イーグル

      

「燃える闘い、絶頂、そして歓喜‥」

     最高だとは思わないかね?」
  • 出身地: イギリス
  • 誕生日: 12月31日
  • 身長: 182cm(I) - 184cm(CVS2以降)
  • 体重: 78kg(I) - 75kg(CVS2以降)
  • スリーサイズ: B105 W80 H86
  • 血液型: AB型
  • 好きなもの: ローストビーフ
  • 嫌いなもの: 無粋な輩、非紳士的な行為
  • 特技: ゴルフ(ハンディキャップ0)
  • 格闘スタイル: 棒術
  • キャッチコピー: 双棍の決闘士(CVS2)


ZERO3↑
英国きってのバウンサー、イーグル
華麗なる棒術の達人

その心には常に、独自の戦闘美学を
貫きたいという渇望があった

より洗練されたデュエルを求め、
視線を世界へと向ける‥‥


ストリートファイター』シリーズのキャラクター。初出は初代『ストリートファイター』。
後に『CAPCOM VS. SNK 2』、『ストリートファイターZERO3↑』及び『ZERO3↑↑』にも参戦している。
究極戦隊のメンバーとか斧とプロレスを組み合わせたまったく新しいプロレスラーとか『パロディウス』の二面のボスとかは関係ない。
名前の由来はバーディーと同じくゴルフ用語から取られている。
『CVS2』以降のCVは 山野井仁 氏。


キャラクター設定

成金貴族に雇われバウンサー(用心棒)を生業としている英国紳士。
『CVS2』や『ZERO3↑↑』ではより洗練された決闘(デュエル)を求めるため、世界を旅している。
紳士的な外見と口調ではあるが、闘いに関しては冷酷な一面を持つ。
棒術の達人であり、常に60cm程の棒を2本携帯している(なお、実際に似たような武術としてフィリピンの「エスクリマ」がある)。
蹴り技を一切持たず、キックボタンを押した場合は棒での下方向への攻撃になるのが特徴。
また、半袖&サスペンダー左頬の大きな傷など、秘かに英国出身ストリートファイター達との共通点がある。

『ZERO』シリーズを皮切りに『初代』のキャラクターが数多く復活する中で初めの内は復活を逃したが、『CVS2』でまさかの復活を果たす
『初代』から実に14年ぶりご無沙汰の参戦であった。
同時に復活を果たした藤堂竜白ですら9年ぶりというから、正に桁違いの驚きである。*1
ゲーメストの読者投稿でネオジオの斜陽族達へ『噂になるだけで充分だ』-ストIの斜陽族代表:イーグル」とネタにされた事はあったが。

…が、その際にお嬢さんには興味がない」と公言し、モリガンリリスとは別の意味で危険な台詞ばかりが並ぶキャラクターになった。

「レディには踏み込めない不可侵領域。 紳士の世界は、かくも奥深いものなのだ。」
「熱い勝利、この手に握り締める・・・・ ンンッ!」

いくつか勝利メッセージを抜粋すると、かなり危ない。
ロックには「まだ若い君には、いろいろな経験が必要だ。いろいろとね‥‥!
恭介には「じらさないでくれ。君はもっとはじけられるはずだ」と煽り、
しかも「優勝の暁には、君と祝杯の夜を明かそうか」とかなりロックオンしている。
「活きのいい若者」専門というわけでもなく、藤堂にまで「(男の強さとは何か)よければ私が教えよう。一晩かけてね」とのたまう雑食ぶり。
何故かザンギエフには「その肉体に特別な感情は芽生えない」らしい。
チャンには「安心したまえ、私は外見で人を判断したりしない」と言ってるのに。
彼の趣向は「マッチョ>>デブマッチョ>>>ゴリマッチョ」なのだろうか。

一方、女性陣に対しては辛辣。
キャミィには上記の通り「失礼。お嬢さんには興味がないのだよ」といきなりカミングアウト。
モリガンには「色香で惑わそうなど、無駄なことだ。理由?野暮な質問はよしてくれ」、さくらには「断言しよう。君は未精錬、かつ未成熟だ」、
ユリには「君に勝っても面白くない。なぜなら‥‥そう、屈服感がない」と、バッサリ切って捨てる。
マキに向かっては「棍の扱いには慣れているようだが、さすがに私のモノは手に余ったようだね」と、令和の時代にはアウトなハラスメント発言を飛ばす。
そしてやはり、こういうタイプの女性には激しく憎しみを燃やすと見え、痛烈な一言を浴びせる。
「確か『オイラン』‥‥日本では君のような娘をそう呼ぶと聞いたが、違うのかね?」(訳:「このバイタ!」)

この露骨っぷりにカプコン・SNK問わず色んなキャラから呆れられており、
掛け合いではモリガンからは「淡泊なのね」、ベガからは「己の異常さに気づかぬフリか?」と蔑まれ、
ユンからは「意味ありげな腰つきはやめろよ」、パンツ一丁のジョーからは「おっさん、(俺を見る)目線がずいぶん下だぜ‥‥」と注意され、
恭介からはチーム解散を検討され、からは「誰かこいつの目を覚ましてやれ」、紅丸からは「お互い様ってことで」、
テリーからは「親密すぎるつきあい(抱擁)はよそうぜ」、ユリからは「そのアヤシイ手つきやめて~!」と言われ、
対イーグル勝ち台詞でもユンからは「急所ばかり狙いやがって!思わず、内股になっちまうだろ!」、恭介からは「危険なニオイがする」、
からは「アンディ見つけても、絶っ対変なことしないでよっ!」、紅丸からは「これ以上関わるな。変なウワサが立っちまう」
……とまぁ散々たる言われよう。
まぁ行動に出てしまっているのではしょうがないのだが
しかしそういう要素をスルーして彼を評価する人達も居るには居るのだが、
スルーというか、一応基本的には紳士なためか、そもそも気付いてなさそうな人達も居るが。彼等にはそのままでいて欲しいものである。

…唯一彼の性癖を受け入れて(?)くれるのがこの方
「オラ、そこに突っ伏せや!! 望みどおり、キツイのをくれてやるァッ!!」

洗脳少女肥大化パンク黒人、そして男色紳士のこの人と、
『ストリートファイター』シリーズの英国人は回を増すほど凄まじくなっていく。
ダッドリーはというと、『スパIV』で再登場した際は特に変なキャラクター付けを施されていなかったため、現時点では唯一難を逃れたと言えよう。
いずれにせよカプコンは英国に何か思い入れがあるのだろうか?
いつも通りのカプコンキャラ造形と言えなくもないけど

同作ではザンギエフとチャンチョイの間に専用の特殊イントロが存在する。
前者は「マンチェスターブラック」と「ダブルラリアット」のぶつかり合い(これは後述する『ZERO3↑↑』にも存在する)で、
後者はチャンが飛ばしてきた鼻糞を棍棒で打ち返すといったものである。
参考動画で見るダンディズム

本家シリーズにはGBA版『ZERO3↑』にて隠しキャラとして完全復帰し、その後PSP版『ZERO3↑↑』にも参戦する。
アーケードモードでは熱い決闘を求めてガイルサガットと拳(棒)を交え、
最終的にガイルと共闘してナッシュを救出するためベガに立ち向かう。ダンディである。
共に『初代』キャラクターという経緯なのか、どうやらサガットとは旧知の仲のようである。
この作品では先述のザンギエフの他に新しくサガットとの特殊イントロが用意されており、
また、前述のような言動はある程度は抑えられている。
本田相手に「『サバ折り』‥‥激しい抱擁だった 天国、いや地獄が垣間見えたよ」と言ったりもしてるし、深読みせざるを得ない勝利メッセージも多いが。
やっぱりホモじゃないか

外部出演では『バイオハザード RE:3』に「Eagle's Pet Shop」の看板として登場。
中平正彦氏の漫画作品『ストリートファイターZERO』にも登場はするが、バルログの館でアドンに敗北して殺されそうになっている
(実際に死ぬシーンそのものは描写されないが、そう思わされる展開になっている)。

外見上のモデルはイギリスのロックバンド「QUEEN」のボーカル「フレディ・マーキュリー」でないかと言われている。
恐らく男色系の脚色がなされたのもこのためだろうと思われる。ちなみに『初代』のポスターでは黒髪の物もあった。
と絡んだらどうなるか見物ではある。
他にはブルース・リー主演『ドラゴン怒りの鉄拳』に登場するボディーガードがモデルとも囁かれている。


キャラクター性能

『初代』では、イギリスの2番目の敵として登場。
ジャンプしてから両方の棒で突く攻撃と、足元を狙うガード不能攻撃、そして「マンチェスターブラック」の原型とも言える「スピンアタック」を使用する。
ガード時も棒を使うためか、アメリカ・日本スタート時(6・8人目)に限り、波動拳の削りダメージを高確率で無効化するという特性が付く。
ただし、竜巻旋風脚の削りまでは防げない。また、イギリス・中国スタート時(2・4人目)なら波動拳の削りダメージも普通に受ける。
その他にも、しゃがんでもしゃがまないという特徴がある(しゃがみガード自体はあるが見た目上はしゃがまない)。


『CVS2』では全体的に癖が強い、ノーゲージ無敵技を持っていない、必殺技が使いにくいといった理由から強キャラとの相性が悪い。
棒を使用した攻撃のため通常技のリーチが長く、ガードされても反撃を受け難いといった面は優秀だが、
攻撃判定は特に強くない上に隙が大きいのが難点。
特に回り込みを合わせられたりブロッキングジャストディフェンスをされると手痛い反撃が待っている。
しかしレベル1から連続技に組み込める「ユニオンジャックプラチナム」を活かせるため、
一般的に弱いと言われるSグルーヴでもそれなりに戦えるキャラクターの1人。
リーチを活かし中距離で戦いつつ、ジャンプや回り込みで接近する戦法が無難とされる。

+ 各技の説明
「ユニオンジャックプラチナム」を除き、技名は「ゴルフと馴染みのあるイギリスの地名+色」という構成になっている。
なおその「ユニオンジャック」はイギリスの国旗の名称で日本でいう「日の丸」にあたる。

必殺技

  • マンチェスターブラック
棍を両手に持ったまま回転する。ザンギエフの「ダブルラリアット」やSNK作品のMr.BIGの「スピニングランサー」に類似しているが、
『初代』の頃から使用している技なのでむしろそれらの源流と言った所。

  • カンタベリーブルー
片手で棍を回転させて、相手の攻撃を受け流す防御技。
弱Pで上方、中Pで前方、強Pで下方向からの攻撃を防御して、ボタンを離すとその方向に攻撃する。
ボタン押しっ放しで防御体制を維持、ボタンを離すと攻撃する。

  • オックスフォードレッド
前方に突進して、棍で何度も突く技。

  • リバプールホワイト
軽く前方にジャンプして、落下の勢いを付けて棍を振り下ろす中段技

  • セントアンドリューグリーン
ゴルフのスイングの要領で棍を振るって攻撃する。
相手の飛び道具を打ち返す能力も持つが、スーパーコンボやコーディーの「バッドストーン」は跳ね返せない。

スーパーコンボ

  • マンチェスターゴールド
「マンチェスターブラック」の強化版。オーラを纏った棍を両手に持ったまま回転する。

  • ユニオンジャックプラチナム
「オックスフォードレッド」の強化版。棍での打撃から連続突きに繋ぐ。

(以上、Wikipediaより引用・改変)


MUGENにおけるイーグル

+ Basara-kun氏製作 イーグルZERO(CVS2+ストZERO仕様)
  • Basara-kun氏製作 イーグルZERO(CVS2+ストZERO仕様)
『CVS2』をベースに、『ZERO』シリーズからゼロカウンターやZ-ismのオリジナルコンボなどが追加されている。
AIは搭載されていない。

+ Gal129氏製作 CVS2仕様
  • Gal129氏製作 CVS2仕様
『CVS2』キャラに定評のあるGal129氏によるもの。
『CVS2』のシステムとエフェクトを完全再現しており、グルーヴ気絶なども完備。
恐らく現存するイーグルの中で原作再現度は一番高い。
AIも搭載されており、多くの大会で活躍している。
以前はAI戦をやらせていると時々MUGEN本体が落ちるエラーがあったが、2012年3月の更新で修正された。

+ Byakko氏製作 CVS2仕様
  • Byakko氏製作 CVS2仕様
グル―ヴ選択は無し。AIは搭載されていない。

+ Falchion22氏製作 初代アレンジ仕様
  • Falchion22氏製作 初代アレンジ仕様
公開サイトの消失により、現在は入手不能。
『初代』キャラに定評のあるFalchion22氏によるもの。
『CVS2』出演時に習得した必殺技を逆輸入して使いこなしてくるが、見かけとSEは初代なのでかなりシュール。
AIもデフォルトで搭載されており、それなりに強い。

+ Fido氏製作 MX仕様
  • Fido氏製作 MX仕様
現在は入手不能。
ブロッキングやジャストディフェンスを搭載。氏のMXシリーズ共通のシステムを持つ。
エフェクトが非常に綺麗。

+ CrazyKoopa氏製作 PotS氏風仕様
  • CrazyKoopa氏製作 PotS氏風仕様
新MUGEN専用のイーグル。
氏の他のキャラ同様、赤いヒットスパークにブロッキングやゲージ溜め、オリジナル3ゲージ超必殺技用のカットインを備えたPotS氏風アレンジ仕様。
AIは搭載されていない。





 「もっとかかってきたまえ

  闘いの先にある何かを確かめ合おう」

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み

出演ストーリー



*1
カプコンはSNKと比べるとタイトル数が少なく(『MARVEL VS.』シリーズと『ジョジョの奇妙な冒険』は他社版権なので除く)、
より多くのシリーズから人気キャラクターが参戦した「夢のキャスティング」である事を強調したかったものと思われる。
そのための『ストリートファイター』であり、『ファイナルファイト2』だったのだろう。


最終更新:2023年08月31日 18:25