「あきらめろ、年貢の納め時だ!」
名前:
黄飛鴻
流派:武芸十八般、秘奥義・無影脚
年齢:24歳
性格:正直、正義感が強い
趣味:特になし
家族:父親(=黄麒英)
台湾のゲームメーカーIGSの対戦格闘ゲーム『
形意拳』の主人公。
英字表記は「MASTER HUANG」。訳すと「黄(ファン)師父」と言った所か。
清朝末期に活躍した
同名の実在人物がモデルである。日本で言うと時代劇ものに出てくる
新撰組の人々のようなものか。
職業は
武術家にして医師。父親から洪家拳を学び、幼くしてそれを会得し「少年英雄」と称された類い稀な武才の持ち主。
実在人物としての黄飛鴻は、父が民衆のために広東十虎を结成した事を受け、
民衆を救済するために道場兼薬局の『宝芝林』を設立し、混乱の時代の治安維持に貢献したとして広く尊敬を集めている。
読みは広東語だとウォン・フェイホン、北京語だとフアン・フェイホン(つまり『形意拳』は北京語読みという事になる)。
他に
獅子舞の名人であったと言われ、異名の一つが
獅子王。後述の映画でもこれについての話が出てくる。
得意とする武芸十八般と少林拳法を
融合、発展させ、「十字拳」と「
無影脚」を編み出した事でも知られる。
秘奥義にある「無影脚」とは他流派の秘伝を自身の秘伝と交換して受け継いだ技と言われ、
黄飛鴻の使うそれは驚異的な破壊力を秘めたという。
闘犬をこの一撃で仕留めたという伝承からもその威力と素早さが窺い知れる
(言うまでもないが、訓練された犬とはとてもすばしっこく危険な動物である)。
余談だが、彼は
ジャッキー・チェン演ずる『
酔拳』の主人公のモデルにして、
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズの主人公でもある。
モデルが同じだけに
李烈火とは見事にそっくり。
同一人物タッグ戦に登場してもいいぐらい。
さらに別ゲームの
黄飛鴻も製作されたので
師父三連星チームまで可能になった。
また、『
ゼノギアス』の主人公フェイのフルネーム「ウォン・フェイフォン」も彼が元ネタでもある。
こっちは広東語のようだ。
ゲームキャラとしての黄飛鴻(マスターファン)は、友人である龍拳(ドラゴン。
こいつではない)の失踪を知り、
鶴拳使いの「
紀雲袖(クレーン)」と協力して捜索を行ううちに事件に巻き込まれて
白蓮教団と戦う事になった男。
見た目及びキャラクターモデルの通り、拳法を駆使して戦う。
拳法家としての拘りか、主人公キャラではあるが
飛び道具持ちの
波動昇龍キャラではなく、複数の突進技に高威力の連続技を備えた接近戦キャラ。
相手の頭上を飛び越えて無防備の背後を取る「逆乾坤」と、
捕まえた相手をダメージを与えつつ後方に投げて体勢を崩す「流雲弾」という二つの
コマンド投げが特色で、
前者はガード崩しに、後者は
コンボ延長に強力。
無敵技の「昇龍頂」もあるので守りも心強い。
流れる様な脚技と、震脚から繰り出される重厚な拳技は正に正統派な拳法と言える。
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エンディングでは |
「大丈夫か?」「ええ、あなたがいなければ、今ごろ…」
エンディングでは 白蓮教主(ロータスマスター)を撃退し、見事ドラゴンと再会する。
生きていたロータスマスターは 「く~そ~お~」「まだ終わらん…見よ!最終奥義…」と言い、二人を襲撃するが…。
「は~」「あ~た~~」
二人はこれをあっさり返り討ちにした。
ちなみに海外版でのロータスマスターは襲撃の直前に「卑劣な真似を…」などと言っていたが、
背後からの不意打ちを試みる時点でどっちが卑劣だと言わざるを得ない。
恐らく繋がっていると思われるクレーンのエンディングではクレーンとも再会するが、
出てきたタイミングが悪かったのか彼女を怒らせてしまい、
「なぜ怒っているんだ?」と二人仲良く首をかしげていた。
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MUGENにおけるマスターファン
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KenshinHimura氏製作 |
サオジンの製作者でもある氏によるもの。
分身攻撃や覚醒などの「形意拳」特有のシステムも含め、 通常技、 コマンド投げ、 必殺技、 超必殺技等ほぼ全て実装されており、
一通りの動きは特に問題無く見る事が可能となっているが、ベータ版のためか原作とは違い、
ごく一部の技同士の繋ぎでしかキャンセルをかける事ができず、連続技がかなり限定されている。
また、『形意拳』のドットはかなり横長の為、MUGENの画面ではxscaleを0.7143程度に調整しなければ実機のような見た目にならないのだが、
x、yともscale=1のままであるため妙にでかい(というか太い)。
AIは未搭載。
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ですからー氏製作 |
名前はName、DisplayName共に「Wong Fei Hung」(広東語で黄飛鴻)になっている。
ついでにフォルダ名までそうなので「あれ、マスターファンどこ行ったっけ……」と混乱する可能性が
ですからー氏のキャラは全て0Dで始まるので分類はしやすいが、今度は大量のマッスルボマーのキャラの群れに埋もれ
必殺技などが一通り搭載されており、分身攻撃も使用可能。
サイズが調整されており、横幅もちゃんと細くなっている。
音声の撮り方が分からなかったらしく、代わりに 赤い彗星っぽいボイスが使われているが、
実は本当に前述の映画の吹き替えをやった事があり、 元ネタ的には正解なので何もおかしい事は無い。
11段階に調整可能な AIが標準搭載されているため、今後の活躍にも期待できるだろう。
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大会ネタバレ |
打撃vs投げ 交代式タッグ大会にFist勢として出場。パートナーは キング。
全てのタッグが多彩なコンビネーションで魅せた本大会において、この二人による第17戦での猛攻は特に凄まじく、
相手タッグを二人まとめて攻撃に巻き込んだ上で、ゲージ技とアシスト攻撃を重ねた怒涛の蹴撃連打、
140%のLIFEを5割以上(x2人分)消し飛ばす高火力と、大会システムをフル活用した見事な連携を披露した。
代表選抜戦の結果、マスターファン&キングは決勝第5戦に出場。
ここでも 相手タッグに対する同時攻撃を仕掛けるなどして勝利し、Fist勢の初勝利に貢献した。
その優秀な戦績と印象的な連携攻撃から、本大会における人気タッグの一つとなった。
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島村鰐氏製作 |
名前は「Master Huang」で、声は原作のものを使用。
他の形意拳キャラとタッグやチームを組ませる時に、チームの中で一人だけ日本語を喋る(しかも声がシャア)という事が無くなるので、
原作 ボイスの方が合う時にいいかもしれない。
原作通りの「通常技→ 特殊技→必殺技(→追加入力)」の『 KOF』風連続技に加え、小ジャンプ、回り込み、攻撃避けが付いた代わりに、
リープアタックと移動起き上がりなどは消え、原作では全て1 ゲージ技だった超必殺技の内、
「菩提掌」(ページ冒頭のgif画像のモーションで放つ気功掌みたいな技)が3ゲージ技になっている。
AIは未搭載だが、Yeak氏による外部AIが公開されている。
ガード記述がかなり甘いのか、相手の攻撃を無防備に食らってしまう事が多いが、
流雲弾を経由するコンボで小足からノーゲージ4割弱、1ゲージ消費で5割強持って行く火力は魅力的。
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「手を抜いたな」
出場大会
+
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一覧 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
|
出演ストーリー
プレイヤー操作
「悪いことをすると天罰が下るんだよ。」
最終更新:2023年10月12日 14:12