イングリッド


「わしの一発で、おぬしもメロメロじゃ!」

  • 身長:152cm
  • 体重:39kg
  • 血液型:不明
  • 誕生日:不明
  • 出身国:不明
  • 好きな物:フルーツパフェ
  • 嫌いな物:退屈 電磁波


ZERO3↑↑
銀髪に神秘のオーラをまとう美少女
イングリッド

彼女は少々焦っていた‥‥急いで
片付けねばならぬ問題があったのだ

世界を覆いだした不吉な暗雲
その源を目指し歩を早める

「アレを‥‥取り戻さねば!
 厄介な事が起こる前に!」


「謎少女」「永遠の陽光」等の異名を持つ、小柄(152cm)で華奢(38kg、BMI値16.4)な美少女の容姿に反して年寄り臭い喋り方をする女の子。
実際豪鬼を「ナウなヤング」扱いし、齢六千を超える冥王が知己の様に喋る等、かなりの年月を生きている様だ。
闇の貴公子伝説の巨竜等も正体を知っている節があるが詳細は未だ語られていない。
善玉キャラだが宇宙の支配者に「しゃしゃり出てくる理由が君にあるとは思えんのだが」などとタメ口で突っ込まれる「お邪魔虫」。
勝ち台詞等から「猫っぽいもの」が好きな事が窺えるが、フェリシアはともかくレオブランカまで守備範囲に入るあたり、やはり只者ではない。
なお、白く見える髪の色には「白髪説」「銀髪説」「色の薄い金髪の表現説」等がある。日本語的には全て「銀髪」で括って問題ないのだが。
CVは 城雅子 女史。幼女から老婆まで幅広く演じ分ける同女史だが、対戦格闘ゲームで演じたのはイングリッドただ一人。



キャラクター概要

元々は『CAPCOM FIGHTING ALL STARS』という3D対戦格闘ゲームのオリジナルキャラで、
同じくルーク、D.D.という二人のオリキャラと共にデビューする予定だった
しかし対戦が出来るまで開発が進んでいた『CFAS』が発売中止となり、その後も紆余曲折を経て結局お蔵入りに。
これにより、イングリッドは当然ながらデビューの機会を失うという憂き目にあった。
幻の『CFAS』公式PV
ロケテスト版プレイ動画

ここまでなら比較的ある「発表されながらも消えていった不運なキャラ」だったのだが、雑誌等で先行発表された事、
また『CFAS』発売中止前と発表後にもフィギュアやカプセルトイ等が発売されていた事などから密かな人気を博すようになり、
そして2004年、新たに作られたカプコンクロスオーバーの2D格ゲー『CAPCOM FIGHTING Jam』にて、
オリジナルキャラとしてドット絵を新規に描き起こされてようやく正式デビューを果たすに至った。
後に2006年のPSPソフト『ストリートファイターZERO3↑↑』(以下ZERO3↑↑)にも出演。
ただしその数ヶ月後に発売されたPS2の『ストリートファイターZERO ファイターズジェネレーション』及びそれ以後の移植作には
同じく追加キャラのユンマキイーグル共々出演していないのでイングリッドを使いたい方は要注意。*1

『CFJ』では初期カーソルこそリュウに譲ったものの、キャラ選択画面ではド真ん中に配され、
CPU戦では条件を満たした時にのみテーマソング「陽炎」をBGMに乱入、
またデモや店頭ポスター、家庭用の取扱説明書、攻略本などでもリュウや春麗以上にプッシュされていた。
上記の事情もあり、コアなファンから待ち望まれていたため、かなり鳴り物入りのデビューを果たしたと言える。

……が、肝心の『CFJ』が、各キャラ出典作品そのままのシステムのためキャラ差以前に作品差が激しい、
クロスオーバーものの割にキャラ数が少ない、タバサタオを切ってヌールハウザーを採用する等の選出基準、
キャラのドットも使い回しが目立つ等の理由で、評判があまり良くないまま終わってしまった。

さらにイングリッド自体の性能がかなり弱かった(詳しくは後述)ため使用人口も低く、
華々しいデビューとは裏腹に、残念ながら人気は伸び悩む事になってしまった。
『CFJ』と『ZERO3↑↑』で共演したユン曰く、
「インコース高めを狙って大暴投って感じだなアンタ」「ツッコミどころを探させてカウンター狙いか?」。
何の自虐だカプコン。
自虐ネタの類でキャラやファンを振り回すとは感心しませんな

しかし、繰り返すも本来なら闇に消えていたキャラクター。
不運・不遇とはいえデビューの場を与えられ、現在でも一定の人気を誇る彼女は、ハッキリ言って恵まれている方であろう。

『CFAS』ではイングリッド(ルークとD.D.も)は〝神なる力を持つ者〟「コードホルダー」と言う存在であるらしい。
そしてその中でもイングリッドは「ナチュラルコード」と呼ばれる、自然発生したコードホルダーであった。
なお、ルークとD.D.は後天的にコードホルダーの力を移植されたらしい。
例えるなら「三種の神器」である草薙京とその力を移植されたK'、あるいは「聖女」である愛乃はぁとと「人工聖女」であるヴァイスの関係に近いだろうか。
ただしルーク達はイングリッドの力を移植された訳ではなく、また彼らに移植されたコードホルダーの力も人工的な紛い物ではない様だ。

そしてホルダー達は能力の他にそれぞれ独自の「紋章」を持ち、イングリッドはその特徴的な髪飾りが紋章であるとされている。
なお現在は「年齢不詳」のイングリッドだが、この時点では16歳と見た目通りの年齢の少女キャラとして設定されていた。
ただしこの頃から年寄口調ではあった。…つまりこの頃はロリババアではなく、「のじゃロリ」だったんだよ!!

2度目の出番となった『ZERO3↑↑』では、サイコドライブにイングリッドの紋章が組み込まれているという驚愕の後付け事実が明らかになる
(あるいは『ZERO3』自体各キャラストーリーごとに相違する設定や言動がある事からイングリッドのストーリー内での話か)。
またEDを見る限り何かしらの組織に属しており、任務で時空を飛び交っているような描写が見られる。
ローズの「あなたの未来も、過去も、すべて白くかすんで見えない…」というセリフからも、彼女が時を超越した存在であるのは間違い無いようだ。
そして、次の目的地である201X年に飛び立つのであった。その目標は…。

「なんと!コヤツはさっきの小僧・・・・リュウではないか
 面白いことになってきおったのう!にょほほほほ!」 

+ ええい、わしの次の出番はまだか!?
というわけで『ZERO3↑↑』のエンディングはその後の再登板を期待させる終わりになっているが、
次回作の出番にはなかなか恵まれない。

一応06年発売の『SNK VS. CAPCOM カードファイターズDS』には登場している。しかもレアリティは最高のS!やったねイングリッドちゃん!
が、このゲーム、ミニョンやビルシュタインが登場するようなゲームなので、正直イングリッドがいても「まぁそりゃ出るよなぁ」レベル。
しかもこのゲームは、ひたすら低コストのカードを大量に並べてゴリ押しするのが強いため、高レア・高コストのイングリッドには出る幕が…。
っていうかカプコン製のゲームじゃないですし。SNK製ですしこれ。

イングリッド登場後にリリースされた、参戦するチャンスである『VSシリーズ』にも、ご存じのように参戦は叶っていない。
『タツカプUAS』に参戦する予定はあったようだが、お蔵入りとなってしまった。勿体無い…。

ちなみに、ストX鉄拳公式サイトの質問コーナーにはこんなやりとりもある。
Q:イングリッドお願いだからスパ4に追加して~
投稿者 : スパ4ファン 

A:そもそもイングリッド様はストリートファイターなのか?という疑問が。
あ、でもストZERO3アッパーには参戦してましたねぇ。
馬鹿野郎ーっ!!カプコン何を言ってる!?ふざけるなー!!
……前述の自虐ネタといい、彼女が何をしたというのか。

それならと『NAMCOxCAPCOM』や『クロスエッジ』といった格ゲー以外のクロスオーバー作品への参戦が期待され……

+ ほう、ここが201X年か
そして2013年3月、カプコンの運営するブラウザゲーム『鬼武者Soul』においてイングリッドが登場した
ブースターパック「カプコンヒロインズ」で春麗モリガンといった人気キャラに並んでの堂々登場である。
そして同作には一応リュウも登場するので、上記の201X年とは2013年の事だった、と言っても間違ってはいない。
実に7年越しの伏線回収である。

…誰じゃ、これでもう再登場しなくても辻褄が合うねと言った奴は!!

ちなみに『CFAS』で同期デビューを予定していたルークとD.D.はその頃に至っても全く音沙汰が無かった。

+ とうとう彼らにも出番が……
『CFAS』初報から実に10余年以上の年月を経て、
ついに2014年1月、スマートフォンアプリ『オトレンジャー』にて、
謎の3人組「CODE HOLDER」名義でようやくルークとD.D.も日の目を見る事になった。

……しかし、サービス開始から1年も経たない2014年10月にサービス終了
彼女らが何をしたって言うんだ!

+ そして2015年…

遂に稀代の悪ノリゲークロスオーバー作品である『PROJECT X ZONE 2』へと参戦
(出典作品は公式サイトでは『ZERO3↑↑』だが、ゲーム中では『ストリートファイターシリーズ』扱い)。
CVは変わらず城雅子女史だが、11年ぶりだからなのか原作と比べて年を取っている感が強い大人びた声色になっている。
春麗が捜査中に時々見かけていたり、魔界でよく見かけられていたりはともかく、
カプコン以外の作品のキャラクターも当然のように知っているなど、SEGAで言うせがた三四郎超越者キャラとして十二分に振舞っている。
また、同作には『NAMCOxCAPCOM』から小牟(と零児)も参戦しているのだが、
キャラが被っているという指摘に「ワシの方が1年早い!」とメタ全開の発言も
(ちなみに『ナムカプ』より1年早いのは『CAPCOM FIGHTING Jam』で、出典作品である『ZERO3↑↑』は逆に1年遅い)。
なお、本作ではリュウとの絡みは少なく、
どちらかというとベガに大切な物を奪われた者同士として『シェンムー』の芭月涼の方がよく絡む。
あと、イベントや掛け合いの台詞で地味に腐っていた事が判明した。そこまでキャラ被りせんでも…

何故か公式サイトではキャラクターページからのリンクが消滅しておりURL直打ち(ナンバーは64)でしかアクセスできないが、
これはエステルや芭月涼、敵キャラクターも同じであり、イングリッド個人に版権問題が発生したというわけではないようである。

二次創作絵等では割と大人びて描かれる事もあるが、公式ではむしろ一貫して童顔キャラとして描かれている。
他の少女キャラと比べても一際ロリ小柄、中学生と比較してもなお小さな身体だが、
イラストやドット絵を見る限りは相当な戦闘ry(お痛がすぎたようじゃな☆
と言うか公式二次創作問わずイラスト上では大抵ロリ巨ny(貴様の望んだ結末がこれか…
『ストリートファイターV』公式サイトの「シャドルー格闘家研究所」のキャラ図鑑番外編で公開された暗黒イングリッドというEXキャラクターは、
「闇スキル全振りで、あらゆる性能がイングリッドの上位互換だけど胸のサイズだけ負けているのがコンプレックス
と設定されているので、設定上もある程度以上大きいとされているようだ。


原作での性能

高い移動速度とステップで高性能な通常技による差し合いに持ち込み、当身を取って投げを狙う玄人好みキャラ。
と同時に、クセはあるものの波動昇龍キャラでもあるので、初心者がリュウケンの真似事をしてもそれなりに様になる。
身体が小さく対空手段も豊富、コマンド投げは持たないものの通常投げは範囲と威力に優れている。
しかしながら、
  • 低火力装甲で、コンボも貧弱
  • 食らい判定が見た目よりメタボ横に広くめくりに弱い
  • 必殺技が扱い辛く構成もちぐはぐで、戦法が確立し辛い
  • 豊富な対空手段がそれぞれに致命的な弱点を抱えている
  • 当て身投げを狙う際、小さな身体が必ずしも利点とはならない
  • 当て身投げの発動が派手で分かり易いため、先出しすると見切られ易い
  • 当て身投げでダメージを稼ぐキャラであるため、待ちキャラを崩す選択肢が少なくシビア
  • 空中戦に強い通常技を持つが、ジャンプが緩やかなため自分から空中戦を仕掛けると対空技で落とされる
等の弱点を持ち、また登場キャラクターに出典ゲームのシステムが与えられる『CFJ』において、
同作が初登場となるイングリッドに与えられた独自システムで見るべきものが前後転と移動起き上がりぐらいで、
イングリッド自身の弱点が補えるものでは無かった事から「弱キャラ」とされてしまった
(システム自体は『ストリートファイターII』出身キャラの方が貧弱だったが、彼らには高い単発火力が与えられていた)。

イングリッド、その弱さ

総合ダイヤではヌール春日野さくらと最弱を争い、「イングリッド≧ヌール>さくら」という意見も出ていたものの、
研究が進まない内に『CFJ』そのものが廃れてしまった

なお、『CFAS』の時点では「サンオクトパス」なる超必殺技が搭載される予定だった。
シャドルー研究所によれば3人に分散してイズナ落としで投げる技だったらしい(3人に分身することにより腕が8本→オクトパス)。
『CFJ』のイングリッド
ZERO3↑↑


MUGENにおけるイングリッド

MUGENでは、優秀なシステムが与えられた上で性能が強化されている場合が多く、
高性能な当て身投げを駆使して小さな身体で大男共を翻弄、
キラキラ光る華麗な連続技で、対戦相手と動画視聴者をメロメロにしている
どのイングリッドも、複数のダメージソースをきっちり使い、また攻め手に回って一気に持っていく火力が無く、
他と比較しての絶対的なリーチの短さからターンの継続が難しいため、1ラウンドの間に攻守が何度も入れ替わる。
のようなカリスマのような明確な魅せ技一打逆転の火力も持たないのだが、
しかし、だからこそイングリッドが名勝負製造機と呼ばれる所以でもある。
下記の通り数多く製作されているが、現在では公開停止になってしまっているものも多い。

+ J氏製作 GG風仕様
  • J氏製作 GG風仕様
残念ながら現在は公開停止。
GUILTY GEAR』シリーズでお馴染みの
ガトリングコンボやサイクバーストを搭載。
ゲージ技は全てオリジナル技。
burstゲージを持っているため見分け易い。
デフォAIは現環境でも中々の動きを見せてくれる。
森気楼氏の全身画カットインから
光の玉を相手の頭上に落とす、
相手をコードホルダーの紋章に包み込み爆破、
勝利デモも搭載…等々、
見栄えのあるアレンジがなされているが、
動画での出番はやや少な目。
中でも圧巻なのが、画面を横一線に貫通し上空から地上を薙ぎ払う2種のビーム

+ Beximus氏製作 MVC風仕様
  • Beximus氏製作 MVC風仕様
エリアルコンボやスーパーキャンセルを搭載したイングリッド。
更にサンシュートが遠くまで飛ぶ等、一部の技が高性能になっている。
北千里女史画のカットインや大爆発し長時間炸裂を続けるサンバーストが特徴。
また、本来は相手を上空に打ち上げて落とすサンデルタも、
「相手を光の柱に包んでゆっくり上昇させながらダメージを与える」
という形に作り直されている。
このサンデルタでKOするとイングリッドがバグで分身する。
お持ち帰りはご遠慮ください
公開サイト「Mugen History」の閉鎖により入手不可となっていたが、
現在はhamer氏によって代理公開されている。

どっせい!うさぎ氏による五段階に調整可能なAIが存在する。
サイト削除で入手不可となっていたが、こちらもhamer氏が本体とセットで代理公開中。
「とっておき」のサンバーストを外す事が多いなど遊びのあるAIだがかなり強く、的確なコンボが見ている者を飽きさせない。
かつてはアバレッタと共に多くのチームで大将を勤め、今なお出番の多いイングリッドである。

+ 悪咲3号氏製作 CVS風仕様
  • 悪咲3号氏製作 CVS風仕様
氏の引退により長らく入手不可であったが、現在は2022年4月の活動再開に伴い再公開されている。
アレンジが少なく性能的に一番原作に近いが、
『CVS』のグルーヴが選べるイングリッド。
特にCグルーヴなら『CFJ』、
Aグルーヴなら『ZERO3↑↑』に近い性能でプレイ出来る。
ブロッキングや攻撃避け、ゲージ溜め等もCFJの別モーションからの流用だが、
ラン型ダッシュのドットは自作
そのあまりの違和感の無さから、ジルなどと並んでCVSキャラと誤解される事も。
原作における上記の欠点もしっかり継承されているので、人操作でMUGENの強豪達を相手にするのは難…ゲフンゲフン
とは言え、グルーヴのおかげでイングリッドの弱点を補う選択肢と戦略が大幅に増えているため、そこに活路が見出せる。
カットインを持たず地味な印象だが、サンデルタKO時に原作通り画面いっぱいに浮かぶコードホルダーの紋章が美しい。

外部AIはホルン氏によるものが公開中。
恒例のコンボ・立ち回り・反応・ガードレベルに加え、ブロッキング&ジャストディフェンス頻度、グルーヴの設定が可能。
想定ランクは強との事。

ホルン氏以前はヅァギ氏による10段階に調整可能なAIが活躍していたが、2013年9月22日に公開停止。
2017年2月にCVSジルのAIと共に更新・再公開されたが、同月末までの期間限定公開であり、最新版には対応していない。
ブロッキング・ジャストディフェンスの確率も変更可能で、デフォルトは5(50%)。
オリジナルコンボ等の基本は搭載されており、相手の体力の6割以上を奪う超破壊力。
Sグルーヴの行動も設定されていて、特有の凄まじい悪あがきを見せてくれる。トッテオキジャトッテオキジャトッテオキジャ
上記のサンデルタKOを積極的に狙ってくるのも特徴の一つ。また、タッグ戦用の行動もあるようだ。
EXグルーヴなら大物食いも有り得る、かなりのポテンシャルを持ったAIであった。

+ シロト氏製作 MB風仕様
  • シロト氏製作 MB風仕様
コンプゲー『DRIVE OF HONOR FIGHTERS II』(通称「DOH」)の公開停止に伴い、
長い間公開停止されていたDOH仕様のイングリッドが、
改変許可を得たシロト氏によって『MELTY BLOOD』風にアレンジされて再公開されたもの。
このため、シロト氏のキャラは基本的に改変自由だが、
イングリッドは「改変元の明記」が条件となっている。
公開先のyahoo!ボックスが2020年9月にサービスを終了したため、現在は交差氏が代理公開している。

山なりに落ちるサンシュートが特徴。全体にアレンジが控え目だが、メルブラ特有のシステムは一通り揃っている。
アークドライブは相手を紋章の美しい輝きで包み込みながら、カリスマブレイク気味なドロップキックで〆るのが可愛い。
ドロップキックで〆て着地に失敗する所がまた可愛い。通称ホルダーキック
デフォルトでレベル調整可能なAIが搭載されているが、外部AIも募集中。
UNA-10氏によるカットインが追加されており、サムネに使われる事も少なくないのだが、
そのはっちゃけたポーズから「ババア無理すんな」等のコメントが後を絶たない。
また「豊乳の人」・「巨乳に定評があるうp主」などとして名高い(?)Moiky氏がニコ動内で公開している
オープンソースのカットイン素材もキャラ本体に標準搭載され、切り替えが可能となっている。
なお、カットインに使用するイラストは依然募集中との事である。今後の更新にも期待しよう。
UNA-10氏カットイン参考動画
Moiky氏素材公開先

えりんぎ氏によって五段階に調整可能な外部AIが公開されていたが、
残念ながらYAHOO!ジオシティーズの簡単ホームページ作成サービス終了によるサイト消滅で入手不可。
他にはJurica氏による外部AIも存在する。氏曰く「β3版」という事で現在対人動作を調整中との事。
強烈な地上コンボからエリアルコンボまで見せてくれる上に、デフォルト設定では固めも中々に強力。
AIコンフィグも追加され、対人スイッチ、切り返しやヒット確認、コンボ精度等を調整出来る。
だが、2013年10月で更新が止まっており、最新版に対応していない。
shao氏の外部AIは最新版に対応しており、もし使うのであればこちらがベスト。
Jurica氏AIの挙動(8:35~)

+ Crazy Koopa氏製作 PotS氏風アレンジ仕様
  • Crazy Koopa氏製作 PotS氏風アレンジ仕様
2011年12月に公開されたイングリッド。新MUGEN専用。
フォルダ名「ingrid」はBeximus氏と同じなので、登録の際には注意しよう。
赤いヒットスパークブロッキングやゲージ溜め、サンデルタ専用の美麗なカットインを備えたPotS氏風アレンジ。
ただしカスタムコンボはPotS氏のエクセルコンボよりオリジナルコンボに近い模様。
またPSP移植版である『ZERO3↑↑』参戦時の新規勝利モーションであるブリス絵に変身するドットと、感電やられモーションのドットが追加されている。
Readmeに書かれたカプコンへのメッセージが涙を誘う。
AIは未搭載。

+ Sennou Room氏製作 PotS氏風アレンジ仕様
  • Sennou Room氏製作 PotS氏風アレンジ仕様
上記と同じくPotS風アレンジ。MUGEN1.0専用。
こちらにはデフォルトでAIが搭載されているので、今後の活躍に期待したい。

+ くねくね氏製作 アレンジ仕様
  • くねくね氏製作 アレンジ仕様
2018年12月に公開されたイングリッド。WinMUGEN専用。
歴代のカプコン格闘ゲームのシステムを出来る限り共有したシステム。
チェーンコンボやエリアルレイブスマッシャーなどが使用でき、
スーパーキャンセルやセービングアタック、ZEROカウンターも搭載されている。
演出が不明だった公式技「サンオクトパス」が3ゲージのロック技として実装されている他、
オリジナル技のウルトラコンボ「サンセットノスタルジー」が搭載されており、
周囲に光の柱を発生させる大技として使用出来る。発動時に専用の動くカットインが表示される。
また、説明書には書かれていないが、7P~10Pにゲジマシが入る強化モードと11Pの黒カラー、12Pの金カラーも存在。
黒カラーは単純なゲジマユで金カラーはゲジマシ量強化の他、攻撃力と防御力も上昇する。
10段階に強さを設定出来るAIがデフォルトで搭載されている。

+ 木。氏製作 ヴァンパイアセイヴァー風仕様
2019年4月公開のイングリッド。『ヴァンパイアセイヴァー』のシステムが搭載されている。
ES必殺技やガードキャンセル、アドバンシングガード、ダークフォースなどが使用でき、
インパクトダメージゲージシステムでヴァイタルソース分のライフを回復させる事も出来る。
ダークフォースのオリジナル技「ゴブリンジェム」は、どこかで見たようなアイテムを召喚し、
攻撃ボタンの入力によって相手にぶつける技。『ストIII』のオロが使う「天狗石」と言えば分かりやすいだろう。
2ゲージ消費のサンデルタはアナカリスの「王家の裁き」と同様の効果があり、相手を移動以外の動作が出来ない無防備な状態に出来る。
もちろん相手が王家の裁きアニメに対応している場合は、ちゃんと専用のアニメが表示されるようになっている。
なお、アニメ番号はGal129氏製およびhsiehtm氏製のアナカリスと共用。
裁き状態の相手へ追撃する事で一方的にダメージを稼ぐ事が出来るが、裁かれ状態が効いている時間は短いため注意。
12Pにするとボスモードとなり性能が強化される。
ゲジマシが付与される他、サンデルタの裁かれ状態が長くなったり、
ダークフォースの開始動作と終了動作が省略されたりする。
更にオプション設定により12Pを更に性能を強化する事が出来る。
これを適用すると凶中位~狂上位辺りまでのランクに対応出来るようだ。
12段階に設定可能なAIもデフォルトで搭載されている。

+ lunatic氏製作 コードホルダー
  • lunatic氏製作 コードホルダー
神キャラ仕様のイングリッド。
上記シロト氏のMB風イングリッドが改変元である事が、付属のテキストに明記されている。
ディスプレイネームは「Code-Holder」。試合中は金色のエフェクトを纏っている。
時止めを無視し常時アーマー完備、トムキラーを持ち、AIも搭載済み。
1Pと7Pカラーは自重モードだが、通常キャラでは相手にならない。

+ Brergrsart氏製作 Spellcutie
  • Brergrsart氏製作 Spellcutie
アレンジ仕様のイングリッド。MUGEN1.0以降専用。
6ボタンがそれぞれ風・大地・鋼鉄・炎・水・光に分けられているのが特徴的。
そして単体はもちろん2ボタンで属性を組み合わせるとそれに対応した攻撃を打つことができる
(例:Wind<風>+Earth<大地>=Sandstorm<砂嵐>)。
またゲージMAXで挑発を行うと一撃待機となり特定の3ボタンを同時押しすることで強力な一撃を放つことができる。
複雑なコマンドも無く、初心者でも非常に楽しめるキャラと言えるだろう。というか、並キャラでは相手にならないレベル。
デフォルトで強力なAIも搭載済み。
プレイヤー操作


この他に、海外製作者による『ZERO3↑↑仕様』のイングリッドも存在したが、現在は公開停止。

また、ストーリー動画「Revelations」にて、J氏のGG風イングリッドをアレンジしたものが出演しているが、残念ながら公開はされていない。
他にもかつてはD4ドットのイングリッドが限定公開されていた模様。

+ ニコMUGENでのイングリッド
カプコンキャラとしてはマイナーだが、MUGEN動画ではトップクラスの出番に恵まれている。
原作で不遇なキャラにも好きなようにスポットを当てられるのもMUGENならでは。
美少女の容姿、『CFJ』では選択画面でリュウよりも目立つ位置に配置、条件付乱入キャラにコードホルダーという立ち位置から
主人公枠ヒロイン枠ラスボス等に対応出来るのが強み。
ただ、元が『CFJ』のキャラであるため、所謂の出番は少ない、気がしたが
一方で、「味方殺し」「9条流」「カニミソ」などといったネタ大会での出番がは少ない。
また、MUGENの人外年長者としては比較的まともな人格者であるため、ストーリー動画では良識あるお姉さん組織のトップ等のポジションを勤める事もある。

美少女キャラだが、「長く生きている」という事実と、外見に反しての特徴的な年寄口調(取りようによっては姫様口調だが)からか、
ニコMUGEN内では「ロリババア」「高性能ばあちゃん」「求婚率の変わらないただ一人のババア」などと呼ばれる事が多い。
見目麗しい女性キャラをババア呼ばわりするとファンが反発したり、当該キャラが発言者を粛清した様なコメントが見られたりするものだが、
イングリッドはババア呼ばわりされてもファンの反発も無く、イングリッドが粛清した様なコメントも書き込まれない。
むしろファンの方が積極的に「ババア結婚してくれ!」と叫ぶなど、格ゲーヒロインとしては中々珍しい立ち位置を保持している。
作中人物からも度々、ババア呼ばわりされるが、笑って受け流したりちょっとしたお仕置きで許したりするキャラ付けが多い。
「ババア結婚してくれ」的な意味でニコMUGENでの立ち位置が近い八雲紫と比べると、黒幕的な立ち回りは少なく、主役サイドでの起用が多い。
また年齢不詳である事から、「見た目相応」から「見た目より長生き」と幅広く扱う事が出来る。

ただ、『CFJ』、『ZERO3↑↑』共に、正体を知らない人間には基本的に子供、小娘扱いされている。
ファンがババア呼ばわりに寛容なキャラではあるが、作中人物にババア呼ばわりされる事は嫌う視聴者もいる。
特にストーリー動画などでは「イングリッドの正体を知らない作中人物」に意味無くババア呼ばわりさせない方が無難ではある。

何気に過去に 某スレで行われた人気投票 で単独一位を取っている。

+ 大会ネタバレ
作品別Ultimateトーナメントでは、クロスオーバー作品のチームである「VSオリジナルチーム」の大将を務める。
頼りない先鋒強いけど紙な次鋒強いけど働かない時は働かない副将というアクの強いメンバーを率い、
数多の作品からなる強豪チームを向こうに回して大将の役目を見事に果たし、視聴者をメロメロにした

好成績を修めたイングリッドだが、第2回作品別Ultimateトーナメントには出場していない。
第一回に出場しなかったキャラを優先的に投入するコンセプト(第一回のベスト4チームからは一人も出場していない)のため、
出場は無いものと思われたが、PART10にてサムネイルに登場、試合こそ無かったものの冒頭で質問コーナーの司会を勤め、
PART10全試合終了後、テーマソング「陽炎」をバックにまさかのプロモーションビデオが始まり、視聴者の度肝を抜いた。




 「天界からの使者とでも覚えておけ
  ではサラバ!」

出場大会

+ 一覧
+ イングリッド
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中
+ GG風イングリッド
【GG風イングリッド】
+ MB風イングリッド
【MB風イングリッド】
+ コードホルダー
【コードホルダー】

出演ストーリー

+ 一覧
DIOの喫茶店
Double『K』Trigger
F.K.B. ~炎とナイフとバーグマンの事情~
For_pride
Freedom Wind
INFINITY SaGa
KING OF FIGHTERS X
Last Guardian
Medium Heart(GG風)
MRSバトル
MUGEN LIFE
MUGEN'S EVERYDAY'S
MUGEN STORIES INFINITY
MUGEN学園カラス部
mugen島物語 ~幻想帰譚~
MUGENの星
MUGNE ON STAGE
mugenのフロンティア
Nの日常
Qの平和な日々
possibility of G(コードホルダー)
~Restaurant Dolls~(常連客(?))
Revelations
S.I.X.-志貴とイングリッドの無限奇譚-(主役)
Sister's HELL
WME RAW+SMACKDOWN
アッシュくんと九朔さんと
萃まれ!萃香温泉
アリスさん姉妹
アリスとラオウ(学園の生徒)
居酒屋mugen
遺伝史ホルダー イングリッド(主人公)
イングリッド嬢の日常 (主人公、非戦闘)
イングリッドの愉しい学園生活(主人公、MB風もしくはCVS風)
イングリッド、まかりとおる (主人公)
おっぱい三国志
温泉女王と温泉に
火艶連聖アッシュナイン(主人公の母親・一部原作準拠)
がくえんアリス
影気ままなストーリー
神様の如く
キカイノキモチ(MB風)
岸辺ヨハンは派手じゃない(メインヒロイン)
クロスハート
謙虚でないと!
骨董屋の回想
御近所M語
サオトメが行く!
作品別対抗ダブルストーリートーナメント
咲夜の奇妙な冒険
三匹が逝く!!(GG風)(先代閻魔の人脈)
失楽園
しょたこん!
ストライダーは日常を馳せる
ストーリー対抗祭・クロストーナメント【2008】
戦極夢限-帝レース-
セルハラ訴訟勝訴争奪男女対抗団体戦
そして僕らは明日へ歩く
大闘領 -Sengoku Legend of the Gainers-(Revelations枠)
沈黙のGemini
どっせいコンバット地獄行
特別課外活動部事件簿
隣の沙耶ちゃん家!
ドラコ!!
ナイトメア・ハンターズ
中の国
ななやものがたり
ナミキヨさんのキョェーな日々
パチュリー・ノーレッジは静かに暮らしたい
聖白蓮の数奇な旅
必殺MUGEN仕置人
楓流メイフィールド(学園の生徒)
プリニー奮闘記(常連)
蛇の断章
ほら、僕らはショウマンだから。
マローネのセカンドライフ
美鈴の奇妙な結婚生活!
夢幻界統一トーナメント(ストーリー編)
無限警察物語~Mugen Police Story~
無限坂グーニーズ
無限市吸血鬼事件
無限戦記
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就職戦線異常アリ! (主催者)
第2回作品別Ultimateトーナメント(Part10、解説のみ)
ペナントレース~mugenリーグ~(オーナー枠)

+ 余談
可憐な容姿に似合わない年寄口調が可愛いイングリッドだが、とある人物との共通点、相似性が指摘されている。
多岐に渡る共通点と相似性から、同一人物説さえ浮上する程である。下の画像をご覧いただきたい。

+ ただし、お覚悟を
…って、オロは『CFJ』の『ストIII』ステージ背景で普通に寝てるので同一人物説も何も。
しかも技に関しては殆どの技名の頭にサンを付ける拘り様のイングリッドに対して、オロは数ある技の中で日が付くのはたったこれ一つしかない。
つまりは箇条書きマジックである。
実は「親子」「分身体」とかだったりして





 「ちとやりすぎたかのぅ」


*1
2018年10月25日発売の『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション』でも、
アーケード版移植なので残念ながら登場しないものの、
ギャラリーの方では家庭用版や携帯機版で追加されたキャラのアートワークが収録。
ユン、マキ、イーグルのイラストも鑑賞できる中、イングリッドだけハブられていた
…まあ、元々『ストリートファイター』出典ではない客演キャラなのでこの扱いも止む無しか…?


最終更新:2023年12月26日 23:33