クイックマン





 識別:DWN.012
 長所:早寝、早起き
 短所:落ち着きがない
 好き:カーレース
 嫌い:カメ

「私の優勝に決まっています!」

ロックマンシリーズ第2作目『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』に登場する8大ボスの1体。
ニコニコ動画でも特に有名なエアーマンの弟で、ウッドマンの兄貴にあたる。

前作のエレキマンをベースにしており、「自らが光速に近付く」というテーマのもとに製作された、
高速で移動する素早さと高いジャンプ力が自慢のスピードタイプの戦闘用ロボット。
原案ハガキでの名前は「ブーメランマン」。
自信満々すぎて弱そうだったり、落ち着きが無かったりと、作品毎に性格は異なるが、
基本的に一対一で正々堂々と戦うことを好む直球タイプ。

戦闘スタイルは自慢の素早さを活かした突進と追尾機能の付いた特殊武器、クイックブーメラン
一定距離分ロックマンを追尾し、止まったあと再びロックマンを目指し今度は止まらずに画面外に消えていく。
ロックマンが使うと普通にブーメランである。消費エネルギーは1/8(8発撃つと1目盛り)であり、
2の全特殊武器中最も燃費が良く、威力も比較的強い。ボタンを押しっぱなしにするとロックマンがクイックブーメランを連射する。
射程が短く、撃つ方向を変えられないのが欠点。メタルブレードさえ無ければもっと輝けたのに…。
また、メカドラゴンやガッツタンクなどワイリーステージのボスには無敵時間が無いため、クイックブーメランが連続ヒットし大ダメージとなる。
攻略としては、動きを見切るのはほぼ不可能に近いため長期決戦を避け、弱点武器でゴリ押しするのが一番である。
幸いなことに弱点武器は多いため、タイムストッパーやクラッシュボムをフルに使えばどうにかなる。
タイムストッパーを使っても一撃で倒せるわけではなく、しかも道中で使ってるとボス戦では使えない。ある程度削った後のトドメに使うのが確実か。
バスターのみでも防御力が低く、ノーダメージ撃破こそ難しいものの、ある程度慣れたプレイヤーならばゴリ押しが効く。
実は段差の都合上、画面中央をキープすれば比較的安全
この為、オワタ式では非常に優秀な花火職人(ロックマン虐殺的な意味で)としてユーザーから恐れられている。
その一方、前述の防御力の低さからTAS動画では逆にTASさんに瞬殺されてしまうため、「(死ぬのが)クイックマン」などとおちょくられることもある。

また、次作『3』でも他の2ボス衆と同様に「ドクロボットK-176」という機体にデータを移植され、擬似的に再登場した。
こちらはオリジナルのクイックマンより本体がやや大きく、ステージに段差も無いため体当たりが避けにくく、その上ダメージが8と非常に大きい。
避けにくいのはブーメランも同じだが、こちらはたった2ダメージなので遥かにマシ。
そのためプレイヤーの間では「クイックマンに当たるな、クイックブーメランに当たれ」と言われている。
『2』では体当たりもブーメランもダメージは同じなので、この威力はドクロボット本体の特性だと思われる。
何故か『2』でもそうだと広く信じられているが、これは戦ってる最中に真偽を確かめる余裕が無いためだと思われる。
他の全ボスを倒し、弱点武器とE缶(全快アイテム)を持って挑んでも、返り討ちに遭いかねないぐらい強いのだ。

また、道中も大量に配置された当たると即死のレーザーを潜り抜けていくと言う初見難易度の高いもの。
ロックマンシリーズのトラウマステージの一つとして名高い。
一応、「タイムストッパー」という救済措置があるが、使えばボス戦がきつくなるというジレンマが…。
まあパターン自体は決まっているので、何度も死んで覚える内に普通にクリア出来るようになるのは流石のゲームバランスである。
後に『ロックマンX5』のシグマステージ序盤にこの即死レーザー地獄が登場、あの頃のトラウマが甦ったプレイヤーも多い。
こちらはさらに壁に触れると張り付いてしまうというゲーム自体の仕様のため、体感難易度は元祖をも上回る
(慣れたプレイヤーには壁に当たらなければいいだけの話なので、ダッシュがある分元祖より楽に感じるという人もいるが)。
一刻も早く下に落ちなければならないのに、急ぎすぎると壁に引っ掛かって逆にタイムロスしてしまうという寸法。
幸い、こちらにも時止め系救済武器はあるが。
その上ボスは、シャドーデビルというイエローデビル系(ロックマンシリーズのトラウマボス)のボスだった。

納涼!夏の花火大会
本家以上の鬼畜性能で復活したドクロボット版(1:11~)
即死レーザーにピンク玉が挑むようです
12年の時を経て復活した即死レーザー
TASさんに逆に瞬殺されるクイックマン
こんなのオレじゃない!!

ヘルメットには伊達政宗彷彿させる前立て(多分ブーメラン)が付けられており、
クイックマンの象徴的なものであるのか、ステージ選択で一人だけ枠から角がはみ出ていたり、登場シーンで光ったりする。
シリーズで唯一、効かない武器で攻撃するとガードポーズを取るのも大きな特徴である。

弱点武器は前述の通りタイムストッパー*1。ただし、これを駆使しても体力を半分奪う程度である。
ちなみに、タイムストッパー以外にもクラッシュボムアトミックファイヤー(GB版のみ)、エアーシューター(パワーファイターズ)が苦手。
『2』でもこの4つはガードしない。
『3』のドクロボット戦では、ジェミニレーザーとサーチスネークが弱点武器となっている。嫌いな物にヘビでも追加されたのだろうか?
というか冷静に考えて、地を這うように移動するサーチスネークを高速ジャンプを繰り返すクイックマンに当てられる気がしないのだが。何の嫌がらせ?
余談だが、弱点武器を持つフラッシュマンとスネークマンは相手をじわじわと嬲り殺すというかなり陰湿な性格で、
真剣勝負を好むクイックマンとは反りが合わない。反対に両者は姿もかなり似ているので、後継機説もあったりする。

『2』のボスの中では最も多くの作品に登場し、
シリーズで唯一のレースゲーム『ロックマン バトル&チェイス』でもスピードを重視した強敵である。
自分自身が車なため、レースに参加しなかったロックマン7の8大ボスのターボマンを(半ば一方的に)ライバル視しており、
エンディングではターボマンのいないレースで優勝しても満足していない様子が見られる。
その作品での担当声優はフォルテと同じ 檜山修之 氏であるが、檜山氏お馴染みのではなく、紳士的でナルシストという珍しいタイプのキャラ。
一人称は「私」で、冒頭と下の台詞はそれぞれ登場時と敗北時の台詞。

「私のプライドが…」

また、「エレキマンをベースに製作された」と上記でも書かれているように、
「このクイックマンは『ロックマンロックマン』のエレキマン(通称変態)がベースに違いない」と言われている。
ちなみに、この作品でのみタイツが白い

クイックたん!(※正しくは「クイックターボ」)

『スーパーアドベンチャーロックマン』でのCVはヒートマンと同じ 森久保祥太郎 氏。ヒートマンと違ってだみ声でも名古屋弁ではない。
ロックマン的には『X5』~『X7』におけるエックスの中の人と言った方が分かり易いかもしれない。
右腕にはクイックブーメランの発射口があるにも拘らず、何故かバスターに変形する。

この作品でも正々堂々戦うことを美学と語っており、作中で唯一不意打ちを仕掛けてこない。
そればかりか、ロックマンの必死の説得にトドメを躊躇したり、
援護に駆け付けたシャドーマンの攻撃からロックマンを庇い、最期には「地球を救えるのはお前しか居ない!」
と全てを託して息を引き取る…のだが実は生きており、
ワイリーがロックマンを手にかけようとした際に止めに入る等、製作サイドからは妙に優遇されている。


「待ちくたびれたぜロックマン!」

+ ────クイックマンだ。あの時は半分しか完成していなかったが今は違うぞ
「そして完全体になったオレの獲物は…お前だロックマン!!」

有賀ヒトシ氏(かつてカプコン公認でナンバーワンロックマンフリークに認定された漫画家)の漫画作品、
『ロックマンメガミックス』及び続編の『ギガミックス』においても登場しており、
公式作品でのキザでナルシストなスピード狂な要素は一切無い、クールな一匹狼の戦士として描かれている。
やはりというか何というか、しょっちゅう角がコマの外にはみ出している
デザインにもアレンジがされ、姿勢制御用ブースターが全身に追加されており、いかにも高機動ロボット、という印象を受ける。
登場自体は『1』を再現した『ロックマン誕生』のラストからであり、この時は未完成ながらもロックマンの片腕を切り落としている。
『2』を再現した『R破壊指令』では、ベースとなっているエレキマンを圧倒するスピードで瞬殺。
また、一対一の決闘を邪魔したとして弱点武器を持つはずのフラッシュマンすら何故か乗ってきたメカドラゴンと一緒に一撃で倒している。
冷酷な雰囲気ではあるが、必要以上の追撃はしなかったり、フェアな勝負を好むなど正々堂々した性格であることは公式作品と変わりない。
前述の原作での突進のダメージのでかさを再現したためか、本作ではブーメラン型サーベルによる高機動戦闘を得意としている
(一応設定上はクイックブーメラン発射口が存在する)。
ちなみにそのスピードは「光速に近いスピード」だけあって、ロックマンやシャドーマンですら殆ど見切ることが出来なかったり、
『ギガミックス』では自らのスピードによって発生したGにボディが耐えきれず悲鳴を上げる描写まであったりする。
後に『6』を再現した『史上最強の敵』にもモブとして再登場している。
バトル&チェイス編である『バーニングホイール』では、プライドの高さ故か専用マシンを与えられたのにもかかわらず、作戦への参加命令をガン無視
原作ゲームに登場するレーサーの内、唯一登場しなかった(厳密にはもう一人いるのだが)。
余談だが、この話は『7』のエピソードも兼ねているため、原作では出場しなかったターボマンが逆にレースに出場している。
また、『3』に相当する『アステロイドブルース』にはドクロボットの方も登場しており、
ドクロボットウッドマンと共に超エネルギー元素を強奪する任務に就いていた。ドクロボットの中でも最強を争う二体を選ぶ辺りは流石である。

そして、『白い悪夢』から連なる『スペースルーラーズ編』においては、
ワイリーシティを突如として強襲した「謎の白いロボット」にサードナンバーズやセブンスナンバーズ、そして他のセカンドナンバーズが敗北する中、
ワイリー及びシャドーマンやシェードマンの脱出の時間を稼ぐために単身白いロボットに挑み、
白いロボットのレーザーを断ち斬ったり、残像を生み出しレーザーを避けるなど一人だけ別次元の強さを見せ付けた。
残念ながらサーベルは白いロボットの装甲を打ち砕けず逆に砕けてしまい、直後に白いロボットによる爆発攻撃に巻き込まれ行方不明となる。
ちなみに、この時砕けた右腕を、彼はクイックブーメラン発射口ごと躊躇無く切り落としているが、
すぐに白いロボットの爆発攻撃が発生するとはいえ、武器を失って彼はこの後どうやって戦うつもりだったのだろうか……。
だが、他のワイリーナンバーズが傷一つ付けられなかった白いロボットの装甲に僅かに亀裂を入れており、
それが後にロックマン達の勝利に貢献することになる。

そして終盤に当然の如く再登場し、メカドラゴンを使って大気圏に突入していたシャドーマンを救出した。
オマケにこの時、ジェル状に体を変化させあらゆる攻撃を無効化させるスペースルーラーズの一人であるマーキュリーを、
再生する暇すら与えないほどの超高速の斬撃で一撃で真っ二つに(加筆修正された新装版では更に連撃で細切れに)してしまった。
ロックマン含む他のロボット達は、超エネルギー元素のクリスタルを持たなければ他のルーラーズに対抗出来無かったというのに、
クイックマンはクリスタルを一切持たずにこの結果である。クイックマン強すぎ。
だが、全国のプレイヤーのロックマンは数え切れないぐらいこいつに虐殺されているので、むしろ仕方ないね!
調子に乗ってクリスタルを4つも所持し、勝手に敵に突っ込んだ挙句暴走してピンチになった誰かさんも見習って欲しいものである。
……と言うかフォルテは自分が最強だと証明するためには、まずはロックマンよりも身内であるこのクイックマンと勝負を付けるべきな気がするが
(白いロボット相手の戦績を見るだけでも明らかにフォルテよりもクイックマンのが強い?言うな)。

出番自体は決して多くはないが、他のセカンズと比べてもあまりの優遇っぷりから、
シャドーマンと並んで「有賀先生のお気に入りのキャラ」と言われることが多い。


「クイックマン!もう時間がない!!
 お前が僕の邪魔をするのなら…僕はお前を倒す!!」

「やれるか…?
 このオレを倒し、スカル衛星を止めることが…出来るか!?」


MUGENにおけるクイックマン

死門氏が『パワーファイターズ』仕様のクイックマンを公開していたが、現在は入手不可。
ボイスが搭載されているが、声の出所は不明。
氏の製作した他のワイリーナンバーズ同様、原作再現で特殊なステートを組まれており、
一度攻撃を食らうと数フレーム(60フレーム=1秒)の間無敵になるため、
GUILTY GEAR』や『MELTY BLOOD』等のコンボゲームのキャラには天敵となる。投げ技も効かない。
詳しくはヒートマンの項を参照。

また、移動時は常にダッシュ状態のため、一部の弾幕グレイズすることも出来る。そのため、キャラにとっても厄介な相手となる。
しかも、体力が一定量減ると撃ってくるクイックブーメランの数も増える。(最大6発)
これらの鬼畜性能から、『第2回遊撃祭』において「鬼畜イックマン」(鬼畜+クイックマンであり、キチ○イに非ず)というタグまで誕生した。

だが相手側のステートのせいなのか、クイックブーメランを無効化してしまう敵も居る。
クイックブーメラン以外の攻撃手段を持たないため、それらのキャラクターと当たると詰む
(例:マスターハンドKiller Whaleメトロイド等)。


また、海外では原作の『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』を意識して作られたコンプゲーム専用のものも存在する。
他にもスロットマシンの絵柄の一つだったり、時間内に彼を倒すボーナスゲームもある。
カプコンから最も愛されている8大ボスは国外でも人気なようだ。

出場大会




クイックマン.EXE


「笑わせる!オレのスピードについて来れるわけない!
 じゃあもういくぜ!」

エグゼのクイックマンは『2』の2番目のボスとして登場。CVは茂木優氏。
おくデンだにの奥部にあるおくデンダムに仕掛けられた爆弾を管理しており、ロックマンを起爆装置の電脳で待ち受ける。
実はクイックマンそのものが起爆プログラムとなっており、デリートされれば自動的に爆弾が爆発し、ダムが決壊するはずだったが、
既にブルースが爆弾を処理していたため死に損となってしまった。
セリフからは、身体のスピードに頭が追い付いていないのか単純思考でせっかちな性格が窺い知れる。
一人称は「オレ」になっているが、性格なども含めて無印からデザインがほぼ変わっていないナビと言える。

通常の状態では全く動かず、こちらの攻撃を全て腕のブーメランで弾いてしまう。攻撃を当てるチャンスはクイックマンがブーメランを投げる前後しかない。
慣れればそれほど難しくはないが、このゲームの対象年齢や、彼がわずか2番目のボスであることや1ボスのエアーマンの雑魚っぷりなどから、
結構な初見殺しポイントとして機能していた。3番目のボスのカットマンが弱いもんだから余計に印象に残るという理由もあるけど
ちなみに彼はどの辺がクイックかというと、ブーメランを投げる直前にちょこまかと瞬間移動を繰り返す所。
また、ヘルメットの前立ては「Vソード」という剣としても使用可能。

他には、アクションゲーム『トランスミッション』でも登場。この作品では黒幕に操られており、望んで戦っているわけではない。
クイックマンのステージといえば即死レーザーだが、まさかのステージ中の連続即死レーザー再来。トラウマを持つ古参ファンは涙したという。
一定時間透明になり攻撃を回避出来る「インビジブル」がある分本家よりかは楽。自信のある方はインビジブルを使わずに挑戦されたし。
また、こちらでも移動中に射撃系の攻撃を弾いてくる。しかし、攻撃時の動きは他のシリーズよりややゆっくりなので狙いやすい。
『トランスミッション』は時系列的に『1』『2』の間のため、実はシャドーマンとクイックマンはナンバリングシリーズ以前で戦っていることになる。
トランスミッションにてクイックマンを撃破した後にはオペレーターから感謝のメールが届くが、理由があって顔は明かせないと言われる。
また、クイックマンを倒してもデリートではなく、正気に戻ってプラグアウトすることになる。
一連のことからロックマンとは面識があるはずだが、『2』は初対面になっている。理由は『トランスミッション』が『2』より後に発売された作品だからである。

アニメ版でもダムの爆破を計画するが、あくまでも横暴な自然開発をネット犯罪という形で警告するための狂言であり、
本気で爆破するつもりはなかった。
『BEAST』ではビヨンダードのクイックマンがグレイガ軍所属のゾアノロイドとして登場。
ちなみに一人称は「ボク」になっている(ゾアノロイドの方はゲーム同様に「オレ」)。


「駆け抜けた人生に満足!」





「さあもうすぐだ…ダムが爆発すればボク達も
 そして川下にあるデンサンシティも…
 そう、全てが水に沈むんだ!」

オペレーターは犯罪組織ゴスペル所属の速水ダイスケ。CVは岡野浩介氏。
自称「IQ170、ゴスペル幹部候補」。やや自信過剰な性格。
自然を愛する大学生で、おくデン谷をゴミで汚されることに憤りを感じていた。
どうしてこんな性格になってしまったやら。
アニメではまともになっていた上に、同じ自然愛好家のサロマとラブラブであった。


MUGENにおけるクイックマン.EXE

2体ほど確認されている。

+ 日暮氏製作
  • 日暮氏製作
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了により公開サイトが消滅し、現在は正規入手不可。
原作のドットを用いた4ボタン式で、ブーメランは1画面で2つまで出せる。
唯一のゲージ技クイックファストは3ゲージ消費で、通常の相手なら全体力を奪う。
ちなみに、名前の割にスピードは普通。

+ olt-EDEN氏(旧・ゼータ氏)製作
  • olt-EDEN氏(旧・ゼータ氏)製作
こちらも原作ドットを使用し、原作同様にクイックブーメランとVソード(ただし使用条件あり。詳細は後述)で戦う他、
イントロムービーや専用BGM、果ては敗北時のデリート演出までも忠実に再現している。
中でも専用BGMは5種類、デリート演出は『エグゼ』と『トランスミッション』の2種類が用意されているという拘りっぷりである。
性能も原作を再現しており、移動方法は前後への瞬間移動のみで、ジャンプ・しゃがみも不可。
攻撃時以外は基本的にダメージが与えられず、投げも通用しないが、数発攻撃を当てれば倒すことが出来る。
また、カラーごとに性能が変化し、1P~6Pが通常のクイックマン、7P~9PがクイックマンV2、10P~11PがクイックマンV3、12PがクイックマンSPとなる。
+ 各カラーごとの詳細
各カラー共通
  • 投げ無効
  • 基本的に攻撃時以外はこちらの攻撃が当たらない
  • クイックブーメランを1回の攻撃につき1つまで使用可能
クイックマンV2
  • クイックブーメランを1回の攻撃につき2つまで使用可能
  • このカラーよりVソードが使用可能
  • クイックブーメランのスピード加速
  • 各攻撃の隙が減少
クイックマンV3
  • クイックブーメランを1回の攻撃につき3つまで使用可能
  • ブーメランの戻りが背面ガード不可に
クイックマンSP
  • クイックブーメラン無制限
  • 時止め解除(強化スイッチ有効時のみ)
  • Vソードにオメガトムハンクスキラー搭載(強化スイッチ有効時のみ)
  • ライフ管理もどき(強化スイッチ有効時のみ)

デフォルトでAIが搭載されており、原作さながらに瞬間移動を繰り返しつつ、ブーメランとソードで攻撃して来る。
想定ランクは1P~6Pが強上位~凶下位、7P~9Pが凶中位~凶上位、10P~11Pが狂下位~狂中位、12Pが狂中位以上とのこと。
ただし、前述の通り耐久力自体は低いため、1P~6Pあたりなら並キャラでも十分に正気はある…かも知れない。

出場大会

  • 「[大会] [クイックマン.EXE]」をタグに含むページは1つもありません。


*1
本来は他のボス同様タイムストッパー対策装置を装備しているのだが、これと加速装置の同時搭載に問題があり、
時間を止められながらその中を動き、さらに光速に加速しようとすることで自身の質量が無限大に増大してしまい内部構造にダメージを与えるためとされる。
ソースは不明ながら、観測者が光速に到達すると観測者から見れば周囲の時間が停止すること、
光速に近づく度に物質の質量が無限大に増大することは相対性理論で説明されているため、
「光速に近付こうとする、起こす現象の異なる二つの装置の同時搭載による不具合」と言う話には一定の信憑性があると言える。

余談だが、「タイムストッパーが弱点→止まると死ぬ」という連想から、一部のファンからはマグロに例えられているとかいないとか。


最終更新:2023年10月07日 14:03