たぬき

+ 生物としてのタヌキ
狸(タヌキ)は哺乳綱食肉目イヌ科タヌキ属に分類される食肉類。
外見がアライグマやレッサーパンダに似ているが正真正銘「イヌ」の仲間である。
地方によってはイタチ科の生物であるアナグマと混同して一緒くたに「ムジナ」と呼ばれる事もある。
縞模様の尻尾、巨大な金玉が特徴として描かれる事が非常に多いが、
前者はアライグマの特徴、後者は金を薄く伸ばす際にタヌキ皮が使われた事からの連想で、
実際のタヌキは縞模様の尻尾でも巨玉でもない。
また、日本含む極東産の動物なので、
タヌキの居ない英語圏では「RaccoonDog(アライグマ犬)」「同じ穴のラクーン」など専らアライグマ似と説明される事が多い。
そのまま「Tanuki」と表記される場合もあるが、タヌキマリオは「Tanooki Mario」。
ちなみに、タヌキマリオの尻尾も縞模様で描かれている。

+ 参考:ニコニコMUGENwikiに存在する「狸」のタグが付けられたページ一覧




     

「ただのたぬきですよー」

名前   :たぬき
誕生日  :8月18日
趣味   :きつねさんと遊ぶ事
大切なもの:寝床、きつねさん(本人には内緒)
好きなもの:鮎の塩焼き、自由
嫌いなもの:自分のペースを乱される事、孤独

+ だからただのたぬきですってば
何故かは知らないが、人語を解し、喋る事ができる狸。
飄々としているが、臆病を隠すための虚勢である。

きつねは心を開ける数少ない相手で、よく遊んでいる。
たまに悪戯するのは、スキンシップもあるが、心の距離の確認も含まれている。

きつねと出会うまでは好奇心から様々な場所を彷徨っていた。
たぬきが使う技はその時に見聞きして覚えたもの。

ちなみに最近、
自分はもしかして狸では無くアライグマなのではないかと思うようになってきた。
が、あくまで「ただのたぬき」を名乗るのは自身の確立のためか。

(付属のテキストより)

狸田太一氏製作のオリジナルキャラクター。
紛う事なきたぬきである彼女ではない。
そのちょこんとした外見と 氏本人 ボイスが、戦いの中にひとときの癒しを与える。

冒頭のセリフから何か勘ぐってしまいそうになるが、
彼はあくまでただのたぬきである。
二足歩行で歩き人語を解し、分身を発射しようが、あくまでただのたぬきである。
青いのとは違うんです。最近はアイデンティティーが揺らぎつつあるようだが…よく見りゃ尻尾も縞模様だし
後に彼の友人としてきつねが公開された。
……とか言ってる間に太一氏はどんどんを作っている。


性能

2008年の公開から度々更新されており、公開当初と比べて性能が大きく様変わりしている
(特に、2011年9月15日と2016年2月4日には大幅な仕様変更がなされている)。
操作方法は弱・中・強・特殊の4ボタン方式。強ボタンが2つあったり、中+強の同時押しボタンも設定されている親切設計である。
なお、いかにもちびキャラ然とした外見ではあるが、食らい判定は見た目以上に大きく設定されている(それでも打点の高い技がスカる事もあるが)。

+ 旧バージョン

必殺技

それっぽい名前の通り対空無敵技。空中可。二段目は中段
もう一度xで追加攻撃できる。

それっぽい(ry
ダウンを奪う移動攻撃。追撃が可能な場合がある。
後の更新で更にそれっぽくなった。

  • たぬきぶんしん(仮)
自分そっくりの分身を飛ばす飛び道具。隙が小さい。

  • たぬきおとし
2011年9月15日の更新で追加した技。
空中で相手を叩きつけてダウンさせる技。中段
弱は、現在の軌道や速度を変えずに攻撃するので攻撃判定出る前に着地する事も。
強は、ややホップしながら、その場で回転するので、コンボの締め等に。

超必殺技(1ゲージ消費)

  • タヌキニックヴァイパー
空中可。ガードキャンセル可。もう一度yで追加攻撃。
初段を当てないと大ダメージは期待できない。
ボイスが元ネタの人っぽくドスの利いた感じになる。
  • タヌキディッパー
ガードキャンセル可。無敵付き。相手の裏に回りこみそのままヒットすることが多い。
やはりドスの利いたボイスになる。
  • 狸分身(仮)
たぬきぶんしん(仮)より弾速が極端に遅い下段飛び道具で、弾数制限が無い。

  • たぬきせんぷう-
2011年9月15日の更新で追加した技。
くるくる回転しながら攻撃する技。空中でも使える。

  • 狸一番-
2011年9月15日の更新で追加した技。
2ゲージ消費だが、威力が高く、無敵も長い。
ただし、攻撃判定の位置は低いので、地上の相手限定で。

その他

  • ゲージ溜め
すっごくぷるぷるする。
  • 回り込み
投げられる。

11月16日の更新で、たぬきぶんしん(仮)の硬直増加、一体までしか出せないという調整がされたが、
7P以降のカラーが追加され、7P以降だと飛び道具がどこぞの尖兵よろしく3wayになるようになった。
また、10Pで黒。11Pで金。12Pは赤黒い色となっており、
12Pカラーは狂中位クラスだが、同時に装甲も薄くなっており(と言ってもライフの回復により、そこまで薄くは感じないのだが)、
強力な投げを喰らうとそのまま昇天なんてことも。

2011年9月15日の更新でまたかなり変わった。
具体的には正面や後ろ向きのドットが増えたため、中割りが増えて、全体的に発生が鈍化。そのおかげで回転系のモーションができるようになった。
カットインが追加された他、分身が回転するようになったり新技「たぬきせんぷう」で自分が回転するようになり、
また、ドゥエ溜めという高速ゲージ溜めが出来るようになった。
ただ、人操作では、まず不可能なので、自重スイッチを作ったとのこと。

現行バージョンでは対人向けに性能が大幅に変化しており、スプライトも大幅に描き足され多彩な動きを見せてくれるようになった。
2023年2月21日の更新が最終更新で「多分これが最後の大幅更新になるはずです」との事。

+ 技解説

特殊技

  • たぬきへっど
斜め上方向に頭突きをする対空技。
ヒット時はジャンプキャンセル可能なため、エリアル始動にもなる。

  • たぬきうぃんたー
空中から斜め下方向に急降下キックをする。
特殊技ではあるが、下記たぬきしきの最中のみ必殺技扱いになる。

必殺技

  • たぬきにっくばいぱー
飛び上がりながら尻尾で攻撃する。
弱は無敵が無いが発生が早く判定が小さくなり、もう一度弱を入力すると相手を叩き落とすたぬきおとしに派生する事が可能。
中は1~14Fまで打撃と飛び道具無敵だが上方向への判定が弱いため切り返しに。
強は1~11Fまで対空無敵が月、上方向への判定も強めのため対空として使う。

  • たぬきせんぷう(空中可)
回転しながら尻尾で攻撃する突進技。
弱版は小さく山なりを描き、地上版はガードされても-3Fと微不利かつヒット時に追撃可能とかなり強力。
中版は地上版では真横に大きく進み、ヒット後の距離が近いため状況が良い。
空中版は慣性の影響を大きく受け、立ち強攻撃の下りで出せば画面端でのコンボに有用。
地上強版は斜め上方向に進み、空中版は真横に進む。同技の中ではダメージが一番大きい。

  • たぬきぶんしん(空中可)
葉っぱをたぬきの分身に変化させ攻撃させる飛び道具。攻撃されると消えてしまう。
弱版は発生が遅いが回転しながらその場に停滞するため、主に起き攻めでのセットプレイに使う。
中版は普通の飛び道具。低空で出した場合の方が全体硬直が短いため、主に空中版を牽制に使う。

  • たぬきカッター(空中可)
葉っぱで攻撃をする打撃技。
単発ダメージが高めで地上版は下段で端であれば追撃可能。空中版はコンボの締め等に使う。

  • たぬコプター
尻尾をプロペラ代わりにして滞空する移動技。
キャンセルで空中技を出すことができ、
空中でしか出せないが、空中判定に移行する立ち強からの固めで使うと強力。
また、慣性の影響を受けるため前ジャンプから出して急接近したり、後ろジャンプから出して距離を大きく離したり移動技としても重宝する。

  • たぬきディッパー
スライディングしてから尻尾で薙ぎ払う下段の突進技。
低姿勢で突進するため弾抜けにも使える。

  • たぬきすてっぷ
一度後退し、また前方に移動するスレイヤーのダンディーステップのような技。
下記たぬきすぷりんぐ、たぬきさまー、たぬきおーたむに派生可能。

  • たぬきすぷりんぐ
飛び上がり着地時に攻撃判定が出る。
距離が近いと裏回るため、表裏択を仕掛ける事ができる。
技後に空中行動可能となる。

  • たぬきさまー
上方向に飛び上がりながら尻尾で攻撃する。
対空技だが、無敵は無く空中ガード可能。

  • たぬきおーたむ
単発ダメージが大きく判定の強い突進技。

  • たぬきしき
必殺技というわけでは無いが、
「たぬきすぷりんぐ→たぬきさまー→たぬきおーたむ→たぬきうぃんたー→たぬきすぷりんぐ」と、
ヒット、ガード時のみ特定のタイミングで順番にキャンセルする事ができる。
また、本来特殊技の扱いであるたぬきうぃんたーだが、たぬきしき中に出した場合のみ必殺技扱いになる。

超必殺技

  • タヌキニックヴァイパー(1ゲージ消費)
たぬきにっくばいぱーの強化版。
威力が高く発生の早い無敵技で主に切り返しに使うが、初段のリーチが短いためしっかり引き付けて使う。
ドスのきいた声はレアボイス扱いになった。

  • 狸旋風(1ゲージ消費)
やや前進してからその場で回転して攻撃する技。
暗転前にのみ無敵が存在するが切り返しには向かない。
発生が早いため、主にコンボダメージを伸ばすのに使う。

  • タヌキハンマー(2ゲージ消費)
尻尾を巨大化させ相手を叩き潰す。
無敵は長いがその分発生も21Fと遅いため、動作の大きい攻撃への割り込みや、特定の技からのコンボに使う。

なお、ヒットスパークはMUGEN本体依存であり、
現在はヒットスパークが表示されないアドオンで配信や動画に使用する事は禁止されている。
たぬきに限らずMUGENキャラを配信や動画に使用する際は、必ず規約を確認しておくようにしよう。

AIはデフォルトで搭載済み。
shao氏による外部AIとnanachi氏による強化パッチも存在するが、いずれも最新版には対応していない。
プレイヤー操作(旧バージョン)

+ 大会ネタバレ注意
大規模な大会としては、FINALゲジマユの追加枠に初参戦。
「ただのたぬきですよ」と言いつつ、たぬきにっくばいぱーをぶっ放すそのインパクトで視聴者に強烈な印象を残す。
その後のゲージMAXおまけタッグトーナメント【おまゆ】において倉田佐祐理とコンビを組み、
たぬきが小さな体を利用した避ける盾となったり連発できる分身で敵の妨害を引き受けたりしている間に、
遠近どちらでも火力の発揮できる飼い主相棒がアタッカーを引き受けるという息の合ったコンビネーションを見せた。
特に佐祐理さんの遠距離超必がSPを呼び寄せて銃を撃って攻撃するといったものだったため、猟友会だの動物愛護団体だのと言われた。
たぬきの可愛らしさとその予想外の強さに視聴者は驚き和み、
遂には騎士邪神の奇跡のタッグを破り準々決勝(事実上のセミファイナル)進出という快挙を成し遂げた。
よく分かるこのコンビの強さ

また最大童話タッグトーナメントではルーミとコンビを組みかちかち山チームとして出場。こちらでもたぬきが避ける盾として大活躍して見事優勝した。
やはりたぬきはタッグで活躍するようである。

他人任せ大会ではきつねとタッグで出場。初戦でワーロックジャスティスのタッグを撃破している。


「勝ちました~」

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示

出演ストーリー

プレイヤー操作

アルで昇華(part26)


最終更新:2023年09月18日 17:38