マグニートー



+ 担当声優
  • 原語版
Christopher Judge
『X-メン:エボリューション』

  • 日本語吹替声優
浦山迅
『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』、1992年アニメ版(共にディズニー版)
大友龍三郎
1992年アニメ版(テレビ東京版)
佐藤晴男
『X-メン:エボリューション』
阪脩
2000年映画版(ソフト版)
有川博
『X-MEN2』(劇場公開版)、『ファイナルディシジョン』
家弓家正
『X-MEN』シリーズ(テレビ朝日版)、『フューチャー&パスト』(老年期)、『ウルヴァリン:SAMURAI』
三木眞一郎
新三部作(『フューチャー&パスト』は若年期)、『ダーク・フェニックス』
長克巳
『フューチャー&パスト ローグ・エディション』(追加部分)
銀河万丈
『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』


マーベルコミック『X-MEN』シリーズに登場するキャラクター。英語表記は「Magneto」
初出は1963年の『The X-Men #1』。
本名はエリック・マグナス・レーンシャー、旧名はマックス・アイゼンハート。ニックネームはマグナス
身長188cm。体重86kg。
磁力を操り、「磁界王」や「磁界の帝王」の異名で恐怖と尊敬を集める作中最強クラスのミュータントの一人。

+ 設定と能力詳細
ユダヤ人であり、第二次世界大戦時のホロコーストの生き残り。
劇場版では腕に収容所時代に入れられたナンバーの刺青があった(後に原作でも見られるようになる)。
その時の非人道的な体験と、自身がミュータントだからという理由だけで娘がリンチに遭い惨殺され、
妻は去って行った経験から冷酷な人格を持つようになり、
人類はより優秀な生物であるミュータントに支配されるべきであるとの思想を持ちX-MENと対立する。

プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアとは宿敵にして唯一無二の親友。
教授が「魂を共有する兄弟」と表現するほどに深い関係にある。
妻子を失っての放浪の果て、流れ着いたイスラエルの病院で精神科医をしていたチャールズと出会い、
意気投合した二人は「ホモ・スペリオール(ミュータント)なる人間が居たとしても真っ当に暮らせる世界を作ろう」と語り合う。
しかし家庭の事情こそあれ恵まれた環境に育ったチャールズに対して、
少年時代の青春をアウシュビッツで過ごしたエリックに人類を信じ切る事はできず、
「君は他人を信じすぎる」と言い残し姿を消した。

現在の本名であるエリック(マグナス)は、生きるために使ってきた偽名のうち、チャールズと出会った頃に名乗ったものであり、
戸籍上もこの名前であるらしい。
家族構成は死別した妻と長女の他に、スカーレットウィッチ(ワンダ)とクイックシルバー(ピエトロ)の双子の姉弟と、
Xメンのポラリス(ローナ・デイン)という三人の子供がいる。
クイックシルバーとクリスタルの娘ルナはマグニートーの孫となる。

多少なりとも鉄さえ含んでいるもの、というか話によっては鉄でなくとも金属関係なら何でも操れるようで、
金属はもちろん地球の地磁気に影響を与えて地殻変動や地球の裏側の火山の噴火まで起こしたり、
血中のヘモグロビンの鉄分を制御して他人の動きをも操れる。
もちろん、他人だけではなく自分自身の動きも制御可能。自身の体の動きを制御し、高速移動などもできる。
果ては宇宙のかなたへ飛び去った小惑星クラスのサイズの弾丸を地球付近まで引き寄せる事すらしてのけた。
また、磁力を利用して周囲の金属をレーダーのように探知する事もでき、
幼少の頃はこの事が金属への感受性の高さとして現れており、戦時中のユダヤへの迫害から生き延びる一因ともなった。
また、例として電磁力という言葉が知られているように磁力は電力など他の力との相互作用がある事から、
能力を応用して自分の周囲に強力な電撃を発生させ自由に操ったり、同じように重力までも操る事ができる。
さらには核爆発さえ防ぐバリアを張ったりワームホールを作り出して長距離を一瞬で移動する事さえできる。
このように磁力の範囲は広範囲かつ尋常ではない強力さを持ち応用力も高く、世界最強のミュータントの一人と称される。
しかし、強力な能力を使うと酷い頭痛を訴えている事から、自身になんらかの負担はかかっているらしい
頭脳も一級品で、様々な分野に才能を示すが、その中でも特に機械工学に優れ、様々な兵器を自作する。
アダマンチウムの金属骨格を持つウルヴァリンにとっては正に天敵であり、そのアダマンチウムを肉体から引っぺがされた事もあった。
またアイアンマンも原作で何度か直接対決し完封しており、
『MVC3』の勝利台詞でも「よりによって金属製のアーマーで挑むか」と言っており天敵と言える存在であったが、
現在のアイアンマンは有機ナノマシンで構成されたアーマーを装着しているため、マグニートーの能力は有効ではなくなっている。
この事に対して、マグニートーは悔し紛れに「インクレディブル・ラバーマン」呼ばわりしていた。

+ 実写映画版
映画版でマグニートーを演じたのはナイトの称号を持つ英国の名優サー・イアン・マッケラン。
ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのガンダルフ役で有名な方である。

映画版での能力は「金属を操る」と紹介されコミックと微妙に違っていたが、銃を奪うくらいは朝飯前。
手も触れずにパトカーを押し潰す・裏返す、完全武装の一部隊を持っている手榴弾のピンを抜いて自爆させる、
ウルヴァリンを遥か彼方まで弾き飛ばす、金門橋を根元から引き千切ってアルカトラズへの橋を架けるなど数々の常識離れした力を見せ付けた。

尚、スピンオフ作品として若き日のアウシュビッツ収容所時代を描いた映画が予定されていたが制作中止。
代わりにチャールズとの出会いから決別、
二人がマグニートーとプロフェッサーXを名乗るまでを描いた『X-MEN︰ファースト・ジェネレーション』が公開された。
これ以降の若年エリックはマイケル・ファスベンダーが演じており、日本語吹き替えは三木眞一郎氏。
旧シリーズとFG双方の続編である『X-MEN︰フューチャー&パスト』では全盛期である事と映像技術の進歩もあり、
ベースボールスタジアムを丸ごと引っこ抜いて飛行させるなど最強のミュータントの実力を見せた。

+ 余談
マグニートー役のイアン・マッケランはゲイである事をカミングアウトしており、
「英国で最も影響力のあるゲイの著名人」に選ばれるほどの熱心な活動家でもある。
マイノリティーの権利問題はX-MENの物語の最も重要なテーマであり、特に映画の一作目・二作目を担当した、
ブライアン・シンガー監督は劇中のミュータントたちの葛藤をアメリカにおけるゲイを取り巻く社会状況と重ねて描いた
(監督も同性愛者である事を公表している)。
イアン・マッケランはマグニートーについて
「ラブシーンが与えられなかったのが残念。プロフェッサーXとの絡みがあったら面白いだろうね」と語っている。
・・・・すごい名優だ。
まあ、海外でのスラッシュ(日本における女性向け二次創作)界隈じゃチャールズ×エリック(逆も然り)は人気のカップリングらs(ry

目的のためには手段を選ばない冷酷な性格であるが、目的はあくまでミュータントの救済であり、
必要ないと判断すれば人類を滅ぼす計画を中止したり、『X-MEN CHILDREN OF THE ATOM』(COTA)のEDではX-MENとの戦いで自らの基地が爆発する際にも、
「これ以上ミュータントが死ぬのは見たくない」と言い、敵であるはずのX-MENメンバーを逃がしていたりと、根っからの悪人というわけではない。
それ故、利害さえ一致すればヒーローと共闘する事もあるようである。
一時は自らの悪行を悔いてX-MENに投降、リーダーを務めた事もあったが、人類への憎悪を捨て切れず再び悪の道に戻る。

まぁ、幼少期にホロコーストに遇い自分を残して一家全滅、
戦後結婚するも自分がミュータントであるという理由だけで、自分の娘が住んでいた村の住人達からリンチに会い惨殺され、
その後さらに再婚するも、またもミュータントという理由で再婚相手との間に出来た娘は生きたまま火を点けられ焼死、
再婚相手は首を切られ殺害されetc……と人間を恨んでも当然な経歴ではある(ちなみにマグニートーの悲運はまだまだ続く)。

その後堪忍袋の緒が切れたプロフェッサーXの精神攻撃を受けて廃人化するが、
何故か記憶喪失になった上若返ってX-MENに加入したりそれは実はクローンだったり、
本物が覚醒してクローンを殺したりそのクローンが生き返ってきたりとアメコミ人気キャラの例に漏れず波乱万丈すぎる人生を送っている。

ひとまず国連と和解し、政局の安定しない小国家ジェノーシャの統治権を与えられるもセンチネルの侵攻によりジェノーシャは壊滅。
さらに現実改変能力を持つ実の娘スカーレットウィッチが引き起こしたクロスオーバーイベント「ハウス・オブ・M」の結果、
マグニートーは多くのミュータントと同じく能力を失い長らく表舞台から姿を消していた。

+ ハウス・オブ・Mとは
色々あって死んだ事になったマグニートーはX-MENを離れた教授と密かに合流、二人でジェノーシャ再建を目指していた
(このへんのエピソードは「エクスカリバー」というシリーズで読める。ラフな私服で教授と食事を取るシーンなど結構貴重な(?)マグニさんが拝める)。
しかし時を同じくして娘スカーレットウィッチが精神を病み所属するヒーローチームアベジャーズの仲間を殺傷する事件が起きてしまう。
マグニートーは娘の心を救おうと教授と共に奔走するも果たせず、
合議の末に現実改変能力を制御できなくなったスカーレットウィッチは危険な存在として処分される事に。
しかし、ジェノーシャにやってきたヒーロー達の前で世界は改変されてしまう。
目を覚ましたウルヴァリンが見たのは全ての人々の望みが叶えられた世界。
マグニートーを君主とするマグナス王家(ハウス・オブ・M)が平和のうちに統治するミュータントが人間を支配した世界だった。
スパイダーマンは成功したプロレスラーとしてベン伯父さん達と暮らし、
退役したキャプテンアメリカが普通の老人となって隠居生活を送る幸福な世界。
しかし真実の記憶を願うウルヴァリンが改変前の記憶を持ったまま目覚めた事が突破口となり、
記憶を取り戻したヒーローは世界の首都ジェノーシャでマグナス王家と対決。
ウルヴァリン達はマグニートーこそがスカーレットウィッチを唆して世界を改変させた黒幕だと思っていたが、
本当の黒幕は姉が殺されるのを防ごうとするクイックシルバーであった。
記憶を取り戻したマグニートーは、クイックシルバーの行為が無数の人々の積み重ねてきた人生や想いを踏み躙るものであると激怒、
怒りのままに彼を惨殺してしまう。
弟の死を目の前で見た事で、全ての悲劇の原因は私たちがミュータントであった事だ、
と思い込んだスカーレットウィッチによって再び世界は改変された……「No more mutants」(もうミュータントなんて要らない) と。

かくして全世界のミュータントがわずか数百人を除いて能力を失う「M-day」が起きる。

その後、ハイ・エボリューショナリーによって能力を取り戻し、2009年9月『Uncanny X-Men』誌にてメインストーリーに本格復帰。
現在はミュータントの独立国家「ユートピア」を建国したサイクロップスの下につきX-MENに参加している。
以前よりも能力は落ちたものの、プレデターXや強敵プロメテウスを倒したり、
宇宙へ飛び去って行く事になってしまったシャドウキャットを呼び戻したりと活躍を見せている。

ユートピアに恭順した後は歳のせいか非常に丸くなり、サイクに怒られてシュンとなったりプロフェッサーXと一緒に茶を飲んだり、
幼少のミュータントの世話を回りから押し付けられたり、
自分の知らない金属を発見し歳甲斐なくはしゃぐも、それを周りから理解されずにプンスカ腹を立てたり、
悪役時代のノリで恰好良くアイアンマンを挑発したら、サイクロップスに「行儀よくしろ!」と怒られてまたシュンとなったり、
小学生程度の年齢のヴィランに襲撃された際、他のX-MENのメンバーが臨戦態勢を整える中「君たち宿題は?いや本当に」と一人だけボケた事を言ったりと、
楽隠居した好々爺のようなおじいちゃんキャラへと変貌している。
映画や90年代の邦訳時代で見せていたカリスマ溢れる悪役っぷりしか知らない方はまさに必見である。

そして現在、なんと『X-MEN LEGACY』においてはローグと共にほぼ主役級の扱いをされており、
人間社会に溶け込むために工事現場の作業を手伝ったり、
傷付いた人々を守るために孤軍奮闘したりとまさに真っ当なヒーローといっていい活躍を見せている。
本人もTVリポーターやアイアンマンらから「もう人間に対して牙を剥く気は無いのか?」と質問された際にも、
「今の私は人類を守るために戦うつもりだ」とはっきり明言し、
サンフランシスコを大地震が襲った際には自らの地磁気を操作する能力で地震を収め人々を救う等、本人もヒーローとして立ち振る舞っている。
もっともその後に「じゃあヒーローなんだから真っ白なコスチュームにしたら?」と提案された際には流石に断っていたが。
こんなけやっといてまた悪役に戻したら本気で抗議のメール入れるぞマーベル
特に迫り来るバスチオンのロボット軍団相手に、
病人と子供を守るために立ち上がる事すら難しい傷付いた体で立ち向かうシーンは、正にヒーローそのものであった。

「あの日、ホロコーストを生き抜いた男は自分自身に誓ったのだ!
 ただベッドで我が同胞が滅ぼされていくのを静観しているなど、その誓いが許さぬ!」

実際『エイジ・オブ・アポカリプス』という、若かりし日のプロフェッサーXが殺害されてしまった平行世界では、
もはや脅威無しとして人類支配、世界征服を行う最強のミュータント・アポカリプスに対して、
亡き親友の名を継いだヒーローチーム「X-メン」を率いて立ち向かうヒーローとしてのマグニートが描かれているので、
ある意味収まるべき所に収まった、という印象が強い。

ちなみに余談ながら自分の子供とほぼ同じ年齢のローグと真っ当な恋愛フラグを立てている。ジジイ爆発しろ
…が、スキズム(分裂)と呼ばれるイベントにおいてX-MENがサイクロップス派とウルヴァリン派に分裂。
マグニートーはサイクロップス派に、ローグはウルヴァリン派にそれぞれ付いてしまったため、現在は別れているようだ。
もっともローグが出ていく時に一発ヤっていった辺り、お互い未練がありそうだが。

『アメイジング・スパイダーマン』では911テロの発生時、貿易センタービル跡に立ち一人黙祷を捧げる姿が見られている。
人間もミュータントも関係なく多くの命を犠牲にしたテロ行為が許せなかったのか、
この当時ヴィランであった彼にとってもこの事件は忌々しいものだったと思われる。

また、登場人物がゾンビになっていく『マーベルゾンビーズ』では、地上にいる最後のヒーローとしてゾンビと戦っていたが…。

ちなみに、悪役としては結構珍しく、衣装のバリエーションが多い。
ゲームに採用されているものは90年代当時の基本的な衣装であり、映画が出てからはそちらの衣装を意識してかローブ状のものになっている。
初登場時から紫や赤を基調としているが、黄色ベースだった時期もある。
そして、それらの衣装も実は能力で造り上げた金属繊維製だという。能力万能すぎです。

+ 貴重な磁界王様の寝間着姿

ゲーム情報サイト「IGN」が開催したコミックヴィランランキング「THE TOP 100 COMIC BOOK VILLAINS」では、
ジョーカーレックス・ルーサーといった名だたる強豪を抑え堂々の1位となった。


格闘ゲームにおけるマグニートー


"You dare rise against me...?
 The human era is over...
 The mutant era has come!"

(あくまでも我に歯向かうつもりか…?
 人間どもの時代は終わった。ミュータントの時代が到来したのだ!)

『COTA』ではCPU専用ラスボスキャラ。『MSH』で使用可能になり、『XVS』ではベガと対を為すようなポジションで登場。
『MVS』には不参加、自身の分身と言えるオンスロートがラスボスを務めた『MVC1』ではスペシャルパートナーの位置に収まった。
『MVC2』にてプレイアブルキャラに復帰、『MVC3』でも続投している。
アシスト専門キャラだった『MVC1』を除き、
プレイアブルやラスボスとして出演した作品では最強ミュータントという称号に偽りの無い性能を誇る。

  • 『X-MEN CHILDREN OF THE ATOM』における性能
CPU専用ラスボスキャラ。日本ではアーケード・家庭用移植版共にプレイヤー使用不可で、
海外プレイステーション版とPC版でのみ対戦限定の隠しキャラクターとして使用可能。
衛星軌道上に浮かぶ自身の本拠地である軌道要塞アバロンにて勝ち抜いたミュータントを待ち構えており、
上述のセリフを言いながら能力でヘルメットを生成する長い特殊イントロと共にプレイヤーの前に降臨する。
初期のバージョンだとこのイントロの最中からXパワーゲージが溜まっていくのでラウンド開始時にはすでに満タンになっている鬼畜仕様だった
常にXパワーゲージが自動的に溜まっていき、この作品のみ使用していた凶悪飛び道具「E-Mパルス」や、
無敵バリア「マグネティックフォースフィールド」(詳細は後述)や常時浮遊、
ガード不可&ほぼ連発可能の「ハイパーグラビテーション」など、どこぞの尖兵に勝るとも劣らない性能を持つ。
しかしそこまで無茶な性能を持つにも関わらず尖兵ほど語り草にならなかったのは、
プレイアブルキャラ側も(一部を除いて)全員ぶっ壊れた高性能ミュータントなので突破点を模索できたからなのかもしれない。
なお、CPUのAIプロセス次第だとマグネティックブラストを試合開始直後から時間切れまで撃ち続ける事も。
流石にカプコンの開発者もこれに関しては後に「やり(強くし)すぎてしまった」と語っている。

で、マグネティックフォースフィールドだが、格ゲーにおいて一定時間無敵で行動可能というのがどれほどのものかは、
どこぞのアンクさんの例を見るまでもなく明らかであろう。
このゲーム唯一の当て身投げ系の技である豪鬼の昇龍煉獄もバリアを張っている間だけ通用しなくなる。
ただ、1ラウンドに1回しか使えない、持続時間はさほど長くない、発動中はバリアに阻まれ接近できずお互い相手を投げられないなど、
一応欠点も無くはない。「それほど恐ろしくはない」だけのものを欠点と言えるかどうかはさておき。
幸いAIが割と有情なため、ガード不能の重力球にだけ気を付けながらしばらく防御をかためていれば意外と切り抜けるのは難しくない。
また、持続時間はバリアに攻撃を当てる事でさらに縮める事ができ、アイスマンオメガレッドなど、
多段ヒット系のハイパーXでならごく短時間でかき消せる。
人操作で無敵を活用しきって暴れたりすると全く事情も変わってくる……と思われるが、
幸か不幸か本作のマグニートーは前述した通り海外プレイステーション及びPC版でしか使えない。
どうしても使いたい人はこれらを揃えるか、データを改造するか、MUGENで我慢しましょう。
その後の作品だと、『MSH』では特定のジェムを使用すると一定時間発動、『XVS』以降では当身技と、徐々に有情な性能になってゆき、
最終的にはほぼ忘れられる存在となっていった。諸行無常と言うべきか、出る杭は打たれると言うべきか。

  • 『MARVEL SUPER HEROES』ならびに『X-MEN VS. STREET FIGHTER』における性能
初代『X-MEN』でのボス性能から流石にプレイアブル化にあたって大幅な下方修正が施されたが、
それでも基本性能が高く「その程度の調整でこのマグニートーを止められると思っていたのか?」
と言わんばかりである。技関連は「E-Mパルス」のみが削除され以降の作品には採用されていない。
『X-MEN VS.~』ではP投げ(通称金属固め投げ)がなんと投げ抜け不可能(地上・空中共)というぶっ壊れた性能である。

防御力が低いながら、素早い地上ダッシュ、8方向空中ダッシュ、2F小足などトップクラスの機動力を持ち、4神の一角として君臨。
+ 磁界王の詳しい性能
火力インフレの世紀末ゲーな『マブカプ2』において、最高のラッシュ力を誇るキャラ。
近距離での攻めの選択肢の多さと作中最高クラスの崩し能力。
加えてどの状況からでも永パや即死にもっていける高いコンボ力と理不尽な性能を持つ。
そのため接近戦では最強とされ、攻略サイトでも「近付かれたら死亡フラグ」などと書かれるほどである。
彼の理不尽さを表す代表例としては、超高速の低空ダッシュからの裏表下段+投げの5択がある。
5択の時点でガードなんてできるわけもないのに、下段の選択肢である屈弱K(通称「神の小足」)が発生1Fという外道ぶり。
小足見てから屈ガード不可能でした、もとい見えませんでした。
さらに当たればそこからコンボで
  • ノーゲージ3割+確定起き攻めの5択(ガードできなきゃ即死)
  • 永パで4割+補正切りのn択(読み違えると即死)
  • 3ゲージほど使って即死
など死亡フラグ満載な展開になる。
挙句アシストでの切り返しも、本体ごとコンボにご招待された上に、
コンボに組み込める超性能スナップバック(強制的に相手を交代させる技)で本体吹き飛ばし。
無防備になったアシストは当然死ぬまで屈強Pで打ち上げられ続ける、とこちらも死亡フラグ満載である。マグニさん自重。
これだけでも十分ぶっ壊れているが、さらに問題なのはどんな状況からでも流れをもっていけるその高いコンボ能力である。曰く、
  • 地上にいればアシストを絡めた5択から安くて5割。最悪即死
  • 下手にジャンプしたら着地際に5択。当然当たれば即死ルート
  • ジャンプ攻撃で牽制していても、J弱Kで狩られてそのまま永パに移行+補正切りで5択
  • キャラ交代時には、ガード不能連携からコンボに移行するか、着地際にn択かの理不尽な2択
  • スナップバックをコンボに組み込んでアシ専キャラを引きずりだして、一方的に殺す事も可能
と、あらゆる行動が即死につながるという格ゲーとしてあるまじき状況になる
「常時5択」とすら言われるその攻めの前では、一回読みを外しただけで気付けば試合開始から30秒ちょっとでメンバー全滅などという、
ふざけた試合展開もありえる。もといありえん(笑)。マグニさんマジ自重。

これだけ接近戦が強いマグニートーには、当然弱点が存在する。
それは防御力が低い事である。具体的には平均より7%ぐらい
「それのどこが弱点だこの野郎」と他の格ゲーもっと低い連中が怒りそうだが、
事実それぐらいしかマグニートーには弱点が無いのである。
機動力は、高速空中8方向ダッシュ・飛行持ちの上、作中最速クラスの地上ダッシュとトップクラス。
通常技は、2F屈小K以外にも、発生3Fで上入れっぱ防止に役立つのが小P。
画面端に敵を追い詰めた時に攻撃が途切れそうになったら、とりあえず小Pを置いておくとターンが続く。
また、リーチが長くHit後にマグネティックテンペスト→即ディレイドアイスストームと繋がる大P(略称、大Pテンぺ即ディレアイス)
などと立ち回りに役立つ技が満載。

必殺技も牽制に優秀な飛び道具を2つもっている上に、
ヒット時に相手を引き寄せる飛び道具「ハイパーグラビテーション」がコンボに重宝するとこちらも優秀。
2つのハイパーコンボについても、使いどころがはっきりしていて便利。
「マグネティックショックウェイブ」は、威力こそ低めなものの、コンボに組み込みやすく当たれば起き攻めが確定で入るため、攻めの継続に役立つ。
また、かなりの広範囲をカバーするため、アシストのフォローやディレイドにも活躍する。
「マグネティックテンペスト」は発生が遅く密着していないと極端にダメージが下がるなど使いにくくはあるものの,
密着時には多段ヒットし、1ゲージ5割という大ダメージになる上ガードされてもマグニ有利。
さらにコンボに組み込む事も可能であり、マグニートーの火力の中核を担う技である。
特に、ハイパーグラビテーションで引き寄せた直後に発動して全弾命中させる所謂グラテンが猛威を奮った時期もある。
また、暗転自体は早い(4F)ためにディレイドに役立つなど、守りのためにも使える。
チーム全体の使いやすさにしても、まず本体では接近戦で圧倒的な性能を誇る上に、状況に応じて遠距離戦から逃げも可能。
またコンボ以外の立ち回りでゲージを使う事がほとんどない上に、高速のゲージためも可能なため、
後続のキャラクターにゲージを回せるという強みもある。
アシストにしても、αタイプの飛び道具系アシスト「E・Mディスラプター」が、発生の早さ・判定の広さ・命中後の追撃のしやすさなどから、
コンボ・牽制・割り込みにと三拍子揃った性能。

このように、防御力の低さ以外にこいつに弱点・苦手な行動は存在しない
そもそも火力インフレな『MVC2』では、最高の防御力を誇るセンチネルすら一回の事故から即死なんて日常茶飯事なので、
防御力の低さなんて弱点にすらならないなんなんだアンタ
(センチネルに関しては、限定即死コンボが溢れかえるほど致命的なまでにデカイ図体、という分かりやすい弱点はあるが)。

そんなやんちゃなマグニさんだが、さらにぶっ壊れキャラなロボ白目には、立ち回りの面で若干の不利が付く。
何故かと言うと、この両名には通常攻撃がカチ合った時の判定で勝てないためである。
ここで誤解して貰っては困るので言っておくが、マグニの判定も中堅クラスの連中から見れば普通にチートクラスだったりする
とはいっても、接近すれば有利な分どっちもどっちではある。まぁ最強クラスのミュータントだからしょうがない
またそのとんでもない機動力はプレイヤーにも一定以上の操作テクを要求するため、強キャラではあるがお手軽度はストームと並びさっぱりである。
具体的には空中ダッシュ精度。コンボ中に、n択に、逃げに、とあらゆる状況で使いこなさなければいけない上、
如何に4強の一角と言えど一回の操作ミスが命取りになる可能性も非常に高く、
ゲームスピード(TURBOモードの秒間76フレームがゲーセン基準)も相まって操作難度は最高クラスであろう。
ただ、使いこなせば上記の性能をフルに引き出す事もできるので、実際にプレイするなら是非ともマスターしておきたい所である。

ちなみに5択の選択肢の一つであるP投げ、空中でも使用可能である(通常空投げはアナカリスを除いて『MVC2』のキャラ全員が持っているが)。
特にマグニートーとアイスマンの投げは非常に優秀な技で、
双方相手を固めて一定時間行動不能にしたあげく、コンボ補正もしっかりぶった切れる壊れ技である。
流石に『X-MEN VS.~』とは違って投げ抜け可能になっているが。

+ 参考動画
極めればこんな動きになるそうです
マグニ様を極めれば、
MVC2の全米チャンプことジャスティンすらこのザマよ
そのジャスティン氏のマグニもご覧下さい
マグニを極めた者同士の戦いになるとこうなる
世界最強クラスのマグニ(MSP)使い
世界最高峰のマグニートー

取り敢えず、(アシストを駆使してはいるが)一人で自分と全く同じ相手メンバーをフルボッコにできる時点で何かおかしいと言わざるを得ない。

  • 『MARVEL vs CAPCOM 3』における性能
+ 『MARVEL vs CAPCOM 3』での磁界王
"Learn now,
 why they call me the Master of Magnitism."

(なぜ我が磁界王と呼ばれているか、己の肌で知るがいい。)

主に2011年以降にメインストリームとなった『UMVC3』での性能について記載。

空中ダッシュを含めた高い機動力と高性能な遠距離攻撃を持つオールラウンダー。
前作のような密着しての高速択一攻撃でラッシュをかけるようなインファイターではなく、
高速の空ダでのらりくらりと逃げ回りながらSTGし、マグネティックブラストを重ねながら強襲しての一撃離脱を得意戦法とする。

立ち回りは飛行、空ダ、強力な飛び道具であるEMディスラプターとマグネティックブラストがあり盤石。
崩し能力はすっかり衰えたものの、機動力が抜群のため、アシストをばら撒きながらブンブン動き回る事で引っかけたり、隙に差し込んだりと、
崩すのではないダメージの取り方は相当優秀。
後ろに回ってもアシスト版のEMディスラプターは超速発生のためこれまた頼れる。早すぎて拾えないキャラが一部いるぐらいである。
ファクター適性も高く、普段は補正が重い投げから容易に相手を即死させられるようになるのが大きい。
また、『MVC3』になって追加されたLv3HC(3ゲージ技の事)「グラビティスクイーズ」はコンボパーツとして非常に優秀であり、
しっかりゲージを持っていれば大抵のキャラは落とせる程度に火力がある。
と言うか、マグニートーは長い間続くコンボを持っているお陰でゲージ回収に優れているため、
最初にあまりゲージが無くともこの技に持っていける機会自体が非常に多い。キャラ性能とも見事にマッチした強力な技である。
チームエリアルからの永久も所持しており、これがまた「基礎コンより簡単」とか言われるぐらい難易度が低い。
具体的に言うと昇竜コマンドが出せれば完走できるレベルである(ループ部分はLMMH飛行(逆昇竜コマンド)LMMH飛行解除、以下同)。

とまぁこんな感じに基本的には器用万能なタイプであり、ポジションは何処でも、役割は何でもこなせるのだが、
そこはぶっ飛んだ性能のキャラ勢揃いの『マヴカプ』シリーズ。一筋縄ではいかない。
特大の判定を持つ武器もちを相手に小技の擦り合いを挑むわけにはいかないし、STG力で上回られるキャラも数多い。
このように、マグニを上回る一芸を持ち、その強みをしっかり押し付けるような立ち回りをされると、いかな磁界王でも守勢に回らざるを得ないのだ。
加えて本作のマグニは前作が嘘のように小足が遅い(最速の小足はキャプテンアメリカ他の4F、マグニは6F)。
判定も素手として常識的な範囲で、結果として上位陣相手には受けに回りがちなのに擦れる技が皆無という事態になっている。

空中での攻撃判定で悉く負ける上に空投げ範囲で劣るノヴァが天敵中の天敵。
そうでなくとも、これに頼れる!という技を持たない上にガード力を問われるキャラなので、
しっかりと画面を見て的確に状況に応じた技が振れる上級者向けのキャラクターである。
とはいえ、勝つための扱いは難しいものの万能なため、プレイヤーの腕がダイレクトに反映される。
上達度合いも分かりやすく、使えば使うほどに動かせるようになるのが実感できるキャラであるため、
初心者から上級者まで幅広く愛されるキャラクターである。
でも初心者はノヴァとかでチンパンしてた方が勝てると思うの

キャラランクとしては上位。ぶっ壊れた面々からは一歩劣るものの、やれる事の多さから詰みキャラも少なく、
頑張ればどの相手にもいけるタイプである。ノヴァ以外、という条件が付くが。

ちなみに、当初DLCコスチュームとして「ハウス・オブ・M」時の王家礼服が予定されていたが、
そのデザインがスペイン王室のものに酷似していたためスペインで問題視された結果、
急遽無かった事にされてしまい、一人だけDLCコスチュームが追加されなかった。
全DLCが標準搭載されたPS4/XBOX ONE/パソコン版でも使用不可能となっている。
……海外って、日本以上にパロディとパクリの境目が厳しいんですね。特に宗教絡みだと。

+ 同作のED
EDはギャラクタス所持の地球規模の超巨大基地を入手し、迫害に苦しむミュータント達を移住させる。
迫害や差別に苦しむ同胞だけでなく、彼らを守るために戦う事も人類を憎む必要もないと自分自身が解放された事を知り満足であった。
『MSH』と同じような展開でハッピーエンドっぽいEDなのだが、前述の「エイジ・オブ・アポカリプス」の後の世界や、
「ハウス・オブ・M」の事を考えると、結局マグニートーには破滅が待っている気がしないでもない……。
せっかく上手くまとめたんだから幸せなままであってくれればいいのだが。特に『AOA』の続編
ちなみにケーブル曰くマグニートーが世界を掌握して上手くいった並行世界は一つも無いそうで。普通に善政布いている事が多いのにこの仕打ち……。


MUGENにおけるマグニートー

国内・海外の製作者によって複数製作されている。
ニコニコ動画を含むネット上ではしばしば「ニートw」呼ばわりされる愉快なジーさま。
実際マグニートと表記される事も少なくない。トーと伸ばせよ!デコスケ野郎ォ!

+ Kong氏製作 COTA+MVC2仕様
  • Kong氏製作 COTA+MVC2仕様
Kong氏製作のものは大幅なアレンジが施されており、定評のあるAIも伴って、もはや手に負えない強さになっている。
必殺技は主に『X-MEN Children Of The Atom』のボスとして登場したときのものの調整版が搭載されており、
先述の「E-Mパルス」や無敵バリア版「マグネティックフォースフィールド」も実装されている。
「ハイパーグラビテーション」は『COTA』のようにガード不能技ではなく『MSH』以降のようにガード可能となっているが、
「4つの重力弾の内、どれか1つでもヒットorガードさせると残りの3つはその時点で消滅する」
という性質が本来あるはずなのだが(『COTA』~最新版『MVC3』まで全て共通)、
氏のマグニはそれに準じておらず1つガードしても残りの3つも全てガードしなければならないため、実際かなり凶悪な仕様となっている。
というより氏のマグニは『MVC』のマグニではなく『X-MEN Children Of The Atom』のマグニのMVCアレンジと考えた方がいい。
飛行能力や空中ダッシュ性能が非常に高く、空中に引き篭もるだけで大抵のキャラを封殺できる。
イメージとしてはGUILTY GEARを超える機動力に弾幕ヴァンパイアのゲームスピードと言った所か。
『MVC』のマグニとは結構操作感が違うが、ボスキャラ感たっぷりのキャラに仕上がっている。
また、Kong氏のキャラのお約束として、AIレベルHardでは狂キャラとなる。

そして、無敵バリアは効果時間中はやはり原作通り完全無敵となっており、
またバリア自体に押し戻し判定が無くマグニ側は相手に接近して投げる事も可能、
さらに使用回数制限が無くゲージさえあれば再度バリアの張り直しも可能で、
挙句に攻撃を当てても耐久力が減る事も無く時間経過のみで消滅する…といった、元々凶悪だった性能がさらに一段と強化されている。
ただし当身(ReversalDef)のみMUGENの性質上、NotHitByを無効化する特性があるため、マグニ側が直接HitDefを放つという状況であれば、
ReversalDefのP2StateNoでステート奪取でバリア中でもダメージを与えられる。
というより空中当身技なんて凶悪キャラ極一部のキャラしか持ってねーよ。
でも、最近では超ぶっ壊れた性能の当身技を持つアナザーブラッド等もマグ二バリアにとっては天敵かもしれないが。
なので神オロチ等のセレスティアルスターのような即死当身を利用した物には対処できないようだ。
ちなみに、OTHキラーはそれ自体では当身を利用してないのでOTHキラーではマグ二バリアには対処できない。
……なんで通常キャラの項目でOTHキラーとかの話になるのか。マグニさん自重。
こちらには風見氏によるAI&性能調整パッチが公開されている。
全体的に『MVC2』の性能に近付けるのに加えて、バリアが「敵の攻撃を一定回数無効化する」という大分マトモな性能にされている。
そのためバイパーウロボロスなんかで(今までと比べれば)あっさり剥がれるように。
その他にも、永パを使うか、ボスモードにするか、バリアを使用するか、バリアで何回分無効化できるようにするか(デフォルトは20回)、
などの設定ができるようになっている。
無論自重をすべて解くとデフォAILvHardにも劣らぬ狂キャラである。基本動画でよく見るkong氏のマグニートーはこちらのAIでよく出場している。

+ 大会ネタバレ
タッグ軍VSボス軍 交代式BOSS FIGHTにボス軍の一角として出場。
相性、TAGTEAMSYSTEMの有効活用、そして連勝による体力ペナルティなどで名だたるボス達が脱落していく中、
抜群の安定感を発揮して初期メンバーながらボス軍最後の一人になるまで無敗。タッグ軍の脅威であり続けた。
個人成績も9勝1敗とボス軍単独トップであり、まさにラスボスであった。
次大会にもボス軍として出場、またしても最後の一人になるまで勝ち続けた。
どんな相手・状況でも対応できる性能とAIを示した結果と言えるだろう。

+ Nobuyuki氏製作 X-MEN vs.SF仕様・MVC2仕様
  • Nobuyuki氏製作 X-MEN vs.SF仕様・MVC2仕様
『MVC』2での性能に準拠。かなり再現度は高く、当然無敵バリアなんてものはない。
デフォルトではATKが低め、かつハイパーコンボ絡みの補正がきつく設定されている。
アシストとしてサイロックを使用できる。
簡易AIを搭載しており、若干ガードは甘いものの、何しろ元々の性能が性能なのでかなり強い。

また、グラテン厨氏による外部AIも公開されている。
対人AIとの事だが、『MVC2』での対人と言えば……後は分かるな?

また、Nobuyuki氏は『X-MEN vs. SF』仕様のマグニートーも公開している。
こちらは6ボタン仕様でアシストは無し。

+ REDHOT氏製作 MVC2仕様
  • REDHOT氏製作 MVC2仕様
氏恒例の『MVC2』原作再現+6ボタンアレンジ
Kong氏のマグニートーを参考に製作されているがアレンジ要素はほとんど無く、再現度は非常に高い。
AIは未搭載。

+ JET the PHOENIX氏製作 オリジナルアレンジ仕様
  • JET the PHOENIX氏製作 オリジナルアレンジ仕様
独自アレンジが施され、原作ゲームとは全く異なる技を持つ。
ハイパーコンボにはヘルメットをボール弾にしてヨーヨーのように投げ付ける技や、
鉄骨や瓦礫を呼び出して放物線を描くように放つ技などが搭載されている。

+ Kyoko氏製作 MSH仕様
  • Kyoko氏製作 MSH仕様
『MARVEL SUPER HEROES』仕様で、ジェムアビリティシステムが搭載されている。

+ KAZ氏製作 COTA仕様
  • KAZ氏製作 COTA仕様
『X-MEN COTA』のラスボス仕様の再現+αというキャラで、技性能や演出の多くが『COTA』に準じているが、それ以降の作品での要素もある。
COTA準拠の点としてはパワーゲージが自動で増加、ハイパーグラビテーションがガード不可、飛行はゲージ消費技で代わりに空中ガードが可能、
ステージチェンジ無敵、バリアは押し戻し判定が有りでなおかつ1ラウンドに1回限定、などが挙げられる。
バリアは耐久値の概念も再現されているので、多段飛び道具系の超必を当てれば残り時間を一気に減らせ、火力次第で即剥がす事も可能。
ただ、このバリアの使用中にReversalDef、つまり当て身投げ等を受けると、勝手にSelfStateを使って自前のニュートラルステートに戻ってしまう、
という少々問題な点があるので、ReversalDef持ちのキャラとの対戦に使うには注意が要る。
ちなみに、もしダメ-ジを受けても無効化する処理も同時に行っている。

『COTA』以外の作品準拠の点としては、通常技の構成がMSH等のものでエリアルレイブが可能、
必殺技にEMディスラプターやマグネティックブラストがある、MSH以降版の仕様のMテンペストも搭載、そしてMVC3のグラビティスクイーズを搭載、
などなど。

氏の恒例であるコンフィグや10段階のAI、そして12Pで(正確には準神の)凶キャラモードも搭載済み。
おまけとして、『COTA』での専用ステージである「Avalon(アバロン)」ステージが同梱されており、
イントロもそのステージ用のものとなっているが、WinMUGEN版では新Mugen専用トリガー)が使えないため、
どこであろうとこのイントロになる。しかしMUGEN1.0版では専用ステージとそれ以外でイントロが変わるようになっている。
最初はカラー限らずフライング%nF1を使うようになっていたが、後の更新で他のキャラ同様ペナルティの発動を設定できるようになった。

14年2月18日の更新にて、新たにボスモードという項目が追加され、それを設定すると通常技構成が完全『COTA』仕様となり、
必殺技コマンド等もそれに準拠するようになる。
ただしこれはプレイヤー操作時限定でAI時には特に変化が無い。


他にも改変キャラとして、ヴィラン(悪役)である彼をベースにアメリカを代表するヒーロー「スーパーマン」が作られており、
『MVC』シリーズに居ても違和感が無い完成度である。……あっちはDCコミック?聞こえんなぁ


"I assure you. I derive no pleasure from your inglorious defeat.
 You left me no choice."

(さすがだな、君たちをパートナーに選択した私の判断は間違っていなかったようだ。)



出場大会

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【マグニートーCOTA】
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出演ストーリー

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最終更新:2023年07月28日 01:10