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蛮が、妹とロリ体型と本物のロリに拉致されていった頃。
銀次は、一人ホンキートンクで、寂しくコーヒーをすすっていた。
蛮というお騒がせ男と、それに便乗する癖のある夏実。
この二人がいなくなったホンキートンクは、銀次の想像以上に静かだった。
「ここって、こんなにゆったりした店だったっけ?」
「普段はお前等が無理矢理はしゃいでるからな。
 何もなければ、場末の喫茶店なんてこんなもんよ」
波児は、蛮がいないというのも平和で良いな、と思った。
もっとも、銀次は蛮がいなければ寂しがるに決まっている。
彼が愚痴をぼやきだすのに、それ程の時間はかからなかった。
「はぁ、良いなぁ蛮ちゃんは。あんなに女の子に好かれてさぁ。
 俺なんか、マドカちゃんは士度にとられるし、
 美隷さんは人妻だったし、舞矢ちゃんは赤屍さんの亜種みたいだったし……」
確かに女運の無さにかけては、銀次は蛮とタメを張る。
本人は、飛蜘蛛なる少女にキスされた事など、気付いてもいない。
銀次自身は女性に好意を向けてもらえないで不幸なつもりかもしれないが、
それを言うなら銀次自身、自分に好意を向けてくれる女性の気持ちに気付いていない。
全体的に見れば、おあいこだ。
こんな様子では、恐らく春龍華が死の直前に自分に惹かれていた事など、
気付いてやってさえいないだろう。
彼に惚れる女は、つくづく可哀相だ。

「……おい銀次、ちょっと待て」
銀次の隣に座っていた士度が、直前の銀次の言葉に反応した。
「お前、マドカの事本気で好きだったのか?」
問われて初めて、銀次は自分がとんでもない事を打ち明けてしまった事を思い出した。
既にマドカ本人は、顔を俯けて真っ赤になっている。
「あっ、いやその、初めて会った時に、可愛いなぁって思ったぐらいで、その……」
慌てふためきながら否定の言葉を探すが、頭の悪い銀次にうまい言い訳は考え付かない。
そもそも士度は、銀次がマドカに好意を持っていた事を、知ってはいた。
かつて銀次に、マドカとの同棲を知られて睨まれた事だって、あったのだ。(単行本5巻参照)
その後銀次がすっかり自分とマドカの仲を応援してくれていたから、忘れてしまっていた。
天野銀次という男は、こういう損な役回りばかりなのだ。
「ま、まぁそうしょげんなよ、銀次!
 確かにお前は特定の女性に好かれる事は少なかったかもしれないが、
 代わりに多くの人間に愛されてるだろうが!
 今ここに旧四天王が全員揃ってるのだって、お前の人徳でだなぁ……」
先達の波児はフォローをいれようと必死になるが、
人間というものは、多くの支持者よりも、一人の異性を欲しがるものだ。
何人のファンがいようと、その者達が銀次を抱きしめてくれるわけでも、
ましてや幸せにしてくれるわけでもない。
無論銀次自身は、そんな事を普段気にしたりはしない、明朗な性格だ。
だが、一旦その事を意識しだすと、寂寥感は止まらなくなる。
「はぁ……俺も彼女欲しいなぁ……」
波児の必死のフォローも、そのたった一言で打ち消される。
こうなっては最早どうしようもない。
本当だったら、夏実あたりが率先して銀次を慰めてくれるのだろうが、生憎今は夏実はいない。
男性に慰められるのと、女性に慰められるのとでは、受け取る側の気持ちに天地の差がある。
今この場で銀次を本当に慰められるのは、波児でも、士度でも、
勿論花月でもMAKUBEXでも来栖でもなかった。

この場に残っていた女性三人は、緊急会議を開く事となった。
何しろ、誰もが銀次には世話になってきた者達なのだ。
雷帝時代、ベルトラインの脅威から救ってもらった朔羅。
仕事の中で幾度も足をひっぱり、それでも守られてきたヘヴン。
ヴァイオリンの奪還は言うに及ばず、自らの恋を応援さえしてもらったマドカ。
彼女等は、どうにかして銀次に報いてやりたいと思った。
無論現実では、銀次のようなお人好しは感謝こそされても、恩返しなど期待出来ない。
言葉で礼を述べるだけで、実質的には何も返してもらえないのが
お人好しの、お人好したる所以である。
が、そんなリアルな話は置いておく。これはエロパロなのだから。
「ねぇ、いくら何でも、銀ちゃん可哀相過ぎない?」
「ですよね……と言うか私、今日まで銀次さんの気持ちに、気付いてあげられなかった……」
「私達にも何か、恩返しが出来るでしょうか?」
カウンターに銀次と波児を残して、残りのメンバーは全員テーブル席で会議を進める。
「おい花月、何か良いアイデアは無ぇかよ?」
「僕に言われても……MAKUBEX、何か無い?」
「僕に出来る事なんて、仮想現実の女の子を作って提供するぐらいだよ」
「とても誠意ある対応とは思えんな……」
男達は男達で、かつて自分達の頂点にいた男を、何とかして支えてやりたいと思っていた。
雷帝時代の銀次のファンは無限城に大勢いるのだから、
頼めば誰か一人ぐらい、銀次の相手を買って出る娘はいるだろう。
あるいは花月とMAKUBEXが頭を下げて、ベルトラインの支配者夜半の妹であり、
銀次を気にいっていたフシのある、舞矢を借りるという手もある。
しかしどれも、他力本願でしかない。
そんな事で応えられる程、今まで自分達が銀次から受け取ってきた誠意は、軽くなかった。
男女入り乱れて話し合いをすすめる内に、やがて結論は一つに収束する。

銀次と一番仲の良い女性であるヘヴンが、代表して銀次に話を持ちかける。
「ねぇ銀ちゃん、ちょっと相談があるんだけど……」
「んあ? 何?」
顔を赤くしながら耳打ちしてくるヘヴンに対し、童貞の銀次も、少し顔を赤くする。
ゴニョゴニョと小声で要件を伝えられるが、その言葉の意味するところが理解できない。
数秒経って、銀次は大声でその内容を復唱した。
「……エェェェェェェェェ!?!?!?
 ヘヴンさんとマドカちゃんと朔羅が、俺を体で慰め(モガモガモガッ)!!!!11111」
通りにも聞こえそうな程の大声を、すかさずヘヴンが手で遮る。
「ちょっと銀ちゃん! そんな大きな声出さないの!」
「……マジなの? ヘヴンちゃん」
この提案には、さすがの波児も驚きを隠せない。
テーブル席の方を見てみると、マドカの顔が耳まで真っ赤になっている。
士度もMAKUBEXも来栖も、それぞれに複雑な表情を浮かべている。
どうやら、本気の提案のようだ。
「どうか遠慮しないで下さい、銀次さん。
 士度さんにも、ちゃんと許可を貰いましたから……」
「マドカちゃん……い、いやそれはいくら何でも……」
銀次は、テーブル席に控える男達の顔を見た。
「まぁ、不服じゃないわけじゃないが……
 お前なら、マドカを預けても良いと思えるしな」
「って言うか、僕と朔羅は母子か姉弟のようなものだから、
 元々僕には拒否する権利なんか無いんだけど」
「……お前になら良いと、俺も思っている」
唯一何の痛みも伴わない花月を除く、旧四天王の三人が、自らの覚悟を銀次に表した。
波児は表に出ると、閉店を示す表示を、ドアノブに提げてきた。
「今日は貸切だ。俺は外しとくから、終わったらケータイに連絡くれや」
銀次本人の戸惑いを無視して、事態は着々と進んでいく。
銀次はこの時初めて、先ほど拉致されていった蛮が、
思っていた程羨ましい境遇ではなかった事に気付いた。
はっきり言って、覚悟を決めて開き直った時の女性ほど、怖い生き物はいない。

女というものは、自分が決めた事は絶対だ。
女に「話し合いましょう」と言われて、その言葉を鵜呑みにしてはいけないのは、有名な事実だ。
女にとってのそれは「話し合って結論を出す」ではなく、
「私の望む結論に向かって努力しなさい。でも二人で決めた事だから文句は言わないでね」
に他ならない。(確かそんな内容のコピペがあった筈。実際あれは名言だ)
従って、この場で銀次がどれ程遠慮しようが、反対しようが、
三人もの女性が束になってかかってきては、突き崩せよう筈も無い。
そもそも、話し合いの余地すらないのだから。
「さぁさぁ、先ずはお風呂で体を綺麗にしなくっちゃねぇ。
 蛮君と一緒で、不潔な生活してんでしょ?」
そう言うとヘヴンは、勝手知ったる我が家のように、銀次をシャワールームに連行して行った。
「……本当に良かったの? 柾」
心配そうに、花月が問いかける。
彼としては、この場でただ一人何の痛手も負っていないどころか、銀次への恩返しすらしていない。
その事に、負い目があるのだろう。
だが来栖は、無理矢理平常心を保とうと、口元にコーヒーを運んだ。
一口すすって、それが既に空だった事に気付き、決まり悪そうにカップをテーブルに置く。
「俺にとって銀次は、恩人であると同時に、弟のような存在でもあった。
 ヘヴンにとっても、それは同じだろう。赤の他人なら御免だが、弟分と思えば……」
普通は、弟と穴兄弟になるのも御免被りたいものだが、それだけ来栖も覚悟を決めているという事だ。
次に花月は、士度とマドカの方を見た。
「……俺は、柾よりは銀次と年が近いから、弟だと思った事ぁ無ぇが……
 あいつの気持ちも考えず、マドカとの仲を手放しで応援してもらって喜んでた俺にも、責任はある」
「私も、銀次さんの気持ちなんて、これっぽっちも気付いてなかったから……」
普通そんな事に責任を感じる必要は無いのだが、無駄に義理堅いのがこのカップルである。
「朔羅がお姉さんであるように、僕にとっての銀次さんは、兄のようなものだからね。
 一回くらいなら、まぁ……その……」
どうやらMAKUBEXは、この男三人の中では最も、自分の選択に迷いがあるようだった。
朔羅は、そっと花月に耳打ちする。
「実はまだ、MAKUBEXにも『下』は差し上げてなかったんです。
 だからこの子、拗ねてるんだと思います」
苦笑いしながら宗家の元当主に語る朔羅は、ダダをこねる息子に困り果てる母親のようだった。



そんな店内の様子など知る由も無く、銀次は頭からシャワーをかぶる。
というか、無理矢理ぶっかけられる。
「へ、ヘヴンさん! 本当ヤバいってこういうのは!」
既に銀次の伝家の宝刀、鼻血が止め処なく流れている。
ヘヴンはそれを、たっぷり濡れたボディタオルで拭ってやった。
「もう、銀ちゃんったら。いい加減、私のおっぱいぐらい見慣れたでしょ?」
ヘヴンは、密着しなくても触れてしまいそうなその巨乳を、存分に銀次の胸板に押し当てていた。
ボディソープをタオルに染み込ませ、ゴシゴシと銀次の体を洗っていく。
「ぅわ、ひっ、く、くすぐったい……」
「我慢しなさい。何日も洗ってない体でマドカちゃん達を抱くなんて、失礼でしょ?」
もう後戻りは出来ないようだ。
それに、ヘヴンの丹念な洗い方を見る限り、本当に銀次の体を綺麗にしようとしているようだ。
少なくとも、プレイの一環というよりは、親が幼い子を風呂にいれているような感覚だ。
あくまで彼女等にとって、今日の事は、銀次との浮気ではなく
銀次の「面倒を見る」という事であるらしい。無論、性的な意味が多分に含まれてはいたが。
そんな事を銀次が考えている間に、ヘヴンは彼の体を洗い終わった。
久しぶりに綺麗になった銀次の体はスベスベで、髪は手櫛が通りやすくなった。
「ようし、上出来! 後はぁ……」
ヘヴンは先程のボディソープを、たっぷり乳房の上に落とした。
しゃがみ込んで、ビンビンにそそり立つ銀次のモノを、その巨乳で挟み込む。
肉厚の乳房を両側から掌で押さえ、上下に擦り始める。
「こ、これって、いわゆる……」
「そ、パイズリ。柾の許可が出たからね、今日はいっぱいサービスしてあげるわよ」
普段、体で依頼でもとってきているのだろうかと邪推したくなる程、ヘヴンのテクは卓越していた。
初めての銀次でもわかる程に巧みで、容赦なく快楽の奔流が襲ってくる。
滑らかな乳房に陰茎をしごかれ、時折触れる乳首の摩擦がピンポイントで亀頭を擦る。
洗剤さえ付着していなければ、ここにヘヴンの舌技が追加される事だろう。
銀次は、早くも射精しそうになった。

「あん、まだ駄目よ。
 私の方は、まだ綺麗にしてもらってないわ」
「き、綺麗にって……?」
問いかける銀次の前で、ヘヴンは壁に手をついて尻を突き出す事で答えた。
「そのボディソープまみれの肉棒で、私のナカを綺麗にして。ね、銀ちゃん?」
立ちバック体勢のまま、ヘヴンは首を下に下ろした。
それにつられて彼女の長い金髪は、一層床に向かって垂れた。
壁に突き出された腕の腋と、巨大な乳房の隙間から、彼女の妖艶な表情が、逆さまに覗いてくる。
銀次はたまらなくなり、とうとう覚悟を決めた。
ぬるぬるになった男根を片手で保持し、ヘヴンの膣を目掛けてロックオンする。
「ここよ、ここ。間違えないでね?」
ヘヴンはそう言うと、片手を自らの股間にあてがい、肉を左右に広げながら、
穴の部分に指を一本差し入れて、目標を銀次にしかと伝えた。
童貞の銀次にはうまくいくかわからなかったが、ただでさえ百戦錬磨のヘヴン。
しかも、ローション代わりのボディソープが、これでもかと塗りたくられている。
挿入自体は、思った以上にスムーズに進んだ。
しかし一旦入ってしまうと、今度は引き抜きにくくなった。
どうやら女性器とはそういう風に出来ているものらしいと、銀次は思った。
「い、いくよ……ヘヴンさん……」
「もう、そんなに気張ってちゃ駄ぁ目。女の子が怖がるでしょ?」
銀次はヘヴンの腰を抱えて、自らの腰を前後に動かし始めた。
経験の無い銀次の動きは、ヘヴンには退屈だった。
角度を変えようとか、回転させてみようとか、そういった考えは銀次には無い。
しかし、今日は銀次のためのサービスデイだ。文句は言うまい。
女性の得意の「感じているフリ」をして、銀次を満足させてやる。
「あぁん、もっとぉっ! そこぉっ!」
少し演技臭すぎるかもと思ったが、銀次はどうやら疑ってもいないようだ。
調子にのって、どんどん強く腰を打ち付けてくる。
雷帝……じゃなかった、童帝……でもない、童貞の銀次は、ものの三十秒程で絶頂に達した。
「うっ、イくよ、ヘヴンさん!」
「あぁっ、キて、キてぇ銀ちゃあん!!」
ヘヴンの中に、この世界の神の遺伝子が注ぎ込まれた。
もっとも安全日であったために、彼女が神の子を孕む危険性は無かったが。




わざとらしい程のヘヴンの嬌声が風呂場から響いてきた頃、マドカは席を立ち上がった。
「そろそろみたいですね……それじゃ、行ってきます。士度さん」
マドカは、いかにも不安そうな表情をしていた。
しかしその表情の中に、一抹の期待が感じ取れるとも、朔羅は思った。
女性同士にしかわからない何か。
彼氏の許可があるとは言え、不貞には違いない。
けれど、ひょっとすると、今まで感じてきたのとは別の種類の快感を、得られるかもしれない。
そんな女性特有の貪欲な期待が、マドカの昏い瞳の中には見え隠れしていた。
その事に気付いていたのは、彼女の手をひいて風呂場まで連れて行こうとした朔羅と、
その途中の廊下ですれ違った、ヘヴンだけだった。
「あら、マドカちゃん」
ヘヴンは、士度達に聞こえないよう、こっそりと耳元で話しかける。
「……まんざらでもない、って顔ね?」
「そっ、そんな……」
マドカは、その言葉を否定する事は出来なかった。
朔羅に導かれて脱衣所にたどり着くと、ドアの向こう側には銀次の気配がした。
「それじゃ、私は外で待っていますから。終わったら、呼んで下さい」
朔羅はそう言うと、脱衣所を出て行った。
マドカは、見えない目で器用に服を脱ぎ捨て、下着姿になった。
ついにブラジャーもパンティも剥ぎ取り、床の上にそっと置く。
「銀次さん、失礼します」
覚悟を決めて、バスルームへと足を踏み入れる。
銀次は、地獄谷でも一度見た事のある彼女の裸体に、今一度欲情を刺激された。
「ほ、本当に良いのかな、こんなの」
かつてカブトに、その体を抱かせてやろうかと挑発された事を思い出した。
あの時は、それどころではなかったので、気にもとめなかったが。
まさかあれから数ヶ月経って、それが現実になるとは思わなかった。
銀次はその言葉通り、ぎゅっとマドカを抱きしめた。
「ひゃっ……ぎ、銀次さん……」
「俺がここにいるの、わかる? マドカちゃん……」
「はい……士度さん程大きな腕じゃないけれど、
 士度さんより柔らかい空気が、あぁ、銀次さんなんだなぁって……
 うまく言えませんけど……」
目の見えないマドカにとって、相手が次に何をしてくるか、知覚する事は出来ない。
例えば胸を触られるにしても、その時になってみなければ、触られる事を認識出来ないのだ。
目の見える女性ならば、自分の胸元に向かって伸びてくる掌に、期待感を高める事も出来るのだが。
銀次はそれを慮って、いちいちマドカに次の行動を予告してから実行する事にした。
「まずは、おっぱいを触るね。良い? マドカちゃん」
「そ、そんなの……答えられないですよ……」
銀次は、マドカの小振りな乳房に手を這わせた。
感触を確かめるように揉みこみ、指先で乳首を撫でてみる。
マドカは片手を口元にあてがい、小さな声を必死で抑えようとした。
「ひぅ……私、そこ弱いんです……」
「そうなの? 他には、どこが弱いのかな」
「そ、その……アソコの、お豆さんとか……体の中の、小さい部分や、細かい所が……」
銀次は、言われるままにクリトリスを責めてみようと思った。
しかし、経験の殆ど無い銀次は、間違って彼女のアナルに指を這わせてしまった。
彼にはまだ、女性器が具体的にどういう構造をしていて、
どの程度の位置に何があるのか、頭の中で把握出来ていないのだ。
ところがそれは結果的にプラスに働いたようだった。
体の中の細かい部分が感じやすいという彼女の発言は、こんな所でも本当だったようだ。
「ひぐっ! そ、そこはぁ……」
「こ……ここが良いの? マドカちゃん……」
そこは違いますよ、とマドカは言いたかったのだが、初めての感覚に言葉が途切れた。
そこは、士度にすら弄らせた事の無い部分だったのだ。
勿論銀次も、調子にのって指を挿入したりはしない。何しろ、人の彼女だ。
しかし、ただ穴の周りを撫でているだけでも、マドカにとっては心地よかった。
「ここが良いんだね、マドカちゃんは。士度にも、いつもここを使わせてるの?」
「そ、そんなの……そこを触られるのなんて、初めてですぅ……っ
 それに、今、士度さんのハナシしなくても良いじゃないですか……」
ヒクヒクと体を震わせながら、マドカは自分の指を舐め始めた。
どうやら、口は棒を欲しがっているようだ。
「マドカちゃん、指の代わりに、俺のを舐めても良いよ」
「え? ぎ、銀次さん、それって……」
「代わりに、俺はマドカちゃんのを舐めさせてもらうからさ」
マドカは了承し、銀次に導かれるまま、バスタブの中でシックスナインの体勢になった。
彼女の尻の穴がヒクついているのが、銀次からは丸見えだった。
指の先で菊の周囲を撫で回し、羞恥心を煽る。
と同時に、控えめにはみ出たピンク色の肉を、舌と指とで適当に弄りまわす。
ここでもやはり彼にテクニックらしきテクニックは望めなかったが、
アナルへの責めは、マドカ本人が予想していた以上の快感を、マドカにもたらしていた。
今度士度さんに頼んで、後ろの穴でもシてもらおうかな……
そんな事をぼんやりと考えながら、マドカは銀次のモノを頬張った。
笛は専門じゃないのだけれど……と思いつつも、丁寧に肉棒を舐め回す。
銀次が二度目の射精を迎えるのに、それからいくらも時間を必要としなかった。
「ひぐっ……ぎ、銀次さぁん……も、だめぇ……」
「やばっ……出すよ、マドカちゃん!」
終わった時には、マドカは銀次の体の上に、だらしなく力尽きて倒れこんでいた。
顔には、銀次の精液がぶっかけられていた。




「すみません、銀次さん。この子も……良いですか?」
朔羅にそう尋ねられたのは、彼女がマドカを店に誘導し終えて、風呂場に戻ってきた時だった。
傍らには、MAKUBEXが立っていた。
ポケットに手を突っ込んだそのポーズは彼に似合わなかったが、
男である銀次には、彼が何故そんなポーズをしているのかは、即座に理解出来た。
勃起した股間の膨らみを、誤魔化すためだ。
「えっと……三人で、って事?」
「はい。もう我慢出来ないらしくて」
MAKUBEXは一言も発さなかったが、顔は先程のマドカ並に真っ赤だった。
思えば、彼はまだ思春期只中の少年なのだ。
すぐ傍で三人もの女性がセックスに興じるとあれば、その状況に耐えられる筈もない。
ましてや、三人目の娘は彼の想い人である、朔羅なのだから。
MAKUBEXからすれば、他の男に奪られるような気持ちだった事だろう。
「帰ったらちゃんとMAKUBEXの相手もしてあげますからって、言ったのですけれど……」
「……ヤだ。僕も朔羅としたい。今すぐ」
無論、銀次は快く承諾した。
「良いよ、MAKUBEX! 二人で朔羅を気持ち良くしてあげよう!」

浴室マットの上で、朔羅は両の乳首を同時に吸われる事となった。
勿論、片方はMAKUBEX、もう片方が銀次である。
まだまだ子どものMAKUBEXと、精神年齢的に子どもの銀次の、二人の吸い付きは
それこそ子どものように単純で、純粋だった。
小賢しいテクニックは無いが、ひたすら美味しそうに彼女の乳頭を頬張る。
朔羅としては、突然子持ちになったような気分さえ感じた。
MAKUBEXは、それまで怖くて直視出来なかった彼女の女性器に、そっと手を伸ばした。
そして、その感触にギョッとする。
「……ッ!?」
どこか間違ったところを触ってしまっただろうかと、慌てて朔羅の股間を見る。
そこには、彼が今まで見た事も無い、グロテスクな器官が存在していた。
「……何これ。朔羅、変な病気じゃないよね?」
朔羅はクスクスと笑って、彼の頬を指で摘んだ。
「痛たたたたっ!」
「こういうものなんですよ、女性のは。
 MAKUBEXのだって、そろそろ皮も剥けてきて、怖いモノになってきてる年頃でしょう?」
言われてMAKUBEXは、まだ大部分が皮を被っている、自分の性器の先端を見つめた。
確かに一年か二年程前、徐々に尿道近辺の皮膚が剥けていっているのを初めて見た時は
何かの病気にかかってしまったのではないかと、内心怯えたものだ。
ネットで情報を集めたり、笑師に話を聞いてみたりして、
ようやくそれが健康な発育の証なのだと理解出来た時には、ひどく安心した覚えがある。
「ふぅん、こういうものなんだ……」
MAKUBEXは、まるで勉強でもするかのように、朔羅の股間をまじまじと見つめた。
若くて綺麗な女性にも、陰毛って生えるものなんだなぁと、
感心したように心の中で呟く。
「触って良いんですよ、MAKUBEX」
「良いの……? 壊れたりしないかな……」
繊細そうな、ちょっと引っ張ったらすぐに剥がれてしまいそうな、薄茶色の肉。
それを指先で恐る恐る掻き分けてみると、赤黒い内壁が見えてきた。
奥の方は、暗くてよく見えない。照明のついた部屋の中でこれなのだから、
恐らく内部をくまなく観察するためには、ペンライトか何かの器具が必要になるだろう。
後学のために、とりあえず無限城に帰ってからもう一度観察させてもらおうと思った。
「んふ……ふぅ……」
やがて、朔羅が艶かしい声を出し始めた。
「朔羅、気持ち良いの?」
「やだ、もうっ……そんな事、聞かないで……」
MAKUBEXは銀次と顔を見合わせ、頷いた。

銀次とMAKUBEXは、左右からアトランダムに朔羅の股間を撫で回した。
その都度、彼女の体はピクピクした。
やがていつの間にか乳首は硬くしこり、
先程MAKUBEXが見た時には目立つ大きさではなかったクリトリスも、
今では自ずから表皮を押しのけて、外気に身を乗り出していた。
そこを触ってやると、朔羅の体は何倍にも激しく震えた。
髪は、もはや乱れるなどというレベルを通り越して、空中で暴れまわっているようにさえ見える。
MAKUBEXは、吸い甲斐のあるその硬い乳首に口付け、わざと音を立てて吸った。
口の中で、舌を這わせて乳首を転がす。ちょっとした遊び道具のようで、面白い。
「ほら、MAKUBEX。そんなとこばかり吸ってちゃ、朔羅が寂しがるよ」
女の扱いなど、MAKUBEX並に心得ていない筈の銀次だったが、
やはり女を知るというのは、どんな男にとっても大きな経験になるらしい。
銀次は、朔羅の体ではなく、心を愛するように……
つまり乳首ばかりでなく、彼女の唇に、しっかりと優しくキスをしてやれと、少年に促したのだ。
MAKUBEXは、肉欲ばかりが先行して、順序が逆になっていた事を恥じた。
「朔羅……目、閉じて」
「はい……」
少年は、実はもう何度か重ね合わせてきた、姉であり母でもある朔羅の唇を、
これまでに無いくらいに深く愛し、味わった。
「何かMAKUBEX、随分キス慣れしてるみたいだね?」
銀次は、意外にもMAKUBEXがナチュラルに口付けを交わした事に驚いた。
顔を赤くして答えに詰まるMAKUBEXに代わって、朔羅が答えた。
「キスぐらいなら、無限城でも何度か……
 それに夜は添い寝するのが殆どですから、胸を触ったり、
 吸ったりする程度なら、殆ど毎晩ですし……」
言いながら朔羅は、MAKUBEXが手順を間違えた理由を、自分なりに思考した。
恐らく、普段キスする時は、MAKUBEXにとって自分は恋人だが、
胸を弄らせる時は、むしろ母親のようなものだから、その辺が関係しているのだろう。
そう言えば、キスと愛撫を同時にされた事は、今まで無かった。
彼にとってキスはキス、愛撫は愛撫で、明確に区別されるものだったのだ。
その垣根を取り払う術は、これから教えていけば良い。
「MAKUBEX……挿れて下さい……」
朔羅は、自らの手で、膣の入り口を広げてみせた。
「いや、でも……銀次さんは」
「俺の事なら気にしなくて良いよ。穴は、後ろにだってあるし」
銀次は、先程のマドカとのシックスナインに、味をしめていた。
さっきは指で撫でるだけだったが、もっと深く支配してみたいと思うのは、男の本能である。
「えっ!? ちょ、銀次さ……あっ!」
銀次は、問答無用で朔羅のアナルに指を突っ込んだ。
女性の方が肛門の筋肉は柔軟なため、比較的挿入しやすく出来ている。
「だっ、あ……汚い、ですよ……銀次、さ……」
朔羅は、予想もしていなかった展開に、有無を言わさず流される羽目になった。
MAKUBEXの未発達なモノが、彼女の前の穴を塞ぐ。
と同時に、銀次の大人のモノが、後ろの穴をギチギチにする。
朔羅は、破瓜の時以来、初めて下半身から出血してしまいそうな感覚になった。
「血ぃ……出ちゃ、うっ……」
「大丈夫だよ、朔羅。さあMAKUBEX、準備は良い?」
「ちょっと待って……まだ、痛い……」
初めて受ける締め付けの痛みに、MAKUBEXが慣れるのに時間がかかった。
それは結果的に、朔羅にも、痛みに慣れる時間を与える事となった。
「……そろそろ、良いですよ。銀次さん」
「あ、あの……私も、もう……」
銀次とMAKUBEXは朔羅の腰を抱え、タイミングを合わせて突いた。
「あぎっ!」
快感とも痛覚ともとれない新しい感覚が、朔羅の下半身を狂わせる。
巨乳が上下に揺れ、タプンと良い音がする。
男達は更に突き続け、その度に朔羅が壊れたような嬌声をあげる。
「いひっ! あっ! やっ! ぎ、ぁっ! あっ、あっ! いぃ、いっ! らめっ、こわれるふぅっ!」
朔羅はそれまで、MAKUBEXの両肩に手をおいて体を支えていたが、それももう難しくなってきた。
しがみつくようにMAKUBEXの首に両腕をまわし、体重を預ける。
少年の筋力では耐えられない筈だったが、
後ろで銀次も朔羅の体を支えてくれているので、何とかなった。
MAKUBEXは、朔羅の胸の谷間に顔をうずめ、死にそうな程快感を貪った。
「あぁ……もう、イキそうだよ……朔羅ぁ……」
「朔羅、俺もイって良い……?」
だが、男達のそんな声は、もはや朔羅には届いていなかった。
「かはっ、き、いぁ、あ、あ、あ、あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん……」
ロウアータウンを支配した二世代の王二人の精液を、
子宮と直腸に同時に受けて、城の姫は果てた。
「あぁ、あぁん、あぁん、ふぁあ、はぅん……」
肉棒を抜かれ、床に下ろされてからもしばらく、朔羅はイキ続けていた。
二つの穴からは、ゴプリと音を立てて、白濁が垂れ流されていた。