サスケ


「なげわざしゅたいのニンジャロボじゃ。
 クウチュウナゲは、どんなてきもなげつけるぞ。」

任天堂が1993年に発売したファミコンのロボット格闘ゲームジョイメカファイト』に登場するロボット。
ニンジャマスターズ』のサスケでも『NARUTO』のサスケでもない。
更に『がんばれゴエモン』シリーズにも同名の忍者ロボットが登場し、そっちもMUGEN入りしてるため非常に紛らわしい。
言わずもがな、全員の名前の元ネタは真田十勇士の忍者・猿飛佐助。

リトル・イーモン博士によって作られたロボット。
忍者風の外見と鉤爪が特徴。

ゲーム開始時点では世界征服を企む悪の科学者イワン・ワルナッチ博士にワルロボとして改造されているが、
倒した後イーモン博士が良心回路をはめ込むことによって、イーロボに戻る(プレイアブルキャラとして使用可能になる)。
なお、ワルロボ時は頭部がちょっと違う。
ちなみに主人公はホノオでもサスケでもなくお笑いロボのスカポンである。

ステージ4のハンゾーはサスケの上位互換に当たる。


原作での性能

忍者ロボらしく動きが素早く、コマンドにもタメ技は一切存在しない。
必殺技の半分(とはいっても全部で4つだが)が投げ技となっており、ゲームの仕様から投げが効果的な『ジョイメカファイト』では有利に戦える。
…が、後述のように対人戦では気軽に出せる技・永パ・安定行動が無いため、ランク的には下位。

必殺技

  • クウチュウナゲ
必殺技、通常技関係なく相手が空中にいれば画面半分近くの投げ判定で投げてしまう空中投げ。
対人戦では対策されてしまい、ほぼ活躍する機会はないがCPU戦では重宝する技。

  • トモエナゲ
地上投げ。
Bボタンで投げると強仕様になり1.5倍の威力となるが、代わりに投げ間合いは狭くなる。

横に判定が伸びるダルシムの強パンチのような技。
2段技だが一度ガードされると攻撃判定が消えるというジョイメカの仕様のため、一発目をガードされるとスキだらけ。

  • スライディング
動くアシバライ。BorAで強弱が使い分けられる。
なおカギヅメ2発目を出す前にキャンセルで出せる。ガードされた際の悪足掻きとして使おう。
本当に悪あがきで、カギヅメキャンセルはカギヅメの攻撃判定を引き継ぐ。


MUGENにおけるサスケ

現在2体のサスケが確認されている。

+ 山辺氏(yamabe氏)製作
  • 山辺氏(yamabe氏)製作
Yahoo!ジオシティーズ終了によりサイトが消滅したため、現在ははいうぇい氏によって代理公開されている。
なお、非常に分かりづらい所にあるので「ジョイメカ」でサイト内を検索することをお勧めする。
MUGEN1.0以降専用なので、WinMUGENで使う際はdefファイルの修正が必要。

原作再現だが、オリジナル技「バクエンリュウ」「レップウシュリケン」を使うアレンジモードも搭載。
動画に公開されているAIはややクウチュウナゲが出しにくい仕様。
最新版では人操作時に出しにくい技が出せるような調整がなされている
(「カギヅメ」キャンセル「スライディング」や「クウチュウナゲ」、間合いの調整等)。

+ アフロン氏製作 アレンジ仕様
  • アフロン氏製作 アレンジ仕様
アフロン氏によるジョイメカSNKキャラ再現シリーズの4体目。
特定のキャラクターを再現してきたこれまで違い、格ゲー+漫画の忍者の詰め合わせとなっている。
要はサイクロイドならぬニンジャボーグ。

特殊技の「スタイル切り替え」により近距離モードと遠距離モードを使い分けて戦う
通常技はそれぞれ、近距離モードは如月影二、遠距離モードは斬鉄のものが元になっている。
超必殺技には暗転が無いが、スロー演出がかかるため実質的な発生も遅くはない。
AIは未搭載だが、IX氏による外部AIが公開されている。

+ 技解説

特殊技

  • スタイル切り替え
攻撃判定はあるものの、ダメージは無い。

ヒットした相手を引き寄せ、打ち上げる(追撃可能)。
この技のみ元となったゲームが日本ではなくアメリカで発売されたので、技名が英語表記。

元はマキのスーパーコンボだが、通常投げに格下げされている。

必殺技(近距離モード)

腕を振り下ろして相手を半月状に斬る技。
主に連続技用。

オーソドックスな対空技。

発生が遅めのスライディング始動の連続入力技。
元ネタより最後まで成功させやすい分、成功しても2割ほどと威力は低め。

小ジャンプしての連続蹴り。ガードさせても微有利。

空対地の移動投げ。移動時のモーションは「不知火幻影」のもの。

原作とは違い、空中発動になっている。
攻撃判定発生直前まで無敵があるが、ジャンプがティッシュな上に、
発動時に微妙に上方向へのベクトルがかかるので、地上の相手には当てにくい。

必殺技(遠距離モード)

地を跳ねる飛び道具。弱版は動作が短いが端まで届かない。
強版は動作が長くなるが、射程は無制限。

弱は手前に、強は奥に氷柱を三本落とす。
中段判定で、ダウン追撃が可能。

裏回り可能な、姿勢が低い移動技。
原作の二種類の技に加え、ガイの疾駆けからの追加技にも派生できる。

発生が早く、裏回ってからでも振り向いて攻撃できる。
元ネタと同じく、表裏二択が強力。

発生が遅いが、中段判定。
カゲホウシ以外の必殺技でキャンセル可能。

下段判定のスライディング。
前二つと違い、自動振り向きが存在しない。

中段判定の跳び蹴り。発生が遅いが出掛かりに無敵がある。
こちらも自動振り向きは不可能。

分身し、相手をサーチして中段判定の跳び蹴りを放つ。
弱版は相手の前方から、強版は後方から攻撃するのだが、
本体と分身を見分けるのが難しいため、表裏を見極めるのが非常に困難。
ジャンプで逃げようにもY軸までサーチされる鬼畜仕様。
オマケに攻撃判定発生まで完全無敵。

空中から地面に三本苦無を投げる。地面に刺さったタイミングで攻撃判定が発生する。
追加入力でもう一度投げることが可能だが、その場合は着地硬直が増加する(ダウン追撃可能)。
動作は斬鉄のものだが、技名が微妙に違う
(斬鉄は"(むくろ)"縫い。一応同名の技をいぶきが所持しており、こちらの要素も含まれている)。

超必殺技(近距離モード)

炎を纏って垂直に飛び上がり、空中で回転してから斜め下目掛けて突進する技。
無敵時間が長い。

側転してから炎を纏った肘打ち。
移動距離が長いので1ゲージの連続技に。

  • キュウキョクサイキョウムテキゼッタイパワーライデンオトシ(2ゲージ消費)
2連バックドロップからイズナ落としで締める移動投げ。
この技のみ格ゲーではなく『コミックボンボン』で連載されていた漫画『おきらく忍伝ハンゾー』の登場キャラ、
「剛腕鬼」が使用した「究極最強無敵絶対雷電落とし」という技が元ネタ。
readmeのファイル名も剛腕鬼の台詞「ししはウナギをタコスにも電力をつつくというでぃす」に由来している。
相手をKOできる体力の時に当てると、服部半蔵絶命奥義キンキ モズクダキ」に変化する。

斬鉄蟷螂拳のモーションで突進し、ヒットすると分身して相手を挟んで乱舞する。
ちなみに分身はワルロボ時の一つ目仕様になっている。芸が細かい。

超必殺技(遠距離モード)

大きめの単発飛び道具。

斬影拳で突進し、接触すると衝撃波で追撃する。
無敵時間があり、ガード時も大幅に有利が取れるため便利。
元ネタは『RBSP』のEXアンディ限定のレア技。

相手の頭上に中段判定の鎖を下ろし、ヒットすると引き寄せて追撃する。
スペイン忍者バルログの超必殺技「レッドインパクト」の演出もミックスされている。

高速で突進し、ヒットするとすごい漢のポーズをとってから往復しながら斬り付けた後、
相手を放り投げ、蹴り上げで追撃し、雷を纏ったイズナ落としで締める。
後半の動作は羅刹ガルフォードの「ライトニングストライクスリー」から。

出場大会

更新停止中

出演ストーリー



最終更新:2023年12月02日 18:55