オメガトムハンクスキラー

即死攻撃の一種。
本体に喰らい判定が無く、攻撃判定すらも無いキャラを倒すことが出来るシステムであり、
その性質を持つキャラのオメガトムハンクスを倒せることからその名が付けられた。
略して「OTHキラー」、システム面から「ヘルパーキラー」とも呼ばれる。
また、「トムキラー」と簡単に略すこともある。ただし某一家の作者とは関係ない。
なお、同じく判定が全く無いキャラでも、現実など一部キャラは倒すことが出来ない。

608氏が製作したD-Athenaに初搭載され、MUGEN神キャラ界に衝撃を与えた。
システム面としてはProjectile(飛び道具)が本体管理になるシステムを利用し、
P1StateNoで本体のステートをヘルパーの使っていたHitdefのステートに変更、
無理矢理本体に攻撃をさせて当て身を取り、永続ターゲットの条件を満たしてしまうというもの。
現在は多くの神キャラに搭載され、各製作者による性能向上が行われている。
最近ではほとんどの場合「hitdefのステートに飛ばすためのProj」─(時間経過)→「出来場合の復帰出来るステートへ飛ばすProj」と分けられるようになった。
これは「保険用Proj」などと言われる。
その他に2種類ほど存在し、
  • あらかじめ喰らい判定のヘルパーを出しておきProjを当てるタイプ
  • そのターゲットを取ったヘルパーをChangeAnim2で喰らい判定にしてProjを当てるタイプ
に分けられている
使われているのは前者が多く、後者は第二デススターA-Bombが使うようだ。
後者が少ない理由としては、保険用Projがやりにくいからだと思われる。

システム詳細を見たい人はこのページの履歴を読むと良いかも(古いため精度は非常に低いが)。

防御法

対策は大きく分けて2つある。
1つは、ヘルパーの使う攻撃用ステートのHitdefのトリガーに「Trigger○ = IsHelper」と追加すること。
こうすると本体が攻撃させられても当て身を取られないため、ほぼ回避が可能となる。
しかし、ずっとそのヘルパーがいるはずのステートにいることにより何も出来なくなるのを防ぐため(本体にDestroySelfしても効果無し)、
「Trigger1 = !IsHelper」の付いたChangeStateやSelfStateで、Ctrlの付くステートに飛ばすなども必要になる。
不完全なトムキラーを喰らった時の行動不可を防ぐために、神キャラと戦うことを前提にしたキャラは付けておきたいシステムだが、
相手が故意に起こさない限りこのような事態は起きないため、
神キャラと戦うことを想定していない通常キャラ(特に、通常の大ダメージ攻撃や即死当身でKOされるキャラ)に付ける必要性は薄い。

もう1つは、Helper攻撃の全てをHitdefではなくProjectileで行うというもの。
こちらは元々、Helperが当て身を取られた場合の不都合を回避するための方法として、普通のキャラでも使われることの多いテクニックである。

現時点ではWinMUGEN以外にMUGEN1.0やMUGEN1.1でも使用が可能である。


最終更新:2023年01月19日 18:53
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