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*Esrolia The Land of Ten Thousand Goddesses の訳
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恵まれた土地 エスロリア
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■はじめに
エスロリアはケタエラの中で最も人口の多い、裕福な土地です。その領域はジェナーテラの南海岸の中間に位置しています。エスロリアは河川と多数の用水路で細分化された土地です。エスロリアは、その富と女性によるルールのために世界的に有名です。イーゼル河の源泉として神聖な場所としての名声はそれほどではありません。大地神の信仰地として最も強力な中心地であり、世界中の巡礼者が何世紀にもわたって訪問されています。また、偉大な船乗りであり、呪われた海を開いたドーマルの船出の土地でもあります。
エスロリアの人々は、先祖のオーランスと、戦争から身を守るための悪と、彼ら自身を分離りしています。先史時代の間に彼らは、ただ「古いもの」と呼ばれていた亜神Ezkankekkoによって保護されていました。彼は「影の高地」の上にある「黒曜石の宮殿」の周りの人々にある緩やかな連合を見ていた。
約3世紀前にロードBelintarは、Ezkankekkoは避け、神王となった。エスロリアは、政治的にChoralinthor港周辺の人々と団結した。彼は一世代前に、新しい体を求める魔術的クエストの中で暗殺された。そして、エスロリアは独立した国家となった。エスロリアは人口が多く、裕福な土地である。ノチェットは主要な貿易の中心地である。エスロリアは戦略的な位置にあり、支配のための新しい力の台頭の拠点にある。今後のヒーローウォーズにおける運命は、そのような人々と、支配者と、女神の手の中にあります。
■気候、動植物
ノチェットの気候は、5つの季節を持つ亜熱帯です。
「火の期」のエスロリアは、暖かくまたは高温、多湿で、様々な方向から来る穏やかな風がある。
北風が吹くと、実りの「地の期」の記しとなります。
「闇と嵐の期」は北風が寒く、頻繁に冷たい雨が降ります。(エスロリアには雪はほとんど降らない)
「海の期」は、暖かいhelerianの嵐が南西からやってきます。豊富な雨をもたらします。
また、ノチェットは「緑」に覆われます。それは大規模な森林と、半熱帯と温帯の木々による小さな森です。野には、野草の豊かな茂みがあります。水に恵まれ、肥沃な土地のため、農業は比較的簡単にできます。
時には暖かく湿潤気候ではあるが、エスロリアの品種の羊や牛は、これによく適応している。家禽は一般的で、すべての世帯は神聖なガチョウを飼っています。偏在している野生の小トカゲは、すべての家で発見され、それらは虫やサソリを食べています。友愛なるヘビは(Esroliansに神聖で祝福を受けた動物)害虫を食べています。犬は訓練を受け育てられた特別な品種がいますが、ほとんどは誰もに無視され、時には危険を引き起こす野生動物の群れもいます。野生豚の群れが夜の街を歩き回りますが、そのいくつかは神聖な存在です。エスロリアは、オウム、インコ、ハト、フクロウ、カワセミ、ハゲタカやタカの様々な種類を含む多くのカラフルな鳥が存在しています。何百種類の鳥が、荒野と国内のエリアを移動しています。ほとんどの都市では、軒先や屋根に住んでいる居住者の鳥種に完全に敵対的ではありません。野生動物は荒野や森林には多く存在します。その中でも熊やピューマは、最も一般的な野生の捕食者です。肥沃な湿地や河川でエスロリアワニが泳いでいます。最も伝説的な生き物は、多くの壁画や彫刻に描かれている珍しい動物です。マニリアライオンは、まだLongsiLandや西部の部族の間では狩りを行なっています。農夫に恐れられているのは、槍を跳ね返すような殻を持ち、野で燃えるHarbest である。Harbest は非常に熱く、自分自身により周囲のものを燃やし、Harbest を食べるためには燃やす必要があるが、Harbest は焼かれたものは何でも食べることができる。
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祖母と女王
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エスロリア社会は、母系家族が拡張された氏族呼ばれる集団によりなっている。これらの200程度の集団は自治権を得ている。この集団は、祖母協議会( Grandmothers’ Council)の地位を争い、特権のために口論し、相手が持っているどんな小さな利点にも嫉妬し、そして子孫への祝福について熟考する。彼らはまた、広大な農地、都市、寺院や分類できない機関(Friends of the Otter, Lion Protectors, Selenche’s Clubなど)を支配している。 所有もしくは支配地域はエスロリア全土にわたり、地理的に重なっている。
■エスロリア人の「祖母」
あなたの「祖母」だけが、あなたに何かさせることができる。
エスロリアは「祖母」の女家長制度(母の支配)ではなく、女性による統治(女性の支配:注2)である。タイトルの 「祖母」はエスロリア母系の家族や一族の頭を指す。「祖母」は彼女の一族の中で絶対的な権威を持っている。彼女は結婚の承認や拒否することができ、一族の個人的な財産を処分でき、追放や奴隷として売却することさえできる。一族の中で、「祖母」の言葉は絶対的かつ最終的なものである。都市の女王やカルトリーダーでさえ、「祖母」の権威を認めている。
【注2:噂に反して、エスロリア人の男性は女々しくないか、さもなくば、 他のオーランス人よりも男性的でないということはない。彼らは「祖母」を恐れ威嚇されるが、エスロリア人の女性もそうである。】
エスロリアは常に財産・地位・氏族の力を前進させるための計画と構想をねる厳格な老女評議会(council of stern old women)により支配されている。評議会は高度に発達したしきたりと階層構造をもち、したがって政治は表面的には礼儀正しいが、古い「祖母」は自分の一族がこれまで獲得したことのあるあらゆる権利やどんなに小さな地位を保護する為に戦う。
祖母協議会( Grandmothers’ Council)は、一族間・都市間および外国人との間の紛争を解決する。評議会は、曙以前から何らかの形で存在していた。協議会は十分に柔軟をもち、新たな一族が加入したり、古い一族が死滅したり、手順は構成されるかもしくは新たな挑戦に応じるため採用され、新たな礼拝が導入された。強情なまで保守的で、協議会はベリンタールの改革する努力に対しての抵抗が成功した。評議会はベリンタールの知事や代議士の存在がいるにも関わらず、エスロリアの本当の統治者でいられた。評議会は、全ての氏族、200かそれ以上、の祖母から成り、通常グランドヘルパー(Grandhelper)と呼ばれる彼らの一族の相談役を伴って会合に参加する。定期的な会合は各季の初日に行われる。「祖母」は会合が始まるときはいるに違いないが、しばしば女家長が地元の問題を解決する間、グランドヘルパーは会残る。会合は一般的に2~6週間続く。会合場所は、古の慣例に従い、12か所を順番に予定通りに開催する。緊急の会合は何時でも開くことができるが、伝統的にはグランドヘルパーだけが要請でき、「祖母」は一般的には彼ら自身にとって重要なものにだけ出席する。緊急の会合の場所は慣例により決定され、その場所は彼ら自身が問題の解決をするために役に立つ場所である。したがって、戦争の問題は多くの戦闘系カルトの中心地であるノチェットで行われる。農業に関する問題はカルトの中心地であるエゼル(Ezel)で行う。
協議会は全会一致ではなく、多数決で決定し、参加者は「賛成」「反対」「棄権」「拒否」の票を投ずることができる。もし「祖母」が拒否票を投じた場合、協議会はこの問題を議論し続けなければならない。結果として、協議会の会合は退屈で終わらない。エスロリア人の男性はこの会合に出席する必要がないことを喜んでいる。祖母協議会( Grandmothers’ Council)は執拗に保守的である。どんな「祖母」や派閥でも、自身の地位や力が増すと他の祖母たちの連立で受ける側であることが判る。祖母協議会( Grandmothers’ Council)を壊すもしくは力を弱めるための多くの試みがなされたが、「祖母」の支配に反対する全ての反乱は失敗した。
【訳注:祖母(Grandmothers)は、日本では武家の棟梁的な立場だと思われる】
■女王と街
エスロリアは元来農業国だが、大規模な都市人口がある。1621年時には総人口の10%である10万人がエスロリアの都市に住んでいる。都市は、伝統的に都市部に住んでいる氏族の中から選ばれる女王たちにより支配されている。従って、「女王」とはエスロリアの都市の一時的な支配者の称号である。
女王は、裁判、部外者、都市民の調整、そして街全体に関わる神聖な問題などを取り扱っている。街の女王は絶対的な支配者(祖母とは違って、彼女は氏族の上にある)ではないが、協議会を主宰している。協議会は町ごとに異なるが、一般的に常駐氏族、商人ギルド、寺院や他の強力な地元団体の代表者を有している。エスロリア方式であるため、市協議会はコンセンサスをとり決定に至る。それにも関わらず、女王は多くの意思決定(例えば外国人の入国および居住地の許可、ほとんどの輸入品の価格、食糧が不足した際の流通等)を行い、何時 緊急会合を開き、その議題を決定し、同票となった投票を覆せるため、街の女王はどんな強力な氏族にとっても価値のある報償である。重要な都市の女王の座を巡る闘争は激しさを増している。
大都市では多くの競合する利益があるため、女王と市協議会は和解をしようとする必要がある。これらの利権のうち一部(外国人・代書人・傭兵など)は公式な代表者をもたない。その結果、女王と市協議会は、密接に都市を監督しなければならない。
■自治権を得た家系
一族は、エスロリアでは全て重要な組織である。一匹狼は長続きしない。彼らは物理的な保護や政治的支援がない。一匹狼は価値のある雇用のチャンスがない(注3:この一匹狼たちは都市に集められ、困窮した暴徒の一部となる。これらはすべての常駐した都市入植者の一部である。合法的な雇用の機会がなければ、これらの一匹狼たちは犯罪に手を染める)。
一族には2つのタイプがある、自治権をもっているものと、サービスを享受する一族である。エスロリアで自治権をもつ一族は、祖母協議会のメンバーである祖母が率いている。200以上ある自治権をもつ一族はこの地で真の力を持つ。サービスを享受するだけの一族は数多くあるが、生き残るためには力のある一族の傘下に入りおそらくそこで繁栄する。エスロリアの現在の人口のほぼ4分の3は、サービスを享受するだけの一族に属している(注4:サービスを享受するだけの一族は、通常、伝統的に特定の自治権をもつ一族に従属するか、市協議会もしくは寺院により救済される。サービスを享受するだけの一族はの一部は、しかし、数年毎にもしくは頻繁にその時点の必要性や欲望に従って、忠誠の矛先を変える伝統をもっている。新しい職業の一族(造船や船乗り)の多くは、小さな組織(ドーマル寺院)に属しており、地方政治からは独立している)。
自治権をもつ一族はエスロリアの見た目、雰囲気、行動を決定する。彼らは、曙以前のエスロリアの宗教・文化・習慣、迷信を共有している。彼らの伝統は、建築様式・服装や日々の風習を決めている。彼らは華やかで、全ての関心と行動の中心なので、人々がエスロリアについて話すとき、自治権をもつ一族について話をしている。他の者は彼らに従う。
世帯間での一族の違いは、髪型やしばしばその一族の専門に由来する特定のシンボルによって識別される。自治権を得ている一族は、それぞれ特徴的な髪型を有している。これらの髪型は、独特でしばしば非常精巧である。例えば、ジランダーン家(Zirandarn)の女性は、コイルを使用して髪を高く積み重ねており、ファラスター家(Farastar)の女性は、後頭部を剃り、前髪は目の上に垂れさがるほど長く、そしてエレンダー家(Yelendar)の女性は両側頭部を剃っている。
エスロリアの男性はそれほどハッキリと識別できる髪型をしていない。一般男性はヒョルト人のようにあごひげをたくわえるけれども、流行により短く、ヒョルト人よりもきちんとしている。奴隷や召使は、通常剃っている。
多くの一族は、特定の製品や習慣の独占権を得ている。このように、彼らのもっとも明らかな外部の特徴は、それらの独特な風采に現れる。ハゲワシの一族はそのような一族の1つである。彼らはエスロリアで唯一ハゲワシの羽を着て、彼らの衣類や皮膚にはそのことが表現されており、呪縛したハゲワシを支配する。
化粧品は習慣によって制限はされないが、式典には多くの女祭のために必要な儀式の機能の為に保存する。クリーム・香水とコール軟膏、口紅と香りの芳香剤は地元で作られて輸入される。
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*Esrolia The Land of Ten Thousand Goddesses の訳
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恵まれた土地 エスロリア
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■はじめに
エスロリアはケタエラの中で最も人口の多い、裕福な土地です。その領域はジェナーテラの南海岸の中間に位置しています。エスロリアは河川と多数の用水路で細分化された土地です。エスロリアは、その富と女性によるルールのために世界的に有名です。イーゼル河の源泉として神聖な場所としての名声はそれほどではありません。大地神の信仰地として最も強力な中心地であり、世界中の巡礼者が何世紀にもわたって訪問されています。また、偉大な船乗りであり、呪われた海を開いたドーマルの船出の土地でもあります。
エスロリアの人々は、先祖のオーランスと、戦争から身を守るための悪と、彼ら自身を分離りしています。先史時代の間に彼らは、ただ「古いもの」と呼ばれていた亜神Ezkankekkoによって保護されていました。彼は「影の高地」の上にある「黒曜石の宮殿」の周りの人々にある緩やかな連合を見ていた。
約3世紀前にロードBelintarは、Ezkankekkoは避け、神王となった。エスロリアは、政治的にChoralinthor港周辺の人々と団結した。彼は一世代前に、新しい体を求める魔術的クエストの中で暗殺された。そして、エスロリアは独立した国家となった。エスロリアは人口が多く、裕福な土地である。ノチェットは主要な貿易の中心地である。エスロリアは戦略的な位置にあり、支配のための新しい力の台頭の拠点にある。今後のヒーローウォーズにおける運命は、そのような人々と、支配者と、女神の手の中にあります。
■気候、動植物
ノチェットの気候は、5つの季節を持つ亜熱帯です。
「火の期」のエスロリアは、暖かくまたは高温、多湿で、様々な方向から来る穏やかな風がある。
北風が吹くと、実りの「地の期」の記しとなります。
「闇と嵐の期」は北風が寒く、頻繁に冷たい雨が降ります。(エスロリアには雪はほとんど降らない)
「海の期」は、暖かいhelerianの嵐が南西からやってきます。豊富な雨をもたらします。
また、ノチェットは「緑」に覆われます。それは大規模な森林と、半熱帯と温帯の木々による小さな森です。野には、野草の豊かな茂みがあります。水に恵まれ、肥沃な土地のため、農業は比較的簡単にできます。
時には暖かく湿潤気候ではあるが、エスロリアの品種の羊や牛は、これによく適応している。家禽は一般的で、すべての世帯は神聖なガチョウを飼っています。偏在している野生の小トカゲは、すべての家で発見され、それらは虫やサソリを食べています。友愛なるヘビは(Esroliansに神聖で祝福を受けた動物)害虫を食べています。犬は訓練を受け育てられた特別な品種がいますが、ほとんどは誰もに無視され、時には危険を引き起こす野生動物の群れもいます。野生豚の群れが夜の街を歩き回りますが、そのいくつかは神聖な存在です。エスロリアは、オウム、インコ、ハト、フクロウ、カワセミ、ハゲタカやタカの様々な種類を含む多くのカラフルな鳥が存在しています。何百種類の鳥が、荒野と国内のエリアを移動しています。ほとんどの都市では、軒先や屋根に住んでいる居住者の鳥種に完全に敵対的ではありません。野生動物は荒野や森林には多く存在します。その中でも熊やピューマは、最も一般的な野生の捕食者です。肥沃な湿地や河川でエスロリアワニが泳いでいます。最も伝説的な生き物は、多くの壁画や彫刻に描かれている珍しい動物です。マニリアライオンは、まだLongsiLandや西部の部族の間では狩りを行なっています。農夫に恐れられているのは、槍を跳ね返すような殻を持ち、野で燃えるHarbest である。Harbest は非常に熱く、自分自身により周囲のものを燃やし、Harbest を食べるためには燃やす必要があるが、Harbest は焼かれたものは何でも食べることができる。
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祖母と女王
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エスロリア社会は、母系家族が拡張された氏族呼ばれる集団によりなっている。これらの200程度の集団は自治権を得ている。この集団は、祖母協議会( Grandmothers’ Council)の地位を争い、特権のために口論し、相手が持っているどんな小さな利点にも嫉妬し、そして子孫への祝福について熟考する。彼らはまた、広大な農地、都市、寺院や分類できない機関(Friends of the Otter, Lion Protectors, Selenche’s Clubなど)を支配している。 所有もしくは支配地域はエスロリア全土にわたり、地理的に重なっている。
■エスロリア人の「祖母」
あなたの「祖母」だけが、あなたに何かさせることができる。
エスロリアは「祖母」の女家長制度(母の支配)ではなく、女性による統治(女性の支配:注2)である。タイトルの 「祖母」はエスロリア母系の家族や一族の頭を指す。「祖母」は彼女の一族の中で絶対的な権威を持っている。彼女は結婚の承認や拒否することができ、一族の個人的な財産を処分でき、追放や奴隷として売却することさえできる。一族の中で、「祖母」の言葉は絶対的かつ最終的なものである。都市の女王やカルトリーダーでさえ、「祖母」の権威を認めている。
【注2:噂に反して、エスロリア人の男性は女々しくないか、さもなくば、 他のオーランス人よりも男性的でないということはない。彼らは「祖母」を恐れ威嚇されるが、エスロリア人の女性もそうである。】
エスロリアは常に財産・地位・氏族の力を前進させるための計画と構想をねる厳格な老女評議会(council of stern old women)により支配されている。評議会は高度に発達したしきたりと階層構造をもち、したがって政治は表面的には礼儀正しいが、古い「祖母」は自分の一族がこれまで獲得したことのあるあらゆる権利やどんなに小さな地位を保護する為に戦う。
祖母協議会( Grandmothers’ Council)は、一族間・都市間および外国人との間の紛争を解決する。評議会は、曙以前から何らかの形で存在していた。協議会は十分に柔軟をもち、新たな一族が加入したり、古い一族が死滅したり、手順は構成されるかもしくは新たな挑戦に応じるため採用され、新たな礼拝が導入された。強情なまで保守的で、協議会はベリンタールの改革する努力に対しての抵抗が成功した。評議会はベリンタールの知事や代議士の存在がいるにも関わらず、エスロリアの本当の統治者でいられた。評議会は、全ての氏族、200かそれ以上、の祖母から成り、通常グランドヘルパー(Grandhelper)と呼ばれる彼らの一族の相談役を伴って会合に参加する。定期的な会合は各季の初日に行われる。「祖母」は会合が始まるときはいるに違いないが、しばしば女家長が地元の問題を解決する間、グランドヘルパーは会残る。会合は一般的に2~6週間続く。会合場所は、古の慣例に従い、12か所を順番に予定通りに開催する。緊急の会合は何時でも開くことができるが、伝統的にはグランドヘルパーだけが要請でき、「祖母」は一般的には彼ら自身にとって重要なものにだけ出席する。緊急の会合の場所は慣例により決定され、その場所は彼ら自身が問題の解決をするために役に立つ場所である。したがって、戦争の問題は多くの戦闘系カルトの中心地であるノチェットで行われる。農業に関する問題はカルトの中心地であるエゼル(Ezel)で行う。
協議会は全会一致ではなく、多数決で決定し、参加者は「賛成」「反対」「棄権」「拒否」の票を投ずることができる。もし「祖母」が拒否票を投じた場合、協議会はこの問題を議論し続けなければならない。結果として、協議会の会合は退屈で終わらない。エスロリア人の男性はこの会合に出席する必要がないことを喜んでいる。祖母協議会( Grandmothers’ Council)は執拗に保守的である。どんな「祖母」や派閥でも、自身の地位や力が増すと他の祖母たちの連立で受ける側であることが判る。祖母協議会( Grandmothers’ Council)を壊すもしくは力を弱めるための多くの試みがなされたが、「祖母」の支配に反対する全ての反乱は失敗した。
【訳注:祖母(Grandmothers)は、日本では武家の棟梁的な立場だと思われる】
■女王と街
エスロリアは元来農業国だが、大規模な都市人口がある。1621年時には総人口の10%である10万人がエスロリアの都市に住んでいる。都市は、伝統的に都市部に住んでいる氏族の中から選ばれる女王たちにより支配されている。従って、「女王」とはエスロリアの都市の一時的な支配者の称号である。
女王は、裁判、部外者、都市民の調整、そして街全体に関わる神聖な問題などを取り扱っている。街の女王は絶対的な支配者(祖母とは違って、彼女は氏族の上にある)ではないが、協議会を主宰している。協議会は町ごとに異なるが、一般的に常駐氏族、商人ギルド、寺院や他の強力な地元団体の代表者を有している。エスロリア方式であるため、市協議会はコンセンサスをとり決定に至る。それにも関わらず、女王は多くの意思決定(例えば外国人の入国および居住地の許可、ほとんどの輸入品の価格、食糧が不足した際の流通等)を行い、何時 緊急会合を開き、その議題を決定し、同票となった投票を覆せるため、街の女王はどんな強力な氏族にとっても価値のある報償である。重要な都市の女王の座を巡る闘争は激しさを増している。
大都市では多くの競合する利益があるため、女王と市協議会は和解をしようとする必要がある。これらの利権のうち一部(外国人・代書人・傭兵など)は公式な代表者をもたない。その結果、女王と市協議会は、密接に都市を監督しなければならない。
■自治権を得た家系
一族は、エスロリアでは全て重要な組織である。一匹狼は長続きしない。彼らは物理的な保護や政治的支援がない。一匹狼は価値のある雇用のチャンスがない(注3:この一匹狼たちは都市に集められ、困窮した暴徒の一部となる。これらはすべての常駐した都市入植者の一部である。合法的な雇用の機会がなければ、これらの一匹狼たちは犯罪に手を染める)。
一族には2つのタイプがある、自治権をもっているものと、サービスを享受する一族である。エスロリアで自治権をもつ一族は、祖母協議会のメンバーである祖母が率いている。200以上ある自治権をもつ一族はこの地で真の力を持つ。サービスを享受するだけの一族は数多くあるが、生き残るためには力のある一族の傘下に入りおそらくそこで繁栄する。エスロリアの現在の人口のほぼ4分の3は、サービスを享受するだけの一族に属している(注4:サービスを享受するだけの一族は、通常、伝統的に特定の自治権をもつ一族に従属するか、市協議会もしくは寺院により救済される。サービスを享受するだけの一族はの一部は、しかし、数年毎にもしくは頻繁にその時点の必要性や欲望に従って、忠誠の矛先を変える伝統をもっている。新しい職業の一族(造船や船乗り)の多くは、小さな組織(ドーマル寺院)に属しており、地方政治からは独立している)。
自治権をもつ一族はエスロリアの見た目、雰囲気、行動を決定する。彼らは、曙以前のエスロリアの宗教・文化・習慣、迷信を共有している。彼らの伝統は、建築様式・服装や日々の風習を決めている。彼らは華やかで、全ての関心と行動の中心なので、人々がエスロリアについて話すとき、自治権をもつ一族について話をしている。他の者は彼らに従う。
世帯間での一族の違いは、髪型やしばしばその一族の専門に由来する特定のシンボルによって識別される。自治権を得ている一族は、それぞれ特徴的な髪型を有している。これらの髪型は、独特でしばしば非常精巧である。例えば、ジランダーン家(Zirandarn)の女性は、コイルを使用して髪を高く積み重ねており、ファラスター家(Farastar)の女性は、後頭部を剃り、前髪は目の上に垂れさがるほど長く、そしてエレンダー家(Yelendar)の女性は両側頭部を剃っている。
エスロリアの男性はそれほどハッキリと識別できる髪型をしていない。一般男性はヒョルト人のようにあごひげをたくわえるけれども、流行により短く、ヒョルト人よりもきちんとしている。奴隷や召使は、通常剃っている。
多くの一族は、特定の製品や習慣の独占権を得ている。このように、彼らのもっとも明らかな外部の特徴は、それらの独特な風采に現れる。ハゲワシの一族はそのような一族の1つである。彼らはエスロリアで唯一ハゲワシの羽を着て、彼らの衣類や皮膚にはそのことが表現されており、呪縛したハゲワシを支配する。
化粧品は習慣によって制限はされないが、式典には多くの女祭のために必要な儀式の機能の為に保存する。クリーム・香水とコール軟膏、口紅と香りの芳香剤は地元で作られて輸入される。
■強制類似点
服装は、エスロリアでは職務と地位の印になる。あらゆる公式な職業はそれ自身の特定の様式と色の服装をもつ。そしてその職業の地位に応じた若干の変形を持つ。これは制服の追加を許さないわけではなく、このように洗練された目にとっては、衣類はエスロリア社会でのヒエラルキーでのランク、家系そして職業を表示する。エスロリアへの訪問者は早々に最も明らかなユニフォームを識別する。確かに、彼らはお互いに関わりあうことが許されることになる基本的な職業を訪問する前に知っておくべきである。
全ての選挙権を持つ女性は純潔の美徳を表わす白の基本的なシフトドレスを持っている。シフトドレスは通常着色されているが、上着の下に隠れてほとんど見えない。シフトドレスはランクの上下により精巧さが変化する。
シフトドレスの縁や袖は、家系内での現在の仕事を表している。銀の糸(もしくはそれ以上)は、年少の世話をしている母親を表す。緑は不特定の仕事を、赤く縁どられていれば製作者(陶器類、彫刻、その他)、黄色と赤のギザギザの縁は日常活動として貿易や貯蔵を営んでいる。ブラウスに青い縦ストライプは公式でフォーマルな証人を表す(しばしば家族の間でメッセージを運ぶのに用いられる)。上流階級は緑と銀で縁どられた物を着用し、最上級階級は様々なパターンの銀のブロケードを着用する。"花の咲く緑の女性は" Esrolian女家長制度のセインです。縁やブロケードは、多くの場合、言葉やKanvulvretan スクリプト内での文章を綴る。
男性の服も地位や重要度に応じて似たような兆候を示す。奴隷と使用人は、しばしば上半身は裸でキルトのようなものを直用する。奴隷は首のカラーが彼らの身分を示す、ほとんどの奴隷は単なる紐だが銀の紐やトルクは貴重であることを表す。自由人の男性は、ヒョルト人のように長いチェニックを着るが、ズボンをはくことはあまりない。チェニックの色とデザインが地位を表す。
聖職者は自分の独特の衣装を持っている。例えば、キトリ族はフード付きの黒のローブとマスクをしていた。多くの尼僧は胸を大きく開きへそまで露出した独特のローブを持っている。エスローラはその中で彼女らの衣装は半そでのシャツと重なったひだを持つスカートを持っている。イマルジャの尼僧は常にガチョウの羽毛でできたマントを持っている。
全てのエスロリア人は、魔術的・社会的・合法的な目的の為に入れ墨をしている。いくつかのルーンの入れ墨は魔術用であり、多くの肥沃指向の入れ墨を入れるのが通例である。一族はよく顔に特徴的な入れ墨をする。一部の人々は特別な印を栄誉のために取得する、それは軍事的な勝利であったり、航海の印であったり、独特なビジネスの取引であったり、重要な施設(新しい神殿、新しい都市など)の設立であったり、独特か難しいヒーロークエストであったりである。
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