世界を分かるために分けようとした私の試み


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世界を分かろうとしたとき、私はまず体系をもって知ろうとした。
しかし、世界の分け方が分からず、長い間考えあぐねていた。

ある日私は図書館十進分類表を見て、もしかするとこれじゃないかと思った。
人類の知の縮図なんじゃあないかとある種の確信を得ていた。
しかし、図書館十進分類表にも粗はあった(どこに分類されるのか分からなかったり、シリーズものがその内容によってあちこちの棚に入れられて検索性がなくなっていたりしていた)。
それでも、きっとたくさんの人が長い時間をかけて何度も試行錯誤を重ねて考えた結果なのだろうから、
私が一から分類の仕方を考えるよりは、この素晴らしい分類を役立てたほうが、(先人が歩きやすくしてくれた道を歩き、その先を目指すことのほうが)よっぽど有意義と考えたから、私はほとんどをこの「図書館十進分類表」に頼ることにした。

図書館十進分類表は、大まかに10のカテゴリに分けた後、それぞれをまた多くて100に分けているから、1000以上のカテゴリがある。
そして、この1000のカテゴリの中で一番重要そうな000総記の棚は、大体の図書館では一番冊数が少なくて、
大体一番量があるのが900の文学の棚である。

思うに、一番重要な情報ほど、世の中にはほんの少ししか出回ってないんだろう。
どうでもいい些末な情報ほど、何度も焼き増しされて、市場に出回るが、知的レベルの高い文章は、簡単にリライトすることができないし、改訂を必要とするほど時代によって変化する内容でもないのだろうと思う。
もしくは、市民に必要とされていないか……。
英会話の本が書店にぎっしりあるのは、必要とされているよりは中身のない本が乱立しているという印象のほうが強いのだが……。

今でも分け方については考えるところがあるし、
私の一番興味のあるところは、
もしも全てを分類するときに、一番初めにはどんな分けられ方がするのだろうか、とか
それはどんな基準だろうか、とか、そんなところ。

で、一番重要度の高いカテゴリの中身ってのはやっぱ薄いんだろうなと思う。
神は細部に宿るって言われるらしいけど、そういうことなんだろうか。
真理はシンプルだとも思う。

アナログ帳で世界を書き表すのは難しいなと思う。
書くほうもそうだけど、読むほうが、いちいち索引にとんだり、あちこち巻数を跨がなきゃいけないのが一番苦労だろうなと思う。
だからデジタルのリンクってのはほんとに素晴らしいし、関連付けできる能力は本当に知的なものだ。
このような知恵は大量の知識から生み出される。