「回路」
大学の講義で黒澤清さんの紹介があったので、折角だしと思ってレンタルしてみました。
ジャンル:ホラー
主演:井上晴彦。小雪、役所さん等役者は非常に豪華。
ストーリー:・開かずの扉を開けては駄目。赤いテープで扉の線上を引いてある扉を開けてはいけない。開けるとね…
- この世の人は死ぬとどこか、死者の国に行くんだ。ずっと昔から、死ぬと皆そこに行っているんだ。でも、あんまり多すぎたら、いつかその許容量を越すよね。越したらどうなるか…?
- 人って結局孤独なんだよ。必死に繋がろうとしても、意味なんかない。死んでも今と同じだったらどうしたらいいの?
とまぁこんな感じの話なんですが。
感想。率直に言って、あんまり面白くなかったです。すみません。
序盤はすごく雰囲気があって、怖くてぞくぞくする。女性の「霊」が表れるシーンは本当にすごい。叫びたくなった。ゆっくり近付いてくる途中であの…動作は…素晴らしかった。
でもそこが頂点で、あとは淡々と進んで行きました。
少なくともこの映画はホラーじゃない。恐怖を期待して見るものじゃないです。ストーリーを深読みして楽しむ類です。
私はホラーを期待していたので、少しがっかりしてしまいました。
深読みしたい方はどうぞ。
総評価点:40点
最終更新:2010年01月07日 19:46