『
まんがタイムきららMAX』(芳文社)にて連載されているKoi氏による4コマ漫画作品。
略称は
「ごちうさ」。
ご注文は概要ですか?
主人公の
保登心愛(ココア)は高校に通う為、
うさぎが多く生息していて木組みの家と石畳の道路が特徴的なヨーロッパのような街に来ていた。
下宿先の香風という家を探していたココアは偶然「ラビットハウス」という喫茶店を見つける。
ネコカフェよろしく、うさぎ達に囲まれてコーヒーが飲める店だと勘違いしたココアは、喫茶店に立ち寄り、
店員らしき小さな少女の
香風智乃(チノ)と、チノの頭に乗ったティッピーといううさぎに出会う。
どうやらこの喫茶店が下宿先の香風家である様だが…。
というあらすじで始まる、ほのぼの系のストーリーが特徴。
ヨーロッパのような街並みの架空の都市を舞台とし、
天然ボケで可愛いものが大好きな
保登心愛(ほと ここあ)、幼いがクールな印象の香風智乃(かふう ちの)、
ミリタリー気質だが乙女な部分もある
天々座理世(てでざ りぜ)、おっとりマイペースだが時折天然ドSな面を見せる宇治松千夜(うじまつ ちや)、
気品溢れる立ち振る舞いをするが
実は貧乏庶民派の桐間紗路(きりま しゃろ)といった個性的で可愛い女の子達や、
何故か喋るアンゴラウサギ
*1のティッピーなど、
可愛らしいキャラクター達が巻き起こすドタバタ日常劇を主軸としている(所謂「日常もの」「日常系」)。
2014年春にアニメ化され、ニコニコ動画でも配信された結果、第一羽(第一話)が大変な人気を獲得。
配信から半年経とうが一年経とうが、一つだけ別のクールのアニメであるにもかかわらずランキングに居座り続け、
遂には
ニコニコランキングSP2015上半期で一位に輝いた。
2014年の動画なのに。
再生時間のほぼ全てがテンプレのコメントに支配されたその様たるや初見には
魔窟
、常連(及び難民)には聖地と化している。
特に動画開始直後の名物である下大赤字ラッシュは、世相で大きく話題になった事柄が反映されるニュース番組として機能している。
ここまで読んで「なぜ格ゲー版があるわけでもないのに、登場キャラではなく
作品単位の記事がこのwikiにあるんだ?」と思った方も多いだろう。
その理由は後述に明かされる。
ひと目で、尋常でない動画だと見抜けるよ
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笑顔とフラッシュがやかましいこれが私の動画です
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二次創作などでは紛らわしい作品名のせいか『これはゾンビですか?』に間違われたり、
アニメで肝試し回が放送されて以降は
別作品の
ゾンビと絡むMAD「ごちゅうもんはゾンビですか?」も増えた。
他には、ウサギを別の生き物に置き換えたネタもある(サをナに置き換えて喫茶店からうな丼専門店に転職させる「ごちゅうもんは
ウナギですか」など)。
那珂の人中の人繋がりでこんなMADも
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千夜も中の人ネタで心愛以上の変態痴女に!
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ご注文はMUGEN入りですか?
なんと、
キャラではなくアニメのOPが、
マンドラフ氏の手によってまさかのMUGEN入りを果たしている。
何故作ったとか言わない
プレイヤー操作は出来ず、
試合が始まると本編のOPが流れ、ニコニコ動画の様な
弾幕が飛び交い、
文字にぶつかった相手にダメージを与える。
走ってくるキャラや飛んでいく鳥の群れ、開いた瞬間の窓などOP内のキャラクターの行動や物にも攻撃判定がある。
当たり判定は無く、こちらからダメージを与える事は不可能。
時間経過と共にごちうさのHPが減っていき、曲が終わると敗北となる。
なお、OPの歌とアニメーションをそのまま入れているのでデータ容量はとんでもなく重い。
PCのスペック次第では処理落ちで音とアニメがズレるので、リズムに合わせての防御や回避が難しくなる点に注意。
最悪の場合負荷がかかってMUGENそのものが落ちる恐れもある。
現在はサイト閉鎖により入手不可。
これ以外の『ごちうさ』キャラとして、2015年のエイプリルフールにはsudara13氏が単独でチノを、
同年12月には三吉氏が保登心愛を公開している。
出場大会
出演ストーリー
*1
漫画やアニメではもはや
毛玉に見える程にデフォルメされているが、実在するウサギの種類である。
耳の形状からよく
猫に間違われやすく、作中でも千夜に犬(恐らくポメラニアン)扱いされた事があった。
保温性の高い毛はセーターやニット帽等の防寒具に使われるが、毛の剃り方が
脚を縛って毟り取るという方法だった事で問題視され、
製造と販売が規制されている。
作中では男性の声(
CV:清川元夢)で喋るためオスだと思われがちだが、肉体的には雌である。
これは心愛がラビットハウスにやって来る一年前、チノの祖父が亡くなった際に人格と魂がティッピーに乗り移ったためで、
アニメでは千夜の店に住み着いた雄のウサギがティッピーに欲情して襲い掛かるシーンもある
(前記したようにティッピーは雌なので断じて「
あっー!」なシーンではない)。
顔はぼかされているが、生前の姿も本編では回想シーンという形で描写されている。
ちなみに、「ティッピーが喋る」事をちゃんと認識しているのは香風家のみらしく、他の登場人物達は
「チノが腹話術をしている」と思っている。
最終更新:2023年06月04日 11:15