アルバ・メイラ







「悪いが、手加減はできない。不器用なんでね」


  • 格闘スタイル: 自己流中国拳法+マーシャルアーツ
  • 出身地: ドイツ
  • 誕生日: 6月6日
  • 身長: 178cm
  • 体重: 66kg
  • 血液型: O型
  • 趣味: ビリヤード、ドライブ
  • 好きなもの: サングラス*1
  • 大切なもの: 両親の写真、弟(ソワレ)
  • 嫌いなもの: 魚料理(生の魚を食う日本の「さしみ」は一番恐ろしい食べ物)
  • 得意なもの: 暗記(8桁までの数字は見た瞬間に覚えることができる)

THE KING OF FIGHTERS』の外伝作品『KOF MAXIMUM IMPACT』シリーズの主人公。
担当声優はウルトラマンコスモスの声で知られる 佐藤佑暉 氏。

二つ名は「暁の悪魔」。双子の弟にソワレ・メイラがいる。
サウスタウンのギャング団サンズ・オブ・フェイトのリーダーで、「キング」の称号を持つ*2
しかし、言動は紳士的で礼儀正しく、あまりギャングらしくはない。
CS配信によるアニメ『The King of Fighters: Another Day』では、幼い少女を家まで送ってあげるという心優しい一面も見られる。
歴代『KOF』主人公の中では一番の人格者かもしれない。
ついでに彼は同上のアニメ中で二匹の野良猫を拾っており、それぞれヴォルフガング・フリードリヒと名前を付けて飼っている。
また、シリーズでは初となる「炎を使わない主人公」でもある。

無印『MI』ではギース亡き後のサウスタウンを牛耳るギャング団「メフィストフェレス」が主催したKOFに参戦。
その本当の目的は、恩人のフェイトを殺した男であり、
メフェストフェレスのボスでもある「キング」デュークを倒す事にあった。
デュークを倒した事でキングの称号を受け継ぐ事になり、以後はサウスタウンを治めている。
『MI2』ではキングとしての実力を示すため、何者かによって再び開催されたKOFへの参戦を決意。
その中で謎の女ルイーゼ・マイリンクとの再会と、メフィストフェレスの上部組織アデスの幹部ジヴァートマとの邂逅を果たした。
また、このKOFには弟のソワレも無断で参戦していた(アルバは特に咎めてはいない)が、大会終了後に消息不明になっている。

前述のように普段は紳士的で人望もある人物だが、
フェイト殺害の首謀者デューク、直接手を下した女性暗殺者リアン・ネヴィルに対しては激しい怒りを見せる。
フェイトに情報を提供していたセスに対しては、フェイトの死に責任は無いと理性では理解しているが未だ割り切れず、嫌悪感を持っている。
また、デュークの部下だった男ハイエナや、フリーダムなお気楽娘ミニョン・ベアールに対してはやや見下しているような態度も見せた。

+ ネタバレ
本人達に自覚は無いが、この兄弟は宇宙人である可能性が高い。
アデスのボスである宇宙人ジヴァートマからは「ユーダイム」と(アルバだけでなくソワレもこの名で)呼ばれており、
過去に何らかの関わりがあった事を示している。
ジヴァートマとの会話から推測するに、メイラ兄弟は元々ユーダイムなる人物(もしくはその転生体)であり、
何らかの事情でアルバとメイラに別れた上に記憶も失ってしまった、という事らしいが…?

……まあ、『MI』シリーズの開発が中止になったので、これ以上この兄弟について語られる機会は無いだろうが。
それでもキャラ自体の人気は低くないため、本家『KOF』への逆輸入、もしくはゲーム以外の媒体での伏線回収を希望する声も少なからずある。

クールかつスタイリッシュな立ち振る舞いで中国拳法を操り、
「開門雷神拳!!」「覇王雷光拳!!」などと漢字名の技を絶叫するドイツ人
ちなみに弟のソワレはブラジルの伝統武術のカポエラ使い。
ついでに言うとアルバは「」という意味のイタリア語
ソワレは「黄昏」という意味のフランス語
更に「メイラ」はスペインやポルトガルのあるイベリア半島地域固有の姓
そして現在二人が在住するサウスタウンはアメリカ
何なんだこの兄弟

あまりに言語の混在が酷いためか『MI2』のソワレストーリーでは、
双子の兄の方にイタリア語で「暁」、弟にフランス語で「黄昏」と名付けるぐらいだから
ふたりの親は――最大限に好意的に考えるなら――それなりの教養と洒落っ気を持つ
スペイン人かポルトガル人だったのかもしれない。
なぜならメイラというのは、あのあたりのラテンな人々によくある姓だから。
と、二人の親についての投げやりな考察が述べられていた。

この強烈なセンスには理由があり、デザインを担当したFALCOON氏が、
技名に「覇王」とか「雷神拳」の文字があるとは知らずに、デザインを起こしたためである。
サンプルROMが届いて「ハオーライコーケン!!!」とアルバが口走った途端にFALCOON氏は吹き出してしまったらしく、
紅丸リョウの技がまじっとるじゃないか!キミぃ!!」とツッコミを入れながら開発に乗り込み、
「あれヤバいっすよ!紅丸の弟子か、リョウの同門になっちゃいますよ!」
「空手やってても基本外人さんなんだから、名前は横文字にしたほうが良くないですか?」と言ったが、
開発陣は「いや~…もう手遅れですね。声も取っちゃってるしスキルリストも作っちゃってるんで…」と返され、
このようなキャラクターが誕生したのである。『MI2』でFALCOON氏がプロデューサーになった際に見直すか迷ったようだが、
「一度世の中に出たんだし、貫いた方が良いだろう」と判断し、超必殺技を「幻影雷神流星拳」にするなど色々吹っ切れたようだ。

ある意味不運な生まれのキャラクターであるのだが、現代的なスタイリッシュなモーションと言動に対して、
技名とボイスの前時代的なセンスという組み合わせは「ただスタイリッシュなだけよりも好感が持てて良い」と
評価する意見も多く、某有名サイトではアッシュの「キモカワイイ」に対して「ダサカッコイイ」との評価を貰ったりもしている。
男には茶目っ気も必要なのである。

『MIA』でリー・パイロンの道場で拳法を学んでいた事が明らかになったが、弟子ではなく見学のみであった。
しかしながら飲み込みが早く、肝心な部分のみを見様見真似で覚えていった事が語られている。
一方、李香緋はアルバを個人的に気に入り、熱心に教えていたようだ。

+ 『Days of Memories』では
シリーズ第4作の乙女ゲー『彼と私の熱い夏』にて攻略対象として登場。
主人公の父親の会社のアメリカでの後輩で、仕事の関係で1ヶ月だけ主人公の家に居候する事になる。
赤いサングラスにスーツという外見だが意外と紳士で家庭的、家事もよく手伝う。
初対面の主人公にも優しく、悩みごと・相談ごとにも乗ってくれる良いお兄さんキャラになっている。
双子の弟であるソワレはサウスタウンで兄のいない会社を守っているが、ちょっとだけゲームにも登場する(イベントCG付き)。


+ サングラスは外しません


原作中の性能

総じて若干癖が強い『KOF』シリーズの主人公にしては珍しく、割とスタンダードな性能だが、
昇龍コマンドの「掴龍」は対空ではなく当身技
飛び道具コマンド投げも持っており、技のバランスは良い。
弱キック(Bボタン)の性能がいいので、それを起点としたSA(スタイリッシュアート)が要となる。


MUGENにおけるアルバ・メイラ

FZL-MGCool氏、Crow氏、MDK氏の3名によって製作されたものが存在している。
スカロマニアとは違い、原作の3Dモデルを使っていない2Dドットキャラ。
性能も原作同様に再現されており、スタンダードな格好よさである。
ただし、『MI』シリーズではそこそこの性能だった飛び道具「斬光」とその派生技は、
2DのMUGENではライン移動等のシステムを搭載されたキャラでもない限り、
軸回避が不可能なので相対的に凄まじく高性能になっている。
ぶっちゃけ、プレイヤー操作ならこれを連打してるだけでもどうにかなる。

改変・転載自由のため、ハヤテの人ことカッ昏倒氏によってイントロや一部性能を改変したものが公開されており、
AIもデフォルトで搭載されている。
なお、こちらには斑鳩氏が更なる改変を施したバージョンも存在していたのだが、現在は公開停止。
斑鳩氏版アルバとプレイヤー操作で対決(4:07~)

ちなみに、某白い悪魔には専用の特殊イントロ決め台詞がある。
お前の中のフェイトはいつから魔法少女になったんだ?と言わざるを得ない


「あの世でフェイトに詫びるんだな!」

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示

出演ストーリー

プレイヤー操作

単発!良キャラ発掘絵巻(part138、斑鳩氏製)


*1
+ 好きな食べ物「サングラス」

*2
『MI』シリーズの世界観・設定は、本家『KOF』のパラレルワールドとなっている
(まあ『KOF』自体パラレルワールドなのに、更にそのパラレルと言うと多少混乱するかもしれないが)。
『MI』の世界のサウスタウンはギース・ハワードの死後に治安が乱れ、ギャング団が台頭。
ギースと癒着していた警察に彼らを止める力は無く、「キング」の称号を持つギャングが街を支配するようになった。
+ ストーリー動画ネタバレ注意
KING OF FIGHTERS X』では、この設定と『MOW』での設定とが組み合わさっており、
カイン・R・ハインラインとはサウスタウン及びセカンドサウスの覇権を争う宿敵同士となっている。
この二人の関係は、本来なら作品上絶対に出会う事が無かった間柄であるにも拘らずかなり自然な形で描かれており、
原作を知っている人には一見の価値があると言える。


最終更新:2023年11月06日 13:11