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*第84死:氷の森
**登場人物
・ダロ:五ッ星のリエン …DR。ロウドリル司祭。「混沌食い」の特殊同盟精霊を保有
・ののの:血斧のゼノ …DR。バビゴ助祭。超巨大ハルバードを振り回すSIZ8の少女
・早瀬:頑剣のシヴァ …フマクト信徒。大剣に宿る同盟精霊クレフを保有
・TAKA:空振りのギド …フマクト入信者。魔術的に強化された頑丈な骨を持つ
・aza:美しきルト …ロウドリル入信者。エネドリ製の魂のこもった盾
●ログ
ゼノは「白の森」に踏み込んだ。
そこは春のような明るさだったが、生命の気配は無い草原が広がっていた。
ゼノが踏み込んだ正面には8mくらいの広葉樹があり、憔悴したビルトが紐のようなもので手首を縛られ、膝を地面についた形でつるされていた。
ゼノはビルトに近づき、手にした大斧でその紐を切断しようとしたが、紐には傷ひとつ付かなかった。そのため、今度は紐をほどこうとして触れるが、何か鋭いものが指先から自分の中に入ってくるような印象があり、ゼノは思わず飛びのいた。
そこに罠の存在を感じたゼノは、木を切りつける事にして大斧を打ちつけた。すると、木の中は非常に硬い感触がし、すさまじい音がした。
そしてしばらくすると木は揺れ動きながら沈みはじめた。
ギド、シヴァ、ルトは「黒い森」へ踏み込んだ。
そこは夕闇のような薄暗さであったが、太陽の気配はなかった。
その場所は、森の中の広場のようなところであり、6mほどの高さの、表面がヌラヌラと黒く虹色に光る木が、9本、直径20mほどの円形状に生えている場所だった。
その場所の下生えの間からは、太さ15cmから30cmほどの、木と同じ黒くヌラヌラ光る「根」がバタバタとのたうちまわっていた。
木々の中央付近では、ビルトが陵辱されている姿が見えた。彼女の服は身体にひっかかっている程度で、その白い肌が、黒い木々の間でひときわ目立って見えた。
そしてその近くにはルーが扇情的な衣装で立ち、闇の中でフラッシュに照らされた人のように、どこかコマ送りのように見える状態で動いているのが見えた。
ルーは、ビルトの髪を掴み、覗き込み、頬をひっぱたき、また、首を絞めたりしていた。
シヴァの目には、そのビルトのまわりに異形の霊体がまとわりつき、彼女から何かを奪い取ろうとしているのが見えた。
シヴァは大剣を掴むと神の加護を祈りつつ、ひときわ大きな1本の木に駆け寄り、切りつけた。その一撃はあたり一帯に、キーンという巨大スピーカーがハウリングを起こしたような不快な大音響を響かせたが、同時に大剣の中に存在する同盟精霊クレフにも存在を吸い出されるような恐怖感を抱かせた。
シヴァは大剣を一旦仕舞い、トロールヒーローの骨片をエネドリが加工して剣へと生まれ変わらせた武器を抜いた。しかしそれによる攻撃が木に命中したとたん、一瞬で壊れてしまう。
シヴァの加勢に入っていたギドは、木の根に捕まれて中央へ投げ込まれてしまうが、シヴァも同様に捕らえられてしまう。
そこへリエンが中空から突然現れ、ルーを踏みつけると槍で3突きし、打ち倒す事に成功するが、ルーの身体は黒い塵のような闇の塊を残して消えた。
ギドはビルトに駆け寄る。
ビルトは顔を上げてギドを見つめるが、ギドはその瞳の中に暗い穴のようなものを見てしまう。
すると、黒い木々は地面に沈み始める。根につら抜かれたままのビルトを引き止めるべくすがりつくギド。シヴァはビルトを引き込もうとする木の根に大剣を再び打ち込むが、同盟精霊のクレフが再び悲鳴を上げ、呪付が削り取られてしまう。
リエンはビルトは諦め、ビルトに預けていた魔漿石掴み取ろうと手を伸ばす。
その瞬間、各人が、自分の背中が開くような感覚に捕らえられる。
それは「礼拝の失敗」であり、「脱出行における死の瞬間」であり、「ここではない場所で自分が瀕死になった瞬間のイメージ」。様々な死に様がそこに現れる。
沢山の自分の前に、かつて死線を共に歩んだ中間達が現れ、世界が崩壊していく。
**その後の処理
これまでに死剣に登場した全キャラクターはそれぞれ、20の持ち点を有する。
その持ち点を、かつて旅の中で出会った仲間達に加え、自分、自分の神、自分の同盟精霊に振り分ける事ができる。
1人の仲間に割り振れる最大点は、戦闘言語÷5が上限となる。(100%以上のキャラクターは20点を一人に割り振れる)
互いに大きい値を指定した者同士は近くに現れる事になるだろう。
ここでのポイント割り振りは他人に語ってはならず、また、マスターが余人に語る事も無い。
ここで再び旅は折り返し点を迎える。
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