてゲージ溜めを行い、
向こうもゲージが最大の状態になった時、おもむろに大量の空き缶をばら蒔いてかめはめ波を封じる 。
更にエンハンス4に溜まるも、孫悟空のかめはめ波からの連続攻撃で逆転されてしまうが、
ブロックを投げつける設置技で相手を怯ませた瞬間、爆走→連続攻撃→爆走というコンボで1ラウンドを取る。
2ラウンド目になると再びフルパワーになった孫悟空を煉クンが設置技で相手の進行を妨害。
瞬間移動からの連続攻撃で炸裂する瞬間に喰らい抜けし、10割分奪う爆走で孫悟空に一勝する。
が、826試合目、再び ロボソルとのバトルを展開。
ロボソルが溜め→掴み攻撃→バックステップからの溜めで優位に進めるが、ロボソルによるミサイルを避ける中、
再び溜め→追撃で頭突き→連続攻撃で牽制、ロボソルの対空技での攻めと煉クンの設置技での攻めで、双方互角に渡り合う展開を見せる。
ところが2ラウンド目になると、ロボソルによるミサイルで8割もごっそり持っていかれ、エリアルで一瞬にして1ラウンドを取られてしまう。
3ラウンド目になると次第に劣勢となり、再びロボソルに8割も奪われるが、喰らい抜けによる回避で切り返し、
空き缶→爆走による攻撃で10割近く奪うも根性値による切り返しにより、ロボソルに再び一敗。敗退リーチとなる。
そして、第3位決定戦の834試合目に三度ロボソルと対峙。
お互いどちらかが負けると敗退になる中で、先手を打って煉クンが掴み攻撃で2割、
更に溜め→空き缶投げを連続で繰り出すもロボソルにごっそり持っていかれる中、
BEATで連続乱舞を繰り出し1ラウンドを奪う。…が、2ラウンド目に10割持っていかれてしまう。
3ラウンド目に入ると連続攻撃を放ち、一瞬でエンハンスを2も増やしてエンハンス5となった所で攻め込むが、
奮戦の末ロボソルに8割もごっそり奪われ、最後の蹴り一発で敗退となる。
最終戦績は第3位。18勝7敗と、大会に出場した選手の中でも最多の勝利となった。
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kagetsu yuki氏製作 |
氏製作の狼牙等と同様に、『BBBR』をベースにした独自のアレンジ仕様。
ボイスも『BBBR』版が使用されており、原作『大番長』風の突き攻撃を始めとした各種オリジナル技などが搭載されているのが特徴。
移動力が低めで歩きが極端に遅く設定されているが、爆発力は高く、自慢の長い足や前記の木刀での突き攻撃などがあるためリーチに優れる。
エンハンスも搭載されており、1回毎に技の開放や火力、ゲージの回収能力などがアップしていく。
長らくAI未搭載だったが、最新版で簡易AIが搭載された。
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その他、海外産のJango & The_None氏製、Noctis氏製も存在し、それぞれAIも搭載されている。後者はMUGEN1.0以降専用。
原作再現はあまり意識されていないようだ。
出場大会
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一覧 |
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韋駄川煉 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
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煉クン |
【煉クン】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
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出演ストーリー
*1
北斗が死んでもなお全国制覇を諦め切れないでいる煉に対して非協力的でいたために、
獄煉のメンバーにゆうなが誘拐され(R-18な事を京子にしでかすが、凄く痛い逆襲をされている)、
ゆうなと一緒に獄煉を抜けて狼牙軍団に入るイベントがある。
他にも金剛丸三蔵の妹の彩を誘拐して媚薬漬けにしたり、
壊滅後の獄煉メンバーが道を踏み外した挙句狼牙を襲い、それを庇ったシオンが刺されるなどのイベントがある
(京子、彩のシーンは必須イベント)。
しかし、煉が直接命令を下したシーンが存在しない、京子や彩の件について報告を受けた描写が存在しない、
狼牙との決着後に獄煉の責任は自分一人にあると腹を括る、
そもそも煉が生存して狼牙軍団に協力している場合でも、シオン攻略の条件を満たせばシオンのイベントは発生する上、
それを煉が知るなどのシナリオ差分さえ存在しない。
それらを踏まえてみれば、上記の事件は獄煉メンバーの独断行動の可能性が高い。
最終更新:2023年05月22日 23:41