【漢方薬による糖尿病の改善効果】(下書き)
文責:山 田 隆 博
漢方の生薬である,『黄柏』による血糖値降下作用について,以下に検討します。
『黄柏』(オウバク)はキハダ(ミカン科)の樹皮を乾燥して粉末にした生薬で,通常は胃腸薬として用いられます。
しかし,成分にベルべリンが含まれており,近年では血糖値の降下作用が注目されるようになりました。
…などの改善効果も期待されています。
つまり,黄柏はベルべリンのみならず,メトホルミンと同様の作用も得られるといえるでしょう。
これに関する副次的効果として,ベルべリンには“便秘”の副作用があるところ,メトホルミンの“下痢”発現と相殺される可能性が考えられます。
血糖値,殊に糖新生の亢進に悩まされている方は主治医とよく相談された上で,黄柏を試してみるのもいいかもしれませんね(*´ω`*)
(※後ほど加筆・推敲します)
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最終更新:2018年10月20日 11:21