神キャラ


神キャラとは、通常のMUGENキャラクターのランク付けでは該当しない、更に極まったレベルで製作されたキャラクターに付けられる集合概念の一つである。
名称はキャラに「神~」「ゴッド~」といった名前のキャラが多かった事、
文字通りと言わんばかりの格ゲー離れした性能を名前と掛けた事に由来する。
「神曲」「神作画」などといった同人・ネット界隈での高いクオリティを称賛するスラング(用語)とは意味合いが異なる
(「神のように凄い」と感じさせる点においては共通しているが)。

上記の通り、絶対に負けない事、および「絶対に負けない」とされているキャラに勝つ事が全てであり、それ以外の要素は見た目も演出も余禄である。
過去に「論外」(絶対に負けない)と呼ばれていたキャラの1体、オメガトムハンクス工夫を凝らして撃破した製作者が居り、
以降、オメガトムハンクスを倒せるキャラにも負けない防御方法を工夫→オメガトムハンクスを倒せるキャラにも負けない防御方法を突破できる攻撃方法を…
と、技術の模索と革新が進んでいった経緯がある。
なお、ここで紹介されているキャラはほんの一部に過ぎない。
より詳細に知りたい方は、専用のwikiがあるためそちらを参照する事が望ましい。
オリジナルキャラおよびページが存在する一部のアレンジキャラについては、MUGENキャラクター紹介5を参照の事。

神。所謂ゴッド。相手を倒す事に特化したキャラ達の総称で、狂以下と比べると全体的に高く特殊な性能をしているのが特徴。

神キャラと称されるキャラの対戦は、「格闘ゲームではない。CNSを使ったパズルだ」とも言われる。
平たく言えば、卑怯」だろうが、「」だろうが、最終的に「勝ち」さえすればOKであり、
勝利の称号を得るためには手段を選ばないキャラクター達
であると言っても過言ではない。
勝てばよかろうなのだァァァァッ!!
攻撃は一撃必殺、防御は常時無敵がデフォ(演出としてライフが減る事はある)。
単純に火力を上げる、敵のライフを強制的に0にする、防御力を上げる、ライフ超回復を行う、といった比較的常識的な攻防は早々に対策が研究されて行き、
その果てに、MUGEN自体の特殊仕様やバグを、意図的にキャラの構成要素に組み込むようになっていった
(そのため、「n択」などの格闘ゲーム的な駆け引き・性能も一切意味をなさない)。
正に本当の意味で「バグとしか思えない強さ」「存在自体がバグ」(というか、「バグそのもの」)と言えよう。
また、そういったバグを利用しているためWinMUGEN専用が殆どで、
逆に仕様が変わった新MUGEN1.0&&1.1専用の神キャラというものは、新MUGENが登場した2009年以降、現在に至るまで未だに存在していない
(新MUGENでは新規追加されたステコン「Cond」が使用可能で、旧Win版では使えなかったヘルパーリダイレクト技術が使えるが、
 あまりピックアップされていない。
 Win版限定の%nF1の代替と期待されていたが、どうやらこの技術で突破できるような防御方法は、とっくに通り過ぎた地点であった模様)。

現在では相手の強力な攻撃を無力化しつつ有意な情報を素早く正確に探知し、自分の攻撃をいかに相手に食らわせられるかが要とされている。
などはよくある事。さらには、
といったような行為も仕様の範疇とされている。

HPや攻撃力・防御力など、ステータスの単純な数値は一般的な格闘ゲームのキャラクターと大差ない場合が多い。
これは、「狂」までの性能基準は体力・技性能・無敵時間といった格闘ゲームの範疇で照らし合わせられるが、
「神」以降ではHPや攻撃力・防御力などステータスの殆どシステムで制御しているので、単純なステータスは意味をなさないためである。
一方で並キャラと大差なく見えても、実は通常攻撃が全て飛び道具だったり本体に見えるのは本体ではないような特殊なキャラもいる。

攻撃性能と防御性能の差がアンバランスだったり、
いたずらにドローゲームを連発するキャラは好まれず、後述する「論外(または準論外)」と呼ばれる場合が多い。
このキャラ層はMUGENキャラ全体に比べれば非常に薄いが、「狂」同様に内部での差が大きい。

神キャラを扱った主な動画

今現在、神キャラ達は日進月歩のペースでインフレし続けており、
動画投稿時と現在とでは中身が全く別物になっているキャラも多いので、動画を見る際には投稿日を確認してからが望ましい。

神キャラは即死攻撃を仕込んだ特殊な画面全体攻撃を所持しているものが多く、
それには派手なエフェクトを伴う技が多いため、特に神キャラが使うものは「大魔法」と一括して呼ばれている。
最近の神キャラ同士の戦いは、内部的には互いの即死を狙い合う複雑な戦いをしていても、
外面的には互いに大魔法を出し合っているだけのド派手な魔法合戦(通称「花火大会」・「驚きの白さ」など)になる事が多い。
個体差こそあるものの、神キャラは総じて複雑なcnsが組まれており、中にはとんでもない記述量に達しているものもある
(無論通常のランク内に収まるキャラの中にも、神キャラと同じシステムを搭載したり恐ろしく複雑なcns記述を持つ者はいる)。
余談だが、凶狂キャラや神キャラ達が狭い室内ステージで暴れると、「神キャラでも壊せない建物」「建物が最強」などと言われ、
「耐震住宅」をもじり「耐神住宅」タグが付く事がある。

内部では狂・凶のように下位神・中位神・上位神と細かいランクが存在する
(また逆の言い方で、神上位・神中位・神下位もある)。
ただし現在において、基準と言えるものはほとんど無い
強いて言うならば、神としてのランク付けは、ほとんどが使用する即死の種類や混線などの有無によって決まる。
神キャラは1対1での戦いだけならそれぞれの強さを比べる事が可能でも、具体的なランクというものは無いも同然と言ってしまってもいいだろう。


準神

MUGENキャラのクラスについて語るスレで新たに考案されたランクであり、
強さ自体のランクの上限をここまでとし、ここに含まれる以上のキャラを全て凶悪キャラとして扱うという方式である。

Rare Akuma竜子1stジョーカー式(9P AILv7 ダメキャン300)といった狂最上位に専用対策無しで互角以上の戦績を修められ、
さらに下記の5キャラ(通称:「準神五柱」)の内1体でも即死させられる(つまり、高精度の混線や強制死の宣告を持つ)なら、
同時に「神キャラ」の称号も得られるものとする方式
(よくある勘違いとして、準神は狂以上、神以下というものがあるが、そもそも強さの総合的な評価ランクではない)。
この方式で言う神キャラとは、総合的な強さではなく、如何に多くのキャラを倒せるか、という
一定の殺傷力(後述)を有したキャラ達「のみ」の「殺傷力基準ランキング」みたいなものである。

ランク策定にあたり準神を含める場合の神の門番としては、
これらを即死させれば神キャラ入りする事になるが、専用対策による即死・判定勝ち・削り倒した場合は無効である。
なお、このランクの内の事情はまだ不完全であり、変わる可能性もしばしばある
ただし、準神における神キャラは概ねキャラの殺傷力のみを基準とする評価方法であり、同ランク内での防御性能や搭載技術は全くの考慮外である。
そのため、耐性が旧論外・準論外属性の準神キャラに防御面でそれほどでもない神キャラが負ける事も有り得る。
下のランクに負ける事自体は他のランクでもそれなりに発生する事ではあるが、
強さ順である準神より下のランクとは基準が異なっている事に留意する必要がある。

など。
元の「狂上位から中位神」に関わる大会を開くにあたり参考になる階級だが、
昨今一部のキャラで準神仕様域内の攻撃に対する防御性能向上が試みられており、試合にならない状況が次第に増えつつある。
準神基準の定着には今後、防御性能を検討する必要があるだろう。
なお、準神ランクの採用については各人の意志に委ねており、従来のランク分類の使用を禁じているわけではない。
準神を使用する場合の神キャラは旧基準の上位神とほぼ等しいためか、準神採用時でも上位神は神キャラではなく上位神と称される事が多い。
まだ曖昧なまま設立したランクなので、同じ準神に位置すると思われるキャラ同士でも、神キャラ同様絶対に勝てない組み合わせが多く出てくる。
主な例としては、「異常な無敵キャラ」(シャルロットうめぇ氏AILV5)から「狂の許容範囲を超えた即死を連発(野生七夜12P、HIGE10P)」、
「即死にも耐える防御性能充実(銀の聖者9P)」のキャラなど。
だが、例を挙げた中の2つの項目に当てはまるキャラもいるわけであり、ランク内の差が激しく、基準自体もまだで的確に成立されてないため、
準神に批判的な凶悪界からは大会の開催は非推奨と言われている。

また、余談ではあるが、2018年3月現在凶悪ロダにアップロードされている撃破挑戦と呼ばれるキャラ達は、
殺傷力が考慮されていない(それどころか攻撃してこないキャラもいる)が、
耐性は専用対策必須な準論外、もしくは汎用での撃破が難しいキャラが大半である。
これらのキャラも殺傷力だけは準神に届いていないが、耐性面を考慮すると準神と呼ばれる事が多い。

主な動画


撃破挑戦

「倒してみせよ」

神キャラ達相手に対戦する事を想定して作られたキャラの事を指す。
具体的には、
  • 狂以下では倒せないが汎用技術で倒せる
  • 狂以下では倒せるが神キャラだと倒すのが難しい
  • 汎用技術での撃破が無理で専用対策必須
などが該当する。
耐性面が神を想定している点は上記の準神と内容自体は似ているが、
必ずしも全ての準神キャラ=撃破挑戦キャラというわけではない。


下位神

多岐に渡るバグ利用即死攻撃の手立ての内、複数カテゴリによる討伐を許し、
一方で自身もそれらの攻撃の内幾らかを選んで使用する。自分の攻撃で死ぬとは限らない。
狂キャラの攻撃でも一応は落ちる可能性があるように調整されているものの、
狂キャラ(少なくともステートの仕様を正規の手順で利用する程度のキャラ)では確実に耐えられない攻撃を、
ほぼ常時ばら撒いて戦場を掃討する(ルナティック11P、R.S.P.2nd常時覚醒など)。
削り以外を無効化するものの理論上討伐可能であり、用いる攻撃もある程度の範囲に収まっている耐久型(ミズチTYPE-M、神速久那妓10P)など、
イカれてはいるが性能面に多少の手心が加えられているキャラの集まりである。
残してある隙の大小などから戦績、ひいては実力の幅がそこそこ広く、下記の中位神以降とは一線を画している節がある。

具体的な判断基準としては、前述の狂最上位を相手に圧倒しつつ、
なおかつ準神五柱を1体でも汎用技術で即死させる事ができればこのランク相当と言える。
準神と大きく違う点は、 狂キャラを圧倒できる力を持っているかいないか という点。
当然ながら汎用削り、専用対策を用いた即死は無効である。
準神5柱のうち倒すのに混線バグが必要なキャラがいるが混線バグなしでの即死、宣告などでも撃破可能なキャラもいるため、
下位神になるためには混線バグの搭載が必須かと言うとそうでもない。

2016年9月時点での該当キャラは以下の通り。


中位神

比較的敷居が低い下位神に対し、中位神と呼ばれるためには、
精度の高い超即死OTHキラー、超即死投げ、常設凍結当身といった神の攻撃の花形と呼べる攻撃手段を複数持っており、適切に用いる。
一般に広く普及している攻撃手段であるReversaldefやターゲットステートコントローラーのつけ込む隙が(混線の介在を除いて)一切無く、
外因性の即死によって倒される事は少ない。
これらの技術持ちがほぼ必須であると考えられる。
攻撃手段の中でも内因性即死の鍵となる混線に関しては扱いが難しく、
耐性は持っているが攻撃に用いない、混線を用いるもののそこから大した攻撃を行わない、
大技などで用いるが自身がより程度の低い即死・削りにより安定して倒されるなどの「手加減」が無いキャラは、
上位神として扱われる事になるだろう。
また、高度条件下からの落下死(アーマー貫通砲)やtaginといった特殊な即死に関しては、
関与必須とまでは考えられていない場合が多い。

2016年9月時点での該当キャラは以下の通り。


上位神

混線などによる即死準備および即死手段を持ち、
神キャラの中においても一定以上のキルスコアを得られるよう調整された、神キャラの一つの到達点である。
ここから先の領域は、作者側の絶え間ない修練と研鑽がほぼ必須となる。
上位神と呼ばれるためには、自身も混線を始めとする様々なKO手順に対し一定以上の耐性を持ち、
その他(論外攻撃を含む)製作者の意図しない方法では敗北に至らない構造になっている。
汎用邪眼キラー(準汎用)、強制死の宣告、変数弄り、親変更、探査(潜入型、利用型問わず)など記述自体の難易度が高く、
かつ大半のキャラに対して有効な即死に搭載し、それらを精度良く適切に扱える事。
これらの条件を満たしている事が最低条件であろう。

2016年9月時点での該当男女4キャラ(参考:2016年神最上位検定)は以下の通り。

ちなみに混線、親変更、探査などを積んでいてもキルスコアが芳しくないキャラもいれば、
準神五柱を即死できなくても削りだけで上位神並のキルスコアを叩き出せる怪物キャラもいる。


神最上位

上述したように、一口に神キャラと言ってもその実力はピンからキリまである。
そんな中でも、倒せるキャラの幅が特に広い(殺傷力が高い)部類のキャラはこのように呼ばれる場合がある。
分かりやすく言えば、
などの上記のほぼ準論外に近い彼らを専用対策無しで汎用もしくは準汎用で即死させられるキャラ、それらを最上位と呼ぶ。
殺傷力だけを見れば攻撃論外を除けば全ランク中でも最強の層だが、
それは自分自身に干渉して死亡するという危険性も孕んでいるという事に他ならない。
だが、このランクに該当するキャラ達はどれも完成度が高く、普通に見ていてもその様な事態はまず起こらないだろう。
つまる所、それは 下手な論外キャラよりも高い即死耐性を持っている という事を意味する。
そのため、「これは神最上位だと思う」「いや準論外じゃね?」「上位神上位でしょ」というような不毛な議論が、
掲示板や動画のコメントで起こる場合も少なくない

2017年現在では神最上位を名乗るための大きな指標として白霊夢氏が毎年上げている
神最上位検定での検定結果が最近の神最上位を決める基準となりつつある。
この計測結果では成績上位10キャラのみ最上位という扱いであり、上位10組に入るのは狭く険しい登竜門と言える。

  • 2018年神最上提名公布

+ ←過去の結果
  • 2013年神最上測試公開

  • 2014年神最上測試公開

  • 2015年神最上測試公開

  • 2016年神最上測試公開

  • 2017年神最上測試公開

時代の流れが特に速いと言われる神キャラ界にとって、最も速いのがこの最上位であるため、
最上位かと思っていていたら知らぬ間に最上位じゃなくなっていた、という事も十分有り得る。
毎年行われる神最上位検定においても、その年は最上位でも1年経ったら上位神に落ちていた、なんて事が普通にある。

  • 2016年9月時点での該当キャラ一覧(参考:2017年神最上位検定)
+ ...
  • 2017年9月時点での該当キャラ一覧(参考:2017年神最上位検定)
+ ...

ぶっちゃけるならば、基本的に上位の神キャラについて語る場合、
直接対決そのものに意味が無いため、話題に上るのはほぼ攻撃性能のみという事になる。
よって、最上位神レベルの攻撃性能を持つならば、防御性能が狂に毛の生えた程度だろうが論外だろうが問題にはならない場合が多い。
直接対決そのものに意味が無いのは、神最上位勢のほとんどは撃破するのに専用必須な準論外級の耐性と耐久力を持つ
(詳しくは後述の準論外の項目を参照)、
もしくは防御論外であるので直接対決しても大体ドローになるからであろう。
更に言えばMUGENの性質上神キャラ以上は、1P側選択のキャラが完全に有利(例:開幕混線が動かない)なため、
同じ条件にするならば尚更直接対決する意味がない。
ただし、中には敢えて耐久力を低くしている神最上位もいる(強制死の宣告などの関係で)が、
それらのキャラも神最上位と言われるだけあって十分に硬いので、そうそう撃破される事はないと考えていい。
また、これらのキャラでしか倒せないキャラもいたりする。


準論外

論外キャラには基本的に撃破条件が設定されていないが、敢えて設定されている場合、
または、今まで倒せなかったが、親捏造(もしくは他の技術)によって倒されるようになった論外キャラが「準論外」と呼ばれる。
この層に位置するキャラは、ダメージを受けたり即死の条件が異常に厳しかったり、相手の強制宣告を誘発する必要があったり、
倒すまでに膨大な時間がかかったりするなどで、撃破するには専用対策必須である場合が殆ど。
主に理論上倒せる場合と、タイムアップで負ける余地がある場合に分けられるだろう。
「論外は負けない事が前提だが、準論外は負ける余地がまだ残されている」といった認識でも構わない。

しかし、後述の通り理論上親捏造を使えばどんなキャラだろうと撃破できてしまうため、
2017年現在における準論外の定義としては「%nや親捏造直死などを使わず専用対策や汎用技術持ちの神キャラでK.O.勝ちが可能なキャラ」というイメージが強い。
故に撃破条件が設定されていないが、タイムアップで勝つ事が可能な「神キャラでK.O.が不可能なキャラ」は、本来であれば「防御論外」という表現が正しい。

また、防御論外と比べると防御性能・即死耐性面では準論外の方が上、という場合が非常に多い。
これは自身が上位神以上の実力を持とうとも、実力を出し切る前に倒されてしまっては意味がないためである。
特にターゲット撃破形式大会の中には、神キャラで撃破可能な攻撃論外が出てくる可能性もあるので、耐性を上げておくメリットは十分にある。
以上の事から、殺傷力検定で上位に食い込んでいるキャラ達は自身の力を限界まで引き出す必要があるため、専用対策必須な準論外である事が非常に多い。

汎用or専用でK.O.可能なキャラ


汎用or専用でK.O.不可能なキャラ

など。


防御論外

神以下が倒せるように作られている事に対して、
  • 常時無敵
  • 喰らい判定が無い
  • 何もしてこない
などの理由から攻撃が当てられず、倒す方法が全く無い(少なくとも作者はそのつもりで作った)キャラ達の総称である。
要は負けない事に特化したキャラであり、そのため(一応は)戦う気のある神キャラと区別される。

この特性から必ずしも攻撃面まで強力とは限らず、ひろしセクロスの金カラーのように「攻撃面は並キャラ」というキャラや、
極端なケースだとDancerのように「琥珀にゃん12Pと戦っても死なないが、攻撃しないのでウルトラマグナスすら倒せない」というキャラもいる
(というか、当身含む攻撃技をしてこないキャラはこちらの当身系即死が使えないため、即死攻撃をやってくる連中よりむしろ倒しにくい)。

本体に喰らい判定が無いキャラには長らく攻撃を当てる手段が見つからなかったが、相手が手を出してくるのであれば、
ダークアテナが初めて搭載したオメガトムハンクスキラーによって倒す事が可能となった。

かつて論外と呼ばれたキャラ達

など。
ちなみに、A-Bomb以下3体にはオメガトムハンクスキラーも通じない。
それでも今では専用対策すらなしに、MUGENを落とさずに即死させられるのだから、神キャラ界の進化は恐ろしいものである。


現在論外と呼ばれている主なキャラ達

など。

技術進歩により論外と言われていたキャラ達の撃破が相次いでいる事により、純粋な論外キャラは以前に比べると少なくなっている
(とはいえ「ゲーム」として見るならば、神キャラの殆どが「論外」と言われても間違いではない事は確かである)。

+ おい、試合しろよ
神キャラを皮肉ったジョークキャラとしてカンフーマン改変した、
  • 界王(試合が~とか言う以前にキャラセレクト後のVS画面ロード中にMUGENを落とす)
  • 魔王(VS画面ロード中に~とか言う以前にキャラセレクト画面ロード中にMUGENを落とす)
  • EFB(選択すると試合が始まらず勝手にGoogleで「エターナルフォースブリザード」と検索させられる。
  • 怠惰意思(試合が始まる直前にEscキーを押して強制的にキャラセレクトに戻る)
  • Movie end( デレデレデェェェン→IGAAAAAAAAA→TAKEDA★TAKASHI→しまむらゾーン→キャストーッ!→よう!→ドゥゥゥゥゥゥゥゥン
など、もはやMUGENの存在意義を疑うレベルのキャラもいたりする。

だが、ここに書かれているキャラ達ですらも、近年類稀なる製作者達の技術進歩により撃破されている(A-Bomb MK-2、マハヴィロ3など)。
元々は「絶対に、どんな手段を使ってでも倒せない」というキャラが集まるランクだったため、
%nなどの隔離技術で倒せるようになった今、昔ほど論外という存在は薄れてしまったかもしれない。
が、それでも隔離技術を用いなければ撃破が不可能なキャラが多いため、撃破条件が設定してある神キャラよりは倒される要素が少ない。
まさに「MUGEN」という名前通り、可能性は永遠に存在するのかもしれない…。


攻撃論外(ランク:内部論外)

あるMUGENのバグを使用すれば、試合さえ始まればほぼ全てのキャラを撃破可能な事が確認されている。
これは超即死から派生した一定条件下で「相手の生存フラグを直接書き換える」というもので、
これにより理論上は全てのキャラを倒す事が可能となった。
主に「直死」、「P消去」などと呼ばれる場合が多い。
この強力無比に見えるバグだが、キャラ登録数やアドオンなどにも影響される、動作が重過ぎるなど、
そもそも非常に不安定であり実用化・汎用化された例はほぼ皆無。
研究の結果、OSがvista以降であればそこそこ安定するようになったものの、
動作上はウイルスに近い挙動なので、使う際は自己責任でどうぞ。

このバグを使用している主なキャラ


攻撃論外(ランク:外部論外)

近年では、MUGEN以外のプログラムを用いて只管に自キャラの勝利を目指しているキャラがいる。
これらは日本で着手している製作者が殆どおらず、大多数が海外製キャラとなっている。
外部論外クラスともなると、同じ土俵のキャラでなければ勝つ事が不可能になる。
というより、最早外部ツール用いてる時点でMUGENという枠を超えてるよね
内部キャラと大きく異なる点は、そのキャラのフォルダに.exeファイルのような普段MUGENで使用しないファイルが混じっていて、
それが.batファイル(通常であればキャラのコマンド用ファイル)で実行されるように仕向けていたり、
.batファイルの記述にMUGENで使用しないようなdosファイル特有の記述があればほぼ確定である。
また、外部論外の中にはMUGENを実行しているパソコンのOSを破壊する本物のウイルスキャラも過去にあったため、取扱いには細心の注意が必要。

外部論外クラスの主なキャラ
  • 現実ドナルド・忌
  • 仮想ドナルド
  • UーNue
  • One Hit Kill Yee


なお、(どのランクにも言える事だが)神キャラが登場するMUGEN動画において、キャラ性能や攻撃方法に対して批判の書き込みをするのは御法度である。
MUGENではどのキャラクターも製作者の「製作意図」がある訳であり、神キャラもそんな「製作意図」によって生まれてきたキャラである。
例えば上記のオメガトムハンクスの場合、「エンディングだけを見たい時に勝ち進むため」のお助けキャラだったそうである。
これ以外にもボーナスステージ系キャラなどは、内容にもよるが意図的に論外・準論外になっている事がしばしばある
(例:無双系ミニゲームでは敵を倒しても倒しても一向に相手のHPが尽きないなど)。
それらに対して「面白くない」「つまらない」「何が楽しいの?」と、感情的な書き込みをするのは、
キャラ全般の製作者に対しても批判をしているようなものでもある。
キャラの製作意図、コンセプトはきちんと把握した上で、発言をするように心がけよう。

コメント

  • 狂キャラランク以下の方にコメント欄がありましたのでこちらにも設置してみました。 -- 名無しさん (2016-05-23 10:49:32)
  • 技術の日進月歩は本当に恐ろしいな、中位神大会で最上位神がやられてたわ -- 名無しさん (2016-06-19 21:29:44)
  • 乙です ここに載ってる最上位神の基準は最近では基準として扱われることはほぼ無い気がします -- 名無しさん (2016-06-20 07:23:21)
  • 神最上位認定は最近だと汎用火力による毎年行われる殺傷力検定で上位入りしたキャラというイメージが強いですね。他の方がどう考えているのかわかりませんが凶悪wikiの機能が殆ど停止している以上ここの記述を独自で変えていく必要があるかもしれませんね・・・ -- 名無しさん (2016-07-22 11:25:30)
  • 狂最上位と準神&下位神の違いだけは記述あるといい気が -- 名無しさん (2016-08-17 16:46:54)
  • 殺傷力検定結果が出たけれど、正直神最上位の例示キャラを入れ替える時が来たと思う。じゃあ誰を入れるかとなると判断に難しいけど(特に今回頭角を現したキャラ) -- 名無しさん (2016-09-14 01:14:57)
  • 下位神~上位神の話しも含めて思い切って変えてみましょうか。うーんちょっとって思う人がいましたら遠慮なく元に戻しちゃってください。 -- 名無しさん (2016-09-14 09:13:41)
  • 勝手ながら、神最上位の項目におけるキャラへのリンクを一部変更させていただいたと共に誤字の修正をさせていただきました。 -- 名無しさん (2016-09-16 00:46:05)
  • 対応ありがとうございます! -- 項目追加の人 (2016-09-16 09:14:13)
  • 外部論外キャラは、制作するときにまずどういったコマンドを使って外からmugenを動かすかということと、他の外部論外キャラと対峙したときどうやって相手の実行するプロセスをどういったコマンドを使って妨害するかを考える事が大事なのだそうです -- 名無しさん (2016-12-28 16:03:12)
  • ちなみに外部論外キャラは指定した相手内部キャラとは戦っていないので、mugen落とすキャラと同類です -- 名無しさん (2016-12-28 16:06:41)
  • 某所にて神最上位の相手が古いと指摘があったので2015年および2016年の検定の相手から製作者・改変元作品が被らない形で入れ替えてみました、問題あれば随時修正してください。 -- 名無しさん (2017-01-08 14:31:29)
  • ↑お疲れ様です。対応ありがとうございます。 -- 名無しさん (2017-01-24 13:06:35)
  • だれかD4CDIOを作ってくれないかなぁ。 -- 名無し (2017-05-26 23:23:01)
  • うーん・・・このページ編集してて思ったんですが神と論外ってページ分けるべきですかね?外部とか明らかに神の範疇を大幅に超えていると思うんで・・・ -- g_nicomugen (2017-07-31 14:45:01)
  • 神キャラや論外キャラがたくさん登場する経緯とか記述すれば良いかもね。OTHはもともとお助けキャラ用だったけどダークアテナの登場で流行った・・とか -- 名無しさん (2019-03-03 22:09:48)
  • 今ではMUGEN再起動にまで至っているからね、もっと強くなるとしたらどうなるのか分からん -- 名無しさん (2019-03-07 02:42:59)
  • この辺の技術革新の歴史が書かれたページないかな。すごく読みたい -- 名無しさん (2019-04-04 19:44:37)
  • 再起動は草 -- 名無しさん (2020-07-19 20:28:53)
  • あまり関係ないけどイ○ムで論外系どんなの居たっけ? -- 名無しさん (2020-11-14 21:29:02)
  • イ○ムだとスローロリスが論外でアークサハエルと凶悪ロダにあがってた強化版のレインボーアークサハエルとGOisGODが防御面だけ論外 -- 名無しさん (2021-03-15 23:19:29)
  • 某土方も撃破挑戦枠の攻撃論外 -- 名無しさん (2021-03-16 04:33:04)
  • 今はもう再起動が最強の技術じゃないんだよなぁ -- 名無しさん (2021-09-10 20:25:42)
  • 恐ろしいとしか言いようがない。 -- Donald3000 (2022-03-18 15:43:58)
  • ぼくはDERPが神だと思うのですが -- 名無しさん (2022-04-23 05:44:12)
  • 逆論外  -- 727 (2022-10-27 22:13:10)
  • 逆論外、弱、並、強、凶、狂、神、論外、外部、現実干渉の順か -- 727 (2022-10-27 22:14:06)
  • 情報が古いから16年時点の論外はもう論外ですらないというインフレ具合 -- 名無しさん (2022-12-12 16:56:33)
  • このまま行くと強さのランクがアザトースみたいな未知のランクが行きそう(KONAMI -- 名無しさん (2023-01-12 22:18:22)
  • うーん…批判するわけじゃないんだがゲーム内のバグ使用はいいとしてもとか外部ツール使用とかウイルス持ちキャラは流石にどうかと思うが…流石にどういうコンセプトが分からん -- 名無しさん (2023-01-19 00:42:15)
  • 論外下位(弱・中・強)、論外中位(弱・中・強)、論外上位(弱・中・強)、論外最上位(弱・中・準外部・強(内部最強))、外部(TTP)、現実干渉 -- 名無しさん (2023-01-27 14:16:12)
  • 現実干渉とは何ぞ -- 名無しさん (2023-02-11 01:05:42)
名前:
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最終更新:2023年03月05日 02:27