過疎化の進む田舎町。緑豊かな、それだけが取り柄の山間の町。
──俺たちの通う学校はそこにある。

春と夏の間にある、日本特有の短い憂鬱。梅雨──。

その短い季節が俺に与えたもの。
それは、きっかけ。
長い間話さなくなってた幼なじみのみそぎ。
雨が急に降り、玄関口で佇んでいたみそぎを、小さい傘の中に入れて一緒に帰った。
そうして、少しずつ、また昔のように話すようになっていった。

年頃の男女が相合傘。そのことはクラスの話のネタ、主に、俺とみそぎへの冷やかしのネタとなるには十分だった。
噂が噂を呼び、それは徐々にエスカレートして行った。
何かと俺を目の敵にする、高飛車な生徒会長キリコ、そしてこの学校に通う、俺の妹──しとねの耳に入り、そのクラスメイトで俺の後輩、あやめにまで行きわたる。

そのころからだろうか。俺の生活が、何か得体の知れない不安に包まれ始めたのは…

このゲームに登場するヒロインたちは、それはもう主人公のことが好きで好きでたまらなくて、たまらなすぎてついうっかり軟禁してしまいたくなったりしちゃう“ヤンデレ”な女の子たちです。
彼女達は確かに過激で危険ですが、それも全て主人公に対する愛情あってのものなのです。

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