第47章くらい  高みの見物





第47章 高みの見物







ふぅー







深く息をは吐き





wayakutと握手を交わし






互いの健闘を称えあった。






すると、応援にかけつけてくれたコネクトの仲間シャバ極が声をかけてくれた。






おめでとう!







応援してくれた仲間とハイタッチを交わした。
















他の試合はどうなった?






真っ先にコネクト対決を見届けた。






オレゴンが見たときには




スコアは7-2だった。




リードしているのはマハガドチョンだった。




さすがは優勝候補




クロろす相手にも、屈しない。






そのままマハガドチョンの勝利となったが、






試合的には五分五分







紙一重の勝負だったという。







やはり今大会はレベルが高い。







デッキの優劣は多少あってもプレイヤーの腕は、はるかに過去最高だろう。








これはやはりゲームパッド導入の効果だろう。









ふと気付くとクアトロ大尉と黒光りの試合も終わっていた。







試合を見る暇がなく、スコアも不明だが








クアトロ大尉が勝ち上がった様子






さすがに大会慣れしている。







強豪相手にも、一回戦を突破してくる。









一回戦全てが終わり、二回戦へ




タバコや水分補給など




しばし体力の回復に努め




会場に戻ると、すでに二回戦は始まろうとしていた







なんだ、なんだ。







オレ勝ったのに、なんで二回戦やってるんだ







オレゴンは焦った




遅刻か。。














いや、そうではなかった。




オレゴンのいる山をよくみると




すでにベスト8が確定していた。






大きな山に入っていたため二回戦が免除の形になっていたのだ。





今頃になって、くじ運に感謝した





二回戦はしばし高みの見物







しかし、二回戦もこれまた好カードが目白押し






masa464646 vs グレートガッツ


優勝候補No.1 masa464646

第一回全国3位 魂の巨人愛 グレートガッツ


ハム愛対巨人愛の熱戦必至の戦いとなるだろう。










しゅ~さん vs GA-NA-RI


一回戦全球バグストに勝利のバクストキラー(対2度曲げLv4) しゅ~さん

前回4位 堂々たる2度曲げマスター GA-NA-RI


バクストキラーしゅ~さんがGA-NA-RIの2度曲げに対してどう攻略するかが注目の試合。











マハガドチョン vs かるがも


第1回準優勝 コネクト対決を制した マハガドチョン

対するは全国的には無名のプレイヤー かるがも



個人的にかるがもというプレイヤーを知らないため、どういう試合展開になるかは未知。









クアトロ大尉 vs ヤッシーッ


名門クラブオーナー対決を制した実力派 FOAのトップ クアトロ大尉

前回3位 今や数少ないASデッキの使い手、見せるか!?アキバパワー! ヤッシーッ


これまた火花が散りそうな好カード。試合展開は全く予想がつかない。







以上4試合がベスト8を狙うべく試合を展開する







どの試合も見応えたっぷり。




ギャラリーはプレイヤーの後ろにぎっしりと並んでおり、プレイヤーのPCからの観戦は困難だった。




大型スクリーンで全体を観戦。




するとそこへ大きな人影




オフ会の名幹事桜花氏が来場した。




前回以来の再会を桜花氏とも果たし



しばし談笑をした。





すると、気付けばほとんどの試合が終盤へ




ファミスタは本当に試合展開が早い。




同門のマハガドチョンの経過が気になり



マハガドチョンのPCを覗くと



取っては取られの乱打戦を繰り広げていた。



かなり苦戦している感じが伝わった。






しかしリードは保っている。



このまま逃げ切れるかが心配だ。




隣に目をやるとしゅ~さんの試合




さすがバクストキラー




前回4位の実力者相手にも劣らずにこちらもリードして終盤を迎えていた。



そして、masa vs ガッツの模様を確認しようと、その時





大型スクリーンに映し出された試合に斉藤アナが興奮!







「この試合しばらく映しといてください!」







打高投低の傾向強いファミスタにおいて、この試合はなんと






5回終了時で0-0!







壮絶の守りあい




白熱の投手戦を繰り広げていた。







この火花散る対戦を繰り広げていたのが





ヤッシッー vs クアトロ大尉 であった。






そして斉藤アナの実況もヒートアップする中






6回表のクアトロ大尉の攻撃は0点





延長のない試合にとって、クアトロ大尉の残された道はただひとつ






引き分けに持ち込み奪三振数での勝利





そして6回表終了時点での奪三振数は


クアトロ大尉 6

ヤッシッー  9



その差は3






クアトロ大尉は6回の裏を三者三振に取らない限り勝ちはない。





逆にヤッシッーは三振以外のアウトを献上した時点で勝利。





果たして両者そのことに気付いているのだろうか。






ヤッシッーの打順は良く1番青木から。




均衡を破るべく青木が出塁に成功した。




クアトロ大尉の投球もどこかぎこちない




明らかに三振を狙いに行っている。




クアトロ大尉は自分の残された道を把握しているようだった。




このファミスタはフォークを除き高低の概念がない。




横移動のみの変化を当てるだけなら容易なこと。




なおかつ全国大会に出場するレベルになると容易く、ボール球を振ってはくれない。





この現状での三者三振は至難の技だ。




しかしヤッシッーは自分有利な状況にも果敢に攻めた。





引き分け勝利の条件を知っていようがいまいが、目指すものはただ一つ




決勝点




すなわちサヨナラ勝利だ。





彼の背中がからその熱意が伝わる思いがした。





彼もまた前回大会にて惜敗し3位に甘んじた。




悲願の全国制覇を目標に川崎へ乗り込んだに違いない。





そんな思いを乗せた打線は止まらない。





無死一、三塁




バッターは強打者パック





そのパックのパワーに投げる側は威圧感を感じられずにはいられない。






しかしクアトロ大尉もあきらめずに三振を狙う








そして









パックの打球はフラフラと









打ち上がり。。。










































ライト前へポトリと落ちた。








ヤッシッー執念のサヨナラ安打だった。





最終更新:2009年09月08日 21:26