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*第17話: 邂逅、啓発、帰還
**登場人物(PC)
●ネパ 東方のそら豆エルフ。フマクトの裏ロード。「悪魔の剣」をネメシスから引き継ぐが失くす。トロールヒーローとの契約あり。
●ウーロン 本名マルディーニ。ペント出身の馬と人知の専門家のランカーマイ&オーランス。SLOメンバー。「魔界の馬 エルミナーサ」の乗り手。
●ディノ 本名ルイン。ルナー出身のドナンダー魔道師。リュート演奏と幻術の専門家。SLOメンバー。「不死の書」を預かり、影の高地のトロールにその廃棄を依頼する旅をしていたが失くす。巨人合一化の課程で虚無の狂気に冒される。
●リタ 麦と死の神フローナンのロード。クエストの途中で「黒剣」の力を手に入れ、その力の探求をしている。ジャンズマンに弟子入りし(剣的に)物事の本質を理解する方法を教わっている。ネパ、サンドラ、ディノを仲間として扱う。
●ウォーレス シリーラ出身のイェルム信者。元貴族だがダート戦争に敗れ、すべてを失った。力を取り戻し復讐を果たす日を夢見ている。ドラストールからの帰還時に背中に何かが入り込んでいた模様。
**登場人物(NPC)
●サンドラ リタのお目付け役。死亡。
●エマ 一行をストーキングする占い師。女装。
●ジャンズマン 肉体露出系、刀剣専門の鍛冶屋。SLOメンバー。思考放棄型。
●エクテルテー エティリーズ隊商の若きリーダー。各種装備はウォーレスに巻き上げられた。かなり啓発気味。
●モーラ エクテルテーの護衛戦士。赤いビキニアーマーを着用。オーガ疑惑あり。
●妖精 人工湖に落ちていた金色の妖精。あたまわるい。
●ラップトール 実験設備の構築者。後のディレクティではないかという疑惑あり。
**ログ
※各キャラクターの設定再確認。(悪の定義、ディレクティ認識など)
※現状再確認。
・ルイン グロ知77の01。ディレクティに会った事のある人から話しを聞き、文献を調べた事がある。
・ウーロン POW抵抗の失敗で気絶。
・リタ カルト知識でファンブル。うちのカルトの司祭と誤解。衣服からして過去の?
・ネパ 視力でファンブル。かつて地元で会った事のある人。遠方からの客人?
・ウォーレス グロ知でファンブル。ラッアルカークと混同。
■シーン1 実験設備前
白っぽい建物の中。
体育館ほどの広さの場所の中に、黒い大きな箱が置かれている。
箱の外周には魔方陣が刻まれている。
箱には通路状の穴が開いており、そこから一行は出てきた。
元の方向には霧がかかったようになっており、見通す事はできない。
※司祭、ロードは世界律の違いに気づく。
正面のダブルドアから30歳ほどの男が入ってきてわめく。
※ウォーレスはその発音に特異な特徴がある事に気づく。彼の舌先は2つに割れている。
※ディノは彼を見た瞬間に彼こそがディレクティと確信する。
ディノ「あなたはディレクティ?(新ペ)」
ウォーレス「何?ディレクティだと?(新ペ)」(ドラストール王と誤解中)
?「何だね君たちは!私の実験場に何の用だ!?さては実験データを盗みに来たな!…(言語不明だが意味は判る)」(キーキー声)
ネパ「おひさしぶりです。えーっと(クラロレラ)」(昔あった人と誤解中)
リタ「…(実験箱から出てきた。石造りの部屋。フローナンの司祭。昔風の衣装。合成実験を行っていた。フローナン復活に2期に関わった人物?周囲を見回すがアップランド湿原の神殿(合成実験設備)とは確証がもてない)まあまあ。我々は貴方の作った実験箱から出てきた者だけどね。えっと、これは地下ピラミッドですか?」(フローナン司祭と誤解中)
ウォーレス「あたながあのディレクティか?」(雄弁1/5成功)
?「何を言っているんだね?君たちは!客人だというなら名を名乗るべきではないのかね?そもそも…云々」
ディノ「私はルナーのトライポリスから来たディノです。突然お邪魔して申し訳ありません。前の門をくぐったらここまで来たのですが(新ペ)」
?「ごちゃごちゃうるさーい!!ボクが何だって?誰だそれは!!どうやって入ってきたのか知らないが、そのディレクティというのをたずねてきたというなら人違いだ!すぐに去るがいい!(右手方向を示す)」
ウォーレスが彼と話している間に、後方で作戦会議を開始。
エクテルテは「これは「A Sciene of Story」で、何か重要なストーリーに立ち会っているのだと思うが、どうか」と問う。
ジャンズマンは「このパターンはそうだね」と頷く。
リタは「ここがアップランド湿原の施設だとすると、私のカルトに関わりのあるエピソードではないかと思うが確信は持てない」と語る。
リタはディノを呼び「ディレクティとか言っていたが何か分かっている事があるなら説明してほしい」と要求する。
ディノは「彼は昔調べたディレクティで間違いないと思う。彼が狭間から死を取り出す話だろう。それは生をつかさどる実験の失敗から得た直感だと言われている」と説明する。
リタは「過去に2段階戻っているのだとすると、下手をすると我々が天恵を授けてしまうかもしれない」と躊躇を示す。
ジャンズマンに請われネパはウーロンを気絶から復帰させる。
ジャンズマン「こういう時は、デルルードが考えるもんだ。よう、先生何か分からないか?」
ウーロン「考えてもしょうがいない。行動しよう」(彼の指す扉から出ようとする)
リタ「こういう場合、次のシーンに変ると戻れないよ。あと、あんた一人が次に行けるわけじゃなく、みなも巻き込むんだよ」
?「私たちはもっと神に近づける。人の真髄を取り出すのがボクの世紀の大発明なのだ。豊穣のルーンとして大地や植物を使う。そこから真髄を取り出すのだが…」
リタは、ここが誕生の場だとすると、古い種類の麦があるはずと周辺の実験素材を見てまわる。(捜索1/5成功で、ダガーを発見するが直接的なものではなく、さらに迷う)
ウーロンも周辺をさぐりはじめ、ウォーレスのポケットにも何かモノを入れる。
モーラがエクテルテにキレる。
エクテルテが再度ディノに話しを聞き、自分の得意な分野に話を持ち込むしかないと折衝を始める。(商談効果成功)
相手は、一行がスパイではない事を理解し、客として認める。(1段階成功分)
■シーン2 客室
そして自らを「ラップトール」と名乗り、知識交換の交渉を始める。
エクテルテは、月の話、死と再生の話しを語る。
ラップトールは、実験の目的は足し算の呪付と対をなす引き算の呪付である事を語る。
※ウーロンは、エルミナーサの召還を試みる。(01成功)
エルミナーサではないが、闘気をまとったでかい馬の影が現れる。
続けてウーロンが取引を開始するが、ケース内の実験結果の報告において、誤解を生む表現を混ぜてしまう。(77の00)
それによって界ズレが発生し、状況ループが始まる。
対抗できたのはディノとエマのみ。
ループ地獄の中、エマの占いによる導きでエクテルテにすり替わったディノは、自らの狂気と引き換えに実験設備内で起こった正確な事象をラップトールに伝える。
■シーン3 天恵による発見とさらなる研究の果てに
ラップトールは年を取っている。
ラップトールは来訪者に礼を述べる。
「予想外の乱入だったが、君たちによって全く違うアプローチに気が付いたよ、私にできる事といえば《永遠の個》を与える事ぐらいだが」
ウォーレス「変らないという事ならいらないな。」
ネパ「聞かなかったことにしよう」
ディノ「永遠の個って何?」
ラップトール「それ以外言いようがないな」
リタ「それは死を取り出せたという事ですか?」
ラップトール「取り出すものではないことに気づいたのだよ。ルーンには、反転という概念があるが、それだけでなく対になるルーンで穴を作ることでも、それを作る事ができるという事だ。例えば、豊穣のルーンを用いて死のルーンを描くという事だ。これによって既存のルールを抜け出しつつ、機能するものが作れるというわけだ」(多くの人間には理解できない話)
リタ「(はっとしてジャンズマンを見る。ジャンズマンもリタを見てうなずく)なるほど。(ジャンズマンズメソッドで成功。メソッドの対の概念である事を理解)では、私の黒剣の力はそれと同じ方法で生み出されているのだとすれば、ここの実験装置で戻せないのだろうか」
ラップトール「それは埋めるべき溝があるわけではなく、引かれているだけだ」
リタ「(ネパを向き)ありがとう。私のクエストは終わりを迎えたようだ」
ウーロン「ディレクティという名に覚えは?」
ラップトール「ないな」
ウーロン「こういう本に覚えは?」
ラップトール「ない」
ウーロン「ここはいつでどこなのか?」
ラップトール「(なにごとかこたえた)」
※ここの問答で、セントール作成は彼の手によるものではなく、この実験が国のプロジェクト(異端)の一環で、複数の担い手がいる事が判明。
ディノ「この一連の実験の感想は?」
ラップトール「生きているばかりが能ではない、という事かな」
貰い手がいないというのは寂しい事だが、君たちに感謝しているよ。
※シーンが閉じ、WILLの精算が行われた。
ウーロン 馬の影5、実験室のモノ19、黒い石5、虚無9
ウォーレス 水2、実験室1、水の真髄23、置いてきたもの-15、虚無8
ネパ 両手剣?、黒い石14、虚無3
リタ 短剣3、虚無9
ディノ CON増加7(抵抗成功)
■帰還
気がつくと、枯れた泉の端にいる。
泉の底に割れた石が傾いて置かれている。
周囲は夜の森。河の水の音が聞こえる。
そこには巨大化したエルミナーサと、木の陰に潜むセントールの祈祷師がいた。
**マルディーニの日記
◆1625年 火の季 死の週 風の日?
目を覚ますと、目の前にネパがいた。どうも、何時もより上からネパを見下ろしているようだが、自分の鼻にネパが指を突っ込んでいる。チラッと目だけで後ろを見ると、ジャンズマンが私の首根っこを持ってネパの方に差し出している。どうやら、またトビラをくぐったときに気絶したらしく、ネパが起こしてくれたようだ。この目覚め方は初めてではないので、どうもエルフの起こし方は、人の鼻に指を突っ込んでやるらしい。
で、現状を聞く。ジャンズマンは私に意見を求めてきた。専門外のこと聞かれて分かるわけないだろ、とか思ったが自重。分からないときは知識や過去の体験から類推するところだが、こんな状況一般人が体験したことがあるわけもない。また、こんな体験はカルトや氏族にとって秘儀に属するようなことっぽいので普通、文字にして残すこともない。こんな状況の時にはやることはただ1つ「とりあえずやってみる、で、その結果を後でまた考える」。でも、リタから私の行動の結果が他人にも影響する、とか言外に止められたので、とりあえず、皆の意見を待つことにした。
やることもないので、周囲に散乱していた物品を懐に。沢山持っていけるわけもないので、とりあえず、一番目に付いたものを懐にしまっておく。と、ウォーレスと目が合って、目で「俺の分も確保しろ」とか訴えられたので、適当に拾って、ウォーレスの荷物の中に放り込んでおいた。
そんなことをしていたら、ルナー人がここの住人と取引をし始めた。なにやら、彼の知識と交換に何かほしいと言っているようなので、ついでに私もと手を上げたら、時間があったときにな、とか言われた。知識の交換はできるようなので、心の中でガッツポーズ。
ラップトールと名乗った男の後ろの扉に通された。ラップトールとルナー人が商談のために部屋を出て行ったので、特にやることがない。ここもまた変な場所なので成功するとは思わないが、エルミナーサを召還してみた。と、なにやらでかい馬の影が現れる。かなり不機嫌な様子だが、私を攻撃するつもりではないようなので、コミュニケーションを取ろうと四苦八苦、無理だったけど。
そんなことをしていたら、ラップトールと話す機会を得られたので、彼の実験経過のレポートと引き換えに、エルミナーサや頭の上の馬の影について聞いてみた。我ながら上手く説明できたと思ったが、どうも彼から教えられたことを思い出せない。話し合っていたことは確からしいが、どうもそのあたりの記憶が曖昧だ。
正確な記憶があるのは、時間が十数年進んでいると思われる場面だ。まぁラップトールが老けていたのでそう思っただけだけで確信があるわけではないが。どうやらラップトールの実験は成功したらしく、そのお礼に私たちに何かをくれるらしいのだが、それが何であるかが理解できない。リタがイロイロと聞いているが、その内容が全く理解できないので、とりあえずリタの話が終わるのをまっていくつか聞いてみた。
・ディレクティという名前について知っていることがあるか → 知らない
・黒い本について知っていることがあるか → 知らない
・ここがどこで何時なのか(内容は覚えてない)
・セントールの実験について → 自分のチームじゃない
丁寧にラップトールから礼を言われた後に、また場面が変わったようだ。どうも普通の森にいるらしい。と、フンフンという鼻息が聞こえたので振り向くとエルミナーサがいた。彼女がここにきてから少し時がたっているらしいことを言っていたが、それよりもかなり立派に成長しているほうに目がいってしまった。今まで見たことがないくらい大きく、おそらく馬としては最大級を超えていると思う。何があったか聞こうとしたが、なにやら気配がして振り向くと、祈祷師風のセントールがたたずんでいた。今度は一体何事?
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*第17話: 邂逅、啓発、帰還
**登場人物(PC)
●ネパ 東方のそら豆エルフ。フマクトの裏ロード。「悪魔の剣」をネメシスから引き継ぐが失くす。トロールヒーローとの契約あり。
●ウーロン 本名マルディーニ。ペント出身の馬と人知の専門家のランカーマイ&オーランス。SLOメンバー。「魔界の馬 エルミナーサ」の乗り手。
●ディノ 本名ルイン。ルナー出身のドナンダー魔道師。リュート演奏と幻術の専門家。SLOメンバー。「不死の書」を預かり、影の高地のトロールにその廃棄を依頼する旅をしていたが失くす。巨人合一化の課程で虚無の狂気に冒される。
●リタ 麦と死の神フローナンのロード。クエストの途中で「黒剣」の力を手に入れ、その力の探求をしている。ジャンズマンに弟子入りし(剣的に)物事の本質を理解する方法を教わっている。ネパ、サンドラ、ディノを仲間として扱う。
●ウォーレス シリーラ出身のイェルム信者。元貴族だがダート戦争に敗れ、すべてを失った。力を取り戻し復讐を果たす日を夢見ている。ドラストールからの帰還時に背中に何かが入り込んでいた模様。
**登場人物(NPC)
●サンドラ リタのお目付け役。死亡。
●エマ 一行をストーキングする占い師。女装。
●ジャンズマン 肉体露出系、刀剣専門の鍛冶屋。SLOメンバー。思考放棄型。
●エクテルテー エティリーズ隊商の若きリーダー。各種装備はウォーレスに巻き上げられた。かなり啓発気味。
●モーラ エクテルテーの護衛戦士。赤いビキニアーマーを着用。オーガ疑惑あり。
●妖精 人工湖に落ちていた金色の妖精。あたまわるい。
●ラップトール 実験設備の構築者。後のディレクティではないかという疑惑あり。
**ログ
※各キャラクターの設定再確認。(悪の定義、ディレクティ認識など)
※現状再確認。
・ルイン グロ知77の01。ディレクティに会った事のある人から話しを聞き、文献を調べた事がある。
・ウーロン POW抵抗の失敗で気絶。
・リタ カルト知識でファンブル。うちのカルトの司祭と誤解。衣服からして過去の?
・ネパ 視力でファンブル。かつて地元で会った事のある人。遠方からの客人?
・ウォーレス グロ知でファンブル。ラッアルカークと混同。
■シーン1 実験設備前
白っぽい建物の中。
体育館ほどの広さの場所の中に、黒い大きな箱が置かれている。
箱の外周には魔方陣が刻まれている。
箱には通路状の穴が開いており、そこから一行は出てきた。
元の方向には霧がかかったようになっており、見通す事はできない。
※司祭、ロードは世界律の違いに気づく。
正面のダブルドアから30歳ほどの男が入ってきてわめく。
※ウォーレスはその発音に特異な特徴がある事に気づく。彼の舌先は2つに割れている。
※ディノは彼を見た瞬間に彼こそがディレクティと確信する。
ディノ「あなたはディレクティ?(新ペ)」
ウォーレス「何?ディレクティだと?(新ペ)」(ドラストール王と誤解中)
?「何だね君たちは!私の実験場に何の用だ!?さては実験データを盗みに来たな!…(言語不明だが意味は判る)」(キーキー声)
ネパ「おひさしぶりです。えーっと(クラロレラ)」(昔あった人と誤解中)
リタ「…(実験箱から出てきた。石造りの部屋。フローナンの司祭。昔風の衣装。合成実験を行っていた。フローナン復活に2期に関わった人物?周囲を見回すがアップランド湿原の神殿(合成実験設備)とは確証がもてない)まあまあ。我々は貴方の作った実験箱から出てきた者だけどね。えっと、これは地下ピラミッドですか?」(フローナン司祭と誤解中)
ウォーレス「あたながあのディレクティか?」(雄弁1/5成功)
?「何を言っているんだね?君たちは!客人だというなら名を名乗るべきではないのかね?そもそも…云々」
ディノ「私はルナーのトライポリスから来たディノです。突然お邪魔して申し訳ありません。前の門をくぐったらここまで来たのですが(新ペ)」
?「ごちゃごちゃうるさーい!!ボクが何だって?誰だそれは!!どうやって入ってきたのか知らないが、そのディレクティというのをたずねてきたというなら人違いだ!すぐに去るがいい!(右手方向を示す)」
ウォーレスが彼と話している間に、後方で作戦会議を開始。
エクテルテは「これは「A Sciene of Story」で、何か重要なストーリーに立ち会っているのだと思うが、どうか」と問う。
ジャンズマンは「このパターンはそうだね」と頷く。
リタは「ここがアップランド湿原の施設だとすると、私のカルトに関わりのあるエピソードではないかと思うが確信は持てない」と語る。
リタはディノを呼び「ディレクティとか言っていたが何か分かっている事があるなら説明してほしい」と要求する。
ディノは「彼は昔調べたディレクティで間違いないと思う。彼が狭間から死を取り出す話だろう。それは生をつかさどる実験の失敗から得た直感だと言われている」と説明する。
リタは「過去に2段階戻っているのだとすると、下手をすると我々が天恵を授けてしまうかもしれない」と躊躇を示す。
ジャンズマンに請われネパはウーロンを気絶から復帰させる。
ジャンズマン「こういう時は、デルルードが考えるもんだ。よう、先生何か分からないか?」
ウーロン「考えてもしょうがいない。行動しよう」(彼の指す扉から出ようとする)
リタ「こういう場合、次のシーンに変ると戻れないよ。あと、あんた一人が次に行けるわけじゃなく、みなも巻き込むんだよ」
?「私たちはもっと神に近づける。人の真髄を取り出すのがボクの世紀の大発明なのだ。豊穣のルーンとして大地や植物を使う。そこから真髄を取り出すのだが…」
リタは、ここが誕生の場だとすると、古い種類の麦があるはずと周辺の実験素材を見てまわる。(捜索1/5成功で、ダガーを発見するが直接的なものではなく、さらに迷う)
ウーロンも周辺をさぐりはじめ、ウォーレスのポケットにも何かモノを入れる。
モーラがエクテルテにキレる。
エクテルテが再度ディノに話しを聞き、自分の得意な分野に話を持ち込むしかないと折衝を始める。(商談効果成功)
相手は、一行がスパイではない事を理解し、客として認める。(1段階成功分)
■シーン2 客室
そして自らを「ラップトール」と名乗り、知識交換の交渉を始める。
エクテルテは、月の話、死と再生の話しを語る。
ラップトールは、実験の目的は足し算の呪付と対をなす引き算の呪付である事を語る。
※ウーロンは、エルミナーサの召還を試みる。(01成功)
エルミナーサではないが、闘気をまとったでかい馬の影が現れる。
続けてウーロンが取引を開始するが、ケース内の実験結果の報告において、誤解を生む表現を混ぜてしまう。(77の00)
それによって界ズレが発生し、状況ループが始まる。
対抗できたのはディノとエマのみ。
ループ地獄の中、エマの占いによる導きでエクテルテにすり替わったディノは、自らの狂気と引き換えに実験設備内で起こった正確な事象をラップトールに伝える。
■シーン3 天恵による発見とさらなる研究の果てに
ラップトールは年を取っている。
ラップトールは来訪者に礼を述べる。
「予想外の乱入だったが、君たちによって全く違うアプローチに気が付いた。
私にできる事といえば《永遠の個》を与える事ぐらいだが、欲するのならば。」
ウォーレス「変らないという事ならいらないな。」
ネパ「聞かなかったことにしよう」
ディノ「永遠の個って何?」
ラップトール「それ以外言いようがないな」
リタ「それは死を取り出せたという事ですか?」
ラップトール「取り出すものではないことに気づいたというところか。
概念だけ説明するなら、積み上げることではなく、取り除くことでルーンを描くこともできる。
豊穣のルーンを用いて書いた死のルーンもまた死。
これによって既存のルールに縛られぬ、新しい地平が開ける」(多くの人間には理解できない話)
リタ「(はっとしてジャンズマンを見る。ジャンズマンもリタを見てうなずく)なるほど。(ジャンズマンズメソッドで成功。メソッドの対の概念である事を理解)では、私の黒剣の力はそれと同じ方法で生み出されているのだとすれば、ここの実験装置で戻せないのだろうか」
ラップトール「それは埋めるべき溝があるわけではなく、引かれているだけだ」
リタ「(ネパを向き)ありがとう。私のクエストは終わりを迎えたようだ」
ウーロン「ディレクティという名に覚えは?」
ラップトール「ないな」
ウーロン「こういう本に覚えは?」
ラップトール「ない」
ウーロン「ここはいつでどこなのか?」
ラップトール「(なにごとかこたえた)」
※ここの問答で、セントール作成は彼の手によるものではなく、この実験が国のプロジェクト(異端)の一環で、複数の担い手がいる事が判明。
ディノ「この一連の実験の感想は?」
ラップトール「生きているばかりが能ではない、という事かな」
貰い手がいないというのは寂しい事だが、君たちに感謝しているよ。
※シーンが閉じ、WILLの精算が行われた。
ウーロン 馬の影5、実験室のモノ19、黒い石5、虚無9
ウォーレス 水2、実験室1、水の真髄23、置いてきたもの-15、虚無8
ネパ 両手剣?、黒い石14、虚無3
リタ 短剣3、虚無9
ディノ CON増加7(抵抗成功)
■帰還
気がつくと、枯れた泉の端にいる。
泉の底に割れた石が傾いて置かれている。
周囲は夜の森。河の水の音が聞こえる。
そこには巨大化したエルミナーサと、木の陰に潜むセントールの祈祷師がいた。
**マルディーニの日記
◆1625年 火の季 死の週 風の日?
目を覚ますと、目の前にネパがいた。どうも、何時もより上からネパを見下ろしているようだが、自分の鼻にネパが指を突っ込んでいる。チラッと目だけで後ろを見ると、ジャンズマンが私の首根っこを持ってネパの方に差し出している。どうやら、またトビラをくぐったときに気絶したらしく、ネパが起こしてくれたようだ。この目覚め方は初めてではないので、どうもエルフの起こし方は、人の鼻に指を突っ込んでやるらしい。
で、現状を聞く。ジャンズマンは私に意見を求めてきた。専門外のこと聞かれて分かるわけないだろ、とか思ったが自重。分からないときは知識や過去の体験から類推するところだが、こんな状況一般人が体験したことがあるわけもない。また、こんな体験はカルトや氏族にとって秘儀に属するようなことっぽいので普通、文字にして残すこともない。こんな状況の時にはやることはただ1つ「とりあえずやってみる、で、その結果を後でまた考える」。でも、リタから私の行動の結果が他人にも影響する、とか言外に止められたので、とりあえず、皆の意見を待つことにした。
やることもないので、周囲に散乱していた物品を懐に。沢山持っていけるわけもないので、とりあえず、一番目に付いたものを懐にしまっておく。と、ウォーレスと目が合って、目で「俺の分も確保しろ」とか訴えられたので、適当に拾って、ウォーレスの荷物の中に放り込んでおいた。
そんなことをしていたら、ルナー人がここの住人と取引をし始めた。なにやら、彼の知識と交換に何かほしいと言っているようなので、ついでに私もと手を上げたら、時間があったときにな、とか言われた。知識の交換はできるようなので、心の中でガッツポーズ。
ラップトールと名乗った男の後ろの扉に通された。ラップトールとルナー人が商談のために部屋を出て行ったので、特にやることがない。ここもまた変な場所なので成功するとは思わないが、エルミナーサを召還してみた。と、なにやらでかい馬の影が現れる。かなり不機嫌な様子だが、私を攻撃するつもりではないようなので、コミュニケーションを取ろうと四苦八苦、無理だったけど。
そんなことをしていたら、ラップトールと話す機会を得られたので、彼の実験経過のレポートと引き換えに、エルミナーサや頭の上の馬の影について聞いてみた。我ながら上手く説明できたと思ったが、どうも彼から教えられたことを思い出せない。話し合っていたことは確からしいが、どうもそのあたりの記憶が曖昧だ。
正確な記憶があるのは、時間が十数年進んでいると思われる場面だ。まぁラップトールが老けていたのでそう思っただけだけで確信があるわけではないが。どうやらラップトールの実験は成功したらしく、そのお礼に私たちに何かをくれるらしいのだが、それが何であるかが理解できない。リタがイロイロと聞いているが、その内容が全く理解できないので、とりあえずリタの話が終わるのをまっていくつか聞いてみた。
・ディレクティという名前について知っていることがあるか → 知らない
・黒い本について知っていることがあるか → 知らない
・ここがどこで何時なのか(内容は覚えてない)
・セントールの実験について → 自分のチームじゃない
丁寧にラップトールから礼を言われた後に、また場面が変わったようだ。どうも普通の森にいるらしい。と、フンフンという鼻息が聞こえたので振り向くとエルミナーサがいた。彼女がここにきてから少し時がたっているらしいことを言っていたが、それよりもかなり立派に成長しているほうに目がいってしまった。今まで見たことがないくらい大きく、おそらく馬としては最大級を超えていると思う。何があったか聞こうとしたが、なにやら気配がして振り向くと、祈祷師風のセントールがたたずんでいた。今度は一体何事?
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