センチネル








 -"Mutant Destroy"-

マーべル・コミックスの代表作『X-MEN』に登場するキャラクター。初出は1965年の『The X-Men #14』。
マトリックス』のロボットでも『ガンダム』シリーズの一作でもない。ルネチンセ? そりゃ他所のロボだ

身長610cm。燃料込みの体重3,357kg(どちらもマークVモデルのスペック)。
反ミュータントを掲げる科学者ボリバー・トラスクが生み出したロボット。
特殊なセンサーでミュータントを発見、追跡し、その捕獲および殺傷を行う。
ミュータントの能力を無効化する機能を備えており、X-MENにとって最大の強敵となった。
単純な戦闘能力も高く、スパイダーマンをして「コイツに比べればドック・オッククレイブンなんか楽勝」と言わしめている。
対ミュータントロボットの癖に敵のミュータントにはしょっちゅう利用されているが

『X-MEN』の世界ではミュータントは迫害・差別されており、力の無い者はリンチで殺されることも珍しくない状況である。
そしてそんな状況は政府側も加担していることから、
政府側御用達であるセンチネルは反ミュータント思想家達の代言とも言える存在となっている。
こういう存在がいるとなるとミュータントだけの理想郷を作るために闘争を続けるという行動も頷けるものである。
挙句の果てに自分達の意思で普通の人間にまで牙を向き出したのだからたまったものではない
(まぁこの手のコンピューターが「(人類からミュータントが生まれるなら)人類そのものを管理するべき」「絶滅させるべき
 という結論に至るのは創作世界のお約束である)。
原作初期で頻繁に描かれた、大量のセンチネルがNYの空を巡回しミュータントを見つけ出しては捕える姿は、
ミュータント達の絶望を良く理解させる光景であった。

ボリバー博士は当初そういった一般人と同じミュータント差別主義的思想の持ち主であり、
過去にセンチネルの試験のため数多くのミュータントを実験台として殺傷していたのだが、
捕獲したビーストの思考を覗き見たことでX-MENの存在とその目的を知り考えを改める。
そして自ら生み出したマスターモールドが「ミュータントは人類から生まれるのだから人類そのものを管理・支配すべき」と唱えだしたことを契機に決裂し、
ミュータントを守るために相打ちとなって自爆、マスターモールドを道連れに死亡する。
しかしセンチネルの設計図は既に外部へと流出しており、あっという間に世界各国の軍が自国の軍備としてセンチネルを増産、
世界中に大量のセンチネルが現れるという悪夢が実現してしまったのだった。
ボリバー博士がもっと早くにX-MENと出会えていれば…。

なおトラスク家の面々はなにかとセンチネルに縁のある家系であり、
ボリバー以外にも弟や甥っ子などが何らかの形でセンチネルに関与することとなる。
そして一族で死亡者が多いことも特徴であり現行の家系図を見るとほとんど死んでる。もちろん自然死や病死以外の死因で、である。
ある意味ではセンチネルに呪われた一族と言えるだろう。

ちなみにセンチネルはボリバー博士に開発されたと長らくされてきたのだが、こういう系のキャラによくある後付け設定でそのオリジンも更新、
産業革命時代には既に蒸気機関で動くセンチネルが登場していたことになった。

ロボット系キャラなのでいかにもメカメカしく金属質なイメージが浸透しているが、
バージョンによっては磁界王対策で金属を一切使用せずに作られたタイプがあったり、
極小サイズの微粒子タイプで空気中に散布されるウイルス型なんてのもあったりする。
特に後者のウイルス型は「バイオ・センチネル」と呼ばれ、
ミュータントに感染すると免疫能力を低下させて死に至らしめ、人間に感染するとサイボーグ化させセンチネルに改造してしまうという空恐ろしいものである。

1992年アニメ版にも当然登場しており、序盤から猛威を振るった。テレビ東京版での日本語吹替声優は 三木眞一郎 氏。
が、案の定、話の途中でこちらでもマスター・モールドが暴走。死闘の末にX-MENの手で全滅した。

劇場版では、反ミュータント勢力との戦いという格好のストーリーであった二作目では登場せずファンを落胆させた。
三作目では事前情報で登場すると言われていたが、実際はウルヴァリンによって破壊された頭部のみ、
しかもX-MENのシミュレーションルームでのホログラフという扱いだった。
『フューチャー&パスト』では、センチネルが質でも量でも圧倒的すぎてミュータントが滅びる寸前というとてつもない強さを見せつけた。
そのためミュータント側はウルヴァリンの意識を過去に飛ばして歴史を改変するという最終手段に打って出た。
+ 劇的ビフォーアフター

「センチネル」とは特定のロボット一体を指した呼び名ではなく、
巨大ロボット「マスター・モールド」とその配下にあるロボット達の総称である。
そのため本来は複数形である「センチネルズ」が正しい呼称。
形も大きさも機能も様々だが顔だけは常にほぼ同じで、ほとんどの場合「こけたような頬のライン」「真っ黒な目元」などの特徴を持つ。
ちなみにゲームに登場したセンチネルのデザインはカプコンオリジナルで、「COTA-model」と名付けられている。
『MVC3』に登場する機体は「COTA-94」という固有の番号を持つ。

基本的にどの個体にも感情は一切ないが、
マスターモールドのみが自我と感情を持ち合わせており人間と対話できる。
マスターモールドは体内にセンチネル生産工場を備えたセンチネルの母胎とも呼ぶべき存在で、
ボリバー博士が製造した1号機を元にいくつも生み出されている。

戦闘能力も非常にまちまちで、X-MENやアベンジャーズ達が集まってやっと撃墜できるような個体や、
ヒーローの中でもかなり並の部類に入るキャプテンアメリカやスパイダーマンらに無双される個体もある。
後者の場合は非ミュータントであるキャップやスパイディにはミュータント無効化能力が通用されないため、簡単に撃墜されたというフォローも入っていたが
(本来ミュータントとは「突然変異」と言う意味だが、マーベル世界では「Xファクター(X遺伝子)」が発現した者のみを指すため、
 Xファクター以外でスーパーパワーを得たキャップやスパイディ等にミュータント(Xファクター)無効化能力は無力である)。

また対ミュータント用に作られた兵器ではあるが、当然ながら対ミュータントのみならず非常に強力な兵器であるため、
マーベルにおける世界各国に正規品・非正規品を問わず配備されている装備でもある。
マーベル世界で数少ない、ミュータントに対して差別意識が薄いという設定の日本にもセンチネルが防衛用として配備されている。
そのため各国でセンチネル開発競争が巻き起こり、新たな軍事的な緊張を各国間に巻き起こしているという副次的な問題があるようだ。
ちなみに日本製のものはサムライセンチネルという名前で、「東京湾に巨大な剣を持ったロボットが現れた」とかなんとか……。
マーベルユニバースの日本人はアメリカ製品を勝手に魔改造する奴らとでも思われているのだろうか。
前科が無いとは言えないが。

とは言え一応は政府組織の備品であるため、ヒーロー達と共闘した経験も無くは無く、スタークインダストリーによって改良された、
有人タイプ(見た目はほぼ同一)のセンチネルがミュータント保護機関O*N*Eに配備され何度かX-MENと共闘したり、
アポカリプス用に作られた、劇場版『トランスフォーマー』でのバンブルビーっぽい最新型センチネルが活躍したりといった事もある。
…結局前者は保護という名の監視要員でミュータント達からは疎まれていたり(搭乗員達も非常に差別的)、後者は出番はほぼ一発限りだったりしたのだが。

+ こんな話も…
アベンジャーズの候補生が訓練を行うアベンジャーズアカデミーに所属している機体が存在する。
これは墜落したセンチネルをジャストン・セイファートという少年が修理、再プログラミングを施した機体である。
…とうとう一般人の子供にまで制御を奪われるとは。セキュリティ甘いってレベルじゃねーぞ!
ジャストンを守り、全ての生命を守り、自分自身を守り、ミュータントを殲滅するようにプログラムされている。
…というのも、センチネルの基本プログラムはミュータント撲滅を最優先事項としており、
この命令を消去しようとすると基本プログラムまで消えてしまうのである。
これを「その心まで消えてしまう」と判断したジャストンは、命令の優先順位を書き換えるに留めたということである。
おかげでいつもの口癖"Mutant Destroy!!"を叫びながら、アカデミーの生徒達(当然、ミュータントもいる)と共闘するというシュールな光景も。

だが、後にフェニックスの力を得てミュータントの安全のためにセンチネルを破壊して回っていたエマ・フロストの襲撃を受ける。
当然、ジャストンは破壊を止めるように懇願したため、エマはプログラムの消去を提案。
この時、これに反発したX-23ら生徒達はセンチネルを守るために戦っている。
ジャストンとセンチネルの絆は、彼を見てきた仲間達に認められるほど強かったと言えるだろう。
最終的にセンチネルは破壊されたが、そのプログラムは密かに回収されており、復活を予感させるものとなっている
(ちなみにこの展開は一見ロボットと人間の絆を描いた物であるように思えるものの、
 ミュータントが人間以下の二級市民扱いされていることの証明でもある後味の悪い話である)。

…要するにMARVEL版アイアン・ジャイアントである、と言えば分かって頂けるだろうか。
なお、その後のエピソードにおいて復活したが、ジャストン共々悲惨な最期を迎えてしまった。そりゃないぜマーベル

また、2000年には黒髪巨乳の女性型で白スクのような白いぴっちりしたスーツを着たセンチネル「オメガセンチネル」も登場している。
ギャラクタ」といい「X-23」といい、いいぞアメリカ、もっとやれ。
一応言っておくと別に反ミュータント勢力がそっちの趣味に目覚めたわけではなく、インド警察の捜査官を拉致・改造・洗脳したもの。
後に洗脳解除され本名のカリマー・シャパンダールに戻りX-MENに加入した。


格闘ゲームにおけるセンチネル

X-MEN CHILDREN OF THE ATOM(XCOTA)』にて、プレイアブルキャラとして登場。
動きはやや鈍重であるが通常技でもケズリ能力があり、単発攻撃力がえげつないバ火力である。
防御力もやはり高いが、本作のみスーパーアーマーは無い。
Xパワーとして飛行を持っており、本作のみ飛行中でも空中ガードが可能となっている。

ちなみに、Ver 1.00のみであるが1P側で隠しキャラ豪鬼を使おうとしてコマンドに失敗するとセンチネルになる
(Ver 2.00以降だとシルバーサムライ、ちなみに2P側は全バージョンでスパイラル)。

その後のシリーズ作品では暫く出番が無かったが、
MVC』にてスペシャルパートナーとして久々に登場し、
続く『MVC2』でプレイアブルキャラとして完全復活。
最後の隠しキャラクターとしてサノスと共に使用可能になる。
ハルクジャガーノートと同じく常時型のスーパーアーマーを備え、
攻撃力や防御力も非常に高く、また同作でも最大級のサイズを誇る。

当初はよくある鈍重なパワータイプのキャラクターかと思われたが、
アメリカ人プレイヤー達によって飛行能力の活用法が確立されると一転、
攻撃力・防御力・スピード・リーチ全てにおいて最強とされ、
マグニートーストームケーブルと並んで最上位キャラとなった。
デカくて、速くて、強いこと。これだけ揃えばセンチネル
飛行は『COTA』の時点ではゲージ消費技だったのだが、『MVC2』で性能はほぼそのままにゲージ消費を無くした結果、
連続使用すればどうなるかというのを遺憾なく発揮してしまい、それに加えてバグまでも発生するようになってしまった。
そのバグが「飛行中に攻撃されるとキャンセルルート開放」という半永続バフであったため、
発動すると「センチネルをその1コンで倒し切れるのであれば叩き落とす。出来ないのであれば攻撃を受ける」という、
相手側に異常なまでに辛い選択を迫りながらの立ち回りが完成した。
最も相性の良いアシストは、キャプテンコマンドーのキャプテンコレダーで、通称「センチコレダー」と呼ばれる。
そしてキャプテンコマンドーはキャプテンコレダーと名前を間違えられる
センチコレダーはSJ小Kを一発引っかけるだけで体力を4割持っていく。
また、『COTA』時代からある通常技のケズリ能力は本作でも健在。
画面端に追い込まれたが最後、逃げられずに延々と体力を削り続けられるという場合もある。
アドバンシングガードを使って間合いを離したと思ったら、離れてなくて崩されて死んでたなんてよくある話。
弱点を挙げるなら、単独での安定した切り返しが無い事と食らい判定の大きさゆえコンボ永久が入りやすい所。
バイパーの格好の的であり、普段の立ち回りでは圧倒的に有利を付けられる磁界王相手でも、一度纏わりつかれると、こちらの座高の高さなどもあって辛い。
実際スパイディじゃ到底勝てないと思います……原作通り?

参考動画
『MVC2』最強プレイヤー、
ジャスティン氏によって最大近くまで能力を引き出されたセンチネル。
コレダーを装備したセンチネルを人間が操作するとこうなります
『MVC2』のアメリカ三強の二人であるyipes氏とsanford氏による対戦。
二人共超人的な操作精度を誇り、センチ対センチの差し合いだけでなく、
鮮やかなコンボも各所で見られる動画
レバテク次第ではこんなコンボもできます。
空中コンボ中に高度が下がるどころかどんどん上昇していっています
ガチ勢による詳細な解説

その強力さ故に割と大きな大会でもセンチネルのチーム参加率100%なんてザラである
またアタッカーにアシストに大活躍、味方のヴァイタルソース回復が完了するまでの盾にもOKと不得意分野の行動がさっぱり無いためか、
センチネルを先に落とした方が圧倒的有利とされる。
そりゃまあ固めに割り込みに盾にアタッカーにやりたい放題のこいつを落とせば有利になるのは至極当然なのだが。

ちなみに、実はセンチネルは当初『MVC2』に登場する予定は無かったが、マーベル側の要求で半ば無理やり入れ込む羽目になり、
「これまでのシリーズ作品キャラほぼ全員登場」の方針も相まって開発陣は苦労したのだとか。
同作での常軌を逸した性能も、そうした事情から来る調整不足が原因なのかもしれない。

そして次回作の『MVC3』にも参戦。担当声優は Jim Ward 氏。
公式の紹介トレーラーでチームを組んでいるのが、ストームとマグニートーというのに何かを感じてしまう。
+ 『MVC3』での性能
『MVC3』では相変わらず体力も火力も高く、常時ではなくなったもののスーパーアーマー付きの一部通常攻撃で削り
強攻撃のビームは飛び道具としては最高クラスの発生
さらに何も弱くなっていない「ハイパーセンチネルフォース」と強力アシストで、ネット対戦は世紀末状態であった。
『MVC2』全一ジャスティン氏も「勝ちたきゃセンチネル使えばいいよ」と 太鼓判を押している。 ついでに『MVC2』に戻るとも
あまりにも初心者狩りが横行しているので『MVC3』のスレのテンプレにセンチ対策が載る始末である。
そして本作は天敵のケーブルがいない。まさにセンチネルの時代かと思われた

開発側もこの惨状に問題を感じていたのか、3月22日のアップデートで下方修正を受け、
130万だった体力をいきなり91万にまで、つまり3割も落とされた
強すぎた為に続編や調整で弱体化したキャラは多数いるが、体力だけをごっそり減らされる調整をされたのは多分センチネルが初めてだろう。
プレイアブルキャラ中最大サイズなのにスパイディと同程度の体力しかない事で運用がシビアになり、
最強ランクはフェニックスマグニートーダンテアマテラスに譲っている。体力が減っただけでこれほどとは…。

とはいうものの、調整前の時点でもダンテウルヴァリン他、センチネルに食らい付けると考えられたキャラもおり、
当時のキャラランクでもそれほどぶっとんだ位置にいるわけでもなかった。
確かにお手軽強キャラではあったが、それだけで勝てるほど甘いゲームではないようだ。
また、他のキャラクターも軒並み強化されている事を考えると
(『タツカプ』の性能をベースに、角度を調整できるようになった真空波動拳を習得したリュウ等)、
相対的には弱体化されていると言える。

あくまでも『MVC3』は「キャラクターを尖らせるだけ尖らせて、最終的にシステムで包む」設計になっており、
ストリートファイターIV』をプレイしたユーザーから送られた「もっとハチャメチャだったらいいのに」と言う要望に対する一種の答えになっている。
なのでセンチネルの強さはなに、気にすることはない

+ 『UMVC3』での性能
『UMVC3』では体力を更に微妙に減らされる(前作の91万→90万に)という弱体化を受けた一方、
前作で猛威を振るっていた無敵アシスト(トロン等)の無敵が削除された結果、αアシスト「センチネルフォース(体当たり)」の評価が一気に急上昇。
Mセンチネルフォースと同じ軌道を辿るこのアシスト、画面中に非っ常ーに長く停滞する飛び道具が3回撃たれるというもので、
飛び道具での牽制はもちろん、アシで固めて中下を狙ったりアシ出して表裏の崩しをしたりと、実際使ってみれば途轍もなくお手軽強力アシストである。
逆を言えばこのクラスのアシストが活躍しなかった『MVC3』の環境が狂っていた、とも。
アシストが強力なので中堅、大将向きのキャラだが、立ち回りはぶっちゃけ下位クラスのためラス1に追い込まれると意外と脆い。崩しが無いのだ。
海外の大きな大会の動画を見れば、どれだけ上位の人間でもアーマーを信じてパナしているのが見て取れるはず。
ハイパーセンチネルフォースをファクターキャンセルして強引に距離を詰めたり、何かしらの工夫やウェーブダッシュの精度が必要となる。
とりあえずやることはアシストとパナし、とまぁ簡単なので初心者向きのキャラではある。逆転性は低いのだが。
なお、このアシストのセンチネルフォースはアシスト発動中にセンチネルが攻撃されてしまうと消えてしまうという弱点があり、
図体もデカイので被弾しやすく妨害されやすい。
基本的にこの弱点は操作キャラで相手を攻め続けることである程度フォローできるが、特にネメシスと組ませるのがオススメ。
ネメシスもセンチネルに匹敵する巨体(ネメシスの方がほんの少し背が低いだけ)なので、
ネメシス自身がセンチネルの盾として機能する上、触手により牽制や崩しに優れるので攻めやすい。
先鋒向きな性能なのもあり、センチネルを安心して次鋒や大将に据えることが出来る。
大将向きだが、図体がでかくそこまで早くない以上、高速の飛び道具を持つウェスカーやホークアイとラス1ではち合うとほぼ詰みである。

一応「3分の2で勝てるじゃんけんに勝つ」という条件の下でかなりお手軽な永久があり、火力自体は格段に高まった…のだが、
その永久に入るためには他キャラで崩してチームエリアルというシステムでコンボ中に交代する必要があり、ぶっちゃけ本体性能とは全く関係がない。
元から難があるのは本体性能だったためランクには影響を及ぼしていないようだ。

+ EDネタバレ注意
EDでは神に等しいギャラクタスを退けた後のセンチネルが他の全てのセンチネルを強化。そして全センチネルを駆使して、
一般人ではないミュータント・ストリートファイター・レプリロイドなどの作中+他ゲーキャラの皆殺しを決行する
このような「センチネルがヒーローも悪役も皆殺しにして世界征服した未来」というのはマーベルユニバースではちょくちょく起きており、
反ミュータント主義者達がマスター・モールドの転生体「バスチオン」と手を組み、
「センチネルが勝った場合の未来から強化型センチネルを送り込んでもらえば、現代でミュータント皆殺しにできるんじゃね」
なんて作戦を決行した事もある。
なんとかその作戦は阻止できたのだが、そのためにケーブルが犠牲となってしまった。そんな事になってなかったら『MVC3』でもケーブルが出ただろうに

その一方で、トロン・ボーンのEDでは「幻の41号」に次ぐ超巨大な42号に再改造されている。
トラスク博士、あなたは泣いていい
『タツカプ』のロールの件といい、『ロックマン』の女性キャラはどうしてこう改造したがるのか…。


MUGENにおけるセンチネル


+ kong氏製作 アレンジ仕様
  • kong氏製作 アレンジ仕様
各マーヴルシリーズのセンチネルを平均したような性能で、氏恒例の3段階AIも搭載されている。
以前のバージョンは常時アーマーでしかも高火力のコンボを決めてくるため悪夢のような強さだったが、
更新によって大分弱体化し、現在はだいたい普通の強キャラと同じくらいと言った所。
…早い話が『MVC2』よりも弱体化している点が多い(「ハイパーセンチネルフォース」の発生が遅すぎるなど)。
ただしHardでは、ライフゲージが減らなくなるなどの効果が付加されて狂キャラ化するので注意。

+ 3㌶氏製作 センチネルスラッグ
  • 3㌶氏製作 センチネルスラッグ
SEを始め、『メタルスラッグ』風味にアレンジされたセンチネル。フィオ・ジェルミがイントロで乗り込む。
詳しくは彼女の項を参照。
2016年のフリーティケットシアター終了によるサイト消滅で一時期入手不可となっていたが、現在ははいうぇい氏によって代理公開されている。
misobon_ism氏による外部AIも公開中。

+ Xslaught氏製作 アレンジ仕様
  • Xslaught氏製作 アレンジ仕様
こちらは『MVC2』要素をミックスしており、全体的にキャンセルが掛かりづらい代わりに『COTA』時代の技が使えるようになっている。
また原作からしてブッ壊れ性能なハイパーセンチネルフォースもしっかり再現されている。
さらにAIもデフォルトで搭載されているため、これからの活躍が期待される…が、まだ未完成なのかちょくちょくバグが見られる。
ついでに言うと、CNSのhead.posとmid.posがちょっと低すぎて、これらの値を参照する処理の投げ技では少々見た目がおかしくなる。
やり方が分かる人はonslaught.cnsを開き該当箇所を書き換えてみるといいだろう。
readmeによるとオープンソースとのことで、改変した旨を明記すればよいとのこと。


うんこマン氏による改変パッチ、それに対応するグラテン厨氏による外部AIが存在したが現在は公開されていない。
通称うんチネル。誰がうまいこと言えと
氏曰く自重気味とのことで、飛行を使いこなすには至っていないが様々な永久を見せてくれる
最新版では調整で大人しくなったが、それでもマスターギースを倒せるあたり狂っている。
公開停止中だが、2011年3月10日対応のものであれば動画等で使用しても良いとのこと。

+ 大会ネタバレ
凶と狂の境界で台パンするシングルトーナメントに参戦。
投げから対空から端同士の飛び道具からとあらゆる状況でHSFで拾って宇宙へと飛び立つ殺戮兵器ぶりはここでも健在であった。
中でもルナ輝夜との試合では削り10割パーフェクト勝利という正に台パンを体現したかのような試合を達成。
削り殺した最後の一撃が初のクリーンヒットだったため、ラウンド終了時に「First Attack!」というナレーションが入り視聴者の腹筋を崩壊させた。

また、コンボゲー出身であるにもかかわらず、食らい中無敵を持つコンボ殺しのホウオウ相手に互角の勝負を繰り広げ、
ゲージ消費の食らい抜けを持ち同じくコンボゲーの天敵であったはずのゼノンを下し、
コンボ面だけでなく立ち回りにおいてもその狂いっぷりをいかんなく発揮。
Finalパートではさらに豊富な飛び道具とストライカーを持つダーク・アルクェイドMk-Ⅱ相手に端同士での撃ち合いに競り勝ち、
センチネルが勝てなかったジャガーノートですら葬った大会最強格のオリジナルゼロを得意の台パン級永久技で倒した。
最終的にはマスター鷲塚に敗北したが、終始視聴者から「お前のようなプレイヤーキャラがいるか」と突っ込まれながら、見事準優勝を果たした。

ちなみにこの大会のセンチネルはAIレベル3かつ ATK80 。本当に何でこいつがプレイアブルキャラなんだ…。
AIレベル5だとこうなる。
小倉餡を自重しない魔改造の天草にすらここまで戦える。
だからなんでお前がプレイアブr(ry

ちなみにこのセンチネルには『COTA』に存在した「倒した相手を捕獲してどこかへ連れ去る」という勝利ポーズが搭載されているのだが、
ラウンドを取っただけでこの勝利ポーズを行うため「連れ去られた相手が次ラウンド開始時に何事もなかったかのようにいる」
というシュールな状況がちょくちょく起こる。タッグだと相手のどちらも捕獲できずに勝手に飛び去っていく姿がシュール。
しかも相手がだれだろうとこの勝利ポーズを行う。…あれ?センチネルってミュータント殺傷・捕獲ロボだったような…。

+ Rel氏製作 UMVC3仕様
  • Rel氏製作 UMVC3仕様
『MVC2』のドット絵で『UMVC3』を再現したセンチネル。ボイスとハイパーコンボのカットインは『MVC3』仕様。
同製作者の豪鬼と同様に『MVC3』で追加された技やシステムを一通り搭載しているが、アシスト関連のシステムは未実装。
さらにバグなのかXファクターが搭載されているにもかかわらず使用出来ないという致命的な欠点が存在する(プレイヤー操作でも確認済み)。
『UMVC3』仕様故にLIFE900と柔らかいが、ワンコンボで相手の体力の半分以上を奪い去る火力は流石と言った所か。

AIがデフォルトで搭載されており、超反応の有無や各技の使用率が設定可能。さらに12Pで起動すると設定にかかわらず常時ゲジマユ状態と化す。
前述の通りXファクターは使用不可だが、全設定を最大・開放してやればエルクゥなどの狂下位相手に土を付ける実力を発揮してくれる。

+ Felicity氏製作 アレンジ仕様
  • Felicity氏製作 アレンジ仕様
「凶じゃないセンチネル」をコンセプトに製作されたセンチネル。
見た目通りのパワーキャラで、防御力も非常に高い(LIFEが1300、DEFが110)。

+ akkamasie氏製作 MVC3風アレンジ
  • akkamasie氏製作 MVC3風アレンジ
上記のXslaught氏製に『MVC3』の技を入れるなどの改変がされたもの。
「超有利解釈仕様」とのことなので、全体的にアッパー調整がされている。

ディオボロ氏による外部AIが存在したが現在は公開されていない。
ガードが固く相手にチャンスを与えにくい上、隙を付くと容赦なく永パを狙う。
立ち回りは不安定とのことだが、それでも旧グラテン厨氏AIと互角に戦えるほどに手強い。

+ グラテン厨氏製作 COTA+MVC2ハイブリッド仕様
  • グラテン厨氏製作 COTA+MVC2ハイブリッド仕様
上記のXslaught氏製作のセンチネルの改変。現在β版とのこと。
サイクロップスをアシストとして呼べる(コンフィグでON・OFF可能)。
添え付きのAIも優し目とreadmeに書いてあるが、火力が非常に高い上に機動力が改変元とほぼそのままであるため、
マスター鷲塚マスターギースダークアルクェイドMk-2ジャスティス金ジョニーモヒカン氏トキ、nameless氏トキをストレートで下し、
原作不利のケーブル、同氏AIのマグニートーにすらストレート勝利、上記のakkamasie氏センチネルディオボロ氏AIに互角の戦いをして勝利する強さ。
果てには狂クラスの金ラオウ、銀の聖者6P、ルガール2nd12Pにすら勝利、運が良ければコンボキャラには相性不利のオシリスの砂にすら勝利する有様である。
やさ…しめ…?
そのため大会によってはatkやdefを下げて出した方が良いかもしれない。
更新でいくらか調整は入っているようで、アシストオフならエルクゥに不利が付き、凶悪性能でなくても投げに対応するようなキャラには負ける。

参考動画
(Felicity氏のセンチネルとの対戦は0:11~、解説は20:40~
    Rel氏のセンチネルとの対戦は2:16~、解説は21:34~)

他にも、海外でバスチオンプライムセンチネルと言った原作中の強敵達が製作されている。






-"Mission Complete"-

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示

センチネルスラッグ

削除済み

出演ストーリー

+ 一覧


お勧めコンボ(Kong氏作のセンチネルの場合)

レシピ(【】内はエリアルレイヴ) 備考
~何か→立大K→【弱P弱K中P中K強P強K】 基本エリアル。
とりあえず何か当たったらこれに持っていこう。
~何か→立大K→【弱P弱K中P中K】→飛行→【弱P弱K中P中K】→飛行解除→【弱P中P大P大K】 応用エリアル。
下弱K→下中K(1~2ヒット)→下大K(1~3ヒット)→立6大K→ロケットパンチ 地上基本コンボ。
ちなみに立6大Kは小足からでも繋がる。
下弱K→下中K(1~2ヒット)→下大K(1~2ヒット)→立大K→【中P→中K→ロケットパンチ】 近すぎるとロケットパンチが当たらないので、
地上チェーンコンボのヒット数で距離を調整する。
下弱K→(立中P)→立中K→立6大K→飛行→J弱K→(J中K)→J大K→飛行解除J中K→立中K→立大K→応用エリアルへ 相手によっては死ぬ。
小さいキャラには()内を省こう。


最終更新:2023年11月19日 07:50