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ビィィィィィ・・・・・ン

ごく小さな振動音。
耳を澄ませば、どうにか聞こえるレベル。
至近距離まで近づけば、聞こえない事もない程度のボリューム。
無論、カウンターを挟んで対面にいる客達には、聞こえよう筈も無い。
それでもレナは、この音を聞かれているのではないかと、内心不安でしょうがなかった。

「パスタお待ちどう・・・・・・ひっ」
一瞬、声が上ずる。
細胞が引き締まり、挙動が止まる。
「どうしたの、レナちゃん。調子悪いのかい?」
馴染みの客が、体調を気遣って声をかけてくれる。
しかし、レナは今、顔を覗き込まれる事さえ拒否したかった。
接客業である以上そういうわけにもいかず、無理矢理笑顔を取り繕う。
「大丈夫です、何ともありません」
大丈夫なわけがない。
目元の筋肉が、振動に反応してピクピク震えているのが、自分でもわかる。


レナの様子を気にかけながらも、昼食を終えた客は店を出て行った。
店内には、レナの他には夏実と波児だけが残った。
「あ・・・・・っ!?」
突然体を襲った得体の知れない感覚と共に、レナは膝を折った。
床の上に崩れ落ちそうになるのを必死でこらえ、カウンターに突っ伏す。
「は……あぁ……はぁっ……はーっ……」
「軽くイっちまったみてぇだな。どれ、丁度良い頃合だ。
 夏実ちゃん、外出て一旦『CLOSE』にかけかえて来てくれ」
「はぁーい」
波児に頼まれて、夏実は閉店を知らせる札をドアに下げに行った。
時刻はまだ昼過ぎだが、そろそろ客足が減ってくる頃だ。
次に客が来るのは、大体夕方以降だ。

「さて、と……とりあえずそこに座りな。立ってるのも辛いだろ?」
波児に促されるままに、レナはスタッフルームの机の上に腰掛けた。
ビィィィィッン! と、硬質な音が部屋の中に響く。
先程から続いている振動音が、硬い物体に触れる事で激しくなったのだ。
「ははっ、凄い音してんねぇ。感想はどう? レナちゃん」
「……も……っ止めて……止めて……?」
だが、波児は答えない。

ピクピクと痙攣しながら涙目で訴えかけるレナの懇願を無視して、テキパキと服を脱がせていく。
やがて両の乳房の上に、遠隔操作可能なタイプのローターが現れた。
ガムテープで止められており、ちょっとやそっと動いたくらいでは、反動で外れる事は無さそうだった。
次に、グショグショに濡れたパンティを下ろしてやる。
愛液が糸をひいており、それがバタパタパタッ、と音を立てて、テーブルの上に滴り落ちる。
そこには、やはり遠隔操作可能なバイブが、ずっぽりと咥えこまれていた。


パンティという壁の取り払われたバイブは、ズルズルとレナの膣を這い出てくる。
が、波児はそれを指で押さえると、再びレナの中に突っ込みなおした。
「いぃひぃぃあぁぁぁぁ……」
「もっとだ。もっと我慢し続けてごらん?」
金魚のように口をパクパクさせながら、レナは答える。
「もっ……う……無理です……っ
 お願っ……止め、てっ……」

入り口から戻ってきた夏実は、レナの懇願をあざ笑うように、
ローターのスイッチをいじって振動を強めてやった。
「あぁぁぁんっ!!」
「駄目だよ、もっと頑張らなきゃ。
 止めて欲しがるんじゃなくて、入れて欲しがるようにならなきゃ」
悪魔のような言葉を無邪気に言い放つ先輩が、たまらなく怖い生き物に見える。
だが、それを受け入れたのは紛れも無く、レナ自身だ。

「レナちゃんが言ったんだよ?
 男性恐怖症を治したい、って」
「その通りだ。だからこうして、協力してやってるんだぜ?
 むしろ自分から男を欲しがるようになった方が、手っ取り早いと思ってなぁ」
そう。
そのための、ローター&バイブ責めなのだ。
こうして性感をギリギリまで高める。
すると、子宮が本能で雄の精子を求めるようになる。
そうなれば、恐怖症もトラウマも関係無い。
レナ自身も随分迷いつつその提案を受け入れたからこそ、
わざわざ朝からずっとこの振動に耐えて仕事をしてきたのだ。
既に昼までの時点で何回イったかわからない。
しかも、ギリギリ我慢出来る絶妙な振動数で設定されているものだから、
根を上げる事もしないまま、ここまで持ちこたえてしまった。

だが、もう限界だ。
このままでは、壊れてしまいそうだ。
「波児……さぁん……」
レナの艶かしい声に、波児も決意した。そろそろ頃合だ。
「……うっし。ちょっと待ってろ。すぐに楽にしてやる」
波児はレナの乳房からローターを外し、バイブを引き抜いてやった。
だが、本番はここからだ。
レナが、レナ自身の口で男を求めたのだ。
一見波児の名を呟いただけにしか聞こえないが、あの呟きにはそういう意味があった。
「平気か、レナちゃん?」
「……はいぃ……どうぞ、入れて下さい……」