斬真狼牙


「へへっ、楽しみだぜ!」

身長:182cm
血液型:A型
誕生日:5月27日

アリスソフトの地域制圧型エロSLG『大番長』およびそれを原作とした格闘ゲーム『BIGBANG BEAT』の主人公。
名前の読みは「ざんま ろうが」紙忍者の覚醒必殺技っぽく「ざんしんろうが」とは読まない。勿論幕末超奥義とも関係は無い。

魔界孔のせいで荒れ果てた今の日本が気に喰わないため取り敢えず全国統一を目指す。
兄貴である豪曰くバカ。まあ兄貴以外から見ても大方バカである。
だが、積極的に前に立ち、熱い思いを胸に皆をグイグイ引っ張っていくなど、リーダーとしては非常に優秀で頼りがいがある。
また、バカではあるが他人の忠告や諫言を割と素直に聞き入れたり、役に立つと思った物や有能な人物を積極的に引き入れようとするなど、無能ではない。
策を弄したりするのは苦手で、そういう事は兄貴や仲間達に任せるがち。
強くなる事にも余念がなく、強い相手には手合わせを願う事もある。
ホワイトファング」の異名を持ち、必殺技は「ウルフファング」。あまりに直球なネーミングである。
兄が一人、許婚が一人、そして嫁がたくさんいる女好き。
兄貴である斬真豪とは普段はふざけ合っているが、互いに強く信頼している。
ちなみに許婚は天楼久那妓

女好きといっても、他人の女を取ったり、嫌がる相手に無理やりな事はしない
(この辺は同社の「地域制圧型エロSLG」の先輩である『鬼畜王ランス』や『大悪司』とは真逆である)。
が、エロゲ故にやけに仲間の女性キャラに体を狙われる。
本人も「据え膳喰わねば」の精神なので誘われるとホイホイ付いていってしまう。

ちなみに、『大番長』(の全国編の序盤)では強化された戦車が敵として現れるのだが、
その戦車に対して狼牙達は生身で立ち向かい、そして普通に殴り倒せる
その無茶っぷり、ボンボン餓狼といい勝負である。男なら拳ひとつで勝負せんかい!

「あんなの装甲がちょっと硬いだけの車じゃねーか」

全国編の敵勢力は他にも、上記の戦車を擁する軍隊(のような組織)を始めとして、
吸血鬼忍者騎士海賊と、もう番長ってレベルではなくなってたりする
(設定上、ほとんどは学園を中心として構成されているはずだが、基本的に「お前らのような学生がいるか」状態である)。
クリア後のおまけである無茶苦茶モードになると敵勢力はさらにカオスになり、原画マン(売れっ子で女性にモテモテ)、ホモ集団+ブ男(男にモテる)、
探偵事務所(裏の顔は大銀行)、ハニワ教(眼鏡っ子大好き)と、一部はもはや人間ですらないというカオスっぷりで、文字通り無茶苦茶である。

そんな男前な彼にも、6歳までは久那妓と一緒に入浴し、
7歳まではオネショが治らなかったという恥ずかしい過去がある。
他にもスーパー化した兵太を見て自分もできないかとやってみるが当然できず、「羨ましくないんだからな!」とか言っちゃう可愛い所もある。

『大番長』では、主人公なので言うまでもなく初期メンバーの一人。
近距離型としてどの能力値もかなり高く、主人公として最初から最後まで主力となる
(出撃し続けると消耗が嵩んでいくシステムなので、強いからと言ってゲームバランスを崩すという事はない)。
というか、彼に限っては各ボスキャラとのタイマンなど不可避の戦闘が多いので使わざるを得ない

+ 原作ネタバレ
「魔を切り裂き、闇を払う力」を持つ斬魔の一族の末裔だが、本人にその自覚は全く無い。
1000年前の魔族との戦いの最中に突如現れた「残間紅牙」という男がそのルーツであり、
その戦いの後に使命と「斬魔」の名を与えられたが、
「斬真」と名を変えている事が示す通り、現在の「ザンマ」はその使命を忘れてしまっている。

その力はちゃんと狼牙(と豪)にも受け継がれており、ゲーム的には魔族の対属性(魔族に対して有利になる)を持っている事がその証と言える。
この設定が明かされるのは最後の最後なので、それまでは何故持っているのか分からなかったりもするが。

彼の必殺技である「ウルフファング」だが、全国編で加入する親友・久我匡一郎との会話イベントで手合わせをした直後、突然使えるようになる。
手合わせ中に身に付けたのかそれとも今まで出し惜しみしていたのか、真相は闇の中である。
なお、ノベライズ版の「大番長」では山本無頼に始まる強敵との闘いで形を成していき、
久我のアドバイスを受けて直後の戦闘で完成する……という流れになっている。
原作での効果は「気力を3消費して攻撃力1.5倍、回避が+20された状態で先制攻撃を行う」というもの。
狼牙自身の攻撃力も合わさって、正に必殺技というべき非常に強力な攻撃だが、コストの高さからそうそう気軽には使えない(狼牙の最大気力は8)。
主な使い道はやはりボス戦。主人公に相応しい能力と言える。性能的には久我の必殺技に劣るが*1

余談だが、公式の人気投票では主人公なのに男性キャラ中3位という結果になっていたりする
(ちなみに2位は兵太で、1位は兄である斬真豪)。
更にアリス2010に同梱されているアリスソフトのキャラが集うオールスターゲーム『わいどにょ』では、主人公なのに兄に出番を取られてしまう始末
(一応、主人公でも『わいどにょ』に出演してないキャラはいるのだが、戦闘力が皆無だったり、顔が設定されていなかったり、
 そもそも作品自体が非常に古い等の事情がある)。

更なる余談として、全国編でいくつかのイベントをこなすと各地にカレーショップのチェーン店「カレーウルフ」が建造可能となる。
実際にカレーを作っているのは究極のカレーを目指すカレー少女(少女のグラなのに年齢不詳でパンダを打ち倒す程の戦闘能力を持つ)。
各地のカレーの研究ではカレーに麻薬や人肉を入れたり(でも美味い)ととてもカオス。

ちなみに、彼には「ナス頭」という仇名がある。
背後から見た髪型がナスのヘタに酷似しているために作中で度々そう呼ばれるのだが、本人はかなり嫌がっており、そう呼ばれるとキレる。
具体的には、タイマンで倒して降参させた相手(悪党)それだけの理由で再度ボコるくらいにキレる。


「目の前から消してやるぜ…
 ぶっころしたテメエの魂が天国にも地獄にも行けないようにな!」


『BBB』における斬真狼牙



主人公らしくスタンダードな性能のキャラクター。
担当声優はセキセイ太郎氏。『BBBR』においては日野あたる氏が声を担当している。
しかし牽制向き飛び道具無敵対空技どころか
横へ大きく進む突進技も持っておらず、所謂波動昇龍からはかけ離れている。
通常技は癖があまりなく全体的に使いやすいが、必殺技はやや癖の強いものが多い。
エンハンス「全開で行くぜ!」は使用するごとにBパワーアーツ(およびビッグバンブレイク)が解禁される。
強みはエンハンス後の爆発力にあり、
ウルフシュートやウルフファングが解禁されるとコンボ火力がかなり高くなる。
ファングやダンクを絡めたコンボで相手を強制的に画面端まで持って行きやすい所も強い。
転じて、弱点もエンハンスするまで(=コンボを数回決めるまで)真価を発揮できない点にある。
上位陣との対戦ではその点が非常に辛い。また、崩しのネタに乏しいのも問題。
「常に上々の火力を維持しつつ、後半爆発的に強くなれる」
という点からキャラランク上は中堅と言われている。

『BBBR』では、概ね1stの必殺技を踏襲しつつ、
新技の「スライド」及び必殺技版「ナパーム」と一人固有システムとしてBダッシュを引っ提げ続投。
システム面のシステム変更や、ウルフファングの固定ダメージを失ったりあと迫力と大分変わっている。
プレイヤー層の評価で兵太の方が強いと見られ散々である

+ 技解説
技解説(L=弱、M=中、H=強、B=Bパワー)
ロールキック
→+L
小さくジャンプして回し蹴り。見た目は中段っぽく見えるがしゃがみガード可能。
空中扱いになるので、キャンセルして後述のシュートを出す事でコンボに移行できる。
ニーストライク
←or→+H
しゃがんで溜めを入れた後に飛び膝蹴りを放ち、ヒットするとそのまま蹴り飛ばす。
地上技では唯一の中段で、二段目の蹴り飛ばしで画面端まで吹き飛ばせる
コマンド投げと重複しているので投げが失敗するとこれが出る。
スマッシュ
↓↙←+L
踏み込みつつアッパー。見た目は平凡な技だが、硬直が非常に短いため地上ヒットした場合ダッシュ→しゃがみ弱が目押しで繋がる。
下段のしゃがみ中から入れ込んだりコンボに組み込んだりと何かと頼る事が多い技。
後述のナックルかファングに派生できる。
ナックル
↓↙←+M
踏み込みつつスマッシュとは逆の腕で叩き付けるように殴る。空中の相手にヒットすると地面に叩き付けてバウンドさせる。
悪い技ではないのだが、いかんせんこのゲームのシステム上バウンド回数を一回消費するこの技を組み込む機会はかなり少なく、
Pゲージ消費を嫌ってスマッシュ→ファングと敢えてこの技を抜かして派生する事も少なくない。哀れ。
後述のファングに派生できる。
ファング
↓↙←+H
横方向に狼を模した形の飛び道具を放つ。
弾は高速で飛んですぐに消えてしまう、射程が画面半分少々(ズームアウト時)、硬直が長いと三拍子揃っているので置くように使う事は不可能。
『BBB』では共通システムのBダッシュで急接近される危険が伴うので、飛び道具としては使いにくい。
だが、この技の真髄はヒットさせれば画面端まで吹き飛ばせる事にあり、
この技でコンボを締めればPゲージ回復は勿論、狼牙にとっては必須なエンハンスを確定させられる重要な技。
ちなみに、上記の三つの技を連続して出す事で原作の狼牙の通常攻撃モーション(パンチ三段)っぽい動作になる
シュート
空中で↓↙←+LorM
狼を模した気を纏って斜めに急降下キック。
Lはヒット時に相手をバウンドさせ、同時にMへ派生できる。
Mは発生が遅く硬直も大きいが、ヒット時に相手は空中に浮き、空中受け身不能状態になるためL版より有効な追撃ができる。
ナパーム
→↓↘+LorM
地面に拳を叩き付けた後、時間差で気の柱が発生する設置技。
時間経過のみで起爆する、判定が小さい、硬直が長いとこれも三拍子揃っているのでわざわざ設置する必要性はあまりない。
後述のワイルドファングと組み合わせたりしてコンボを延長させるように使うのが主な用途。
Lは柱がキャラ一人分程度の高さしかなく、ヒットしても受け身が取れるが、
Mは柱の高さが2倍ほどになり受け身不能になる。ただしPゲージ消費が非常に大きい(Lの約4倍)。
ダンク
→↓↘+H
斜め前方にジャンプし、相手を掴むと前進しながら地面に叩き付ける対空投げ。
叩き付けた後の相手はバウンドしているので、BダッシュキャンセルやBパワーアーツで追撃可能。
追撃込みなら確定エンハンスも取れる他、
1回投げるだけでステージの半分以上を移動するので画面端に容易に追い込める効果もある。
ただし空振るとその場で硬直したまま降下するので、対空に使うにはリスクも大きい。
ワイルドファング
↓↙←+B
狼を模した大きな飛び道具を放つ。
名前通りファングの強化版で、特徴は相変わらず。見た目通り判定は大きくなり、同時に射程も若干長くなっている。
ファングも同様だが、吹き飛んだ所をBダッシュで追いかければコンボを継続できる。
ワイルドシュート
空中で↓↙←+B
シュートより大きな気を纏って斜めに急降下キック。
ヒットすれば強制的に地面に叩き落とした上でバウンド効果があり、コンボに組み込むのに適した技。
暗転無敵があるのでリバーサルにも使えるが、ガードされると反確。
ナパームウルフ
→↓↘+B
地面に拳を叩き付けて気の柱を発生させる。
1回目のエンハンスで解禁される。ナパームとは違い設置技ではない。
硬直が非常に長くBダッシュキャンセルも不可、追撃できない(相手が高く浮いていた場合は可能)など使いにくい面が目立つが、
1Fから発生終了まで長い対打撃無敵が付いているため、リバーサルや割り込みには有効。
ウルフシュート
空中で↓↙←+B
2回目のエンハンスで解禁される。
「ワイルドシュートがヒット時に自動でもう一度放たれる(ゲージ消費無し)」とほぼ同義。
火力が大幅に向上するのはもちろん、実質1ゲージで2ゲージ分のダメージを出しているためゲージ効率が非常に良好。
元々のワイルドシュートの使い勝手の良さもあり、エンハンス2回以上は狼牙にとってほぼ必須となる。
2発目が出る前にBダッシュキャンセルする事もできる。
ウルフファング
ワイルドファング近距離ヒット時に↓↙←+B
3回目のエンハンスで解禁されるビッグバンブレイク。
約3.5割と威力だけ見れば大した事はないが、固定ダメージ(コンボ補正完全無視)なので、
投げや長いコンボの締めなどのあらゆる状況から大ダメージを見込める非常に強力な技。
この技による爆発力が狼牙を支えているといっても過言ではない。
ちなみに、初期バージョンの『BBB』ではビッグバンブレイクが存在しなかったので、ウルフファングの名は現在のワイルドファングに与えられていた
(原作の攻撃モーションではエフェクトと共に大きく前進して拳を繰り出すが拳そのものは敵に届いていないので、
 厳密に言えばどちらも原作とは微妙に違う動作と言える)。

原作対戦動画

ちなみに彼、久那妓、扇奈、兵太が4と被って見えるのは気のせい…ではないと思う。
まあアリスソフトがまさか『大番長』の同人格ゲーが作られてMUGENで競演するなどとは想定できる訳が無いのでしょうがない。
まぁ女性に対する態度は全然違うけどね!


MUGENにおける斬真狼牙
現在『BBB』準拠+アレンジが8体、凶悪版が1体確認されている。

+ M3氏(ねむねむ氏)製作
  • M3氏(ねむねむ氏)製作
現在は公開停止。
原作(『BBB』)仕様ではなくアレンジキャラとなっている。
Bダッシュ、Pゲージ、エンハンスがなく最大ゲージが3、ゲージ溜めができ、そしてオリジナル技も搭載している。
Lifeが多いときは大技狙いでゲージを温存し、危なくなったら積極的に攻めるといった、
強さと魅せを兼ね備えたAIも搭載されている。

ちなみにこの狼牙は七枷社との対戦時に特殊イントロが起こり、なんたら大会でもそのイントロが見られる。
その理由は社のプロフィールでの嫌いなものが「ナス」だからという事らしい。
なんたら大会『拳蹴編』でお披露目された時には「ナス頭」というコメントが多かった。

+ 我王氏製作
  • 我王氏製作
ほぼBBB仕様の狼牙(Pゲージが存在せず、Pチャージは技ゲージ溜めとなっている)。
2008年6月6日に全ての技を実装した正式版が公開され、Mk.X氏によるAIも公開されている。

+ ⑨氏製作
  • ⑨氏製作
Pゲージや次ラウンドへの体力の引き継ぎなど、現在公開されている狼牙の中では最も原作に近い仕様となっている。
なお、最新版はMUGEN1.1専用。
勝利時の演出やラウンドを取られた後の演出が非常に凝っており、一見の価値あり。
ちなみにこれらの演出は⑨氏オリジナルのものであり、原作には存在しない。
ライフ継続スイッチがあり、次ラウンドで体力の引継ぎを行わないようにする事もできるようになっている。
最近の大会でよく見るのはこちら。現在はMUGEN1.1版のみ公開されている。
現在はKELN氏、Mk.X氏(こちらは+α)、eurota氏、shao氏によってAIが公開されているが、MUGEN1.1版に対応しているのはshao氏製のもののみ。
shao氏のAIは5段階のAIレベル、11段階のガードレベル、反応速度レベルなどの10以上もの細かい設定が可能。
なお、原作のボイスにするボイスパッチも公開されている。

+ 旧版AI概要
+ KELN氏AI
  • KELN氏AI
BPAを切り返しなどに頻繁に使い、超反応でのダンクやナパームウルフの攻めが強み。
ちなみに超反応ナパームは、無使用、自分ライフ不利時使用、常時使用、に調節可能。
好みで調節すればいいが、常時使用の場合はゲージがある限りナパームウルフを使う可能性があり、
試合がグダグダになりやすいので動画で使用する場合などは注意が必要。
繋がりやすいコンボを行う傾向にあり、BPAをコンボ中に積極的に使ったりなどで確実にダメージを稼いでいく戦い方となっている。
そのため、『GG』キャラを筆頭とする強AI相手にも中々いい戦績を挙げており、安定したAIとなっている。
また、このキャラがパートナー時の専用記述や相手になっているときの特殊イントロへの対応などもされているので、
絡ませる場合はこちらのAIを利用した方が演出には良いと思われる。
レベル制AIになっており、5段階(隠しLV含めれば10)から選択可能。

なお、このAIを当てるとデフォルトで体力引継ぎを行わない設定になる。
余談だが、隠しLVを作った理由は「狼牙の嫁神キャラにもなってるんだからせめて凶キャラくらいの性能は欲しかった(意訳)」との事。
そしてディスプレイネームが何故か「Ro-Gan」になる。ロー…ガン…?
恐らくこの大会相方が「ろーがん先輩」と呼んだのが元ネタだと思われる。
プレイヤー操作(6:03~)

1から作り直すとの事で公開停止となっていたが、後にリメイク版が公開された。
AILvは廃止されたものの、Pゲージやガードレベル、ナパームウルフ、ウルフシュート、対空ダンクなどの細かい設定が可能になった。
KELN氏曰く「JH(空中強)からのバウンドコンボを無くし、シュート弱and中によるコンボをメインにしました」という事で、
バウンド時に無敵が入るキャラに対してもある程度対策ができたとの事。

+ Mk.X氏AI
  • Mk.X氏AI
極力人操作でできる動き(ダッシュ中に地上5L,Hを使わない、超反応を使わない等)にしているようで、色々と自重している様子。
氏が言うには「対人戦向き」との事。
KELN氏のAIと比べると比較的HIT数の多いコンボで攻めるスタイルとなっており、
6~7割コンをしばしば使い、時には10割コンを使ったりもする(ただ、上記の通り自重しているが)。
しかし、コンボを繋げようとする関係で一部の相手にコンボを外したりする事が多く、相手との相性が非常に大きいAIとなっている。
また、戦績もその時の調子で両極端だったり。
具体例を挙げると、1ラウンド目では手も足も出なかったのに、2ラウンド目では無傷で相手を封殺したりなど。
時にはこんなのとかこんなのも一方的にボコったりする。
BPAやBBBでトドメを刺そうとするのも特徴で、BBBであるウルフファングを目にするのはほとんどトドメの時となっている。
また、更新によりガードレベル、ライフ残量によるコンボ制御、エクステンドチャージ使用条件などの設定も行う事ができるようになっているので、
AIの使用目的に応じて細かく動きなどを変える事ができる。

+ eurota氏AI
  • eurota氏AI
様々な設定項目が設けられており、超反応レベル、開幕エンハンス解除スイッチなどが搭載されている。
なお、超反応レベルに関しては氏曰くお遊びレベルが搭載されており、動画使用の際は超反応レベルの明記をして欲しいとの事。
レベル最大では凶キャラクラスとも互角に渡り合える。

+ kagetsu yuki氏製作 ブラック狼牙
  • kagetsu yuki氏製作 ブラック狼牙
原作に登場する狼牙の偽物キャラをMUGENキャラ化したもの。
『BBB』のシステムは削除されており、パンチ+弱・中・強キック、特殊、ゲージ溜めの6ボタン構成。操作性として『GG』シリーズに近い。
狼牙との差別化のために通常技各種は殆どが足技で構成され、必殺技も蹴り技が多い。
狼牙と共通する必殺技は、例として「スマッシュ」は発生が本物よりやや遅い代わりに上半身無敵になっていたり、
スマッシュからの必殺技派生ルートが異なっている。
「シュート」が無い代わりに狼牙には無い無敵昇竜技の「スラッシュ」ダウン拾い可能なコマ投げ「スロー」、
BPAの構成も、ナパームウルフ代わりに使える「ワイルドスラッシュ」+1ゲージ派生の「ハイパーダンク」を主軸に、
4段階の溜めが存在し、最大版はガード不能の突進技「ワイルドファングVer.B」などと異なる。

ビックバンブレイク「ウルフファングVer.B」はワイルドファング派生なのは変わらないが必要ゲージが4本なので、
実質全5ゲージ必要になっている代わりにコンボ補正無視で500のダメージを与える技となっている。
また、演出上ワイルドファングで吹っ飛んだ相手を追い抜いて逆方向に殴り抜けるため、
横に広いステージ以外では追い抜いた先での構えが見切れてしまい、見栄えが残念な事になる。
そしてファイナルアタックにはノーゲージ発動が可能…というか自爆する「デストラクション」を搭載。
そのラウンドを捨てる代わりに次ラウンドでゲージがフルに溜まった状態にする物。
自爆には攻撃判定があるので、上手くすると相手を道連れにDKOしつつ、次ラウンドを全ゲージ溜めて開始できる。

2014年7月にKELN氏によるAIパッチが公開された。
ガード精度や超反応対空ダンク+受身狩りダンクのコンフィグは勿論として、対人・AI対戦向けのAIの行動コンフィグ、
お遊び要素としてひたすら自爆するモードなど、下記のアレンジ狼牙に負けず劣らず多彩な設定が可能。
注意として導入する際は、kagetsu yuki氏の本体+キャラ更新パッチを当ててからにするとよい。

+ kagetsu yuki氏製作
  • kagetsu yuki氏製作
上記のブラック狼牙の作者であるkagetsu yuki氏が新たに製作したアレンジ仕様の狼牙。
ブラック狼牙と同じシステムが用いられており、オリジナルの技も搭載されている。
旧バージョンはBダッシュが無くなった分、遠く離れた相手に対するコンボは少ないが、
ダンクを絡めたコンボのお陰で相手を端に寄せてしまうので、あまり気にならない。
なお、現在公開されている最新版においては大幅な変更が為されており、上記とは仕様が異なる。

BダッシュやBインパルスが搭載。必殺技構成は『BBB』1stと『BBBR』混成+オリジナル技となっている。
飛び道具の追加技「エアファング」は弱強で繋げて出せ、シュートの要領でBPA「ワイルドシュート」にも繋げ牽制からコンボを狙える。
距離を離せるのでその隙にゲージ溜めを行う事が可能。
大きな変更点のメリットとして、エンハンスのオミットに合わせてナパームウルフ、ウルフファングの制限が無くなっている。
反面、弱点としてコンボのゲージ効率が非常に悪く(同じ5ゲージ上限の格ゲーで言えば『KOF2002UM』のコイツ並かそれ以上)、
コンボ後の隙やファングで相手を吹っ飛ばしたりで距離を取りつつのゲージ溜めが必要となる。
画面端コンなどの状況以外ではノーゲージでのコンボ火力が伸び悩むため、変更点に伴うデメリットも中々に厳しいものになっている。
極め付けにロマンながら5ゲージ消費して放つファイナルアタック「真・ウルフファング」(性能、演出は『BBBR』版ベース)は、
ウルフファングの倍の700+コンボ補正無視と奥の手に相応しい性能になっている。
コンボムービー(非最新版)

2013年6月28日にはKELN氏のAIパッチが氏のOneDriveにて公開された。
超反応対空ダンクスイッチ、受身狩りダンクスイッチとダンクに拘ったコンフィグが可能。
また、AIが狙う戦法をガン攻めにするか、ゲージを溜めつつ大技を狙うか、等もコンフィグ内で調整可能。
そして「真・ウルフファング」のLIFE制限解除スイッチも搭載されており、ONならばロマン度合いが緩和される。
…まぁ、上記の通りゲージ効率が低いので、下手をすると溜める前にやられる事もあるのだが。

+ LANCEL氏製作 KOF風仕様
  • LANCEL氏製作 KOF風仕様
Pゲージやエンハンス、Bダッシュなど『BBB』のシステムを廃し、パワー溜めや緊急回避など『KOF』の基本システム+αでアレンジされている。
改変元はjin氏製作のアッシュ・クリムゾンをベースとしているため、永久コンボの排除や性能も通常キャラクター仕様に納まっているなど、
人操作向け用にバランス調整がなされている。
技は『BBBR』に近い構成になっているが、ワイヤーダメージやバウンドから繋ぐなどといった『BBB』らしいコンボルートが使えなくなっている。
ただし、SCやDCなどにゲージを活かせれば従来のような爽快感は存分に味わえる。
ナパームウルフは搭載されてはいないが、新たに追加されたMAX2超必殺技の「ワイルドビート」は必見の価値あり。
H.A.L.L氏が外部AIを公開している。

+ 如月竜人氏製作 COH仕様
  • 如月竜人氏製作 COH仕様
氏製作のストーリー動画『Chain Of Hearts』のキャラクターとして改変された、COHアレンジの狼牙。
基本システムは『MBAC』+αとなっていて、Pゲージは存在しない。
シールド各種やアークドライブ、ラストアークなどの各種システムやBBB狼牙の技は一通り搭載されているが、
ワイルドファングがアークドライブ「ウルフファング」の一部となっているため、単体の技としては存在しない。
また、ワイルドシュートはシュートEXとなっており、MAX・HEAT・BLOODHEAT時にのみウルフシュートに派生する。
他のCOHキャラ同様にAADやLAでKOする場合はBGMが流れ、流れるBGMをConfigで設定する事が可能(流れないようにする事も可能)。
2013年4月21日更新版からはデフォルトでAIが搭載されている。

2013年5月21日の更新によりファイナルアーク(一撃必殺)が搭載され、正式版となった。
使用可能条件は他のキャラ同様に特定条件を満たした状態で3ラウンド目にBLOODHEAT。

+ たまらなくエリーが可愛いうらん氏製作 Mary_Sue
  • たまらなくエリーが可愛いうらん氏製作 Mary_Sue
狼牙本人ではなく、氏製作のストーリー動画「DIOの喫茶店」にて登場したオリジナルキャラクター。
当初はニコロダにて公開されていたが、現在は弾丸マックス氏によって代理公開されている。
基本的な動きは狼牙と似通っている部分が多いが、コンボ逆補正が搭載されており、
ヒート(エンハンス)により技解禁の他、補正強化や喰らい抜けガードキャンセル等も可能になるアレンジが施されている。
AIは簡易的なものがデフォルトで搭載されている。
解説動画

+ あろぼ氏製作 ホワイトファング
  • あろぼ氏製作 ホワイトファング
ハイパー扇奈神速久那妓に続く『BBB』系の神キャラ(男性では初の神キャラ)。
レベル設定があり、最高にすれば1Pでも圧倒的強さを誇る。
ただ、大ポトレナス

+ 大会&ストーリー動画ネタバレ注意
原作では主人公だけあってトーナメントでは優勝経験あり。

男女タッグでは『BBB』勢の中でも(多分タッグを組む事の多い京堂扇奈よりも)頻繁に登場しているが、
狼牙が持つキャラの性質上(ゲージ依存率が高い)なかなか噛み合わずに終わる事も多く、
DISRUPTERと同じように「タッグの相方を選ぶキャラ」なのかもしれない。

この大会において愛乃はぁとと組み、男女タッグとして念願の初優勝を果たす。
また、この大会では「変な髪形の鉄拳学生コンビ」として出場し、最終的に準優勝という成績を収めている。

この大会では「アルカナ番長(主人公)」として出場。
初戦(第16試合&再戦)で対戦相手を圧倒し、勝者側ブロック第1回戦で白黒ツンデレッタペアと一進一退の戦いを繰り広げる。
勝者側ブロック第1回戦第4試合目(14:23~)

第2回戦ではアッパー調整がなされた黒髪剣士とも互角の勝負を繰り広げる。
補足しておくとこの大会のアルカナ番長ペアはステータス無調整である。なんなんだアンタら

この大会では「アルカナ番長」として出場。
最終到達地点となるボス戦では、明らかに尋常ならざるボスを相手にお得意の落とさないコンボ繋ぎで圧倒、まさかの同作者トナメ2連覇を達成。

タッグでは強いはずなのだが、こちらの大会では彼がタッグで出た試合はほとんど負けており、投稿者のみすと氏もこれをネタにしていた。
その一方で、チーム戦に出場した際はほとんどの試合で勝利していた。
さらに、次回作では彼が出た試合の殆どが彼の出番が来る前に試合が終了してしまい、チーム戦のお守り扱いされる事となった。
+ 彼の名誉のために言っておくと
勝てない勝てないと言われつつも、最後の最後に霊夢とタッグを組み、決勝相手であるレミリアアルティのタッグ相手に勝利を収め、優勝に導いている。
次回作リスペクト大会でもタッグ戦できっちり勝利を飾っている。
……と言うか、みすと氏の大会では地味に3連覇を達成していたりする。
そしてリスペクト大会でも優勝してしまった。どんだけだ狼。

しかし、そんな彼にも不遇の時代は存在していた……。
+ 彼の名誉が懸かっています、閲覧注意!
この大会ではK'アンリミズチと共に天照大神(アマテラス)の副将として参戦。
…したのはいいが、先鋒であるK'や次峰のアンリが活躍する一方彼は中々活躍の機会に恵まれず、
登場したと思いきや大抵相手の大将と対戦する機会が多いせいか、負けて相手のポーションになる事が当たり前になっていた。
」との試合では、副将テリー・ボガードとの狼対決に勝利したものの、
それ以降彼に勝利の女神が微笑む事は無く、強豪チームだったにも拘らず彼だけがEランクのまま取り残されていった。
同じ強豪チームであった「業火剣乱」との試合では、
自力でBランクになったチームメイトのアンリ諸共相手の副将セシリアのCCボーナス経験値にされてしまい、
視聴者からは彼の立ち位置及びあだ名をもじって「副賞(将)ボー(ナス)」扱いされたり、
「ナスは死んで入れ替わった方がマシ」などとコメントされてしまった(大会にはキャラが入れ替わる「死」というシステムが存在していた)。
しかも、自軍大将ミズチが相手大将嘉神慎之介に敗れたためアイテムを奪われる事になるのだが、
よりにもよって彼のアイテムがに奪われてしまい、彼にとって大会史上屈辱的な試合となってしまった。

結局チーム自体は5位という成績を残したものの彼の戦績は1勝11敗、ランクは終始Eランクのままという散々なものだった。
この大会以降経験値制成長ルールを取り入れた大会で彼のような扱いになる事を「ナス化」と呼ばれるようになり、
リスペクト大会等ではその対策になるようなルールが取り入れられたという。
余談だが、次回作では成績優秀チームのためボスとして参戦したが、彼の立ち位置はアンリと入れ替わり次峰に格下げとなってしまった。

ストーリー動画では学園モノを中心に、ある程度原作準拠で登場する事が多い。
原作崩壊系ではある意味おバカキャラになる事も。
扇奈か久那妓、あるいは両方との出演が多い。
前述の「アルカナ番長」タッグ絡みからか、はぁととの共演も増えてきている。


「ウルフファング!」

出場大会

+ 一覧
+ 斬真狼牙
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止
凍結
非表示
+ Mary_Sue
【Mary_Sue】
+ ホワイトファング
【ホワイトファング】
削除済み
更新停止

出演ストーリー

+ 一覧
Chain Of Hearts
Determination(一部原作準拠)
ELEVEN~小心者リーダーと見た目お嬢様~
F.K.B. ~炎とナイフとバーグマンの事情~
K&K
KING OF FIGHTERS X
MUGEN Fighters History
MUGEN LIFE
MUGEN'S EVERYDAY'S
MUGEN STORIES INFINITY
MUGEN街の夜雀亭ナンパ役)
~Restaurant Dolls~(一部原作準拠)
S.I.X.-志貴とイングリッドの無限奇譚-
Transfer Avengers
アイマスハート
赤色の焔
暁家の悪魔(ロリコン)
明日への道標
ある殺人貴の物語
いおりんやったれMUGEN譚
狼は安らかに眠れない!
仮面ライダーMIOMEGA(チョイ役)
空条承太郎~その青春~
キカイノキモチ
クロス・イン・ワンダーランド~夢幻武闘劇~(スターダスト美鈴、K&K枠)
サオトメが行く!(狼牙&ブラック狼牙)
志貴と無限市物語(一部原作準拠・幽霊)
シンクロナイズド・ストーリーズ(志貴と無限市物語枠)
スターダスト美鈴(一部原作準拠)
ストライダーは日常を馳せる
大闘領 -Sengoku Legend of the Gainers-(スターダスト美鈴枠)
とらいあんぐるデスティニー
ドラコ!!
春香さんの学園天国!
半人半霊のこころ
楓流メイフィールド(ボケキャラ)
武瑠亜無限学園
プロジェクトBブリス
宝石少女とツギハギのカミサマ
水瀬さんちのアキトくん(ちょい役)
むげコン!
(第1回)└ MUGEN落語劇
無限市吸血鬼事件(一部原作準拠)
夢幻の新世界
無限の果てに。
女神異聞録アルカナ
厄神さまのおしごと
八雲家の家庭の事情(原作準拠・常識人+バカ)

プレイヤー操作

実況付きP操作 Tarie配信(61キャラ目操作キャラ、⑨氏製)
ブリジットで遊撃の旅 part112 、⑨氏製・KELN氏旧AILV6)(タッグ - 京堂扇奈)


*1
久我の「黒影迅」は気力を2消費して攻撃力1.5倍+相手の反撃を封じる先制攻撃であり、
完全にウルフファングの上位互換である(回避は上がらないが、先制攻撃で反撃を封じられるので回避する必要が無い)。
言い換えると、気力の許す限り相手に大ダメージを与えながら完全封殺できるというとんでもない技。
つまり、ウルフファングの性能が低いわけではなく、黒影迅が異常というのが正しいのである。
他のキャラを見ても、同じ気力2消費では攻撃力1.5倍(だけ)や反撃封じ(だけ)程度が一般的。
本人のステータスも優秀だが、何よりこのスキルのおかげで彼はエース候補の筆頭に挙げられる。
だが、主人公の親友という主要そうな位置ながらシナリオ上での扱いは他キャラとほとんど違わない、ちょっと可哀相な男でもある。


最終更新:2022年03月17日 23:55