「今まで隠していたけど、実は俺…」
1994年に彩京が製作した格ゲー『
バトルクロード』のキャラクター。
サイキョーではなく彩京のキャラである。
旧ソ連の空挺部隊
7番目の隊員であり、
ウルフ教官の優秀な片腕として活躍している。
教官直伝のコマンドサンボに闘いの新境地を見出し、修行に専念する。
自らの経歴等一切を明かさない男だが、どうやら美しい日本人の恋人がいるらしい。
髪型が
モヒカン、赤縁の四角い眼鏡、そして名前が
ダンと、元ネタはそのまんま
ウルトラセブン。
イラストをよく見ると分かるが頭の傷で頭部のモールドまで再現している。
生年月日や出身国が不明なのも、それによるものと思われる。
さらに、エンディングまで『ウルトラセブン』最終回の有名な告白シーンそのまんまである。
二人の影だけが映るシーンと言えば、セブンを知る人なら一発で解るだろう。
シーンの構図や背景の
アルミホイル光の演出等も含め
パロディの忠実度はかなりのもの。
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ただしその内容は…… |
実は 自分がホモである事を恋人に告白するというもの。
「そんな事気にしないわ。ダンはダンじゃないの!」という彼女に対して、
「ありがとう。でも、 仲間が待ってるんだ」とダンは別れを告げる。
そして デュワッと飛び立つダン隊員の姿でEDは締められる。 ってかパンイチで飛んでくとかどこの超兄貴だよこれ
当然、 好きな物:ウルフ教官というのも そう言う意味であろう。「尊敬している」という注釈が白々しいにも程がある。
…というか、彩京はそもそも 変態と悪ノリに定評のあるメーカーであり、隙あらばこの手のキャラをナチュラルに紛れ込ませていた連中。
当時を知るアーケードゲーマーには若本ボイスでガチムチでガチホモ(だけどシスコン)な 「風雲はだか侍」アインがつとに有名である。
なぜかアインの兄貴(意味深)である「ターボ坊主」天外はそれほど有名にならなかったが。両刀だったからか?
なお彼の各流派に対する勝利セリフは次の通りである。
- 対ムエタイ : 俺は子供が嫌いだ!
- 対柔術 : 女子供は引っ込んでな!
- 対ウルフ教官 : ・・・・わざと負けましたね!? 俺は、そのやさしさにゾッコンだぜ!!
- 対空手 : いい試合だったよ。俺は、君を好きになってしまったぜ。
- 対ボクサー : 素晴らしいパンチだ。俺は、君を好きになってしまったぜ。
- 対サイボーグ : サイボーグくん、いい体つきだね。俺は、君を好きになってしまったぜ。
- 対相撲 : いい肉付きをしているな。俺は、君を好きになってしまったぜ。
- 対クマちゃん : 熊クン、凄まじい強さだったよ。俺は、君を好きになってしまったぜ。
…とにかく女子供以外こんな奴と戦うべきではないと思う。
というかホモの分際でサイボーグや熊にも好意を寄せるとはこれいかに
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原作での性能
なお、彼は純粋にコマンドサンボを使うキャラであり、パロディのような技は見受けられない。
勝ちポーズが下の画像のように両手を広げて「デュワッ!」なぐらいで、
セブンのパロディとなっているのはあくまで見た目やEDだけである。
MUGENにおけるダン隊員
「スライディングアンドホールドキック」が無くなった分、打撃に特化したキャラになった。
見た目は
空破弾のようだが性能は普通の突進技「ローリングダブルキック」
無敵つきの飛び蹴り「トリプルキック」、追加入力型の「トリプルコンボ」、強弱で
当て身判定が変わる当身、と格闘系の技を持つ。
が、空中コンボがあまり入らず、火力は結構低い。
しかしアイスラッガーが当たると話は別。アイスラッガーで身動きが取れない相手に一方的に仕掛ける事が出来る。
乱舞技「スパイラルコンボ」も当然当たるので、一気に大ダメージを食らわせられる。
ゲージ頼りのキャラと言うべきか。
つまりダン隊員の本体は
アイスラッガーだったんだよ!まあ『バトルクロード』じゃただのモヒカンなんだけど
AIはデフォルトで11段階調整可能なものが搭載されている。
出場大会
凍結
出演ストーリー
プレイヤー操作
最終更新:2023年08月09日 16:31