ジャン=ピエール・ポルナレフ


『我が名はJ=P・ポルナレフ』
  • 国籍:フランス
  • 星座:射手座
  • 血液型:AB型
  • 髪の色:シルバー
  • 瞳の色:ブルー
  • 趣味:スポーツなら何でも。
  • 身長:185cm(髪を入れると193cm)
  • 体重:78kg
  • 好きな映画:「がんばれ!ベアーズ」
  • 好きな色:黄金色
  • 性格:彼は退屈でコツコツやることは時間の無駄と考えている。
               たとえ危険を冒してでも、近道を選び夢はどこまでも追求する。
               なにごともズバッと率直に行動し、思ったことは正直に話す。
               だから自惚れが強く融通のきかない奴と他人に思われることがある。
               しかし、彼と目的が一致した場合、これほど心強い味方はいない。
  • 好きな女の子のタイプ:その時の気分

『我が妹の魂の名誉のために!』

『我が友アヴドゥルの心の安らぎのために…』

『この俺が貴様を絶望の淵へブチ込んでやる!!』

+ 担当声優
山口健
CDカセットブック版
森功至
OVA版
垂木勉
カプコン版格ゲー
根岸朗
PS2『黄金の旋風』
平田広明
『オールスターバトル』
小松史法
2014年アニメ版以降
藤村歩
2014年アニメ版(少年期)

MUGENでは一番馴染み深いと思われる垂木氏はアニメやゲームよりもバラエティ番組のナレーションで著名な人物であり
(一応アニメでも『カウボーイビバップ』等著名な出演作もあるが、それも劇中のテレビに写る番組の司会という役だったりする)、
当wikiに関連記事のある番組では『鳥人戦隊ジェットマン』のナレーションも務めている。
また、アニメ版の小松氏はアニメ『アイドルマスターシンデレラガールズ』ではプロデューサーの上司である今西部長を演じており、
同じクール、かつ放送局によっては『デレマス』の後に『ジョジョ』という放送順だった事から「ポルナレフ部長」などとネタにされた。
さらには妹のシェリー役を同姓の小松由佳女史が担当したため、一部で「小松兄妹」と呼ばれたとか呼ばれないとか。

+ ボイス比較
根岸朗氏
平田広明氏
小松史法氏

ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダスト・クルセイダース』(旧題:大いなる未来への遺産)に登場したスタンド使い
第5部のクライマックスにも重要人物として登場している。
濃い美形担当ナルシストのイタリア男スライムナイトとは関係ない。
勿論『ジョイメカファイト』の没キャラとも無関係。

愛称は「ポル」「ポルポル君」「カメナレフ」など。
花京院典明同様、額にDIO肉の芽を埋め込まれ、敵として香港でジョースター一行の前に現れた
(OVAではストレングス内部にて、ジョースター一行の撃破と引き換えに情報を得るために登場し肉の芽は埋め込まれてない)。
タイガーバームガーデンでのブ男との戦いの後、空条承太郎により肉の芽がなくなってにくめないヤツになった。
3年ほど前、最愛の妹シェリーを謎の両右手の男に殺されており、その仇を探し旅をする内にDIOと出会い、
まだ見ぬ仇への復讐心に付け込まれた事で部下となった*1という事情を自身の口から語り、
承太郎らのエジプトへの旅に同行する事を一人で勝手に決めたのであった。

+ キャラクター設定

キャラクター設定


「てめー 頭脳がまぬけか?」

フランス人。1964年生まれのいて座(第5部の舞台である2001年4月の時点で36歳)。血液型はAB。
シルバーブロンド(OVAでは金髪)で垂直に逆立てられた柱のような髪型をしており、
ハートマークを左右で二つに割った形のピアスを常に両耳に着けている。

性格はどこか抜けているような感じだが、正義感が強く、仲間想い。肉の芽に乗っ取られても騎士道精神を宿していた。
だが女好きで軽い性格、トイレでの受難に事欠かないなど基本は三枚目。
ジョースター一行のコメディーリリーフとして活躍し、戦闘回数も出番も承太郎と並んで多く(ブチャラティ以上)
正攻法での実力は極めて高く、3部終盤で再登場したDIOも「(一度離反したとはいえ)再び部下に欲しいくらいの優れたスタンド使い」と評しており、
スタープラチナという接近戦最強クラスのスタンドを持つ承太郎でさえ
「手加減できる相手ではない。仮に勝てたとしてもポルナレフを殺すことになる」と語るほど。
言い換えると、3部の戦いは「敵スタンドを攻略して戦意を奪って適当にボコしてから再起不能(リタイア)に追い込む」パターンが殆どなのだが、
ことポルナレフ相手ではそれもできず全力で殺しにかからないと勝機はないというほどなのだが、
軽いノリが災いしてかませ犬にさせられる事が多く、1対1で勝利した回数の少なさがよく話題になる。
逆に第5部では年齢を重ね貫禄を付けたのか三部のような三枚目のイメージは無くなっており、シリアス一辺倒のキャラとなっていた。
馬鹿っぽい言動こそ多いが頭自体は切れ、無敵かと思われたハングドマンの弱点を花京院よりも早く見抜き、対抗策を編み出した。
また第5部でも半身不随の身ながらディアボロのスタンド「キング・クリムゾン」が時間を吹っ飛ばした瞬間を見抜き、
不意打ちをかわして一太刀入れた(ディアボロ曰く「天才的なタイミング」)。
方法を教わったジョルノが同じ事をやった際には、敵に手段がばれていたとはいえ、あっさり腕を切断されてしまっていた。
第5部にて威厳を出すポルナレフ

ジョジョ屈指の人気キャラであり『ストII』のガイルや『KOF』の二階堂紅丸
更に『鉄拳』のポール・フェニックスは彼がモチーフとなって生まれたキャラクターである。*2
主に髪型とか(ガイルはアレンジしすぎてシュトロハイム化したが)。紅丸に関しては服装までポルナレフであった。
また名前の方では、あのイカの登場する『シャイニング・フォース2』に「ポルナレフ」という名前のキャラクターと、
彼に関連するアイテムで「ぎんのせんしゃ」が存在する。

名前の由来はフランスのミュージシャン、ミッシェル・ポルナレフ。
妹・シェリーの名前も「トゥートゥートゥマシェリ」という空耳で有名な、
彼の楽曲“Tout tout pour ma cherie”(日本語題「 シェリーに口づけ 」)に由来している。
ちなみに本来は「シェリー」は固有名詞ではなく愛しき女性に掛ける言葉である。
空耳&ジョジョ絵ネタとともにお楽しみください

そこで問題だ! このえぐられた足でどうやってあの攻撃をかわすか?

 3択 - 一つだけ選びなさい
答え①  ハンサムのポルナレフは突如反撃のアイデアがひらめく
答え②  仲間がきて助けてくれる
答え③  かわせない。現実は非情である。

おれが(マル)をつけたいのは答え②だが期待はできない…
10分前に館に入ったジョースターさんたちがあと数秒の間にここに都合よくあらわれて
アメリカンコミック・ヒーローのようにジャジャーンと登場して
「まってました!」と間一髪助けてくれるってわけにはいかねーぜ

逆にジョースターさんたちもすでに苦戦しているかもしれねえ


「やはり答えは……………①しかねえようだ!」


+ チャリオッツ! おれを円の外へおもいっきり引っぱれッ!
「だ…」

「だめだッ!」


答え―③ 答え③ 答え③

絶望ッ!
突きつけられた答えは③!
現実は非情なりッ!

+ あばよ イギー
「イギー スタンドを使うなと
 あれほど言ったのに………カッコつけやがって」

正解:答え②


+ スタンド「銀の戦車(シルバー・チャリオッツ)」


「自惚れではない…
 わたしのスタンドは自由自在に空と空の間に溝をつくれるということだ」

破壊力 - C スピード - A 射程距離 - C
持続力 - B 精密動作性 - B 成長性 - C
スタンドは「戦車」のカードの暗示(侵略と勝利)を持つ「シルバー・チャリオッツ(銀の戦車)」。
威圧的な仮面中世騎士のような甲冑、レイピアを武器として携えた人型のスタンド。
スピードに優れ、またとある理由で本体が10年近く厳しい訓練を積んできた*3ため、動作の精密性も高い。

+ アニメ版シルバーチャリオッツ比較
第3部前半
第3部後半
第5部。本体の欠損に従いスタンドも少し変わっている
アレッシーモード

一見目立った能力が無い斬るだけのスタンドのように見えるが、
スタンドによって生まれた炎をも「切り裂く」事が出来る程の剣閃で、
子供に戻され精神的に弱まった時を除けば、作中彼の攻撃が弾かれて一切通用しないといった事はなかった
(もちろん見た目通りのレイピアである為、避けられる事はあったが)。
また機動力を犠牲にして纏った甲冑である程度の攻撃は防御でき、直接戦闘タイプとしては実にバランスの良いスタンド。

特徴的な技としては、アーマーテイクオフする(身に纏っている甲冑を外す)事で、
防御力が落ちるかわりに俊敏性を最大まで引き出す事ができ、残像を発生させるほど高速で動けるようになる。
TVアニメのアヌビス神曰く、(甲冑を破壊された)右肩が羽毛のように軽くなった、との事。
この甲冑、作中で特に明言されていないが、アヴドゥルの炎に一度とは言え耐えた事からそれなりの防御力を持っていると思われる。
他にはレイピアの刀身を飛び道具として射出する事もできるが、射出した後は丸腰になってしまうため、切り札・裏技としての使い道しかない。

スタンド自体のパワーは、アーマーテイクオフした時は自分自身を持ち上げられるほどの力があったが、
ヴァニラ・アイス戦で足を抉られ疲労困憊になった時は、自分一人を動かすのもままならないほど低くなってしまった
(スタープラチナやザ・ワールドは地面や建物を殴ったり蹴る事で本体ごと空中を高速移動する事もできる。DIOは明らかに空を飛んでた気がするけど)。
後述するスタンドの成長により、射程距離が伸びた分パワーが落ちたという解釈もある。
ただし武器を持っているためか殺傷力・破壊力はかなりのもので、ヴァニラとの戦いでは石造りの壁をバラバラにした。

近距離パワー型のスタンドの為、射程距離はそれ程長くはない。
だがヴァニラにアヴドゥルを殺された際には怒りの力で素早さと射程距離が伸び、
数メートル離れたヴァニラに攻撃を仕掛けていた(ヴァニラも「聞いていた以上」と驚いていた)。
スタープラチナの時間停止能力の覚醒や、第4部の広瀬康一のエコーズに繋がる
「スタンド能力の成長」が明確に描写されたのはこのシーンが初めてと言われている。

「このドグサレがァァ────ッ!!」


+ スタンド「チャリオッツレクイエム」
この文章を読む前に言っておくッ!
『この能力は非常に難解かつ説明しにくいため、文章だけを読んでもよく分からないと思われる』
レクイエムが実際にどのような能力かは、原作を読んで各自理解する事をおすすめするぜ…。







破壊力 - E スピード - E 射程距離 - A
持続力 - A 精密動作性 - E 成長性 - A

「『チャリオッツレクイエム』(鎮魂歌)とでも呼ぼうか……
          あれが…「矢」で「先」へ「進化」したわたしのチャリオッツだッ!」

第5部時点から2年前のある日、ポルナレフが偶然自分のスタンドの指先を「矢」で傷付けた事によって発現した謎の能力。
突然チャリオッツが帽子をかぶった全身真っ黒のプラスチックのような姿に変化し、
周りの全ての生物を強制的に眠りに就かせるという現象を起こす。
これを見たポルナレフは「矢を正しく使えば全ての生物の魂を支配する能力を得る事ができる」という事に気付くが、
既にディアボロに敗れスタンド能力者としての力が衰えていた彼にはこの能力を制御する事はできなかったため、
能力を使いこなしディアボロを倒し得る素質を持った者の出現を待っていた。

その後、ディアボロを追うブチャラティチームの動きを察知したポルナレフは、
慎重に姿を隠しながら彼らと接触して「矢」を渡そうと試みるが、最後の最後でディアボロに出し抜かれ、絶体絶命の危機を迎える。
「矢」がディアボロの手に渡れば全てが終わると判断したポルナレフはやむを得ず自らの命と引き換えに「レクイエム」を解放。
元々ポルナレフに制御する力が無かった事に加え、本体を失ったレクイエムは完全に暴走を起こし自動操縦状態で一人歩きを始め、
ポルナレフやディアボロを含む周囲の全ての生物を眠らせて近くにいる者とランダムで魂を入れ替える能力を発動する。
アニメ版チャリオッツレクイエムと能力まとめ

ちなみにポルナレフはジョルノ達が持っていたスタンド使いの「ココ・ジャンボ」と魂が入れ替わっており、
肉体は死亡しながらも魂だけの状態で一旦生き長らえている(カメナレフの由来はこれ)。

さらにこのスタンドには発動時の「絶対にディアボロに矢を渡してはいけない」というポルナレフの強い思いが映り込み、
レクイエムが持つ「矢」を奪おうとするあらゆる力(スタンド攻撃を含む)を反射して防御するという特性を備える。
また、レクイエム自体はどこかに向かってゆっくり歩いているだけ(破壊力・スピードEというのはこの状態を指すと思われる)だが、
一度矢が奪われると矢に触れた者をターゲットとみなし、恐ろしく素早くパワフルな動きで対象の抹殺にかかる。
ただし悪意を持って動いている訳ではなく、レクイエムの眠りから覚めた者達は「魂」の力を得、スタンドパワーが大きく上昇している。

しかしこれらは全てレクイエムの序章にすぎず、真の意思は「この世の全ての生物を新しく作り変える」という所にあり、
時が満ちると周囲の生物の内側から殻を破るようにして「別の命」が顔を出し、もといた者の精神・姿を消滅させようとする。
が、実は黒づくめのレクイエムの姿はレクイエムを見る者それぞれの「自分の心の影」で、
本体はレクイエムを見る者全ての背後からその者を照らし出すコアのような「光」であった。
攻撃を反射しているように見えたのも、攻撃者が「自分自身の心」を攻撃していたからである。
この事実に気付いたディアボロは本体の「光」を攻撃するも、「矢」を奪うという目的に利用するために完全に破壊はしなかったが、
土壇場でレクイエムの正体を察したブチャラティが自分の背後のレクイエムを破壊し、消滅させた。
改めて「矢」を手にしたジョルノは「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」を発現させ、ディアボロとの最終決戦を迎える。

なお、このスタンドは既にポルナレフを離れて独立した状態になっていたため、破壊されてもポルナレフ(の魂)に影響はなかった。
肉体はディアボロに殺されていた為、入れ替わっていた魂が元に戻る際に彼は昇天するはずだったが、
幸運にも甲羅の中に「部屋」を作り出す亀のスタンド「ミスター・プレジデント」にしがみついてやり過ごす事ができ、
最終的に「自身に迎えが来るまで」ジョルノのそばで幽霊となって暮らしているようだ。
ちなみにスタンドが健在な事から分かる通り、位置関係的に死んだポルナレフと入れ替わっていたはずの亀の方も何故か無事だった模様。
実は即死ではなく治療すればギリギリ助かるかもしれない瀕死状態だったとか……?

第5部終了後より半年後を舞台とした小説『恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-』では、
本人は登場しなかったものの、ミスタ「組織のナンバー2」として名前のみ挙げられている。

+ あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ!

                            やつを追う前に言っておくッ!
                    おれは今やつのスタンドをほんのちょっぴりだが体験した
                  い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! } //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは奴の前で階段を登っていたと
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        思ったらいつのまにか降りていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    催眠術だとか超スピードだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

ポルナレフの数あるセリフの中でも最も有名なのは恐らくこれだろう。
原作では、ポルナレフがかつて服従していたDIOと対峙した際に、DIOに「再び忠誠を誓うなら階段を降りろ」と宣告され、
ポルナレフはそれを無視して階段を上った…と思いきや、いつの間にか一段下りていた。
このあり得ない状況に混乱するポルナレフはDIOに追い詰められかけるが、すかさず承太郎達が壁をぶち破って助けに入る。
そして、ポルナレフが合流した仲間達に状況を説明しようとした時の台詞がこれ。

後に明らかにされたDIOの能力を踏まえてこの状況を冷静に考えてみると、
時を止めている間(5秒以上9秒未満)にDIOかザ・ワールドが急いでポルナレフに近付き、
急いで階段の二段下に移動させて、DIOが自分でやった場合は急いで元いた位置に戻った事になる。
想像してみるとかなり間の抜けた絵面である。
恐怖の片鱗」の技名も、これが元ネタだと思われる。
因みにOVAではこの場面を承太郎が担当し、ポルナレフ自体登場しない。
その代わりにこのシーンが無いためDIOは「ポルナレフはヴァニラに殺された」と思い込み、
その後の承太郎とDIOの決戦時に承太郎がピンチの時原作では失敗した不意打ちを成功させる事ができた。

「くたばりやがれ、DIO!」
「ポルナレフ!? しくじったか、ヴァニラ・アイス!」

なお荒木先生も「ポルナレフ=階段」のイメージがあったのか、後の第5部ではディアボロに対して、
「その階段に足をかけるんじゃあねぇーッ! オレは上!きさまは下だ!!」というセルフオマージュ的なセリフを発している。

+ なにを お探しかね?
彼を語る上で欠かせないのがコブラチーム製SFC版ゲーだろう。取り敢えず見れば分かる。
高画質版

/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       このゲームをやる前に言っておくッ!
|   なにを お探しかね?       おれは今やつのシステムをほんのちょっぴりだが体験した
|                       い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
\                       
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄        あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
         ____                 
         |  /ノ`-,              『DIOの情報をさがしていたら
 l        lノヾソノミ|                いつのまにか本屋の店員になっていた』
 l         lノ,-) ̄ミ
 l_       t__了「l l           な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
 l─k_      |_/i ヽ)            おれも何をされたのかわからなかった…
 l___|      j -//ヽ
 l___|___/ヘ//   ヾ ___        頭がどうにかなりそうだった…
 l         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         「スタンドについて かかれている ぶんけんは ないかね?」とか 
 l ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|    「スタンドォー? フーム しょうしょう おまちください」とか
 l  l  l.  l  l  l.  l  l  l.  l  l  l  l     そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
 l  l  l.  l  l  l.  l  l  l.  l  l  l  l
                          もっと恐ろしいコブラチームの片鱗を味わったぜ…

+ アヴドゥルむかつくゥ~
ニコニコでは、vanila ice氏による二次創作動画シリーズ
うろ覚えで振り返る 承太郎の奇妙な冒険(うろジョジョ) 」の代名詞としても有名。
うろ覚え故の突飛な展開やアドリブ、ツッコミどころ満載の手書きイラスト、
台詞からSEBGMまで全て氏の声のみで表現……などギャグ色の強い同作の中にあって、
ポルナレフは氏の独特な演技も相まって一際ひょうきんなキャラに仕上がっている。
初登場回

基本的にはコメディリリーフだが、ツッコミもこなすオールラウンダー。
髪が原作以上に長く、「電信柱を擬人化したような男」の異名を持つほか、
可愛い女の子とよくメルアドを交換している。おのれポルナレフ

また、レギュラーキャラでは一番出しやすい声らしく、承太郎など他のキャラがよく噛むのに対して、
ポルナレフは原作の名台詞から妙に長いアドリブ台詞まで完璧に言ってのける事が多い。

作中でも屈指の人気キャラであり、MUGENでもボイスパッチが製作されている(後述)。

「よーし、第7回肩もみGPフランス杯シード権獲得初戦敗退の実力見せてやるぜ~!」


ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』でのポルナレフ

武器持ちなのでリーチと判定に優れ、その上発生が全体的に早く、さらにコンボがよく繋がる。
多分ヴァニラに次ぐコンボゲーキャラ。ただし一撃一撃が軽いので火力に乏しい
でも突進技の「レイダーツ」でコンボ→レイダーツ→ダッシュでループできちゃったりするのであまり問題にはならなかったり。
また、本体モード中の強力な崩し技「シューティングスター」でのガード不能連携や回り込みでガード方向撹乱など崩しも厄介。
対空も近~中距離では「アーマーテイクオフ」、密着時の昇り中段等にはタンデムで斬り上げを単発で出したりとゲージさえあれば万全。
遠距離での奇襲や牽制として「ラストショット」もあり、元々のゲージ回収率の高さも加えて器用に立ち回る事が可能。
ダイヤグラムでは承太郎と同じくらい、もしくはやや上位に位置づけられている。

ちなみに←タメ↓タメの技を持っているが、同じカプコン作なので恐らく狙ってやっているのだろう
(攻略本では「猛スピードを再現しつつゲームバランスを取るためにタメ技にした」との説明がある)。

そして忘れてはならないのが『未来への遺産』で追加された3ゲージ消費の「レクイエムの片鱗」だろう。
シルバー・チャリオッツに「矢」(スタンド能力者を更なる可能性へと導く)が刺さり、
その直後謎の空間が広がり、広がりきると発動。
第5部に登場した「シルバーチャリオッツ・レクイエム」が現れ、相手を眠らせる
眠っている間は無防備なので追撃可能。
なんと相手が暗黒空間だろうと問答無用で眠らせる。
時よ止まれッ!と似たような技だが、ダメージ補正が掛からないのでリターンはこちらの方が大きい事も。
発生は非常に遅く対人戦ではまず決まらない。スタープラチナ・ザ・ワールドと同じく魅せ技である。
だがこの技こそ彼の真髄、遠方から油断している相手の不意を衝いて使うのも良いだろう。

この「矢」のエピソードは当時連載中だった第5部のものであり、非常にタイムリーな追加技であった。
また、勝ちセリフに五部を意識した「未来で会おう!イタリアで…」というセリフが追加されている。
これに対し『黄金の旋風』のポルナレフとディアボロの戦いでは、
本作のポルナレフのテーマが重厚なオーケストラ風アレンジで流れるというファン泣かせの心憎い演出を見せてくれる。
チャリオッツ・レクイエムのテーマにもアーケードモードの対戦前デモシーンのBGM(イントロダクション)のアレンジ版が使われている。
カプコンの『ジョジョ』に対する愛の深さが感じられる。
原曲&アレンジ比較
アニメの同場面にゲーム版BGM

参考動画

「ブラボー!おお…ブラボー!!」

おまけ 発生確率256分の1(=0.390625%)の出来事


MUGENにおけるポルナレフ

+ 出雲氏製作
  • 出雲氏製作
現在は入手不可。
基本的に原作再現だが遠隔操作は無し。オリジナルの当身技が搭載されている。
また、レクイエムの片鱗は原作通りヴァニラ・アイスの暗黒空間でも眠らせる事ができる(MUGENの仕様上100%というわけではないようだが)。
場合によっては狂、神キャラクラスでも眠らせられるため使いようによっては大きい武器となるだろう。
…まあ上記のキャラ性能にもある通り所詮ロマン技なのだが。
またこの技、タッグ時だと味方まで眠らせてしまう無差別技でもある。但しダメージなどは無いので実害はほぼない。
どうでもいいが、この技でスレイヤーポパイ等のキャラを眠らせると、本当に眠っているように見えてしまう。

AIも欅氏によるパッチが公開されている。コンボルートの追加や立ち回り修正など、結構頻繁に更新されている。
壁際では強力なコンボを狙ってきてかなりの強さを持っている。
ただし上記のレイダーツループは封印してるようで若干火力不足気味。
だがデムで補えるレベルではあるし、あくまでも「ジョジョの上位キャラ的に」であり、1ゲージ6割などは可能。

また某所にて早くもOVA版・CD版・5部ゲー版・ うろジョジョ ボイスパッチが公開されている。

+ HealTheWorld氏製作
  • HealTheWorld氏製作
車椅子に乗り、眼帯を付けた5部版のポルナレフ。
基本的には通常のポルナレフと変わらないが、ミリオンスピットがコマンド技に変化、強攻撃で矢を使うなど細かい部分が変更されている。
AIは欅氏のものを改変したものが搭載されている模様。
2014年には「レクイエムの片鱗」の動作が無敵化され、更に新技「レクイエムの真価」、「俺っていつもそうだ」を搭載して再公開された。

この他、SANZU SANRI氏が音声をTVアニメ版及び『アイズオブヘブン』のものに変更するボイスパッチを公開している。
18:08~

+ にまめ氏製作
  • にまめ氏製作
2012年1月28日に公開された。出雲氏のポルナレフの改変であり、より原作再現を目指したものとなっている。
更新でデフォルトAIが搭載され、オリジナルの2ゲージ技として『黄金の旋風』のスタンドシュートが追加された。
また、オッサン氏によりうろジョジョパッチが公開されている。

+ Mr.Giang氏製作
  • Mr.Giang氏製作
にまめ氏のポルナレフの改変。MUGEN1.1版と1.0版の二つが公開されている。
現在は氏のMUGEN活動引退に伴い公開先のファイルは削除されているが、
氏の許可を得た有志の手によってMediaFireに転載されており、下記の動画やギルドなどからジャンプが可能。

一部システムが『ASB』準拠になった他、お家氏製作の擬音エフェクトの追加やSE・ボイスのアニメ版への差し替えが行われている。
UnoShe氏の「Uno Tag System」にも対応済み。
デフォルトでAIが搭載されており、ランクは並程度。
なお、このポルナレフにはReadmeの類が付属していない。詳しい操作方法は下記動画のページ内で確認されたし。
DLはこちらから


なお、アレッシーによって子供化させられた状態のポルナレフ「ポルナレフ・ボーイ」もMUGENキャラとして製作、公開されていた。
製作者はパッパラパー氏。
ただし、こちらはOneDrive解約で入手不可。



「今のおれには悲しみで泣いている時間なんてないぜ」

        痛みはあるが気にしたりヘコたれてるヒマはね───」

「傷ついた体でも勇気がわいてくる

                                『正しい事の白』の中に俺はいるッ!」

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中

出演ストーリー

+ 一覧


*1
DIOが明らかにザ・ワールドでないイバラ型のスタンドを見せるシーンの一つ。
ファンの間で何かと物議をかもしたが、後に公式で一応の説明がなされている

*2
ちなみに2014年のTVアニメ版においては、ポルナレフの方がガイルっぽくなる事態が起きた。
サムネをご覧の通りである。

*3
勘違いされがちだが、妹が殺害されたのは3年前の事なので、10年近く続けたという訓練の動機はその事件とは関係が無い。
結局その後理由が語られる事は無かったため、事情は今でも不明なままである。
対アレッシー戦でも判る通りスタンド能力自体は子供の頃からあったので、それを制御するために修行していたと言う可能性も十分考えられる。
というか昔の夢は漫画家とか言ったりするような男なので、どこまで本気なのかよく分からない。


最終更新:2023年04月20日 21:27