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*祈祷師
※RQの記述は祈禱師ですが、環境依存文字がどの程度まで表示されるかわからないので、このサイトでは祈祷師の表記で統一しています。
非肉化:祈祷師の精神の一部は、自分の肉体を離れて精霊界の奥深くさまようことができます。この間、魔精は祈祷師のかわりに物質界に現れ、主人の眠ったままの体を守ります。物質界に現れた魔精は、普通は祈祷師と関係の深い動物の姿をとります。この動物は半透明の存在で、《呪払》《魔力消散》《中和》といった呪文の影響は受けません。
非肉化の状態を実現するには、祈祷師は最低5魔力ポイントを消費して《浄化》儀式を行ないます。これに要する時間は1時間です。成功する確率は彼の〈浄化〉技能の成功率に等しいパーセンテージです。ロールに成功すれば、祈祷師の精神の一部は体を離れ、最大1時間、精霊界にとどまることができます。
非肉化の一連の行為は呪文というよりは本人の魔的能力であるため、これを《呪払》などの呪文で妨害することはできません。
祈祷師が非肉化すると、彼の魔精が物質界に姿を現し、主人の精神が肉体と再結合するまでのあいだ、残された肉体を守ります。
祈祷師の肉体に対して魔精は呪文を投射することができますが、肉体を動かすことはできません。
魔精と精霊界にいる祈祷師の精神は、《霊話》呪文の場合と同じ交信状態にあると考えます。
非肉化状態にある祈祷師は、魔精の持つ魔力ポイントを自分の攻撃や防御に使うことはできません。
ただし、それを呪文の増幅に使うのは可能です。
非肉化した祈祷師が物質界の生物を相手にするときや、物質界での格闘の最中に精霊戦闘をしかけようと考えたときには、祈祷師は《視覚化》呪文を使う必要があります。
***《視覚化》 Visibility
2ポイント
自身、残照、受動
この呪文は別世界の生物を精霊界から地上界に移動させ、半透明の外観を与える。その外観は、生物がもともと地上界で持っていた形態をとる。この呪文は精霊界に存在する生物に対してのみ投射できる。《視覚化》呪文をかけられた生物は、地上界と関係を持つことができ、呪文を投射する(される)ことも可能。通常の武器では、これらの生物にダメージを与えることはできない。
精霊界の生物には、《視覚化》呪文を本来の能力として持っているものもいる。それらは魔力ポイントを消費せずに、この呪文を用いることができる。
この呪文によって可視化している生物を精霊界に送り返すには、その生物のPOWに等しい魔力ポイントを消費して《呪払》《中和》《魔力消散》の呪文を投射する必要がある。
***《(生物。特に精霊)命令》 Control(Species)
1ポイント
遠隔、残照、能動(生物への司令が終わるまで)から受動へ
この呪文により、特定の生物(1種類)を術者に従属させることができる。《病の精霊への命令》《ゴーストへの命令》《レイスへの命令》など。祈祷師は精霊以外のものに対する《命令》呪文にはあまり通じていない。各種の精霊、ゴースト(幽霊)、レイス(悪霊)、ヘリオン、エレメンタル、ニンフ、チョンチョンなどを、この呪文によって操ることができる。
《命令》呪文を試みるには、まず操ろうとする相手の魔力ポイントを精霊戦闘でゼロに引き下げる。続く戦闘ラウンドで《命令》呪文を投射し、自身の魔力ポイントで相手の魔力ポイントの抵抗に打ち勝たなくてはならない。術者が勝てば、相手は術者が出すすべての命令に従うことになる。この命令は呪文の持続時間中に与えられ、実行され、完了しなければならない。《命令》呪文は祈祷師が別世界生物を捕獲し、呪付物の中に閉じ込めるときに使われるのが一般的である(「儀式魔術」の章の「呪縛」を参照)。
術者と従属させている生物とのあいだには、特殊な形態のテレパシー的コミュニケーションが確立されている。この精神的なつながりは、術者が生物を視認できなくなると断たれる。術者は従属させた生物に質問して、その生物の色々な情報(名称、特定の基本能力値、技能など)を知ることもできる(「儀式魔術」の章の「召喚」を参照)。
従属させた生物に命令を与えるには、その生物に行なわせたい行動の精神的なイメージを自分の頭の中に思い描く。命令に要する時間は1戦闘ラウンドで、その後、生物は行動に移る。
**細かな定義確認(オフィシャル)
物質界と精霊界は互いに知覚できない。
祈祷師が皮肉化を行った場合、祈祷師は精霊として精霊界に顕現する。物質界に精霊として現れたい場合は、その状態で《視覚化》呪文を使用する必要がある。
**精霊界とインターネット
ハウスルール的解釈として、精霊界はインターネットであるというスタンスを取ります。
精霊界は物質界と重なり合っているのではなく、アクセスポイントを介し、かつアバターとして精霊界側にログインして初めて干渉が可能になります。
これは物質界でPOWが見えることと混同しがちですが、生物のPOWは精霊界に所属していません。
祈祷師(と一部の例外的な種族)以外の生物の霊は、物質界で肉体に宿っています(霊は物質と独立して存在しないという解釈もあるが別記)。
生物のPOWは肉体から切り離された場合、なんらかのアクセスポイントを探し当て、精霊界に移動する。
祈祷師もPOWそのものは物質界側に存在しています。
ただし、祈祷師は磨精と深く結びついています。
磨精は個人的に所有する携帯デバイスであり、精霊界への常時アクセスポイントとして機能します。
インターネットに接続された端末が常にハッキングの脅威に晒されているように、魔精には常にpingが打たれ、セキュリティホールがないかどうか観察されています。
これが24時間にPOWと同じ確立で発生する精霊界での遭遇です。
精霊は精霊界で、精霊なりの利害によって生活する「精物」です。
ルーンクエストのルール内では特に深く掘り下げられていませんが、物質界の動物、植物、ひいては無機物に相当するモノも存在します。
単に「物質」ではなく「精質」を構造物とする別の世界と考えてください。
現代(2014年)であれば、最も理解しやすいのは、MMORPGです。
MMORPGのアカウントを獲得した人間(生物)が、祈祷師なのです。
祈祷師はPKアリのMMOアカウント、もしくは聖戦などのイベントのある携帯ゲームに参加しています。
リアルの授業とか仕事とか食事とか睡眠とか、やってる場合じゃないわけです。
歩きスマホしながらポチポチとゲームに参加します。
祈祷師に技能制限があるのはこのせいですね!
**当座の祈祷師関連のハウスルール(執筆中)
***名声値や技能制限
名声値を運用している場合、祈祷師は「〔精霊界〕名声ノルマ1ポイント/週」が課せられます。
***物質界に精霊体として現れる
1.1時間以上の浄化儀式でMP5点を使用して精霊界にログイン。
2.精霊界で自身に《視覚化》を投射。このとき祈祷師は浄化儀式のフォーカス(通常は自身の肉体)をアクセスポイントとして顕現する。
3.5分間精霊として行動可能。《視覚化》は精霊界でしか働かないため重ねがけできず、いったんアクセスポイントを通って精霊界に戻る必要がある。
4.いまのところ長期疲労は儀式時間+1ポイント。これはあとで増やす予定。
5.1時間後までに戻っていない場合、祈祷師は死ぬ。
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*祈祷師
※RQの記述は祈禱師ですが、環境依存文字がどの程度まで表示されるかわからないので、このサイトでは祈祷師の表記で統一しています。
非肉化:祈祷師の精神の一部は、自分の肉体を離れて精霊界の奥深くさまようことができます。この間、魔精は祈祷師のかわりに物質界に現れ、主人の眠ったままの体を守ります。物質界に現れた魔精は、普通は祈祷師と関係の深い動物の姿をとります。この動物は半透明の存在で、《呪払》《魔力消散》《中和》といった呪文の影響は受けません。
非肉化の状態を実現するには、祈祷師は最低5魔力ポイントを消費して《浄化》儀式を行ないます。これに要する時間は1時間です。成功する確率は彼の〈浄化〉技能の成功率に等しいパーセンテージです。ロールに成功すれば、祈祷師の精神の一部は体を離れ、最大1時間、精霊界にとどまることができます。
非肉化の一連の行為は呪文というよりは本人の魔的能力であるため、これを《呪払》などの呪文で妨害することはできません。
祈祷師が非肉化すると、彼の魔精が物質界に姿を現し、主人の精神が肉体と再結合するまでのあいだ、残された肉体を守ります。
祈祷師の肉体に対して魔精は呪文を投射することができますが、肉体を動かすことはできません。
魔精と精霊界にいる祈祷師の精神は、《霊話》呪文の場合と同じ交信状態にあると考えます。
非肉化状態にある祈祷師は、魔精の持つ魔力ポイントを自分の攻撃や防御に使うことはできません。
ただし、それを呪文の増幅に使うのは可能です。
非肉化した祈祷師が物質界の生物を相手にするときや、物質界での格闘の最中に精霊戦闘をしかけようと考えたときには、祈祷師は《視覚化》呪文を使う必要があります。
***《視覚化》 Visibility
2ポイント
自身、残照、受動
この呪文は別世界の生物を精霊界から地上界に移動させ、半透明の外観を与える。その外観は、生物がもともと地上界で持っていた形態をとる。この呪文は精霊界に存在する生物に対してのみ投射できる。《視覚化》呪文をかけられた生物は、地上界と関係を持つことができ、呪文を投射する(される)ことも可能。通常の武器では、これらの生物にダメージを与えることはできない。
精霊界の生物には、《視覚化》呪文を本来の能力として持っているものもいる。それらは魔力ポイントを消費せずに、この呪文を用いることができる。
この呪文によって可視化している生物を精霊界に送り返すには、その生物のPOWに等しい魔力ポイントを消費して《呪払》《中和》《魔力消散》の呪文を投射する必要がある。
***《(生物。特に精霊)命令》 Control(Species)
1ポイント
遠隔、残照、能動(生物への司令が終わるまで)から受動へ
この呪文により、特定の生物(1種類)を術者に従属させることができる。《病の精霊への命令》《ゴーストへの命令》《レイスへの命令》など。祈祷師は精霊以外のものに対する《命令》呪文にはあまり通じていない。各種の精霊、ゴースト(幽霊)、レイス(悪霊)、ヘリオン、エレメンタル、ニンフ、チョンチョンなどを、この呪文によって操ることができる。
《命令》呪文を試みるには、まず操ろうとする相手の魔力ポイントを精霊戦闘でゼロに引き下げる。続く戦闘ラウンドで《命令》呪文を投射し、自身の魔力ポイントで相手の魔力ポイントの抵抗に打ち勝たなくてはならない。術者が勝てば、相手は術者が出すすべての命令に従うことになる。この命令は呪文の持続時間中に与えられ、実行され、完了しなければならない。《命令》呪文は祈祷師が別世界生物を捕獲し、呪付物の中に閉じ込めるときに使われるのが一般的である(「儀式魔術」の章の「呪縛」を参照)。
術者と従属させている生物とのあいだには、特殊な形態のテレパシー的コミュニケーションが確立されている。この精神的なつながりは、術者が生物を視認できなくなると断たれる。術者は従属させた生物に質問して、その生物の色々な情報(名称、特定の基本能力値、技能など)を知ることもできる(「儀式魔術」の章の「召喚」を参照)。
従属させた生物に命令を与えるには、その生物に行なわせたい行動の精神的なイメージを自分の頭の中に思い描く。命令に要する時間は1戦闘ラウンドで、その後、生物は行動に移る。
**細かな定義確認(オフィシャル)
物質界と精霊界は互いに知覚できない。
祈祷師が皮肉化を行った場合、祈祷師は精霊として精霊界に顕現する。物質界に精霊として現れたい場合は、その状態で《視覚化》呪文を使用する必要がある。
**精霊界とインターネット
ハウスルール的解釈として、精霊界はインターネットであるというスタンスを取ります。
精霊界は物質界と重なり合っているのではなく、アクセスポイントを介し、かつアバターとして精霊界側にログインして初めて干渉が可能になります。
これは物質界でPOWが見えることと混同しがちですが、生物のPOWは精霊界に所属していません。
祈祷師(と一部の例外的な種族)以外の生物の霊は、物質界で肉体に宿っています(霊は物質と独立して存在しないという解釈もあるが別記)。
生物のPOWは肉体から切り離された場合、なんらかのアクセスポイントを探し当て、精霊界に移動する。
祈祷師もPOWそのものは物質界側に存在しています。
ただし、祈祷師は磨精と深く結びついています。
磨精は個人的に所有する携帯デバイスであり、精霊界への常時アクセスポイントとして機能します。
インターネットに接続された端末が常にハッキングの脅威に晒されているように、魔精には常にpingが打たれ、セキュリティホールがないかどうか観察されています。
これが24時間にPOWと同じ確立で発生する精霊界での遭遇です。
精霊は精霊界で、精霊なりの利害によって生活する「精物」です。
ルーンクエストのルール内では特に深く掘り下げられていませんが、物質界の動物、植物、ひいては無機物に相当するモノも存在します。
単に「物質」ではなく「精質」を構造物とする別の世界と考えてください。
現代(2014年)であれば、最も理解しやすいのは、MMORPGです。
MMORPGのアカウントを獲得した人間(生物)が、祈祷師なのです。
祈祷師はPKアリのMMOアカウント、もしくは聖戦などのイベントのある携帯ゲームに参加しています。
リアルの授業とか仕事とか食事とか睡眠とか、やってる場合じゃないわけです。
歩きスマホしながらポチポチとゲームに参加します。
祈祷師に技能制限があるのはこのせいですね!
**当座の祈祷師関連のハウスルール(執筆中)
***名声値や技能制限
名声値を運用している場合、祈祷師は「〔精霊界〕名声ノルマ1ポイント/週」が課せられます。
***物質界に精霊体として現れる
1.1時間以上の浄化儀式でMP5点を使用して精霊界にログイン。
2.精霊界で自身に《視覚化》を投射。このとき祈祷師は浄化儀式のフォーカス(通常は自身の肉体)をアクセスポイントとして顕現する。
3.5分間精霊として行動可能。《視覚化》は精霊界でしか働かないため重ねがけできず、いったんアクセスポイントを通って精霊界に戻る必要がある。
4.いまのところ長期疲労は儀式時間+1ポイント。これはあとで増やす予定。
5.1時間後までに戻っていない場合、祈祷師は死ぬ。
***《命令》呪文がおかしい
「《命令》呪文を試みるには、まず操ろうとする相手の魔力ポイントを精霊戦闘でゼロに引き下げる。」と書かれているが、精霊はMPが0でも気絶はしないと明記があるものの、ほとんど意味がない。
精霊戦闘→できない、呪文投射→できない、エレメンタルなどが物理攻撃→できる・・・の?、真の名を名乗らせる→できる。
呪縛呪付に入れということはできるけれど、これは魔精に精霊を捕獲させた場合は《命令》と同じ効果を持つので、ほとんど意味がない。
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