EN-MI76V "Küken"
エナール・インダストリアルが初期に開発した逆間接型MT。機体名は「雛鳥」の意。
脚部にローラーダッシュシステムが搭載されており、旧式ながら機動性は高い。固定武装として胴体下部に小型機関砲が搭載されている以外にも機体左右と上部にハードポイントが設けられており、ミサイルランチャー、ロケット砲等を用途に応じて換装する事が可能。コストパフォーマンスに優れたエナール製MTの中でも低コストを誇り、現行のMTの中では最も普及率が高い。機体構造も簡素な為改造が容易で様々なバリエーションがある。
仕様:逆間接型MT
乗員:1名
武装:小型機関砲(固定)
ミサイルランチャー
ロケット砲
スナイパーキャノン
ガトリングガン
”ヴォルフ・キューケン”
キューケンの機体左右にロケット砲アーム、上部に大口径ガトリングガンを搭載した突撃戦仕様。
切り込み役として使用されるため機体前部の装甲が強化されている。
”イェーガー・キューケン”
機体左右にミサイルランチャー、上部にスナイパーキャノンを搭載した後方支援タイプ。
長距離砲撃を可能にするためセンサー類の強化がなされているが、代償として防御力が低下しており接近されると非常に脆い。
”ポリゼイ・キューケン”
キューケンの都市警備仕様。舗装道路での運用を前提としているためローラーダッシュ機構を改良している。都市への被害を考慮して過剰な武装はできないため、左右のハードポイントがオミットされ、上部には固定武装として単発ミサイルが装備されている。
最終更新:2008年01月06日 16:51