カメオ


「3つ!3つだッ!
 願い事をいえ!かなえてやろう!

       おまえの望むものを3ついえッ!!」

+ 担当声優
高木渉
カプコン版(PS版)
大友龍三郎
『ASB』
有本欽隆
2016年アニメ版、『ASBR』

高木氏はPS版でアラビア・ファッツ、オインゴ、ケニーGも兼任し、後に虹村億泰を演じる事になった。
有本氏はクリストファー・ウォーケン氏の吹き替えで有名。

ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダーズ』に登場したランプの魔人。
その正体はDIOが差し向けた刺客の一人で、「審判」を司るスタンドジャッジメント」を持つスタンド使いである。
作中ではほとんどその姿を見せず、主にスタンドであるジャッジメントが登場していたため混同される事が多々ある。
名前の由来はアメリカのファンク・バンド「キャメオ(Cameo)」から。

+ スタンド「ジャッジメント(審判)」
破壊力 - B スピード - B 射程距離 - C
持続力 - B 精密動作性 - D 成長性 - D
ロボットのような見た目を持つ人型のスタンド。全身が装甲に覆われている。
能力は対象となる人間の願いを土に投影し、願いをかなえたように見せかける能力。
ランプの中に潜み、対象がランプを擦ると登場し3つの願いを適えてやろうと言うというアラビアン・ナイトに登場するランプの魔人のようなスタイルで、
対象の心の内にある願望を聞き出す。

対象の願いが物で解決出来る(金持ちになりたいなど)であった場合はそれを満たすものを土から作り出し、
死者や尋ね人に会いたいというものであった場合は土からその人物の人形を作り出す。
作り出された人形は、対象の中にあるその人物のイメージや思い出から正確に投影されるため、
声や仕草、記憶に至るまでその人物そっくりに作り上げる事が出来る。
ジャッジメント本人が嘯くように「心の底から願う事」とはイコールで「心理的弱点」を曝け出す事に他ならず、
「精神的無防備を突く」という点ではダービー兄弟のスタンドやデス13などと似たタイプのスタンドと言える。

作り出された土人形はある程度その元になった人物と同じような意思と自律性を持つが、カメオの意思によって自由に操る事が出来る。
作中では、愛する人の死を心のどこかで否定してしまう心の弱みに付け込む狡猾な戦法で、
ポルナレフを妹シェリーの人形とアヴドゥルの人形を使って追い込んだ。

作り出された人形はモデルそっくりの姿を持つものの、噛み付きや爪による攻撃のみで、スタンド使いの人形を作ってもスタンドは使う事は出来ない
(ただの人形なので当然ではあるが)。
あくまで土人形なため、耐久力も低く脆い。破壊されるとただの土に戻ってしまう。

上記した表にも現れているようにスタンドそのもののスペックもかなりハイレベルであり、格闘戦特化型の「銀の戦車」とも互角以上に渡り合える。
また第3部では珍しく本体とのフィードバックがあまり描写されておらず(せいぜい「スタンドパワーが強い」=「本体は近い」とされた程度)、
ファンの間ではそのスペックや能力と合わせ、後の「自動操縦型」のはしりではないかとも噂されている。
アニメ版ジャッジメントまとめ

+ 原作ネタバレ
ポルナレフが紅海の浜辺で拾ったランプを擦ると、突然中から出てきて「三つの願いを叶えてやる」と言い出し、
最初は半信半疑で大金持ちにしてくれとポルナレフが言うと「Heil 2U!」の掛け声と共に地面から財宝が出現。
驚いたポルナレフは次にJ・ガイルに殺された妹のシェリーと自分を庇って死んだ親友アヴドゥルの蘇生を要求
(その前に売れっ子漫画家になってポルナレフランドをおっ建てるんだ!」とか「赤い糸で結ばれている彼女がほしい!」
 とかを叶えてもらおうとしかけたが)、
しかし甦ったシェリーは突然ポルナレフに襲い掛かる。

土からあらゆる物を生み出す能力でポルナレフを「偽者とはいえ、大切な人の「姿」を破壊しなければならない」という極限状態にまで追い詰める。
しかし、それまで死んだと思われていた本物のアヴドゥルが現れた事で形勢逆転。
地中に隠れていた本体の空気穴を見付けると、ポルナレフは仕返しとばかりに穴にイタズラを仕掛けるが、そんなポルナレフに対しアヴドゥルは…

アヴドゥル「ポルナレフ、なんだか催してきたのぉ」

と言って2人で空気穴めがけてツレション
たまらず飛び出てきた所をマジシャンズ・レッドで黒焦げにされて再起不能となった。

なお原作とアニメで妹の人形が破壊された際の描写が異なっており、原作ではジャッジメントが妹の人形を投げ付けた事に怒る展開になるが、
アニメでは精神的弱さを認め、克服したポルナレフが自ら人形を破壊する展開になっている。

また、第5部でディアボロにやられたポルナレフの、死の間際の思い出に何故かカメオが入っていたのは割と有名。

格闘ゲームでは、『未来への遺産』のデータ内に没スプライトの残骸らしきものが残されているが未登場。
その後、PS版のスーパーストーリーモードにてCPU専用キャラとして登場した。
攻撃は土人形のシェリーとアヴドゥルに任せて自分も空中から一方的に攻撃する。
しかし攻撃内容は突進かパンチのみであり、操作キャラがワンボタンでスタンド攻撃の出るアクション仕様アヴドゥルなので、
簡単に迎撃されてしまったり空中に居ても叩き落とされたりする。
土人形は倒されてもしばらくしたら復活する。
5:10~

また、コブラチーム製作のSFCゲームではこちらが頼んでもいないのに願い事を勝手に叶え、
「全員をレベルアップさせてやろう」と言って土人形の承太郎を複数召喚、
ホル・ホースの居所を教えてやろう」とこれまた土人形のホル・ホースを召喚する等、色々とカオスな事態になっていた。
一応、撃破したら最後の願い「DIO様の秘密を教える」としてイギーの情報を教えてくれる。
「3つめの…第3の願いだけは本物だ…かなった…」

『ASB』では、エネルギーが溜まっている分だけ無料で遊べる キャンペーンモードに登場。
プレイヤーの3つの願いを叶えることでキャラクターを強化してくれる。
参考動画(2:49~)

『ASBR』ではキャンペーンモードが無くなり、カスタマイズモードのみ登場。無料で遊べなくなっちまったんだ!
なお、当時カメオを演じた有本氏はこの時点で故人となっているが、老ジョセフやエシディシ同様代役が起用されず、
アニメ版からのライブラリ出演となっている。
参考動画(4:06~)


MUGENにおけるカメオ

Corntortillas氏製作のものが存在していた。
代理公開先であった「Random Select」が2019年10月に閉鎖されたため、残念ながら現在は正規入手不可。
オリジナル技として、大量の金貨を投げ付ける全画面攻撃超必殺技「Heavenly Treasures」が搭載されている。

外部AIはLilliesMADs氏(Lillie's MADs氏)によるものが公開されている
かつては有志によるAIも存在したが、公開先の無限ロダ閉鎖により入手不可。
LilliesMADs氏AI紹介動画(2:47~)



 「お願いだと?ポルナレフ
  だめだよぉ~~ん!もう願いはない!
  3つともすでにかなえてやった ククク
  4つめの願いはありえないよーん」

出場大会

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出演ストーリー

Nの日常(非戦闘)
I can`t back to the yesterday(名義は「モネ」、ストーリー用の改変あり)
ザ・ジャンボォ!


最終更新:2024年04月02日 23:44