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ユニティ(第1結合モジュール:Node1)

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giselle

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ユニティ(第1結合モジュール:Node1)


「ユニティ(Unity)」は英語で「統一」「調和」を意味する。
アメリカ製造した最初のモジュールであり、アラバマ州ハンツビルにあるマーシャル宇宙センターの製造設備でボーイング社により建造され、98年12月4日にスペースシャトル「エンデバー」で打ち上げられた。

与圧された他のモジュールとの接合点となる3つある接続モジュールの最初の1つで、円筒形の形状に6ヶ所の結合ポートがあり他のモジュールを接続出来る。
この内両端の結合部には「与圧結合アダプタ(Pressurized Mating Adapter: PMA)」が取り付けられ、PMA-1は「ザーリャ」との結合に、PMA-2は01年の5Aフライトで取り外されて、アメリカ実験棟「デスティニー」に移設されるまでシャトルとのドッキングポートとして使用された(現在PMA-2は07年に第2結合部「ハーモニー」が打ち上げられた際に、こちらに移設されている)。
各与圧モジュール間を結合する為、通信、電力、キャビンエアなどのケーブルや配管を結合させる重要な部分である。

2009年2月現在、「ユニティ」にはアメリカの「デスティニー実験棟」、「Z-1トラス」、「クエストエアロック」が接続されている。
また多目的補給モジュール(Multi-Purpose Logistics Module : MPLM)である「ラファエロ」「レオナルド」が何回か接続している。
今後のミッションで「ノード3(現在NASAのサイトで名前募集中)」と「キューポラ」が接続される予定となっている。

主要諸元

重量:11,612㎏
全長:約5.5m
直径:約4.6m

フライト番号

2A(STS-88)

打ち上げ日時

アメリカ東部時間:1998年12月4日午前3時35分
日本時間:1988年12月4日午後5時35分

打ち上げ場所

フロリダ州ケープカナベラル
NASAケネディ宇宙センター39A発射台

使用オービタ

スペースシャトル「エンデバー(Endeavour)」
エンデバーとしては13回目の、シャトルとしては通算93回目の飛行。




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