Break Card
E.G.O.
2F/2C
スチューデント/タレント/スキャナー
4/3/3
“進藤睦月”、“進藤如月”、“進藤皐月”、“進藤葉月”が全て場に出ている場合、≪それらのキャラクター全て≫はインフィニティ・ブレイクスルーを得、+3/+3/+3される。
1:メインフェイズ終了時まで、目標の≪キャラクター1人≫の攻撃力に+(X)する。Xはこのキャラクターのパワーに等しい。
2:メインフェイズ終了時まで、目標の≪キャラクター1人≫は本来の攻撃力を失い、目標のパワーに等しい精神攻撃力を得る。
No.2519
Rarity:R
Illustrator:狗神煌
Expansion:修行者の魂

カード考察

E.G.O.の四人組シリーズの一人。特殊能力担当。

四人組の特殊能力担当キャラは、他の四人組の各担当と異なり、同担当間で共通する能力を持たないのが特徴である。
葉月の場合、他勢力の四人組では支援担当のキャラが持つ四人揃ったときに四人組を強化するアビリティエフェクトを二つ持っている。

四人組強化アビリティは、緑の四人組以外に共通の+3/+3/+3・インフィニティに加え、ブレイクスルーが加わる。
突破力を自前で持ち合わせていない攻撃担当の如月に突破力が加わるのはありがたい。
また、葉月と皐月エフェクトを持っているため、インフィニティの恩恵が一番受けられる四人組である。

一つ目のエフェクトは葉月のパワーに依存した少々変則的な精神攻撃の付与である。
基本的にサイズの小さいE.G.O.にとって、ノンブレイクや軽ブレイクに抑止力を持たせることが出来るこのエフェクトは役に立つ場面は多いと思われる。
また、アタックが通ったキャラに使用してダメージを底上げしたり、勢力キャラクターのアタック宣言をうかつに捌きにくくするというテクニックも存在する。

二つ目のエフェクト幽体離脱と同じ効果である。
こちらもまた変則的な精神攻撃の付与であるが、一つ目のエフェクトとは使用目的が異なる。
こちらのエフェクトは「本来の攻撃力」を失われることで攻撃力が激減させることが出来るため、対戦相手のキャラに使用される。
これに睦月 の精神ダメージを軽減するアビリティが加わることで、スチューデントを持つ適当なキャラで相手のアタック宣言を捌くことが出来るようになる。
なお、このテキストに書かれている「本来の攻撃力」とは、カードの攻撃力の欄に書かれている数字と、パーマネントカードの攻撃力の修正値の欄の数字の合計のことである。そして、プロジェクトファストアビリティによる攻撃力の修正は、本来の攻撃力を失ったあとに合計される。
例えば、2コストの魔神転生の効果を受け、攻撃力が+4される妖刀“村正”がセットされている、パワーが2の(4/5/5)の場合、攻撃力は11⇒2・(2)に激減する。

カストルと異なり「ネームに進藤を含むキャラクター」ではなく全員分の名前を指定した理由はおそらく、四姉妹とは無関係、あるいは関係性の薄い進藤姓のキャラクターが登場した場合に齟齬が起こらないようにとの配慮だろう。
現状では彼女ら以外に進藤姓のキャラクターは存在しないので、深く考える必要はないが、テキストが無駄に煩瑣になったのは否めないだろう。


○関連カード
進藤四姉妹長女“進藤 睦月”
進藤四姉妹次女“進藤 如月”
進藤四姉妹三女“進藤 皐月”
進藤家の食卓

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最終更新:2011年04月19日 16:20