NINJA

    

1987年にタイトーが開発したアクションゲーム『ニンジャウォーリアーズ』のプレイアブルキャラの一体。
同名のオリジナルキャラ『Newbie Action World』のキャラについては当該ページを参照されたし。
1P側がKUNOICHI、2P側がNINJAとなる。読みはそのままニンジャ
こいつそいつのような破天荒な忍者を皮肉った仇名とかではなく、本当にこれが正式名称。
そして任務は諜報や潜入ではなく正面から突入して殲滅という、単に忍者の格好させた戦闘ロボである。
何故忍者の格好させたんだろうか?と言う突っ込みたくなる人も居るだろうが、忍者ものとは昔からそういうものだから仕方がないコチラの脚注も参照の事)。
そもそも『メタルギア』が登場するまでは(「だるまさんがころんだ」を除き)忍ぶアクションゲームなんて存在しなかったし
敵兵士に特に何の説明も無く忍者軍団が混じっているので、当初から敵忍者軍団へのカウンターとして設計された可能性もある。
1994年にリメイク(というよりナツメ開発の完全新作)された『ザ・ニンジャウォーリアーズ アゲイン』にも続投。
本項ではMUGEN入りしている『アゲイン』版の設定・性能をメインに説明する。

革命軍のリーダー、マルクがポップスター征服のため独裁者バングラーを倒すために作り上げた三体の殺人アンドロイドの内の一体
(マルクとバングラーの関係は無印も同じ)。
無印の外見・性能を受け継いだKUNOICHIとは違い、『アゲイン』版NINJAは無印とは完全な別物と化している。
バランス型のKUNOICHI、スピード型のKAMAITACHIに対して、このNINJAは鈍重なパワー型となっている。
身長210cm、体重700kgという非常に威圧感のある巨体を誇り、鋼のヌンチャクや豪快な投げ技を操る。
ただし巨体故に機動力は非常に低く、ダッシュやジャンプをする際にもいちいち背中のバーニアを噴かさなければならない程。
前方からの攻撃に対して無敵の状態で飛び込む「宙返り」も他の二体と違って殆ど宙に浮かずスピードも遅いため、敵の懐に潜り込むのは苦手。
しかしその分攻撃性能は高く、ボタン連打で発動する「ヌンチャクフィニッシュ」は前後に非常に広い攻撃範囲を誇る。
投げ技の性能も全キャラ中随一で、敵を掴んだまま移動も可能

どちらかと言うと癖が強く玄人向けの性能ではあるが、ラスボス戦においては圧倒的に有利となっている。
ラスボスには投げた雑魚キャラをぶつけることでしかダメージを与えられないため、
KUNOICHIとKAMAITACHIは位置の調整などに気を配らねばならず難儀な思いをすることになるのだが、
NINJAの場合は投げの性能的に殆ど何処からでも適当に投げれば当たるため、細かい事は全く考える必要が無い。
投げキャラの本領発揮と言った所である。体格といい装束の色といい・・・・すごい漢、もといすごいロボットだ。

2019年、様々な追加要素を足して再リメイクされた『ザ・ニンジャウォーリアーズ ワンスアゲイン』にも引き続き参戦。
「パワー型」という点では次元の違う超大型新人に御株を奪われたものの、そいつはあまりに規格外のでかさでゲーム性が一機だけ違うレベルなので、
一般的な規格内の大型キャラとしての需要は存在する。NINJAも『アゲイン』より若干大きくなっているし。
性能は、変幻自在の投げとヌンチャク捌きは本作でも健在。
相変わらずジャンプ攻撃に関しては鈍重そのものなので、追加敵の攻撃ドローンがやや鬼門だが、なに、気にすることはない
対空砲の弾になるモノはそこら中にいるのだから。
『ワンスアゲイン』版NINJAの勇姿


MUGENにおけるNINJA

KUNOICHIKAMAITACHIと同様、暗黒内藤氏によって製作された物が存在する。
操作は弱攻撃、強攻撃、投げ、シールドの4ボタン式で、格ゲーらしくアレンジされている。
投げの威力はさほど高くはないものの、コンボに組み込めるので狙う価値はある。
基本的に動作は鈍重だが、ゲージを少量消費する事で出せる緊急回避を駆使すればある程度は補える。
AIは未搭載だが製作・公開は自由との事で、 青豆氏による外部AIが氏のOneDriveにて公開されている。
プレイヤー操作(19:15~)

出場大会

削除済み
凍結

プレイヤー操作



最終更新:2023年06月17日 14:36