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*風歌 第15話EX:恐怖の無法都市!その名はパヴィス!
はじめてのお使い
**PCS
Kon "赤毛"アン F20S10I17A9 脅威88/名声32/反感27
バビゴ、ボールドホーム、Bax、TS、AP5
eeff アイオリア M16S13I12A14 脅威/名声30~/反感1
オーランス、パヴィス語、さえない少年兵その2
父親を探し、旅団に(騙されて?)彷徨いこむ
ワイルドな男をめざし、語尾に「~ぜ?」をつける。
ブロードソード、ターゲットシールド。AP5
さるきど "風見の"スパイス M30S16I15A15 脅威72/名声50/反感0
自称ランカーマイ研修生
さえない中年男を自認するが、ゴツイ外見とそこそこの外見が邪魔
ブロードソード、カイト、ランス、全身リング、馬
ターシュ出身だが、アルダチュールの小部族の出身を名乗る
決め台詞は「自分、経理出身ですから(キリッ)」
**ログ
***エクストラセッション
セッション参加人数が少数の場合、時系列に関係のない単発ミッションとする。
***ミッション 地の季X週
経理出身というこの地方では異色の経歴を持つスパイスに指令が下る。
内容はパヴィスで略奪品の転売と部隊の細々としたものの買付け。
具体的には姐さん(偉い人たちのバシタ)の日用品が9割、武器の修理や
補充が1割・・・女性の買い物が多いということでアンが、パヴィスが
地元だというアイオリアが同行することに。
***新パヴィス
しばらくの間、パヴィス市内の観光ガイドw
アイオリアが「俺んちに泊まるといいぜ!」と言いはるので、
市内を練り歩き河畔地区にあるというアイオリアの家に向かう。
河畔地区は全体が魚臭く、まともな道がない(通路という通路にダンボールハウス
や行商が立ち並びまともに歩けない)ため、市民広場の一角に馬を預ける。
河畔地区(ゆりかご河P55)のR7のエリアにアイオリアの家があった筈だが
そこには既にかつての住人の姿はなく、見知らぬ十数人の男女が狭い家に
ギッシリと入り生活していた。
アイオリア「・・・ここは俺の家なんだぜ?」
住人たち「昔のことなんて知らねーよ!どうしてもここに住みてーなら・・・
その辺のスペースにでも住めよ」
スパイス「・・・タダでもこんな所に寝泊まりするのはやだな。宿を取ろう」
当てもなく街を彷徨うこと数時間
アン「ジオ亭ならサーターでも有名ですしここにしましょう!」
スパイス「無難なのが一番ですね。今日は荷物を置いて買い出しなどは明日にしましょう」
翌日
スパイス「女性用の品物はアンにお願いします。アイオリアは・・・」
アイオリア「家はなくなったけど、知人はいるはずなんだぜ。ちょっと挨拶してくるぜ!」
スパイス「まあいいでしょう。くれぐれも部隊のことは内密にお願いしますよ(フッ邪魔者がいなくなったぜ)」
ということでシティーズが振られるも特筆すべき内容はなし。
アンは偉い人のバシタ用の日用品を買う傍ら、自分用にも細々とした装飾品を買い求める。
スパイスも武器の修理や矢玉の調達を行う傍ら、知識の神の寺院に立ち寄り、
イリピーオントールの司祭に面会を求める。
アイオリアは・・・
「フマクト寺院は俺が剣を習った場所なんだぜ!知ってる顔がいるかもだぜ!」
平日の昼間から寺院にいるのは稽古ダラダラサボリ中の若者数人
アイオリア「アイオリア様が帰ってきたぜ!「剣」はいるか!だぜ!?」
若者「あーん?先輩面してのこのこと何の用っすか?師範はいないっすよ?」
アイオリア「じゃあ暇だから何か賭けて剣の稽古をしようぜ!強い奴はいるかだぜ?」
若者「あーん?道場破りっすか?先輩だか何だか知らねーがタダで済むと思うなよ?」
アイオリア「腕には自信があるぜ!俺は馬を賭けるぜ!」
若者達は掛け金の大きさ(2400p相当)にドン引き。
結局、300p~100pまで受けられる3人が見つかる。
剣技能で相手の強さを見極めようとするが、300pを賭けた一人が自分よりちょっと
強い程度だということがわかっただけ。
ルールは防具なし、最初に血が出たほうが負け。
アイオリア「せっかくだから一番賭け金が高い奴と戦うぜ!先祖伝来のベザント鎧を賭けるぜ!」
5Rに渡る接戦の末・・・
アイオリア「その鎧は先祖伝来のものだから勘弁してくれだぜ!代わりに剣と盾を渡すんだぜ!」
フマクト若者「オーランシーが剣を捨てるとは嘆かわしいが、遠慮なくいただくぜ。
ヒャッハー!一か月は遊んで暮らせるぜ!」
余談だが、アイオリアが入信した頃には既にオーランス寺院はルナーに封鎖されており、
この地のオーランス人はアーナルダ寺院の地下で細々と礼拝を続けている設定。
アイオリア「久々の故郷の風は冷たいぜ・・・」
スパイス「どうしたんだアイオリアw」
アイオリア「明日お礼参りにいくぜ!」
アン「武器なら私の予備を貸してあげましょう」
スパイス&アン「せっかくだから見物に行こう。ミッションこなして暇だったし」
アイオリア「完全に他人事だぜ・・・!?」
次の日、フマクト寺院
今日はフマクトの剣が来ていて稽古中
アイオリア「昨日の奴!俺様の武器を返すんだぜ!」
若者「3人がかりでお礼参りか?(連れてきてるのは文官らしきおっさんとバビゴの姉ちゃん?
変な組み合わせだな?)そんなもんとっくに売って金に変えちまったよwww」
アイオリア「何~!あの剣はなあ、先祖伝来の形見だったんだぜ!」
スパイス「そんなもん賭けんなよ・・・」
フマクトの剣「何か問題でも?聞けばお困りの様子。条件次第では300p用意出来ると思うが」
「剣」が言うには昨晩二人組の強盗に宝石商が襲われ2000p相当の宝石が奪われたとのこと。
フマクト寺院に300pで奪還の依頼があったのだが、相手は大廃都に逃げ込んでいるため
リスクを考えると割に合わない作業だと思案していたところに、ちょうど300p賭けて
もうひと勝負と乗り込んできた奴がいたwとの事。
フマクトの剣「一人当たり100pの300pで帳尻が合うだろう」
スパイス「(どうせ暇だし)いいだろう」
アイオリア「あれ?(一人当たりにされると困るんだぜ?)」
フマクトの剣「賊が逃げ込んだ場所のあたりはついている」
スパイス「いたれりつくせりで結構ですな」
***大廃都
ギンピー亭の地下から大廃都へと潜入。フマクト寺院の仲介のため通行料等は不問。
大廃都は人間区にある廃墟の一角に潜伏していると思われる。
以後、大廃都の中では3時間に1回という超絶ワンダリングw
途中、ブルーの待ち伏せを受けるものの、難なく撃退。
巨大な砂ゴープに遭遇するものの、アイオリアがPOW77-01で超感知。
アイオリア「奴の下にはお宝の気配がするんだぜ!?」
というものの、ゴープに対抗できる手段が松明しかなく、あきらめる。
アンの追跡の結果、二人組が潜伏している廃墟にたどりつく。
スパイス「見張りがいるかもしれん。私が先行して様子を見よう」
スパイスは隠れつつ近づき、人影があることを確認する。
身振り手振りでアンとアイオリアを呼び寄せる。
スパイス「よし一斉に廃墟に飛び掛かろう。私とアンが正面、アイオリアは裏から
回ってくれ」
スパイスは登攀で効果的成功を出しスルッと相手の正面に踊りでる。
賊は夜中に強行軍をしており、交代で休憩中だった模様。
見張り役がもう一人を起こしている最中だった。あからさまに重装甲の
スパイスと一撃交えるも戦意喪失して投降。
賊「宝石は返すから許してくれ」
アイオリア「それだけじゃ許せねーぜ!武器と盾を一人分渡すんだな!」
賊の盾には当然オーランスの装飾入りw
賊「こんなところで武装を取られたら・・・!」
アイオリア「オーランスが守ってくれるぜ!」
帰り道
遭遇ロールで20+6w
日中にも関わらず、トロウルの大行列(ダークトロウル2匹当然赤マント付とトロウルキン
20匹)と遭遇
スパイスが視力03クリティカルで先に気づき、一行の行軍方向と同じ方向に先に向かって
いたため、事なきを得るw
ミッション終了
**ピートの日記
**風の旅団潜入報告
帝国暦7/XX年
我が名はスパイシアス・プセフティス
偉大なる帝国市民にしてターシュの族ちょ・・・もとい貴族の嫡子である。
偉大なる帝国を支える官僚組織、アルダチュール属領地軍輜重部隊の会計係でもある。
偉大なる七母神の信徒にして偉大なる褐色卿イリピー・オントールの研修生でもある。
数か月前、私の管理下にあるパヴィス方面への輜重部隊が風の旅団と呼ばれる山賊に
襲われ壊滅した。奪われたのは食料その他と被害は軽微・・・だった筈なのだが、
上層部から、その部隊には極秘裏にパヴィス方面に宛てた最重要書簡が含まれていたのだという。
困るんですよね、そんな実際にあったかどうかもわからない紙切れ一つでどうこう言われても。
私の管理台帳には載ってないし、私の責任ではないですよ。事前に重要だと言ってくれれば
護衛を増やすとかもっと隠密裏に工作員を送るとか出来たのに。
と言い張ってみたが、無駄だったようだ。
上官は最前線の懲罰部隊に飛ばされ、私は命と引き換えにその山賊部隊への潜入捜査を命ぜられた。
国境地帯の生まれのため、私の風貌はオーランス人にも似ているし、サーター語にも堪能だった
ことが幸いしたのか災いしたのか・・・。
字もろくに読めないような蛮族が果たしてその機密だという文書を理解しているかどうか。
う~ん、そのままにしておいてくれれば良いのだが。
潜入にあたって、オーランス人っぽく”スパイス”という偽名を与えられた。
名前を呼ばれる度にドキッとするのは気のせいか。
ところで潜入してみて驚いたのだが、彼らの補給システムは非常に脆弱だと言わざるを得ない。
部隊の生命線とも言える補給物資は、数も数えられないような戦士上がりの隊長がドンブリ勘定
で管理しており、末端の兵士たちは略奪によってギリギリのラインで兵站を維持している。
私のような優秀な官僚により緻密な計算と最新の兵站理論によって管理されている帝国の補給システムとは大違いだ。
さっそく部隊長の一人にさりげなく意見を具申してみたところ
「お前ぇ数が数えられるなんて優秀な奴だなぁ!ちょっと買い出し行ってこいや!
俺様のバシタがパヴィスの最新冬物を欲しがっててよう、グヘヘヘヘ」
うう・・・私は計算は得意だが、女の冬服や下着の良し悪しなんてわからぬ。
偉大なる知識神イリピーオントールよ、私はまだまだ勉強不足です。
帝国万歳!
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*風歌 第15話EX:恐怖の無法都市!その名はパヴィス!
はじめてのお使い
**PCS
Kon "赤毛"アン F20S10I17A9 脅威88/名声32/反感27
バビゴ、ボールドホーム、Bax、TS、AP5
eeff アイオリア M16S13I12A14 脅威/名声30~/反感1
オーランス、パヴィス語、さえない少年兵その2
父親を探し、旅団に(騙されて?)彷徨いこむ
ワイルドな男をめざし、語尾に「~ぜ?」をつける。
ブロードソード、ターゲットシールド。AP5
さるきど "風見の"スパイス M30S16I15A15 脅威72/名声50/反感0
自称ランカーマイ研修生
さえない中年男を自認するが、ゴツイ外見とそこそこの外見が邪魔
ブロードソード、カイト、ランス、全身リング、馬
ターシュ出身だが、アルダチュールの小部族の出身を名乗る
決め台詞は「自分、経理出身ですから(キリッ)」
**ログ
***エクストラセッション
セッション参加人数が少数の場合、時系列に関係のない単発ミッションとする。
***ミッション 地の季X週
経理出身というこの地方では異色の経歴を持つスパイスに指令が下る。
内容はパヴィスで略奪品の転売と部隊の細々としたものの買付け。
具体的には姐さん(偉い人たちのバシタ)の日用品が9割、武器の修理や
補充が1割・・・女性の買い物が多いということでアンが、パヴィスが
地元だというアイオリアが同行することに。
***新パヴィス
しばらくの間、パヴィス市内の観光ガイドw
アイオリアが「俺んちに泊まるといいぜ!」と言いはるので、
市内を練り歩き河畔地区にあるというアイオリアの家に向かう。
河畔地区は全体が魚臭く、まともな道がない(通路という通路にダンボールハウス
や行商が立ち並びまともに歩けない)ため、市民広場の一角に馬を預ける。
河畔地区(ゆりかご河P55)のR7のエリアにアイオリアの家があった筈だが
そこには既にかつての住人の姿はなく、見知らぬ十数人の男女が狭い家に
ギッシリと入り生活していた。
アイオリア「・・・ここは俺の家なんだぜ?」
住人たち「昔のことなんて知らねーよ!どうしてもここに住みてーなら・・・
その辺のスペースにでも住めよ」
スパイス「・・・タダでもこんな所に寝泊まりするのはやだな。宿を取ろう」
当てもなく街を彷徨うこと数時間
アン「ジオ亭ならサーターでも有名ですしここにしましょう!」
スパイス「無難なのが一番ですね。今日は荷物を置いて買い出しなどは明日にしましょう」
翌日
スパイス「女性用の品物はアンにお願いします。アイオリアは・・・」
アイオリア「家はなくなったけど、知人はいるはずなんだぜ。ちょっと挨拶してくるぜ!」
スパイス「まあいいでしょう。くれぐれも部隊のことは内密にお願いしますよ(フッ邪魔者がいなくなったぜ)」
ということでシティーズが振られるも特筆すべき内容はなし。
アンは偉い人のバシタ用の日用品を買う傍ら、自分用にも細々とした装飾品を買い求める。
スパイスも武器の修理や矢玉の調達を行う傍ら、知識の神の寺院に立ち寄り、
イリピーオントールの司祭に面会を求める。
アイオリアは・・・
「フマクト寺院は俺が剣を習った場所なんだぜ!知ってる顔がいるかもだぜ!」
平日の昼間から寺院にいるのは稽古ダラダラサボリ中の若者数人
アイオリア「アイオリア様が帰ってきたぜ!「剣」はいるか!だぜ!?」
若者「あーん?先輩面してのこのこと何の用っすか?師範はいないっすよ?」
アイオリア「じゃあ暇だから何か賭けて剣の稽古をしようぜ!強い奴はいるかだぜ?」
若者「あーん?道場破りっすか?先輩だか何だか知らねーがタダで済むと思うなよ?」
アイオリア「腕には自信があるぜ!俺は馬を賭けるぜ!」
若者達は掛け金の大きさ(2400p相当)にドン引き。
結局、300p~100pまで受けられる3人が見つかる。
剣技能で相手の強さを見極めようとするが、300pを賭けた一人が自分よりちょっと
強い程度だということがわかっただけ。
ルールは防具なし、最初に血が出たほうが負け。
アイオリア「せっかくだから一番賭け金が高い奴と戦うぜ!先祖伝来のベザント鎧を賭けるぜ!」
5Rに渡る接戦の末・・・
アイオリア「その鎧は先祖伝来のものだから勘弁してくれだぜ!代わりに剣と盾を渡すんだぜ!」
フマクト若者「オーランシーが剣を捨てるとは嘆かわしいが、遠慮なくいただくぜ。
ヒャッハー!一か月は遊んで暮らせるぜ!」
余談だが、アイオリアが入信した頃には既にオーランス寺院はルナーに封鎖されており、
この地のオーランス人はアーナルダ寺院の地下で細々と礼拝を続けている設定。
アイオリア「久々の故郷の風は冷たいぜ・・・」
スパイス「どうしたんだアイオリアw」
アイオリア「明日お礼参りにいくぜ!」
アン「武器なら私の予備を貸してあげましょう」
スパイス&アン「せっかくだから見物に行こう。ミッションこなして暇だったし」
アイオリア「完全に他人事だぜ・・・!?」
次の日、フマクト寺院
今日はフマクトの剣が来ていて稽古中
アイオリア「昨日の奴!俺様の武器を返すんだぜ!」
若者「3人がかりでお礼参りか?(連れてきてるのは文官らしきおっさんとバビゴの姉ちゃん?
変な組み合わせだな?)そんなもんとっくに売って金に変えちまったよwww」
アイオリア「何~!あの剣はなあ、先祖伝来の形見だったんだぜ!」
スパイス「そんなもん賭けんなよ・・・」
フマクトの剣「何か問題でも?聞けばお困りの様子。条件次第では300p用意出来ると思うが」
「剣」が言うには昨晩二人組の強盗に宝石商が襲われ2000p相当の宝石が奪われたとのこと。
フマクト寺院に300pで奪還の依頼があったのだが、相手は大廃都に逃げ込んでいるため
リスクを考えると割に合わない作業だと思案していたところに、ちょうど300p賭けて
もうひと勝負と乗り込んできた奴がいたwとの事。
フマクトの剣「一人当たり100pの300pで帳尻が合うだろう」
スパイス「(どうせ暇だし)いいだろう」
アイオリア「あれ?(一人当たりにされると困るんだぜ?)」
フマクトの剣「賊が逃げ込んだ場所のあたりはついている」
スパイス「いたれりつくせりで結構ですな」
***大廃都
ギンピー亭の地下から大廃都へと潜入。フマクト寺院の仲介のため通行料等は不問。
大廃都は人間区にある廃墟の一角に潜伏していると思われる。
以後、大廃都の中では3時間に1回という超絶ワンダリングw
途中、ブルーの待ち伏せを受けるものの、難なく撃退。
巨大な砂ゴープに遭遇するものの、アイオリアがPOW77-01で超感知。
アイオリア「奴の下にはお宝の気配がするんだぜ!?」
というものの、ゴープに対抗できる手段が松明しかなく、あきらめる。
アンの追跡の結果、二人組が潜伏している廃墟にたどりつく。
スパイス「見張りがいるかもしれん。私が先行して様子を見よう」
スパイスは隠れつつ近づき、人影があることを確認する。
身振り手振りでアンとアイオリアを呼び寄せる。
スパイス「よし一斉に廃墟に飛び掛かろう。私とアンが正面、アイオリアは裏から
回ってくれ」
スパイスは登攀で効果的成功を出しスルッと相手の正面に踊りでる。
賊は夜中に強行軍をしており、交代で休憩中だった模様。
見張り役がもう一人を起こしている最中だった。あからさまに重装甲の
スパイスと一撃交えるも戦意喪失して投降。
賊「宝石は返すから許してくれ」
アイオリア「それだけじゃ許せねーぜ!武器と盾を一人分渡すんだな!」
賊の盾には当然オーランスの装飾入りw
賊「こんなところで武装を取られたら・・・!」
アイオリア「オーランスが守ってくれるぜ!」
帰り道
遭遇ロールで20+6w
日中にも関わらず、トロウルの大行列(ダークトロウル2匹当然赤マント付とトロウルキン
20匹)と遭遇
スパイスが視力03クリティカルで先に気づき、一行の行軍方向と同じ方向に先に向かって
いたため、事なきを得るw
ミッション終了
**【アンから母への書簡4】
お母様お元気ですか?
アンは挫けそうになることもありますけれど、元気です。
最近、幼い人たちが集まってきたので、アンはちょっとお姉さんになりました。
成人したてで張り切っているのでしょうか、ちょっと騒がしいです。
音楽を愛する方がいれば良かったのですが、どうも芸術には無頓着な方ばかりのようです。
最近はアンのハープ演奏の腕も上がってきたので、早く何方かと音合わせをしたのですが・・・。
ここではちょっと難しそうです。
パヴィスに皆様の日用品の買い出しに人を出すことが決まりました。
どうも、お姉さま方が色々と欲しいものがあると仰られていましたで、アンは買い出しにいくことを立候補しました。
殿方のセンスにまかせてしまうと、とんでもないものを買ってきそうでしたし、アンも久しぶりにショッピングを楽しみたくなりました。
ここでは日用品はどうにか手に入りますが、お買い物を楽しむとまではいきませんので。
最終的には、ランカーマイの先生とパヴィス出身の少年と3人でお買い物に行きました。
パヴィスには初めてお伺いしましたが、ボールドホームとは全然違いました。
全体的な色彩が茶色ですし、全く坂もありません。
ボールドホームにも色々な人はいましたが、パヴィスの方が沢山の人種がいるみたいです。
色々な方が集まっているということは・・・、ちょっとお買い物が楽しみになってきました。
初めは、パヴィス出身のアイオリア君のご実家に泊まろうとしていましが、どうも彼の家は引き払われていたみたいです。
沢山の宿がありましたが、サーターでも有名なジオ亭に宿泊することにしました。
アンが頼まれていた買い物には下着などもありましたので、殿方と一緒には買いに行けませんでしたので、1人でショッピングです♪
お姉さま方の趣味に合わせてのショッピングですので、アンのセンスの見せどころです!
絶対に満足いただけるような物を買うために何度も店を往復しました。
そのときに、多分遊牧民の方のアクセサリーなのでしょうか、翡翠のピアスがアンに買って欲しいと訴えてきましたので、自分へのご褒美として買ってしまいました。
予算内で全てのお買い物が済みましたし、このくらいは良いですよね。
宿に帰ると、アイオリア君が落ち込んでいました。
聞くと、賭けごとに負けて剣を取られたそうです。
取り返すために、また明日いくそうです。
今日負けたのに、なんで明日勝てると思ったのでしょうか?
殿方の考えることは良く分かりません。
案の定、次の日も負けてしまい、簡単な仕事を請け負うことになってしまいました。
泥棒を捕まえる正義のお仕事なので、アンも承知しましたが、やはり、こんなことを良くありませんよね。
アンを襲い父様を殺したルナー士官を殺して、早くお母様に会いたいです。
またお手紙を書きます。
それでは、アンのことは心配なさらずお元気でお過ごしください。
大好きなお母様へ、貴女の大切な1人娘のアンより
**風の旅団潜入報告
帝国暦7/XX年
我が名はスパイシアス・プセフティス
偉大なる帝国市民にしてターシュの族ちょ・・・もとい貴族の嫡子である。
偉大なる帝国を支える官僚組織、アルダチュール属領地軍輜重部隊の会計係でもある。
偉大なる七母神の信徒にして偉大なる褐色卿イリピー・オントールの研修生でもある。
数か月前、私の管理下にあるパヴィス方面への輜重部隊が風の旅団と呼ばれる山賊に
襲われ壊滅した。奪われたのは食料その他と被害は軽微・・・だった筈なのだが、
上層部から、その部隊には極秘裏にパヴィス方面に宛てた最重要書簡が含まれていたのだという。
困るんですよね、そんな実際にあったかどうかもわからない紙切れ一つでどうこう言われても。
私の管理台帳には載ってないし、私の責任ではないですよ。事前に重要だと言ってくれれば
護衛を増やすとかもっと隠密裏に工作員を送るとか出来たのに。
と言い張ってみたが、無駄だったようだ。
上官は最前線の懲罰部隊に飛ばされ、私は命と引き換えにその山賊部隊への潜入捜査を命ぜられた。
国境地帯の生まれのため、私の風貌はオーランス人にも似ているし、サーター語にも堪能だった
ことが幸いしたのか災いしたのか・・・。
字もろくに読めないような蛮族が果たしてその機密だという文書を理解しているかどうか。
う~ん、そのままにしておいてくれれば良いのだが。
潜入にあたって、オーランス人っぽく”スパイス”という偽名を与えられた。
名前を呼ばれる度にドキッとするのは気のせいか。
ところで潜入してみて驚いたのだが、彼らの補給システムは非常に脆弱だと言わざるを得ない。
部隊の生命線とも言える補給物資は、数も数えられないような戦士上がりの隊長がドンブリ勘定
で管理しており、末端の兵士たちは略奪によってギリギリのラインで兵站を維持している。
私のような優秀な官僚により緻密な計算と最新の兵站理論によって管理されている帝国の補給システムとは大違いだ。
さっそく部隊長の一人にさりげなく意見を具申してみたところ
「お前ぇ数が数えられるなんて優秀な奴だなぁ!ちょっと買い出し行ってこいや!
俺様のバシタがパヴィスの最新冬物を欲しがっててよう、グヘヘヘヘ」
うう・・・私は計算は得意だが、女の冬服や下着の良し悪しなんてわからぬ。
偉大なる知識神イリピーオントールよ、私はまだまだ勉強不足です。
帝国万歳!
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