壬生灰児


      

「受けるか?
 このブロォォォォォォォォ!!!」
  • 身長:179cm
  • 体重:74kg
  • 年齢:20代
  • 誕生日:12月11日
  • 格闘スタイル:痛みを感じないが故の無謀なファイト
  • 趣味:なし
  • 好きな食べ物:なし
  • 大切なもの:なし
  • 嫌いなもの:なし

彩京が1998年にリリースしたアーケード用対戦格闘ゲーム『堕落天使』に登場するキャラクター。
名前は「みぶ はいじ」と読む。
キャッチコピーは「8番目の狂犬」。
CVは『機動武闘伝Gガンダム』のドモン・カッシュでお馴染み 関智一 氏。
ちなみにGガンダムで彼の師匠を演じた秋元羊介氏も鬼瓦寅男の声で参加している。
特殊イントロで「馬鹿弟子がぁ!」とか言ったりもしてくれる。だが、相手が灰児じゃないのが残念と言えば残念。

この作品のラスボスカルロスがかつて人間を兵器化する実験の一環として作った「ケースクラス」の一人で、8番目の実験体。
実験の後遺症で痛覚を持たず、それ故に無謀なファイトで暴れ回る20代の青年。
勝利時には自分の境遇を嘆く一面も。

「ケースクラス」の実験は子供達がお互いを殺し合うという最悪の結果を迎え閉鎖されたが、
彼はただ一人生き残り、カルロスの元から逃げ出した。
それから数年経った現在は売春宿の用心棒をして暮らしている。
ケースクラス時代の自分の番号であった「No.8」と呼ばれると見境なく切れる。

ラスボスであるカルロスとの因縁が深く、戦う動機がはっきりしており、主人公のチキンよりよっぽど主人公っぽい。
ゲーム中では非公開の公式ストーリーもハードボイルドでカッコいい。

戦闘スタイルはお得意のラフファイトを駆使してガンガン攻めて戦い、超必殺技「死神のサングラス」で相手を浮かせた後の追撃が強力。
また、「皆殺しのトランペット」は出は遅いが高威力かつスーパーアーマーガードクラッシュが付き、
さらに強ボタン押しっぱなしで溜め切ればガード不能にもなる。
これの強化版の超必殺技「絶望という名の地下鉄」ではさらに火力が上がる。
実の所ロマン技であるという点も含めて「ギャラクティカファントム」によく似ている…というか両方とも「握力×体重×スピード=破壊力」である。
が、CPU戦においてはスーパーアーマーor溜めきってガード不能である事を活かし、これだけで勝ち進む事も可能。
「皆殺しのトランペット」の台詞「受けるか?このブロォォォォォォォォ!!!」は『KOF'99』の草薙京の「百八拾弐式」のボイスの元ネタとしても知られている。
これ以外にも『'99』の京は「四百弐拾七式・轢鉄」がどう見ても「左ききのBABY」からの「嘆きの白」だったりする
さらに『KOF2000』では百八拾弐式のモーションまでもが「皆殺しのトランペット」と化している(もっともガード不能とかにはならないが)。
必殺技名は全て日本のロックバンド「BLANKEY JET CITY」の曲から。
「絶望という名の地下鉄」でググると、何故か親切にも路線検索が引っかかって来るのは秘密だ。

七枷社の項目でも触れられている通り、壬生灰児のデザイナーは元SNKに在籍しており、
その最中に『KOF』の新キャラクターとしてデザインした物が自身の退社後に採用されたのが七枷社である。
デザイナー曰く「異母兄弟だが灰児の方が兄」との事。つまり登場時期は社の方が早いが、その原型となっているのは壬生灰児という事になる。
ちなみに、灰児のデザイナーは京や庵もデザインしている。

余談であるが、『ぴあMOOK ストリートファイターぴあ』に『ストリートファイターEX3』のエースが掲載された際、
何故か灰児の公式イラストの首から上をエースに変えた画像が使用されるという奇妙な事態が起こった。
海外で出回っていた画像を公式画像と勘違いしてしまった可能性が高いが、その顛末は謎である。

巷では「皆殺しのトランペット」と「絶望という名の地下鉄」と前後移動以外の行動を禁止にして、
アーマーと拳のみで闘うという灰児オンリー大会が存在し、互いに「皆殺しのトランペット」を叩き付け合う様が、
誰が呼んだか「トランペット演奏会」として親しまれているんだとかなんとか……。

+ 勝利時のセリフ
クール
噂に聞いてはいたが、この程度か?

ハリー
軍人は戦争でもしてろ!

タロウ
バカかテメーは?
もう少し戦い方を考えな。

結蓮
所詮、テクニックだけでは生き残れん
と言う事だ。

結蘭
女は引っ込んでろ。

ロッシ
ガキが!邪魔だ、どけ!

寅男
空手と言うのはこのなまくら拳の事か?

灰児
……言葉もねえ…。
とっとと失せろ!

トリガー
このボケが!
貴様ごときにオレが殺れるか。

カルロス
クソが…!
地獄でてめえのした事を後悔しやがれ!


MUGENにおける壬生灰児

+ Tommy-gun氏製作
  • Tommy-gun氏製作
原作再現仕様。更新により新MUGEN専用となったため、使用の際は注意しよう。
凄まじい攻めを食らうとワンコンボで体力を半分以上持っていかれる恐れがあり、
隙があれば「絶望という名の地下鉄」を放ってくるので非常に強い。
しかしその反面、切り返し能力は低く、特別なシステムもないため、守勢に回ると脆い。
技の振りが大きい事もあり、差し合いで一方的に負けてしまう事も少なくない。
X、Y、Zか、スタートを押しながらA、B、Cで選択する事により、
攻撃力30%ダウン、パワーMAXモードがコマンドで発動するようになる。
AIもデフォルトで搭載されている。

+ Gargoyle氏製作
  • Gargoyle氏製作
現在は公開サイトに接続出来ない状況にあるため入手不可。
こちらも原作再現仕様。
一部音が足りていない等未完成部分もあるが、超必殺技など含め、基本動作に問題は無い。
簡易ながらAIも搭載されているが、昨今のAI戦に耐えられるレベルではないので、動画に出すのは難しいと思われる。

+ くねくね氏製作
  • くねくね氏製作
2014年9月に公開されたアレンジ仕様。WinMUGEN用。
原作の動作や必殺技を下地にしたアレンジキャラクターで、
コンセプトは「体力を消費したキャンセルで10割コンボ余裕だけど、相手を倒す前に自分が死ぬ」。
体力を2割消費する代わりに強制的に硬直をキャンセル出来る「自傷」を使う事により、必殺技→必殺技といったコンボが可能。
消費した体力は1ゲージ使用のオリジナル超必「ロメオの心臓」で回復する事が出来る(readmeより)。
技名の由来はもちろん「BLANKEY JET CITY」の7thアルバムより。

更新により10段階に調整可能なAIが搭載された(デフォルトは9)。
configにて「ロメオの心臓」の回復量、「自傷」のダメージ量の設定が可能。
コンセプト通り、一度攻撃が刺さると「自傷」を使った硬直キャンセルによりガンガン攻撃を繋いでくる。
デフォルトの2割消費だと、相手の体力も自分の体力もどんどん減って行き、コンボが途切れると一気に逆転勝利されてしまう事も多い。

改変等が全て自由であり、使用していないモーションのスプライトも同梱されている。
キャラサイズがGargoyle氏製のものと比べても太めなので、x=0.8、y=0.9くらいにしてやると、
他の『堕落天使』キャラ(NS氏製ハリーやmass氏製トリガー)と合うかもしれない。


「痛ぇか? へっ、羨ましいぜ・・・」

出場大会

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出演ストーリー



最終更新:2024年01月06日 20:06