レンズ関連


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○このページは、主にカメラレンズのメカニズム関わる用語説明をしています。(一部、コンテの指示と関係の薄い用語もありますが、ご参考のために載せておきます)

焦点距離とレンズ画角

  • ざっくばらんに言えば、焦点距離とはカメラのレンズ面と像面(レンズを覗き込んでいる自分自身の目と考えてください)の距離のことです。これが近くなれば画角が広がって広角となり、焦点距離が遠くなれば望遠となります。

広角レンズ

  • 一般には焦点距離35mm以下の視野角のレンズを指します。
  • 遠近感を強調し、パノラミックな映像を撮るのに適しています。
  • レンズの歪みが強調されるため、ヨリで人物を撮ったときにデフォルメされることがあります。
  • 被写界震度が深い特性を持つため、パンフォーカスで撮りやすい。
  • 24mm以下は特に超広角レンズと呼ばれ、魚眼レンズなどレンズの歪みを意図的に取り入れたものがあります。
  • 3Dソフトによってはレンズの歪みをシミュレートできないものもあり、そのへんが、3Dで広角をつかいこなしづらい要因のひとつにもなっている感じもあります。

標準レンズ

  • 規格によって異なりますが、だいたい焦点距離50mm前後の視野角のレンズが標準レンズと呼ばれます。
  • 人間の視界に一番近く、自然な見え方をするのが特徴。映像の世界では標準レンズを基準に画面設計をするのが無難といえるかもしれません。
  • 3Dソフトの多くはカメラのデフォルト設定が広角レンズになっているため、うっかりすると広角レンズを基準に画面設計をしてしまうことがあったりします。確かに標準レンズに戻すと画面が狭くなる印象を受けますが、実写に比べて画面内の情報量が少ない3Dやアニメの世界では、標準よりも広角を基準にして画面を設計する傾向があるのかもしれません。

望遠レンズ

  • 規格によって異なりますが、だいたい焦点距離75mm以上の視野角のレンズを望遠レンズと呼びます。
  • 画面内の距離感が圧縮され情報量が整理されるので、ポートレート撮影などに利用されます。
  • 被写界震度が浅いという特徴もあるのでピントが合わない部分をボカしやすく、印象的な画面作りに向いていると言えます。
  • 視野角が狭いため、カメラワークを伴う望遠ショットではフレーミングが非常に困難となり、実写では三脚などのカメラ台が必須となります。
  • 望遠ショットの難易度はメディア別に実写>3D>アニメとなります。アニメと3Dでは機材用意の必要が無いので知識とセンスでカバーできますが、実写の場合に望遠ショットで複雑なカメラワークを成立させるには、大掛かりな機材と独創的なアイデアが必要となります。
  • 望遠レンズの巧みな使い手として一番に思い浮かぶのは黒澤明。望遠レンズとスローモーションによるアクションシーンの演出技法を確立させたのはたしか黒澤だったはずです。スローモーションはサム・ペキンパージョン・ウーがよく使っています。望遠レンズを使用したアクションシーンで思い出すのはリドリー・スコットの『グラディエーター』。

被写界深度

  • 画面内でピントが合っているように見える範囲のことを指します。
  • 被写界深度の深さは焦点距離によって決定されます。広角側だと被写界深度が深くなり、望遠側だと被写界深度が浅くなります。
  • 「被写界深度が浅い」とボケる領域が大きくなり、「被写界深度が深い」とボケる領域が小さくなります。

レンズの明るさ(F値)

  • レンズの明るさとは、レンズが光を通す量のこと指します。レンズの口径に比例して、レンズの光を通す量も多くなります。
  • なぜレンズの明るさが重要になるかというと、カメラの原理として、焦点距離が長くなればなるほどレンズが光を取り込む量が減少していくからです。そのため、同じ口径のレンズでも、広角と望遠では望遠のほうが画面が暗くなり、撮影自体に物理的な限界が生じてしまいます。望遠レンズの口径が巨大なのはそのような理由があるためです。

パンフォーカス

  • 被写界深度が深く、画面内のすべての領域にピントが合っているように見える状態を指します。
  • 広角レンズならばパンフォーカスにしやすいが、望遠側の場合パンフォーカスを実現するためにはある程度テクニックと機材が必要となります。実写においては、望遠側でのレンズの暗さに対抗するためにたくさん照明を炊いたりします。F値で調整しようとすると被写界深度が浅くなってしまうためです。
  • アニメや3Dでは何もしなければパンフォーカスになりますが、大抵はクオリティの問題で意図的にボケをかましたりすることが多いようです。ただし、ジブリやマッドハウスが制作するきわめてすぐれた劇場アニメでは、むしろパンフォーカスのほうが遥かに見栄えするような秀逸な背景美術であることが多く、実際にアニメがデジタル撮影に移行した後も、ジブリなどは意識的にパンフォーカスを続けています。

ピン送り


ブラー・残像効果


ピンボケ

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