ゲニ子

総称としての「ゲニ子」

元々は『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』でゲーニッツミッドナイトブリスで女性化した姿。
SVC稼動初期から妄想の産物…もといモーションドットが個人で製作されていたが、
そこからMB-goenitzProject等紆余曲折、色々派生してMUGENキャラになった。
それによりブリスゲーニッツ自体、もしくはこれを基としたキャラクターの総称となった。
もちろん「ゲニ子」という名前は公式名称ではなくファンからの通称であり、
感覚的には二次創作でキャラクターを性別反転させた際に「◯◯子」「◯◯男」と呼ぶのと同じ。
黒いヴェールから勘違いされがちだがではない。シスターとは恰好からして違う。*1
ゲニ子誕生の瞬間(5:34~)

この後、ゲニ子はSNKプレイモア製パチスロの『ザ・キング・オブ・ファイターズ』の演出に登場したりもしたが、
それ以外では出番に恵まれず、SNK公式がゲニ子をゲームに出す事は無いだろうと思われていた。
ちなみにこのパチスロのイラスト担当は現在もSNKに在籍する公式絵師のFalcoon氏である。

しかし『SVC』の稼動から15年が経過した2018年、
iOS・Andoridで配信されているスマホゲー『THE KING OF FIGHTERS '98 ULTIMATE MATCH Online』にまさかの参戦を果たす。
これに伴い『SVC』のドットではスカートの下がどうなっているのか不明瞭だったのが、本作で正式にズボンを穿いている事が確認されてしまった。
これを足がかりに今後はゲニ子の新たな活躍が見られるようになるかもしれない…?
ちなみに髪型はベールの下でロングヘアを一つお団子にしている模様。



  「お別れです!」

  キャッチコピー: 狂風の力を操る戦闘女牧師
  格闘スタイル: オロチの力(風)
  誕生日: 不明(→後に本家と同じ「7月20日」に)
  年齢: 17歳
  身長: 165cm
  体重: 50kg
  スリーサイズ: B88 W55 H102
  血液型: 不明
  出身地: イタリア
  好きな食べ物: キノコ料理(特に松茸)
  嫌いなもの: 愚かな人類
  CV: 田村茜音

正式参戦に伴い新たにプロフィールが起こされている。
名称は「ゲーニッツ(女)」表記(しかしユーザーからは当然のように「ゲニ子」と通称されている)。

スキルとしてゲーニッツの技であるわんひょう、やみどうこく、真八稚女・じっそうこくが使用可能。
MUGENだとゲニ子の有名な台詞の「どこを見ている」に対してニコニコでは「あなたの太ももです」とコメントされていたが、
この作品での公式化によってケツが桁外れにデカい(H102)事が判明した。

その名の通りゲーニッツがそのまま女体化してしまったという設定。
と、一応なっている筈であるのだが……、
ゲーニッツの出身地が不明とされているにも拘らず*2、なぜか『'98UMOL』のゲニ子はイタリア出身と確定していたり、
年齢が本家ゲーニッツよりも圧倒的に若くなっていたり(本家ゲニ41歳 → ゲニ子17歳(未成年))、
グローバル版での英名公式表記が「Goeniko」と既に二次創作で広く使われているそのまんまなネーミングだったりと、
『SVC』のオリジナルと同じ「ゲーニッツの女体化」というキャラと考えるのはやや無理があり
(それ以前にそもそも版権上「デミトリからミッドナイトブリスを喰らった」という設定が使えるはずもなく)、
グローバル版の綴りの元ネタである韓ゲニの設定の「ゲーニッツコピー」というキャラという訳でもなく、
現状では「ゲーニッツのような言動で同じ技を使うケツデカイタリア少女のゲニ子」という謎のキャラクターになっている
(『KOF'98UMOL』の制作及び運営はSNKではなく外注なので仕方ないといえば仕方ないが)。

+ ゲーニッツ(女)の理由に対する一つの可能性
SNKプレイモア時代かつ外注製作の外伝ではあるものの『THE KING OF FIGHTERS EX2』では、
ゲーニッツとは国籍・人種・年齢がまるで違う少年の体を器としてゲーニッツ復活を企む、というのが黒幕の狙いであった。
また、公式スピンオフ漫画『炎の起源』でも、ゲーニッツが八尺瓊一族の分家の肉体を乗っ取って活動している。
どちらもは失敗している(前者は復活失敗、後者は一応復活しているとはいえ出来損ない)ので、
ゲーニッツが完全復活した場合に姿が依代の少年のままかどうか不明なのだが
(主であるオロチよろしく少年からおっさんに変わる可能性は無いとは言い切れない)、
これを踏まえると『'98UMOL』における彼女は17歳のイタリア少女を依代にして蘇ったゲーニッツという可能性も考えられなくはない。
いつか『'98UMOL』のゲーニッツ(女)の詳細な事情が語られる日が来るのだろうか……。

ちなみに上記の通りゲニ子の通常の格好はシスターではないのだが、このゲームはキャラクターの衣装チェンジが可能であり、
ゲニ子にはちゃんとしたシスター衣装が新たに用意されていたりする。


MUGENにおけるゲニ子

大まかにアフロン氏のものを改変したゲニ子系と、zy5678氏のものを改変したWind系の2種類に分類できる。
当初はWind系の方が圧倒的に多かったが、現在はゲニ子系もかなり多い。
とにかく豊富なバリエーションがあり、各製作者の想いがそれぞれに込められている。下のリストもほんの一部。
キャラとしての設定もそのまんまゲーニッツだったり娘だったり別の世界の人間だったりと様々。
また、ボイスも各々の製作者によって用意されるために豊富なバリエーションが存在する。そのため「七色の声を持つ風使い」と呼ばれる事も。
原作の、それもたった数枚のドット絵から、ここまで様々な種類が作られるとは人の妄そ…もとい想像力は実に凄いものである。
上の画像の通り原作では脚が全く見えないため、ズボン、スカート、ストッキング、生脚など様々な解釈がなされている。

ゲニ子系

+ アフロン氏製作 b-goenitz
  • アフロン氏製作 b-goenitz
アフロン氏が製作したゲニ子。通称「アフロンゲニ子」。
ボイスやSEは入っておらず、ズボンを穿いている。
有名なアフロン氏作と言う事で注目を浴びたが、無断転載された事に氏が激怒し、製作・公開供に中止された。
『KOF』シリーズに近いドットだったが、アフロン氏が改変許可を出さなかったため、誰にも顧みられず、闇に葬られたかに見えた。
しかし、goeniko(韓ゲニ)の登場により、一転し氏が同キャラの改変を解禁。
ニノンゲニ子、D4ゲニ子誕生に伴い再び注目を浴びる。

公開停止キャラであるために入手は困難。
更に未完成品であるため動画にも出ていないが、製作者の間では出回っている様である。

+ 製作者不明 Amanda
  • 製作者不明 Amanda
アフロン氏のゲニ子を改変したと思しきもの。
元キャラであるゲーニッツ同様、ズボンを穿いている。
絶滅危惧種。

+ jin氏製作 reas(レアス)
  • jin氏製作 reas(レアス)
jin氏がアフロン氏ゲニ子を改変したもの。ズボンを穿いている。
『'98UM』にあった、「裏凪ぎ」と「真琴月・蒼牙」も搭載。
MAX版やみどうこくが搭載されており、同時に『2002UM』のMAX2カットインも完備されている。
ボイスはシオンのものを使用している。

現在ヅァギ氏と乱入者氏によってAIが製作されている。
前者は隙の少ない技を連発し、ガード中の相手に対して通常投げやゲージが溜まればやみどうこくを決めてくる。
後者も隙の少ない技を連発し、ゲージが溜まっていれば状況次第でMAX超必でフィニッシュを決めてくる良AIである。
両者とも安定した強さを見せている。

+ Yokurei氏製作 alter_wind
  • Yokurei氏製作 alter_wind
現在は入手不能。
アフロン氏ゲニ子をYokurei氏が改変した、『MI2』のニノン・ベアールの声をしたゲニ子。通称「ニノンゲニ子」。
本名フィーア・アイネルター、戦術はオロチの力+黒魔法。姉がいるそうである。
エフェクトが大変綺麗であり、1P側と2P側ではエフェクトが変わる。ズボンを穿いている。
ブリス技に対応しており、種類も豊富である。
最新版ではカラーによって性能が変わる。
7Pから9Pで裏モード1(作者りどみ曰く、姉モード)に、また、10P~12Pでは裏モード2(義姉モード)。
また、技のエフェクトと声も変化する。
姉モードの声は『GUILTY GEAR』のイノ。義姉モードは『式神の城II』のふみこ・オゼット・ヴァンシュタイン。
義姉モードではストライカーとして、京子・K子・ゼロ子(草薙京K'ゼロ)といったブリスキャラの他
ブラック・マジシャン・ガールリーズバイフェ・ストリンドヴァリが使用できる。

+ そしてこのゲニ子の最も特徴的なもの
「ザーザース、ザーザース、ナントカカントカ、ザーザース!!!」

1Pから6Pカラーの彼女の超必殺技「風神」(1ゲージ版は「風神・爆」、2ゲージ版は「風神・砕」)には、
「ヘカーテの黒い月」のボイスが使われている。
実は上述の通り、「ザーザース、ザーザース、ナーサタナーダー、ザーザース」と、黒魔術の呪文を唱えている。
しかしあまりにも聞き慣れない言葉故に「ザーザースwwwザーザースwwwナントカカントカwwwザーザースwww」というテンプレが生まれてしまった。
しかも ニコニコ大百科 に載ってしまう始末。
エフェクトはやや異なるが、性能は『KOF』シリーズのボス、クローンゼロオリジナルゼロが使う「白羅滅精」とさほど変わらず、
(擬似)全画面判定のせいで非常に強い。

これに限らず、「つまんないし」「我が右手にミカエル」等の個性の強すぎるボイスが視聴者の耳を捉えてやまない。

+ 41氏製作 goenitz
  • 41氏製作 goenitz
現在諸事情により公開停止となっている。
アフロン氏ゲニ子を41氏が改変した、『'96』版+αのゲニ子。
ディスプレイネームはゲニ子、ではなく"goenitz"になっている。
攻撃力と防御力、その他ライフや速度などが『'96』を再現しており、超絶的な攻撃力とスピードを誇っている。
「+α」は、『'96』には無かった、「真葵花・晴嵐」と「風神・息吹」が搭載されている事を意味する(多分。通常技の動作も若干違う)。
原作ステージ同様、画面全体に飛来物が舞うのが特徴。
AIも搭載されており、こちらも『'96』のオリジナルのゲーニッツと同じような動きをする。
ver1.0より、プロの声優さんによるゲーニッツと同じセリフのボイスを搭載した(ver1.1で更にボイス追加あり)。

+ ボイスに関する補足
なお、声優名は公表されていない。
プロといってもエロゲメインらしく、恐らくはここ以外で聴いた事が無い人が多いであろう。
実名を明かせないのも無理はない。

+ 斑鳩氏製作 EXゲーニッツ
  • 斑鳩氏製作 EXゲーニッツ
jin氏のレアスを斑鳩氏が『2002UM』仕様に改変したもの。
ボイスは『ソウルキャリバー4』のキャラクリ用音声ボーナスキャラのアシュロット・メーデルのものが使われている。
システムは『2002UM』の再現となっているが、技の仕様は葵花がなく琴月が実装されている、わんひょうが暫烈拳のように相手をロックする等、
『'98UM』のゲーニッツに近い。
また、弱と強で交互にどこキャンできる対空技目の前に巨大な竜巻を起こす技が追加されている。
作者曰く「意図的にどこキャンの恩恵を受けられるように作った」「2002UMのゲーニッツより普通に強い」との事。
AIはデフォルトで搭載されている。
参考動画(3:35~)

+ Doomedman氏製作 goeniko
  • Doomedman氏製作 goeniko
「ゲニ子」を区別する場合の「ゲニ子」は彼女の事を指す
(ディスプレイネームがゲニ子なのは彼女だけ、およびWindはWindと呼ばれるため)。
しかしゲニ子と言うと大体は総称としてのゲニ子なので、通称で呼ばれる事の方が多い。
本名は「シュリセル」だが本名で呼ばれる事は無い。通称は韓国人製と言う事で「韓ゲニ」。
ルガールの遺伝子を持ったゲーニッツのレプリカ。ルガールの娘と言えなくもないとか。
無い胸。弱点も無い胸。スレンダーと言えば聞こえが良い。
ボイスは遠野秋葉(ひと美)だが、一部動作に白レン(水橋かおり)のボイスが混じっている。
胸が無いのはボイス元のキャラと関係があるのか無いのか…。
他と比べて比較的ゲーニッツ色が色濃く残っているがズボン穿いてない。パンもろ。脚線美。
性能としてはジェノサイドカッターやみどうこくが1ボタンで使えるのが特徴。
特に後者はコマンド入力では困難な超反応お別れですをCPUのように使えるので爽快。
アフロン氏ゲニ子に再び光を当てたキャラではあるが、Wind系の知名度と、続々と現れた他のゲニ子系に押され、あまり見掛けない。

+ 22B氏製作 goenikoD4
  • 22B氏製作 goenikoD4
上記Doomdman氏のゲニ子を22B氏がD4に書き換えて公開したもの。通称「D4ゲニ子」。
βverが公開されているが、このキャラに関してはこれ以上の更新は今の所無いとの事。

+ jin氏製作 シュリセル
  • jin氏製作 シュリセル
上記のGoenikoD4をベースに、SFFを組み直した上でjin氏が新たにプログラミングしたもの(パレットの互換性も消滅している)。
ドット絵も全て描き直されており、ヌルヌル動く。
声も当初はゲニ子の流用、後にぬーぬ氏提供の『悪魔城ドラキュラ』シリーズのシャノアのボイスを実装したりしていたが、
2017年に七草堂ひろきち氏の『SUPER117』という同人ゲームにシュリセルが出演した際に音声が一新された。
その直後スプライト製作者である22B氏が引退。
その際に使用音声に「クレジット必須」「再頒布禁止」の同人音声素材を使用しているにも拘らず、
利用規約内に未クレジットかつ再頒布を認容する文言が書かれていた事、
一部のスプライトに第三者のイラストからの無許可トレース(所謂トレパク)や、
剽窃されたものが混ざっている事がしたらば掲示板および匿名掲示板群で発覚した。
その後有志によって更新されているバージョンもあったが途中で製作は停止していた。

2023年8月に22B氏が復帰。
その際に音声についてしたらば掲示板上で釈明を行ったがスプライトに関しては一切の言及は無かった。
また、釈明についても問題点や疑問符が付く部分が多い上、批判していた住民に対して挑発的な言動をしていたためトラブルとなった。
その後、Discord内のNSFWサーバーにて前述したトレースについて、
「二次創作パロ絵のトレースなのだから目くじらを立てる事ではない(要約)」と問題のある発言をした後(現在削除済み)、
9月にはX(旧Twitter)で画像生成AIの変換機能を悪用したトレースの隠蔽とも取られかねないツイートをしている。

同年9月にはPatreonにて支援ページを開設し、そこでバグ取りやR18スプライトの追加等のキャラの更新を行っている。
しかし上記問題の一部を放置した上にPatreon内のガイドライン違反など、複数の問題も指摘されている。
さらに共同開発者であるUJI氏、jin氏に許可を取った痕跡も見られないため、
Patreon内で公開されている製作物を扱う際は注意を払いたい。
シュリセル解説動画

カラーパレットによっては生足ゲニ子系統でお馴染みのパンツの他、スパッツになったりストッキングになったり絶対領域になったりとお得。
7P以降にはバイスマチュアカラーに巡音ルカ、『コードギアス』のC.C.カラーを搭載と充実している。
また、新MUGENに対応したファイルも同梱しており、AIはヅァギ氏製作のものがデフォルトで搭載されている。

Extravagant氏が旧グラフィックのシュリセルを『CVS』風に改変したものも存在する。
紹介動画(DLリンク有り)

+ アンバサ氏製作 2002UM仕様シュリセル
  • アンバサ氏製作 2002UM仕様シュリセル
前述の22B氏のシュリセルをアンバサ氏が『2002UM』仕様に改変したもの。
カラーによって技が異なり、
  • 1P~3P:モードI(ゲーニッツ)
  • 4P~6P:モードII(ルガール)
  • 7P~9P:MIXモード(全ての技)
  • 10P~12P:ボスモード(全ての技)
となっている。
いっしょにとれーにんぐと対戦した場合、一部の技の体力制限が無くなるなどの配慮もある。
オプションで脱衣KOの可否やゲージの位置調整などの設定が可能。

AIは未搭載だが、NS氏による外部AIが2016年6月に公開された。
本体は現在誠治氏のサイトにて代理公開中。

+ Precious_青青氏製作 Schlussel-Pre
  • Precious_青青氏製作 Schlussel-Pre
上記アンバサ氏のシュリセルをPrecious_青青氏が改変したもの。
デフォルトでAIが搭載されており、性能は凶~狂クラス。
最新の更新で一部の超必殺技にカットインが追加され、オプション設定も新たな項目が追加された。
ONI-MIKO氏のFinal ZerokoにMAX版やみどうこく決めると…。

+ オカチャンマン氏製作 notos(ノトス)
  • オカチャンマン氏製作 notos(ノトス)
オカチャンマン氏が製作したゲニ子。
jin氏のレアスを元にしており、ボイスも同じシオンのものを使用。
ver2.0からはボスモードを搭載、ボイスも『アルカナハート』の廿楽冴姫の物に差し替えられた。

ver3.0からはAIがデフォルトで搭載された。ランクは通常状態で凶中位、ボスモードは凶上位前後と思われる。

+ calcio911氏製作 Anette
  • calcio911氏製作 Anette
calcio911氏製作のゲニ子。
『KOFM』仕様となっており、キャンセルや高性能の技を駆使する。
AIもデフォルトで搭載済み。

なお、真・最終章 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍2には「BLACK ANGEL」なるアネット改変が出場しているが詳細は不明。

Wind系

+ Wind
  • Wind
改変キャラの多い言わずと知れた大御所。
詳細はWindの項目で。

+ 365氏製作 c-wind
  • 365氏製作 c-wind
365氏が改変したWindの一つ。
ギルティ風にアレンジされていて、ロマキャン(赤青)、サイクバースト、
フォルトレスディフェンス(いずれもゲージ消費有)直ガ等を搭載。
ボイスは『ソウルキャリバー』のタリムに変更されている。
タリムは風を読む能力を持つ巫女というキャラのため、ゲニ子の声にはぴったりと言えるだろう。
それに伴い、台詞が他のゲニ子系キャラと比べて大人しくなっている。
オリジナル技として飛び道具反射のバリアと「ドラゴンインストール」を使う。

2009年6月に同作者によって大幅なリメイクが行われた「c-wind2(ヴィント)」が公開された。
緊急回避、小・中ジャンプ、パワーため、ブロッキング等のギルティには無いシステムが軒並み削除、
ダスト、ハイジャンプが追加され、さらにギルティ風味を増している。
また、凶クラスの性能だった旧版と比べ、技の判定、火力、硬直時間等がマイルドに調整されている。
Vitz氏製作のAIがデフォルトで搭載されており、現在同氏のOneDriveにて代理公開中。

+ 5667氏製作 wind_MCXX
  • 5667氏製作 wind_MCXX
ストライカー付きのWind。以前は「wind_MCX」名義だった。
5667氏のサイトが閉鎖したため一時期入手不可となっていたが、現在は同氏のOneDriveで公開中。

ユリゲーニッツを召還して戦う。
二つのストライカーとも常時タイプで様々な必殺技を搭載、くらい判定もある、体力75%になると一時消滅。
レオナシェルミーマチュアを選ぶ事ができる。
その上AI付き、本体との連携も上手い、同時に呼ぶと人間弾幕になる、正に数の暴力。
ただし、この場合本体の攻撃力、防御力は半分までダウン。相手のデカイ一発を喰らうと即死する事も。
つまりストライカーを呼ぶからには押し切るか死ぬかだ。…その非情さに凄みを感ずる。
本体の方の性能も軒並み強化されており、技が多数追加されると共に、全ての地上通常技にキャンセルがかかるようになっている。
どこキャンすら役に立たない本家とはえらい違いである
何故か攻撃を受けるとランダムでやられ顔のカットインが表示される。
さらにユリと妖しい関係を暗示する勝利カットイン搭載。
ユリだけに百合とは……でも隣にある花は薔薇。百合なのに薔薇とはこれ如何に
(まぁ案外百合で薔薇な作品は珍しくなかったりするのだが ) 。
ちなみにWind系では唯一の脱衣KO持ちだったりもする。


この他、1/2NSKlE氏がMCXをベースに改変した「wind free style」、略称「wind_FS」が存在する。

+ DHQ氏製作 wind_MOW
  • DHQ氏製作 wind_MOW
Wind_CIの製作者であるDHQ氏の新たなゲニ子。
ジャストディフェンスやTOPといったシステムを搭載したMOW仕様に仕上がっている。
AIは搭載されていない。

+ 結城秋氏製作 R’(アルム)
  • 結城秋氏製作 R’(アルム)
現在は入手不能。
ボイスはネットで活動している長月あいり氏が担当。色々とセウトなカットインにも注目。
性能は狂クラスであり、お手軽に永久が可能。
根性値が物凄く高く、キャラによっては永久が成立しない事がある。
12Pカラーは自動回復、性能特化、ゲージ解放となる。

その他

+ チユリ氏 & エス氏製作 pico_goeniko(ピコゲニ子)
  • チユリ氏 & エス氏製作 pico_goeniko(ピコゲニ子)
チユリ氏とエス氏が製作したゲニ子。現在は入手不可。
等身がポケットファイターサイズとなっており、『2002UM』のMAX2超必殺技も搭載されていた。
Yokurei氏によって『Fate』のルヴィアゼリッタのボイスを追加するパッチが公開されていたが、こちらも現在は公開停止中。

+ wahrheit氏製作 Wind-SE
  • wahrheit氏製作 Wind-SE
詳細はこちらを参照。

+ エス氏製作 Orochinochikara
  • エス氏製作 Orochinochikara
ゲニ子
ユリにバレンタインチョコを渡すため、危険な街
サウスタウンに乗りこむ

ゲニ子「へぇ 初めてきたけどいい( とこ )じゃないの……この街にはどんな格闘家( ユリ )がいるかなぁ」

(同梱storyより抜粋)

現在は公開停止中。バイクで相手を轢き殺すゲニ子。
ユリを探しているのはwind_MCXの設定を拝借しているのだろうか。
この後特に理由もなく様々なキャラをボコボコにしていく。
もうお分かりかと思うが、ひたすら一枚絵を使い回して作られたネタキャラ。
お覇王どないやと同種のキャラで、お覇王の改変キャラだと思われる。お覇王翔吼拳もそのまま搭載。
何がオロチの力なのかは謎。
恐らくwind_MCXの「覇王翔吼拳の使い手が相手なら、オロチの力を使わざるを得ない。」という勝利台詞が元ネタと思われる。


この他にも「レベッカ」(『ダブルドラゴン』のレベッカではない)や、ヅァギ氏製作の「C-レアス」、
凶悪改変キャラ「Angelique」、神改変キャラの「Super Mech Goeniko」、クンプシリーズの一体「ジ・アヤ・クンプ」、
上記の天羽忍の女体化キャラ「Amoumi」、さらに製作者不明の差し替えパッチ等を含めると、無数のゲニ子が存在する。
プレイヤー操作(C-レアス)

出場大会

+ 一覧
+ ゲニ子
バリエーションが豊富すぎて分類が困難なため、ゲニ子名義のものをまとめて表示しています。
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
+ Amanda
【Amanda】
+ reas(レアス)
【reas(レアス)】
シングル
タッグ
チーム
その他
凍結
削除済み
非表示
+ alter_wind
【alter_wind】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
削除済み
非表示
+ goenitz
【goenitz】
+ シュリセル
【シュリセル】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
+ c-wind
【c-wind】
凍結
削除済み
+ wind_MCX
【wind_MCX】
更新停止中
削除済み
+ wind_MCXX
【wind_MCXX】
シングル
タッグ
チーム
その他
凍結
削除済み
+ wind free style(wind_FS)
【wind free style(wind_FS)】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
+ pico_goeniko(ピコゲニ子)
【pico_goeniko(ピコゲニ子)】
+ Orochinochikara
【Orochinochikara】
削除済み
+ レベッカ
【レベッカ】
削除済み
+ Super_Mech_Goeniko
【Super Mech Goeniko】
更新停止中
削除済み
非表示

出演ストーリー

+ 一覧
F.K.B. ~炎とナイフとバーグマンの事情~
Freedom Wind(Wind、釘宮Reas、alter_wind)
Lady Jack(ピコゲニ子・名前改変)
Medium Heart(c-wind)
MUGEN Fighters History(Wind、Amanda、Goeniko)
MUGEN'S EVERYDAY'S
MUGEN街の夜雀亭 2nd
MUGENの星(Reas)
Nの日常(wind、Reas)
Reverse Night(wind mcxx Reas)
S.I.X.-志貴とイングリッドの無限奇譚-
イングリッドの愉しい学園生活(シュリセル)
鬼妹日記(Reas)
おろみて!(Reas)
カードキャプターみやこ(Wind/ウインディ)
巨乳ハンター響!!
ごっどきゃぷたー ゲニ(仮) (Wind Reas シュリセル)
この世界の片隅で(Reas)
魂魄セカンドライフ
サイキョー流珍道中第二幕 サイキョー漫遊記(Reas)
さつきとDIO(Reas)
ディオ・ブランドーは落ち着けない(Reas、ゲーニッツの姪)
てんこちゃん愛してる!(Reas)
中の国
なこるる茶屋(シュリセルSモード、ゆかなボイス・名前改変)
ブランドー一家
暴君の嫁探し(Reas)
無限学園奔走記(シュリセルだが名前はWind、故人)
無限の果てに。(Reas)
夜風物語(Reas)
りみっとぶれいく!(Reas)
特別課外活動部事件簿(Wind、シュリセル)
幽香の農業王国物語ショタコン

プレイヤー操作

実況付きP操作 Tarie配信(337キャラ目操作キャラ、C-レアス)
スクミズの人の挑戦(仮)(シュリセル)


*1
キリスト教はいずれまた訪れる再臨主を待ち続けるという宗教なのだが、(主にカトリックの)信仰的な女性は再臨主(メシヤ)を夫とし、生涯独身を貫く。
いつ来るか分からない再臨主を花嫁姿でずっと待っているのだ。
つまりシスターの服は質素なウェディングドレスで、質素であるからにはこんな大きく変わったデザインの服を着る事は有り得ないのである
(ちなみにシュリセルの場合、神竜石やられで「シスター」と断定されている)。
まぁ世の中には白い服のシスターなんかもいるのだが…。
なお、ゲニ子の服はオロチ八傑集としての正装そのまんまであり、私服という訳でもない。
元のゲーニッツは戦闘時もこの服だが、クリスシェルミーも同じ格好をしているイラストが存在し、
『XV』における裏オロチチームとしての彼等もデフォルトの外見がこの衣装になっている。

*2
オロチの言葉がロシア語圏で使われるキリル文字を使った表記である事から、ロシア語圏の出身であると推測されていた事もある。
尤も、技名がキリル文字表記だからゲーニッツはロシア語圏出身ではないかという推測は、
出身地が日本、フランス、スウェーデンのシェルミークリスもオロチモードの時は技名がキリル文字になり、
ゲーニッツを含めて技名自体がそもそも日本語名をそのまんまローマ字風にキリル文字で置き換えて表記したものである事を考えれば的外れの可能性も高く、
安直にロシア語圏としてしまうのはいささか怪しい。
そもそも「ゲーニッツ」という名前は『宇宙戦艦ヤマト』の登場人物「ゲーニッツ」が元ネタと言われており、
さらにヤマトのゲーニッツの由来はナチス・ドイツの軍人「デーニッツ」なので、ゲーニッツはドイツ語圏の出身ではないかとすら考えられるのである。
つまり名前の元ネタ(の元ネタ)がドイツ語圏、技名はキリル文字表記の日本語と、ゲーニッツ自身が国籍関係はチャンポン状態なのである。
かと言ってUMOLゲニ子で突如湧いて出た「イタリア出身」は、上記のどれにも当てはまらない唐突過ぎる設定であるのだが、
恐らくはカトリックの総本山である聖座がイタリアにある事から来ている可能性も考えられる。


最終更新:2023年12月03日 02:27