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we are reds vol.1 prologue


「蒼井さん今年はありがとうございました。
 予想以上の成績に私はもちろん、ファンもスタッフも驚かされました。
 選手たちも自信を取り戻せたようです。」

「ありがとうございます。
 自分でも今年一年はチーム作りのためにUEFA CL圏内が目標かなと
 思ってたんですが、こんなにいい成績を残せて正直驚いてます。」

夕日が差し込む部屋で語らうオーナーと
契約更新の為にやってきた監督 蒼井。

「覚えていますか?
 一年前に初めて会ったときのことを。
 稀代の名将と呼ばれているのにもかかわらず
 その独創的な持論と個性により
 数多のチームがオファーすることを躊躇ってしまった。
 そう聞いていたんですが、会った瞬間に
 ウチを任せられるのは貴方しかいないと感じてしまったんです(笑)
 どんな条件でもOKする覚悟でいたら、
 貴方が出した条件は、補強の自由と3年間の猶予時間でした。

 三年後には優勝させます。
 そう言った貴方の瞳の力強さは今でも忘れてませんよ(笑)」

「その条件を飲んでもらえたことは大変感謝してます。
 前から自由なチーム作りをしてみたかったんですが、
 どこに行っても自由にはさせてくれなかったんです。
 そして、一人育ててみたい選手を見つけたので、
 無茶な条件を出してしまったんです。」

「それはユージン・クライフ君ですか?」

「はい。日本で彼を見たときは衝撃でした。
 フリットを髣髴とさせるほどのオールラウンドさと
 あの身体能力を日本に埋もれさせとくのは
 勿体ないと思ったんです。
 予想は当たってプレミア最年少ゴールも決めてくれて
 どんな選手に育ってくれるか楽しみです。」

「ユージン君は将来我がリバプールを
 背負って立ってくれると信じているよ。
 来年もよろしく頼むよ。
 今年の好成績のおかげで
 人事、給与予算共にすこし増額できたから(笑)」

「こちらこそ、また一年よろしく。」


軽くお辞儀をして部屋をあとにした。


「もう1年か・・・・」

さっきまで見えていた夕日が姿を消し
窓の外には夜の街が広がっていた。