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 「スプーン曲げは、意外と難しい。
あれは、専用のスプーンがあってまたそれがまた高い」
そんな風に友人が熱心に語ってくる。

つまらない日常だ。
いや、ちょっと非日常もあった。いや、日常なのか
俺には、判別できない。

 久しぶりに早く目が覚め、遅刻常習犯の俺が
いつもより30分早く家を出た。
 その途中、目の前に一人の女の子が立っていた。
年は同じぐらいだろうか、いや少し幼くも見える。
しかし、ウチの学校の制服を着ていた。
「ちょっと、そこの 待て。」
久しぶりに女の子に声を掛けられビクついてしまう。
「あれだ、取って食ったりせんから。話を聞け。」
こんな口調の女の子、マンガの世界でしか見たことがない。
「唐突だが、お前に話すことがある。」
真剣な顔をし迫ってくる。
「なんだ、お前には時間を操る能力があるだろ?
知らないか?お前が朝に良く使ってるヤツだ。」
俺の頭には?マークしか浮かばない
そんな俺の様子を気にせずに女の子は言う。
「そろそろ、能力の使いすぎでいろいろと世界に影響が出てきた。」
もう全くわけが分からない。
「だからだ・・・・」
「ちょっと!待ってくれ。」
俺は女の子の話を断ち切って聞いてみることにした。
「時間を操るってどういうことだ?」「使いすぎ?」「それとも夢?」
捲くし立てて聞く。
「黙れ。そんなものは、自分で考えろ。」
「良く聞け。大事な事だ。」
顔の表情を豹変させてもっと迫ってくる。
「これ以上、世界に影響を与えたらお前を殺す。
しかしだ、今まで使ってきて、いきなり使うな。といっても無理があるだろう。」
「そこでお前に猶予をやる。」
俺は、全く話が飲み込めないまま。
「どんなですか?」と聞いていた。
「一日30秒までは、止めてもいい。
それを越えたら 即、お前を殺しに行く。」
俺と女の子の顔の距離が2センチぐらいしかない。
そんなときにこんな事を言うので、俺は少しびびりながら
ちょっと、疑問に思ったことを聞いてみた。
「いつもは、俺。一日どれぐらい止めてたんですか?」
ちょっと、離れて女の子が言う。
「30分だ。30秒も30分も同じだろ。」
ここで一つ思いついた。この子がおかしいんだと。
そこで、俺は先を急ぐことにした。
女の子が後ろから
「今のちょっとの時間は、時間を止めておいたから安心しろ。」
俺は、意味不明だと思いながら自転車を漕いだ。
「急げよ。」
そんな風に女の子が後ろで言っていたと思う。
時計を見たが、いつもより30分早く。余裕だと思った。
いつもと同じぐらいの速度で学校へ行く。

しかし、学校につくといつもと同じ遅刻ギリギリだった。