デモンズウォール


スクウェアソフト(現・スクウェア・エニックス)制作のRPG、
ファイナルファンタジーIV』及び『ファイナルファンタジーXII』に登場するボスモンスター。
悪魔の骨が塗り込められた壁面の姿をしている。

『FF4』では、ダンジョン「封印の洞窟」の帰り道で登場。
目的の「闇のクリスタル」を手に入れた一行に対し、トラップのような形で襲ってくる。
行動パターンは初めて導入された戦闘システム「ATB(アクティブタイムバトル)」を活かした作りになっている。
基本的に通常攻撃と「石化にらみ」しかしてこないが、時間とともに少しずつ接近してきて、
迫りきると、一撃必殺技である「クラッシュダウン」を連発してくる。
通常のボス曲ではなく切迫したイベントで流れる曲をバックに戦うこともあって、
実際の強さはともかく、だんだんと接近してくる姿がトラウマになった人も多いだろう。
バトルスピードをMAXにした状態だと強さの方もトラウマレベルである。


『FF12』では、ダンジョン「レイスウォール王墓」に登場するボスモンスターである。
2体存在しており、最初に現れる1体目は倒す必要はなく、無視して突破することができる。
その先に2体目がおり、そちらは必ず倒す必要がある。
今回は一撃必殺技ではなく、後ろの壁まで迫られ潰されたら自動的にゲームオーバーになる。
技も多彩になっており、「スリプル(睡眠)」やら「ブライガ(暗闇)」やら妨害系の技を連発してくる。
ダメージがない代わりに、治療で時間を取られるので非常に鬱陶しい。
通路のギミックで一時停止させることもできるが、逆に速くなってしまうものも混じっている。
2体目の方は後ろの壁までの距離が長く速度も遅めなのでさほど手強くはないが、
1体目の方は壁までの距離が短い上に速度も速いので、かなりギリギリの戦いを強いられてしまう。

『FF7』では「デモンズゲイト」というそっくりなボスが登場。
即死攻撃こそ使ってこないが代わりに攻撃が激しく、こちらもかなり苦戦する相手である。
なお、ストーリー上こいつとの戦いがエアリスの最後の戦いになる。

『ディシディア ファイナルファンタジー』シリーズでは召喚獣として登場。
文字通りの「」となって、操作キャラへのブレイブダメージを防ぐ効果を持つ。


MUGENにおけるデモンズウォール

あなろぐ餅米氏が製作したデモンズウォールが存在する。
ただし、プレイヤー操作ができないCPU専用キャラとなっている。
原作同様、次第に接近してきて、寄り切られたら即死である。
専用やられ絵を持ったキャラなら、この時にそれを見ることができる。
参考動画

…何?どう見ても キングゴジュラス にしか見えない?
こまけぇことはいいんだよ!

レベル制を採用しており、レベル1では攻撃手段を持たないが、レベル2からは飛び道具を食らうと魔法「メルトン」を使って反撃、
レベル3ではこれに加えて直接攻撃に対してもランダムで「メテオ」を使い反撃してくる。
幸いなことに絶えず起こっている落盤には攻撃判定は無い。
…と思ってたらレベル4では石化した女の子達を次々落下させるという攻撃手段を持ってしまった。

「スーパー発汗システム」によって、壁が迫ると対戦相手が汗をかき、
専用ボイスを持ったキャラなら焦りの台詞を段階的に鳴らしてくれるといった具合に、焦燥感を煽る演出がなされている。

なお、落とすギルの計算もしているため、ハイスコア選手権に対応している。
5ジャンル3段階、計15種類のアイテムを落とすようにもなっているのだが、
その内訳はマンガ単行本、同人誌、アニメ作画レベル、ゾイド、SFメカアニメといった具合にカオス。
ランクの付け方は・・・まァ大体の人が納得する・・・ンじゃないかしら?

余談だがエロい

2009年の正月には、グラフィックを丑年らしいものに変更した特別版も期間限定で公開されていた。
戦闘後のアイテムも変更されており、取り込まれた少女達にちなんだ物になっている。

このキャラを応用して作られた派生キャラとして「肉壁(ドット絵担当はDru氏)」なるものが存在するが、
表現描写的に動画で使う時には注意したい。

出場大会

出演ストーリー



最終更新:2019年07月19日 14:15