何が楽しいのかも分からない
そんな世界で生きていくことは
難しい

生れ落ちた場所がたまたまここであっただけ
それがどうしてこんなにも私を責めるのだろう
辛い

気がつけば片手にはナイフが握られている
それを私は自ら腕に突き刺して血潮を浴びる
痛い

薬はいつ飲んだのかもう覚えていない
不図見れば床には禍々しい色のものが幾多も転がっている
哀しい






必要なものは傷ついた私と鋭く光るナイフ
さあ今夜も始めよう
私だけの自虐的なパーティーを








■あとがき■
心を病んだ友達がいる。
最終更新:2007年07月26日 10:55