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この事例は最新のルールにアップデートされていません。後日修正予定。(2009/09/01)
**キャラクターの作成
***キーワード
プレイヤーはナレーターから提示された「世界背景」と「ジャンル」を元に、どんなキャラクターを作りたいかを決め、そのキャラクターを端的にあらわす言葉を3つ以上設定します。これをキャラクターの「キーワード」と呼びます。
世界設定やジャンルに基づいて、ナレーターからキーワードを指定されることもあります。
プレイヤーはキーワードを書き込むたびに1D10をロールし、出た目をキーワードの「強度」として書き込みます。
ロールをしていく中で強度の合計が20を超えたなら、それ以降は1D10をロールせず、キーワードの強度は0になります。
キーワードは最大10個まで持つことができます。
#blockquote(){***チャットプレイの風景:キャラクターキーワードの設定
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:雪歩はシンジくんがいいんじゃない?
&font(b,#999999){【雪歩】}:そうかな?
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:ちょっと引っ込み思案なところとかー、いろいろ悩んじゃうところとかぁー
&font(b,#999999){【雪歩】}:うん。じゃあ、そうするね。春香ちゃん。 &font(#777777){(元気なキャラクターもやってみたいけど、わたしには、ムリだよね・・・)}
&font(b,#00BB00){【ぴよ】}:じゃあ、雪歩ちゃんはシンジくんね。えーとキーワードとして「日本人の少年」「エヴァの操縦者」それぞれ1D10をロールしてね。
&font(b,#005500){【シンジ】}:キーワード:日本人の少年 &font(#777777){( &font(#7793BF; font-weight: bold){[1d10] = (9) = 9 = 9} )}
&font(b,#005500){【シンジ】}:キーワード:エヴァの操縦者 &font(#777777){( &font(#7793BF; font-weight: bold){[1d10] = (3) = 3 = 3} )}
&font(b,#999999){【雪歩】}:これでいいですか?
&font(b,#00BB00){【ぴよ】}:うん。これでキーワードの強度の合計が12。あとはできるだけ大きな特徴を自分なりにキーワードにしていってみて。
&font(b,#005500){【シンジ】}:引っ込み思案 &font(#777777){( &font(#7793BF; font-weight: bold){[1d10] = (5) = 5 = 5} )}
&font(b,#999999){【雪歩】}:これで17。20を超えるまでやるんですよね? うーん、あと何をキーワードにすればいいですか?
&font(b,#999999){【雪歩】}:細かい設定はあとでやるってルールブックに書いてあったんですけど・・・
&font(b,#00BB00){【ぴよ】}:そうねー、別にナニをキーワードにしてもいいけど、例えば「主人公」とかっていうのもアリかな。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:えー!!!!そんなことできるんですかぁ?
&font(b,#00BB00){【ぴよ】}:できるわよ。「ヒロイン」とか「やられ役」とか。まあ役に立つとは限らないけどwww
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:はい!わたし!わたし「ヒロイン」やりますっ!!!
&font(b,#00BB00){【ぴよ】}:春香ちゃんはあとでねw 雪歩ちゃん、どうする?
&font(b,#999999){【雪歩】}:じゃあ、「主人公」も振ってみます。
&font(b,#005500){【シンジ】}:キーワード:主人公 &font(#777777){( &font(#7793BF; font-weight: bold){[1d10] = (5) = 5 = 5} )}
&font(b,#00BB00){【ぴよ】}:はい、じゃぁ22になったのでこれでキーワード設定はおしまいです。
&font(b,#00BB00){【ぴよ】}:別にもっとたくさん作ってもいいんだけど、結局ゲーム中での要素抽出になるから、アニメのキャラクターみたいに参照情報が強力な場合はいらないかな。
&font(b,#0000FF){【千早】}:「要素抽出」とか「参照情報」ってなんですか?
&font(b,#00BB00){【ぴよ】}:要素抽出っていうのは、そのキャラクターが「何ができるか」を設定から抜き出すことです。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:アニメとかを基にしないで「戦士」とか「少年」とかをキーワードにしても、何ができるのかはっきりしませんよね?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:だけど漫画やアニメのキャラクターはその名前だけでたくさんの「こういうキャラクターなはず」っていう情報があるでしょ?
&font(b,#0000FF){【千早】}:なるほど。それが参照情報ですね。わざわざキーワードを増やさなくても、何ができて何ができないかがはっきりしている、と。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:そうです! でも、あまり細かいところまで「こういうキャラクターなはず!」ってやっちゃうと、TRPGでやる意味がないのよねー
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:だからみんな参照情報を上手に使いながら、自分なりのキャラクターになるようにがんばりましょう。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:はーい!
&font(b,#999999){【雪歩】}:はい。
&font(b,#0000FF){【千早】}:ええ、わかりました。
}
雪歩のキャラクターシートにはキャラクター名とキーワードが書き込まれました。
キャラクター名:碇シンジ
|No|キーワード|強度|h
|1|日本人の少年|9|
|2|エヴァのパイロット|3|
|3|内向的|5|
|4|主人公|5|
#blockquote(){***チャットプレイの風景:キャラクターアトリビュートの抽出1
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:じゃあ次は、キャラクターアトリビュートの抽出です。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:ここから先は、キャラクターの持つ「ナレーションポイント」を消費するから気をつけてね。みんなのキャラクターは最初ナレーションポイントを100点持っています。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:ナレーションポイント?何ですかー???
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:このゲームが普通のTRPGと違うのは、なんと、キャラクターが「チャットで行動宣言できる回数」が決まってることなの。
&font(b,#0000FF){【千早】}:100回しかできないのですか?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:そう、ナレーションポイント1点でチャットでの発言1回。発言っていっても会話だけじゃなくて、ひとりごとや行動宣言、行動の結果への反応も含めて、チャットでの発言が100回なんです。
&font(b,#0000FF){【千早】}:ちょっと、想像がつきませんね。みんなで1回づつ、順番に発言していくんでしょうか?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:ちがうのよねー、それが。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:つまり、このゲームは「1ステージ」(これは普通のRPGの「1シナリオ」だと思っていいんだけど)の中で、全てのPCが「ほぼ同じ文章量で登場する」ことが保証されているの。
&font(b,#0000FF){【千早】}:ああ・・・なるほど。シーンによって、役割分担するんですね?
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:おおー! なんか難しい話は他の人にまかせておいて、春香ちゃんは王子様とラブラブなシーンであんなことやこんなことがっ!!!
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:はいはいwできますできますwww みんなが納得してくれればな!w
&font(b,#999999){【雪歩】}:引っ込み思案な私でも活躍できる・・・のかな?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:そうね。ただ活躍するかどうかは行動しだい。キャラクターが悲惨な目にあうシーンが長々と書かれてる小説も多いでしょ?w
&font(b,#999999){【雪歩】}:うう~、それはダメダメですぅ~><
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:PC間の交渉や物のやり取りも全部ナレーションポイントを消費しますよ。
&font(b,#0000FF){【千早】}:プレイヤーからナレーターへの質問とかはどうなんでしょう。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:ナレーションポイントを消費するのはキャラクター欄での発言だけです。プレイヤー同士の相談もおk。間違えてキャラクター欄でやらないようにね。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:じゃあアトリビュートの抽出に戻りますよ。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:アトリビュートの抽出は「キャラクターの能力」にしたい文章と〔キーワード〕をセットにして1D10を振ってください。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:既存のキャラクターなら、wikipediaを見ながら文章を抜き出していくのがいいかな。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:あと、普通のRPGでは「能力」と思えないものもこのゲームでは能力になるの。キャラクターを修飾する言葉なら、だいたい何をアトリビュートに入れても大丈夫よ。
&font(b,#005500){【シンジ】}:唯一の肉親である父親を苦手としている &font(#777777){(〔内向的〕 &font(b,#7793BF){[1d10+5] = (7) = 7 +5 = 12} )}
&font(b,#999999){【雪歩】}:こんな感じでいいでしょうか。 &font(#777777){(どきどき)}
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:あら、雪歩ちゃん、しっかりルール呼んでくれてるのねー。そう、そのアトリビュートが引き出されてくるキーワードとセットで書いて、振るダイスにはキーワードの値を合算しておくの。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:ただひとつだけ。もうナレーションポイントの消費がはじまっているから、発言の先頭に番号をつけておくといいかな。
&font(b,#999999){【雪歩】}:番号ですか? &font(#777777){(どきどき)}
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:このシステムのいまのところの欠点なんだけどね、何回発言したかを後で数えるのは大変なのよー。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:「1.○○」「2.××」と書いておくとすぐわかるでしょ?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:あと、発言が行動そのものだから、ナレーターや他のプレイヤーも「シンジのx番の行動に対して○○します」のように反応するからなの。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:ちょっとめんどくさい・・・かな? &font(#777777){(のヮの)}
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:まあ2,3回書き忘れても前のナレーションから数えなおせばいいから、番号を入れ忘れたぐらいで発言しなおす必要はないわ。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:デザイナーはTRPGチャットを改造して番号が振られるようにするか、作者さんにお願いすることも考えてるみたいだけど。ま、当座はがまんしてねーw
&font(b,#999999){【雪歩】}:じゃあ、アトリビュートの抽出を続けますね。
&font(b,#005500){【シンジ】}:2.逃げちゃダメだ &font(#777777){(〔内向的〕 &font(b,#7793BF){[1d10+5] = (7) = 7 +5 = 12} )}
&font(b,#005500){【シンジ】}:3.葛城ミサトと同居 &font(#777777){(〔エヴァのパイロット〕 &font(b,#7793BF){[1d10+3] = (10) = 10 +3 = 13} )}
&font(b,#005500){【シンジ】}:4.チェロが得意 &font(#777777){(〔日本人の少年・・・かなぁ?〕 &font(b,#7793BF){[1d10+9] = (9) = 9 +9 = 18} )}
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:おお、すごい!チェロ上手そう!
&font(b,#999999){【雪歩】}:〔日本人の少年〕で抽出してみたけどいいんですか? 18って、すごく上手ですよね? &font(#777777){(どきどきどき)}
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:大丈夫。認めるナレーターと認めないナレーターがいると思うけど、わたしは認めるわ。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:雪歩ちゃん、いいカンジよ。で、18っていうのはどのくらい上手だと思う? &font(#777777){(ウフフ。いい題材だわー)}
&font(b,#0000FF){【千早】}:20が最高だとすると・・・Bランクアイドル・・・じゃなかった、Bランクチェリスト?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:おかしいわよね。キーワードで〔一流のチェリスト:1〕のキャラクターが1をロールした〈滂沱の演奏:2〉と〔日本人の少年〕の〈チェロが得意:18〉はどっちが上手なのかしら?w
&font(b,#999999){【雪歩】}:ええー、やっぱり下げましょうか・・・ &font(#777777){(ううう)}
&font(b,#0000FF){【千早】}:何か修正がかかるんですか?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:違います。このアトリビュートの強度は「演奏のうまさ」じゃないの。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:えー、だってほかに何に数字を使うんですか? &font(#777777){(のヮの?)}
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:「そのアトリビュートがこのステージでどれだけ効果的か」 &font(#777777){(にやり)}
&font(b,#0000FF){【千早】}:ああ・・・ああー、なるほど。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:え?えええ???なんかよくわかりませんよ?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:例えばこのお話でシンジ君の心情をチェロで表現するシーンがあったとするでしょ?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:そこで無関係な〔一流のチェリスト〕がチェロ弾いてるのと、シンジ君が弾いてるのと、どっちが感動的?
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:おおおおおおおおおおおおおおお、なるほどー!そうですね!すごいっ!!!
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:ね?このゲームはチェロの演奏を競うゲームじゃなくて、どっちが素敵なお話を作れるかを競うの。
}
#blockquote(){***チャットプレイの風景:キャラクターアトリビュートの抽出2
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:さあ、じゃあテンションあげていくわよ!?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:さっきは雪歩ちゃんだったから、今度は春香ちゃん、簡単にキーワード設定と初期アトリビュート抽出までやってみようか。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:は~い!惣流・アスカ・ラングレー、いっきま-くぁwせdrftgyふじこ
&font(b,#999999){【雪歩】}:どうしたの?春香ちゃん? &font(#777777){(ぷ。絶対、どんがらがっしゃーん!ってなってるよね)}
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:な、なんでもない、なんでもないですよ。・・・ん?なんかいま笑われたような。
&font(b,#999999){【雪歩】}:え、えええ?気のせいだよ、春香ちゃん。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:まあいいか。じゃあキーワードから。ころころー
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:キーワード:クォーターの超美少女 &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (6) = 6 = 6} )}
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:キーワード:エヴァの操縦者 &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (1) = 1 = 1} )}
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:あ、あれー?なんかどっちもイマイチですよ?
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:キーワード:ツンデレ &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (3) = 3 = 3} )}
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:うう~、3つ振っても10しか行ってないorz
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:例えばそういうときに、「エヴァの操縦者」は操縦していることしか意味してないから、「天才パイロット」とかを重ねてあげることもできるわよ。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:おお。ではやってみます。ころころー
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:キーワード:天才パイロット &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (8) = 8 = 8} )}
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:やった!あとはなんだろう。あ、負けず嫌いとか、いろいろ使えそうですよねっ!!
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:キーワード:負けず嫌い &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (3) = 3 = 3} )}
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:残念。これで21だから終わりですよねー。あんまりよくないのかなぁ。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:大丈夫よ。このゲームはそういうところも楽しめるようにできてるから。じゃあアトリビュート抽出もどうぞ。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:あれ。えーと、アスカって・・・あれー?
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:小鳥さん、もしかして、キーワードの〔ツンデレ〕でアトリビュートの〈ツンデレ〉って作れます?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:はい、できますよ。よく気がつきました。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:キーワードはゲーム中ではアトリビュートの抽出にしか使えません。キーワードがアトリビュートそのものであるようなキャラクターは、同じ名前のアトリビュートがあったほうが自然です。
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:1.ツンデレ &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (6) = 6 = 6} )}
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:1.ツンデレ &font(#777777){(〔ツンデレ〕 &font(b,#7793BF){[1d10+3] = (9) = 9 +3 = 12} (ミスしたのでもう一回!))}
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:あ、春香ちゃん。ダイスを振ってしまったミスは本当はナレーションポイントを消費しちゃうの!今回は初めてなのでセーフにしておくけど注意してね。
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:2.アスカちゃんはかわいい~! &font(#777777){(〔クォーターの超美少女〕 &font(b,#7793BF){[1d10+6] = (7) = 7 +6 = 13} )}
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:3.アスカちゃんは歌がうま~い! &font(#777777){(〔クォーターの超美少女〕 &font(b,#7793BF){[1d10+6] = (9) = 9 +6 = 15} )}
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:4.アスカちゃんはできる子! &font(#777777){(〔天才パイロット〕 &font(b,#7793BF){[1d10+8] = (7) = 7 +8 = 15} )}
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:5.あんたバカぁ? &font(#777777){(〔ツンデレ〕 &font(b,#7793BF){[1d10+3] = (5) = 5 +3 = 8} )}
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:6.碇シンジとの夫婦漫才 &font(#777777){(〔ツンデレ〕 &font(b,#7793BF){[1d10+3] = (3) = 3 +3 = 6} )}
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:うう。がんばってみたけど、なんかイマイチです><
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:はいw。あとはセッション進めながらやりましょう。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:(うーん、本当はアスカならキーワードで「母の死へのトラウマ」を入れとくべきなのよねぇ。「負けず嫌い」がそこからのアトリビュートなんだけど。まあ仕方ないか。春香ちゃんがんばれ!)
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:じゃあ千早ちゃんはレイね。もうキーワードの設定とアトリビュートの抽出はできるかしら。
&font(b,#0000FF){【千早】}:はい。やってみます。
&font(b,#00FFFF){【レイ】}:キーワード:謎の少女 &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (4) = 4 = 4} )}
&font(b,#00FFFF){【レイ】}:キーワード:エヴァのパイロット &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (8) = 8 = 8} )}
&font(b,#00FFFF){【レイ】}:キーワード:感情を知らない &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (8) = 8 = 8} )}
&font(b,#0000FF){【千早】}:あ、ちょうど20です。終わりですね。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:あ、違うのよ。「20を超える」だから、もう1回振れるの。
&font(b,#0000FF){【千早】}:あ、そうなんですか。じゃあ・・・どうしようかな。やっぱり碇司令関係ですよね。
&font(b,#00FFFF){【レイ】}:碇司令への好意 &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (8) = 8 = 8} )}
&font(b,#0000FF){【千早】}:合計28って結構高いですよね。じゃあ、アトリビュートやってみます。
&font(b,#00FFFF){【レイ】}:1.無口 &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10+8] = (9) = 9 +8 = 17} 〔謎の少女〕)}
&font(b,#00FFFF){【レイ】}:2.赤い瞳 &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10+8] = (10) = 10 +8 = 18} 〔謎の少女〕)}
&font(b,#0000FF){【千早】}:彼女の登場のときのイメージってこれくらいですよね。ちょっと少ないけど、これではじめてみます。}
#blockquote(){***チャットプレイの風景:基本判定
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:はい。じゃあ3人ともキャラクターができたから、シーンに入る前に判定について説明しますね。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:このゲームでキャラクターが何かしたり、言ったり、考えたりするときはいつもナレーションポイントを使って1d10をロールします。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:正しくは、ナレーションをステージで公開するのにナレーションポイントが必要で、ナレーションには必ず強度を設定する、かな。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:そしてキャラクターのアトリビュートに一致したナレーションにはアトリビュートの強度を足すことができちゃいます。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:例えばアスカが「走る」という宣言をしたとして、そのままロールするなら1D10しか振れません。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:だけど〈カモシカのような足:13〉というアトリビュートがあって「しなやかな足でコンクリートを蹴って走る」とナレーションすれば、1d10+13をナレーションの強度にすることができちゃうんですよ!
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:すごい!ぱちぱちぱちぱちー
&font(b,#0000FF){【千早】}:でも、それだけだと強度10とか15がどのぐらいすごいのかわかりませんね。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:どうしてもガイドラインがほしければあるんだけど、あまり意味はないのよね。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:世界背景で普通にできることの難易度は1。2回に1回しか成功しないなら難易度5。10回に1回しか成功しないなら難易度10よw
&font(b,#0000FF){【千早】}:それじゃあ11以上の目は?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:相対評価。それも物理的な比較じゃなくて、物語的な比較なの。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:??? &font(#777777){(のヮの)}
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:例えば、ひったくりがナレーションで「1.バイクで逃げる。:13」を出したとします。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:〈美少女:8〉が「1.道路に飛び出して車を止めて、乗せてもらって追いかける。」という宣言をして1d10+8で13以上を出せば追いつくわけ。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:ええっ!?そんなのでいいんですか?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:いいのよ。ただ〈怪しい外見:8〉だとダメだろうし、そのシーンが「車も通らぬ田舎道」のように指定されていたらダメ。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:そのナレーションが成立するかどうかは、参加者が話の流れを小説として読んで納得がいくかどうか。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:どうしても意見の相違は出るから、最終的な決定権はナレーターにあります。ナレーターの決定には従ってくださいね。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:はーい
&font(b,#999999){【雪歩】}:も、もちろんです!
&font(b,#0000FF){【千早】}:なるほど。わかりました。}
#blockquote(){***チャットプレイの風景:ナレーションの先行入力
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:じゃあ次にPoWがナレーションポイントを持っているからできる、「ナレーションの先行入力」について説明しますね。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:さっきのシーンから追いつ追われつのカーチェイスが発生すると考えてみて?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:普通のゲームではこういうシーンでは時間で切って話を進めるわよね?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:ところがPoWのシステムには時間という概念はありません。ゲームは文を単位に進むんです!
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:そのおかげで「追われている側」は自分のナレーションを先に進めてしまうことができます。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:例えば「2.バイクを捨てて雑踏に紛れる。:10」「3.人気のない裏通りへ逃げ込む:15」「4.物陰に隠れて不意打ち:8」のような感じね。
&font(b,#0000FF){【千早】}:追う側はどうすればいいんですか?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:相手の行動に後からナレーションを入れて、次々と難易度をクリアしていけばいいわ。できれば相手の行動を逆手に取りながら。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:「2.バイクを捨てて雑踏に紛れる。:10」に対して「2.車から飛び降りて周りの人に引ったくりです!って叫ぶ:14」で1段階クリア。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:だけど次の「3.人気のない裏通りへ逃げ込む:15」は強敵よね。「3.走って追う:11」だとクリアできない。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:こういうとき、相手の強度に足りない場合でも、差が5点以内ならひとつのナレーションポイントが尽きるまで何回でもチャレンジできるの。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:「4.見回して探す:14」あらまだダメね。「5.目撃者がいないか聞きまわる:16」でクリア。
&font(b,#0000FF){【千早】}:差が5点以上ついてしまったら?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:残念ながら、追いかけるのは無理になっちゃって、普通はナレーターがシーン終了を宣言します。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:どうしても取り戻したければ警察とか探偵とか、追いかけるのとはまったく違うアプローチが必要になるわね。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:ナレーターにそのシーンをやりたいとお願いしてみてね。でも「今回のステージではやらない」ということもありえるわ。
&font(b,#999999){【雪歩】}:あの・・・私なら最初にあきらめちゃうかも。5点差もそうなんですけど、先行入力したナレーションポイントはどうなるんでしょう。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:一度ステージに提出されたナレーションポイントは取り消されようが役に立たなかろうが消費しちゃうの。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:だから対立するシーンでの先行入力は不利よ。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:それじゃあイミないじゃないですかー!
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:いまこうやってチャットしてるけど、結構時間たってるわよね。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:うわ!ほんとだ!もう3時間!?えーん、寝ないと明日のレッスン遅刻しちゃいますよぅ><
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:顔をあわせてやるセッションと違って、オンラインってすごい時間かかるのよ。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:同じ話をするのに3倍から5倍ぐらい。ここまでの説明も顔をあわせてやれば30分くらいよね。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:30歳無職○貞のニートならともかく、アイドル活動で忙しい春香ちゃん達の時間を拘束するのはもったいないじゃない!
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:うう、なんか、皮肉も混ざってるような。 &font(#777777){(まだEランクですorz)}
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:だからPoWはナレーターやプレイヤーたちが同時にチャットしないのを前提に作られてるのよ。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:先行入力のおかげで、ナレーターがプレイヤーに対してストーリーを進めるための一連の障害を提示しておいて、プレイヤーが空いた時間に解決していくことができるでしょう?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:慣れればプレイヤーからナレーターにとか、プレイヤー同士で目的と障害を提示して遊ぶこともできるようになるわ。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:おー。なるほどー。でもチャットでだらだらするのも楽しいですけどねー
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:それができるときはそうすればいいし、トイレとか行きたければ3手ぐらい先を読んで先行入力していくこともできる。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:結構至れり尽くせりの仕掛けじゃない?}
#blockquote(){***チャットプレイの風景:ナレーションポイントの喪失とフェイド・アウト
&font(b,#0000FF){【千早】}:プレイヤー同士でもナレーションの処理が同じ・・・もしかして、結構、参加者の大人の対応が必要ですか?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:まあ最低限はそうかもしれないわね。でもナレーションポイントに縛りをかけてあるし、ナレーションを確定させる権利はマスターにしかないの。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:だからあまり酷いプレイヤーはステージの途中でナレーションポイントを使い切って退場になっちゃうのよ。
&font(b,#999999){【雪歩】}:ナレーションポイントを使い切っちゃうとどうなるんですか?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:ナレーションポイントが10ポイント以上残っていて、キャラクターの行動に酷い制限がなければ「フェイド・アウト」が宣言できるの。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:その場合はナレーターがもっともらしい理由をつけて、キャラクターはそれ以降プレイ中のステージには登場しなくなるわ。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:いちおう次回のステージには参加できるし、参加した範囲での成長ポイントも受け取れますよ。
&font(b,#999999){【雪歩】}:えーと、つまりナレーションポイントが10点残ってない場合は・・・?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:&font(b){ゆ っ く り 死 ね}
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:まあそれは冗談だけど、使い切るまであがいてもらって、それ以降は&font(b,#FF00FF){「ナレーターが好き勝手、何をやっても許されます」w} &font(#777777){(じゅるり)}
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:ちょw
&font(b,#999999){【雪歩】}:ええー!!!!
&font(b,#0000FF){【千早】}:それは・・・すごいですね。すごいというか、酷いような。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:実質的に残り10ポイントからはデッド・オア・アライブ。そこからがクライマックスシーンよ!
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:使い切る前にステージを無事降りられるようにがんばってねw}
んー、ここまで書いて、PCがエヴァのキャラクターというのはやりすぎな気がしてきた。
記号でくみ上げられたキャラクターがどう挙動するかを見るには最適なんだけど。
春香たちに遊ばせるとプレイヤーの技量に比してキャラクターが強力すぎて、「なりきり」にエネルギー割きすぎちゃうなー。
……ティンときた!
キャラクターの記号を使いながら、あらたなロールプレイの余地を与えるには何かの要素を逆転させればいい!
こwれwだwww
#youtube(http://www.youtube.com/watch?v=n9ZOf-3q2x4){640,400}
ニコニコの原本は削除されちゃってるのねー。しかし何度見てもゲンドウで吹くw
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#comment_num2(size=100%,vsize=10)
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&topicpath() タグ:&tags()
#ls_line(ルール/PoW,sep=|)
この事例は最新のルールにアップデートされていません。後日修正予定。(2009/09/01)
**キャラクターの作成
***キーワード
プレイヤーはナレーターから提示された「世界背景」と「ジャンル」を元に、どんなキャラクターを作りたいかを決め、そのキャラクターを端的にあらわす言葉を3つ以上設定します。これをキャラクターの「キーワード」と呼びます。
世界設定やジャンルに基づいて、ナレーターからキーワードを指定されることもあります。
プレイヤーはキーワードを書き込むたびに1D10をロールし、出た目をキーワードの「強度」として書き込みます。
ロールをしていく中で強度の合計が20を超えたなら、それ以降は1D10をロールせず、キーワードの強度は0になります。
キーワードは最大10個まで持つことができます。
#blockquote(){***チャットプレイの風景:キャラクターキーワードの設定
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:雪歩はシンジくんがいいんじゃない?
&font(b,#999999){【雪歩】}:そうかな?
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:ちょっと引っ込み思案なところとかー、いろいろ悩んじゃうところとかぁー
&font(b,#999999){【雪歩】}:うん。じゃあ、そうするね。春香ちゃん。 &font(#777777){(元気なキャラクターもやってみたいけど、わたしには、ムリだよね・・・)}
&font(b,#00BB00){【ぴよ】}:じゃあ、雪歩ちゃんはシンジくんね。えーとキーワードとして「日本人の少年」「エヴァの操縦者」それぞれ1D10をロールしてね。
&font(b,#005500){【シンジ】}:キーワード:日本人の少年 &font(#777777){( &font(#7793BF; font-weight: bold){[1d10] = (9) = 9 = 9} )}
&font(b,#005500){【シンジ】}:キーワード:エヴァの操縦者 &font(#777777){( &font(#7793BF; font-weight: bold){[1d10] = (3) = 3 = 3} )}
&font(b,#999999){【雪歩】}:これでいいですか?
&font(b,#00BB00){【ぴよ】}:うん。これでキーワードの強度の合計が12。あとはできるだけ大きな特徴を自分なりにキーワードにしていってみて。
&font(b,#005500){【シンジ】}:引っ込み思案 &font(#777777){( &font(#7793BF; font-weight: bold){[1d10] = (5) = 5 = 5} )}
&font(b,#999999){【雪歩】}:これで17。20を超えるまでやるんですよね? うーん、あと何をキーワードにすればいいですか?
&font(b,#999999){【雪歩】}:細かい設定はあとでやるってルールブックに書いてあったんですけど・・・
&font(b,#00BB00){【ぴよ】}:そうねー、別にナニをキーワードにしてもいいけど、例えば「主人公」とかっていうのもアリかな。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:えー!!!!そんなことできるんですかぁ?
&font(b,#00BB00){【ぴよ】}:できるわよ。「ヒロイン」とか「やられ役」とか。まあ役に立つとは限らないけどwww
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:はい!わたし!わたし「ヒロイン」やりますっ!!!
&font(b,#00BB00){【ぴよ】}:春香ちゃんはあとでねw 雪歩ちゃん、どうする?
&font(b,#999999){【雪歩】}:じゃあ、「主人公」も振ってみます。
&font(b,#005500){【シンジ】}:キーワード:主人公 &font(#777777){( &font(#7793BF; font-weight: bold){[1d10] = (5) = 5 = 5} )}
&font(b,#00BB00){【ぴよ】}:はい、じゃぁ22になったのでこれでキーワード設定はおしまいです。
&font(b,#00BB00){【ぴよ】}:別にもっとたくさん作ってもいいんだけど、結局ゲーム中での要素抽出になるから、アニメのキャラクターみたいに参照情報が強力な場合はいらないかな。
&font(b,#0000FF){【千早】}:「要素抽出」とか「参照情報」ってなんですか?
&font(b,#00BB00){【ぴよ】}:要素抽出っていうのは、そのキャラクターが「何ができるか」を設定から抜き出すことです。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:アニメとかを基にしないで「戦士」とか「少年」とかをキーワードにしても、何ができるのかはっきりしませんよね?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:だけど漫画やアニメのキャラクターはその名前だけでたくさんの「こういうキャラクターなはず」っていう情報があるでしょ?
&font(b,#0000FF){【千早】}:なるほど。それが参照情報ですね。わざわざキーワードを増やさなくても、何ができて何ができないかがはっきりしている、と。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:そうです! でも、あまり細かいところまで「こういうキャラクターなはず!」ってやっちゃうと、TRPGでやる意味がないのよねー
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:だからみんな参照情報を上手に使いながら、自分なりのキャラクターになるようにがんばりましょう。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:はーい!
&font(b,#999999){【雪歩】}:はい。
&font(b,#0000FF){【千早】}:ええ、わかりました。
}
雪歩のキャラクターシートにはキャラクター名とキーワードが書き込まれました。
キャラクター名:碇シンジ
|No|キーワード|強度|h
|1|日本人の少年|9|
|2|エヴァのパイロット|3|
|3|内向的|5|
|4|主人公|5|
#blockquote(){***チャットプレイの風景:キャラクターアトリビュートの抽出1
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:じゃあ次は、キャラクターアトリビュートの抽出です。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:ここから先は、キャラクターの持つ「ナレーションポイント」を消費するから気をつけてね。みんなのキャラクターは最初ナレーションポイントを100点持っています。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:ナレーションポイント?何ですかー???
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:このゲームが普通のTRPGと違うのは、なんと、キャラクターが「チャットで行動宣言できる回数」が決まってることなの。
&font(b,#0000FF){【千早】}:100回しかできないのですか?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:そう、ナレーションポイント1点でチャットでの発言1回。発言っていっても会話だけじゃなくて、ひとりごとや行動宣言、行動の結果への反応も含めて、チャットでの発言が100回なんです。
&font(b,#0000FF){【千早】}:ちょっと、想像がつきませんね。みんなで1回づつ、順番に発言していくんでしょうか?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:ちがうのよねー、それが。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:つまり、このゲームは「1ステージ」(これは普通のRPGの「1シナリオ」だと思っていいんだけど)の中で、全てのPCが「ほぼ同じ文章量で登場する」ことが保証されているの。
&font(b,#0000FF){【千早】}:ああ・・・なるほど。シーンによって、役割分担するんですね?
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:おおー! なんか難しい話は他の人にまかせておいて、春香ちゃんは王子様とラブラブなシーンであんなことやこんなことがっ!!!
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:はいはいwできますできますwww みんなが納得してくれればな!w
&font(b,#999999){【雪歩】}:引っ込み思案な私でも活躍できる・・・のかな?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:そうね。ただ活躍するかどうかは行動しだい。キャラクターが悲惨な目にあうシーンが長々と書かれてる小説も多いでしょ?w
&font(b,#999999){【雪歩】}:うう~、それはダメダメですぅ~><
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:PC間の交渉や物のやり取りも全部ナレーションポイントを消費しますよ。
&font(b,#0000FF){【千早】}:プレイヤーからナレーターへの質問とかはどうなんでしょう。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:ナレーションポイントを消費するのはキャラクター欄での発言だけです。プレイヤー同士の相談もおk。間違えてキャラクター欄でやらないようにね。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:じゃあアトリビュートの抽出に戻りますよ。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:アトリビュートの抽出は「キャラクターの能力」にしたい文章と〔キーワード〕をセットにして1D10を振ってください。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:既存のキャラクターなら、wikipediaを見ながら文章を抜き出していくのがいいかな。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:あと、普通のRPGでは「能力」と思えないものもこのゲームでは能力になるの。キャラクターを修飾する言葉なら、だいたい何をアトリビュートに入れても大丈夫よ。
&font(b,#005500){【シンジ】}:唯一の肉親である父親を苦手としている &font(#777777){(〔内向的〕 &font(b,#7793BF){[1d10+5] = (7) = 7 +5 = 12} )}
&font(b,#999999){【雪歩】}:こんな感じでいいでしょうか。 &font(#777777){(どきどき)}
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:あら、雪歩ちゃん、しっかりルール読んでくれてるのねー。そう、そのアトリビュートが引き出されてくるキーワードとセットで書いて、振るダイスにはキーワードの値を合算しておくの。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:ただひとつだけ。もうナレーションポイントの消費がはじまっているから、発言の先頭に番号をつけておくといいかな。
&font(b,#999999){【雪歩】}:番号ですか? &font(#777777){(どきどき)}
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:このシステムのいまのところの欠点なんだけどね、何回発言したかを後で数えるのは大変なのよー。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:「1.○○」「2.××」と書いておくとすぐわかるでしょ?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:あと、発言が行動そのものだから、ナレーターや他のプレイヤーも「シンジのx番の行動に対して○○します」のように反応するからなの。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:ちょっとめんどくさい・・・かな? &font(#777777){(のヮの)}
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:まあ2,3回書き忘れても前のナレーションから数えなおせばいいから、番号を入れ忘れたぐらいで発言しなおす必要はないわ。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:デザイナーはTRPGチャットを改造して番号が振られるようにするか、作者さんにお願いすることも考えてるみたいだけど。ま、当座はがまんしてねーw
&font(b,#999999){【雪歩】}:じゃあ、アトリビュートの抽出を続けますね。
&font(b,#005500){【シンジ】}:2.逃げちゃダメだ &font(#777777){(〔内向的〕 &font(b,#7793BF){[1d10+5] = (7) = 7 +5 = 12} )}
&font(b,#005500){【シンジ】}:3.葛城ミサトと同居 &font(#777777){(〔エヴァのパイロット〕 &font(b,#7793BF){[1d10+3] = (10) = 10 +3 = 13} )}
&font(b,#005500){【シンジ】}:4.チェロが得意 &font(#777777){(〔日本人の少年・・・かなぁ?〕 &font(b,#7793BF){[1d10+9] = (9) = 9 +9 = 18} )}
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:おお、すごい!チェロ上手そう!
&font(b,#999999){【雪歩】}:〔日本人の少年〕で抽出してみたけどいいんですか? 18って、すごく上手ですよね? &font(#777777){(どきどきどき)}
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:大丈夫。認めるナレーターと認めないナレーターがいると思うけど、わたしは認めるわ。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:雪歩ちゃん、いいカンジよ。で、18っていうのはどのくらい上手だと思う? &font(#777777){(ウフフ。いい題材だわー)}
&font(b,#0000FF){【千早】}:20が最高だとすると・・・Bランクアイドル・・・じゃなかった、Bランクチェリスト?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:おかしいわよね。キーワードで〔一流のチェリスト:1〕のキャラクターが1をロールした〈滂沱の演奏:2〉と〔日本人の少年〕の〈チェロが得意:18〉はどっちが上手なのかしら?w
&font(b,#999999){【雪歩】}:ええー、やっぱり下げましょうか・・・ &font(#777777){(ううう)}
&font(b,#0000FF){【千早】}:何か修正がかかるんですか?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:違います。このアトリビュートの強度は「演奏のうまさ」じゃないの。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:えー、だってほかに何に数字を使うんですか? &font(#777777){(のヮの?)}
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:「そのアトリビュートがこのステージでどれだけ効果的か」 &font(#777777){(にやり)}
&font(b,#0000FF){【千早】}:ああ・・・ああー、なるほど。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:え?えええ???なんかよくわかりませんよ?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:例えばこのお話でシンジ君の心情をチェロで表現するシーンがあったとするでしょ?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:そこで無関係な〔一流のチェリスト〕がチェロ弾いてるのと、シンジ君が弾いてるのと、どっちが感動的?
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:おおおおおおおおおおおおおおお、なるほどー!そうですね!すごいっ!!!
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:ね?このゲームはチェロの演奏を競うゲームじゃなくて、どっちが素敵なお話を作れるかを競うの。
}
#blockquote(){***チャットプレイの風景:キャラクターアトリビュートの抽出2
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:さあ、じゃあテンションあげていくわよ!?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:さっきは雪歩ちゃんだったから、今度は春香ちゃん、簡単にキーワード設定と初期アトリビュート抽出までやってみようか。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:は~い!惣流・アスカ・ラングレー、いっきま-くぁwせdrftgyふじこ
&font(b,#999999){【雪歩】}:どうしたの?春香ちゃん? &font(#777777){(ぷ。絶対、どんがらがっしゃーん!ってなってるよね)}
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:な、なんでもない、なんでもないですよ。・・・ん?なんかいま笑われたような。
&font(b,#999999){【雪歩】}:え、えええ?気のせいだよ、春香ちゃん。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:まあいいか。じゃあキーワードから。ころころー
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:キーワード:クォーターの超美少女 &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (6) = 6 = 6} )}
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:キーワード:エヴァの操縦者 &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (1) = 1 = 1} )}
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:あ、あれー?なんかどっちもイマイチですよ?
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:キーワード:ツンデレ &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (3) = 3 = 3} )}
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:うう~、3つ振っても10しか行ってないorz
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:例えばそういうときに、「エヴァの操縦者」は操縦していることしか意味してないから、「天才パイロット」とかを重ねてあげることもできるわよ。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:おお。ではやってみます。ころころー
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:キーワード:天才パイロット &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (8) = 8 = 8} )}
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:やった!あとはなんだろう。あ、負けず嫌いとか、いろいろ使えそうですよねっ!!
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:キーワード:負けず嫌い &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (3) = 3 = 3} )}
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:残念。これで21だから終わりですよねー。あんまりよくないのかなぁ。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:大丈夫よ。このゲームはそういうところも楽しめるようにできてるから。じゃあアトリビュート抽出もどうぞ。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:あれ。えーと、アスカって・・・あれー?
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:小鳥さん、もしかして、キーワードの〔ツンデレ〕でアトリビュートの〈ツンデレ〉って作れます?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:はい、できますよ。よく気がつきました。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:キーワードはゲーム中ではアトリビュートの抽出にしか使えません。キーワードがアトリビュートそのものであるようなキャラクターは、同じ名前のアトリビュートがあったほうが自然です。
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:1.ツンデレ &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (6) = 6 = 6} )}
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:1.ツンデレ &font(#777777){(〔ツンデレ〕 &font(b,#7793BF){[1d10+3] = (9) = 9 +3 = 12} (ミスしたのでもう一回!))}
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:あ、春香ちゃん。ダイスを振ってしまったミスは本当はナレーションポイントを消費しちゃうの!今回は初めてなのでセーフにしておくけど注意してね。
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:2.アスカちゃんはかわいい~! &font(#777777){(〔クォーターの超美少女〕 &font(b,#7793BF){[1d10+6] = (7) = 7 +6 = 13} )}
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:3.アスカちゃんは歌がうま~い! &font(#777777){(〔クォーターの超美少女〕 &font(b,#7793BF){[1d10+6] = (9) = 9 +6 = 15} )}
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:4.アスカちゃんはできる子! &font(#777777){(〔天才パイロット〕 &font(b,#7793BF){[1d10+8] = (7) = 7 +8 = 15} )}
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:5.あんたバカぁ? &font(#777777){(〔ツンデレ〕 &font(b,#7793BF){[1d10+3] = (5) = 5 +3 = 8} )}
&font(b,#FF5500){【アスカ】}:6.碇シンジとの夫婦漫才 &font(#777777){(〔ツンデレ〕 &font(b,#7793BF){[1d10+3] = (3) = 3 +3 = 6} )}
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:うう。がんばってみたけど、なんかイマイチです><
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:はいw。あとはセッション進めながらやりましょう。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:(うーん、本当はアスカならキーワードで「母の死へのトラウマ」を入れとくべきなのよねぇ。「負けず嫌い」がそこからのアトリビュートなんだけど。まあ仕方ないか。春香ちゃんがんばれ!)
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:じゃあ千早ちゃんはレイね。もうキーワードの設定とアトリビュートの抽出はできるかしら。
&font(b,#0000FF){【千早】}:はい。やってみます。
&font(b,#00FFFF){【レイ】}:キーワード:謎の少女 &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (4) = 4 = 4} )}
&font(b,#00FFFF){【レイ】}:キーワード:エヴァのパイロット &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (8) = 8 = 8} )}
&font(b,#00FFFF){【レイ】}:キーワード:感情を知らない &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (8) = 8 = 8} )}
&font(b,#0000FF){【千早】}:あ、ちょうど20です。終わりですね。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:あ、違うのよ。「20を超える」だから、もう1回振れるの。
&font(b,#0000FF){【千早】}:あ、そうなんですか。じゃあ・・・どうしようかな。やっぱり碇司令関係ですよね。
&font(b,#00FFFF){【レイ】}:碇司令への好意 &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10] = (8) = 8 = 8} )}
&font(b,#0000FF){【千早】}:合計28って結構高いですよね。じゃあ、アトリビュートやってみます。
&font(b,#00FFFF){【レイ】}:1.無口 &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10+8] = (9) = 9 +8 = 17} 〔謎の少女〕)}
&font(b,#00FFFF){【レイ】}:2.赤い瞳 &font(#777777){( &font(b,#7793BF){[1d10+8] = (10) = 10 +8 = 18} 〔謎の少女〕)}
&font(b,#0000FF){【千早】}:彼女の登場のときのイメージってこれくらいですよね。ちょっと少ないけど、これではじめてみます。}
#blockquote(){***チャットプレイの風景:基本判定
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:はい。じゃあ3人ともキャラクターができたから、シーンに入る前に判定について説明しますね。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:このゲームでキャラクターが何かしたり、言ったり、考えたりするときはいつもナレーションポイントを使って1d10をロールします。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:正しくは、ナレーションをステージで公開するのにナレーションポイントが必要で、ナレーションには必ず強度を設定する、かな。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:そしてキャラクターのアトリビュートに一致したナレーションにはアトリビュートの強度を足すことができちゃいます。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:例えばアスカが「走る」という宣言をしたとして、そのままロールするなら1D10しか振れません。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:だけど〈カモシカのような足:13〉というアトリビュートがあって「しなやかな足でコンクリートを蹴って走る」とナレーションすれば、1d10+13をナレーションの強度にすることができちゃうんですよ!
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:すごい!ぱちぱちぱちぱちー
&font(b,#0000FF){【千早】}:でも、それだけだと強度10とか15がどのぐらいすごいのかわかりませんね。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:どうしてもガイドラインがほしければあるんだけど、あまり意味はないのよね。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:世界背景で普通にできることの難易度は1。2回に1回しか成功しないなら難易度5。10回に1回しか成功しないなら難易度10よw
&font(b,#0000FF){【千早】}:それじゃあ11以上の目は?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:相対評価。それも物理的な比較じゃなくて、物語的な比較なの。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:??? &font(#777777){(のヮの)}
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:例えば、ひったくりがナレーションで「1.バイクで逃げる。:13」を出したとします。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:〈美少女:8〉が「1.道路に飛び出して車を止めて、乗せてもらって追いかける。」という宣言をして1d10+8で13以上を出せば追いつくわけ。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:ええっ!?そんなのでいいんですか?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:いいのよ。ただ〈怪しい外見:8〉だとダメだろうし、そのシーンが「車も通らぬ田舎道」のように指定されていたらダメ。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:そのナレーションが成立するかどうかは、参加者が話の流れを小説として読んで納得がいくかどうか。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:どうしても意見の相違は出るから、最終的な決定権はナレーターにあります。ナレーターの決定には従ってくださいね。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:はーい
&font(b,#999999){【雪歩】}:も、もちろんです!
&font(b,#0000FF){【千早】}:なるほど。わかりました。}
#blockquote(){***チャットプレイの風景:ナレーションの先行入力
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:じゃあ次にPoWがナレーションポイントを持っているからできる、「ナレーションの先行入力」について説明しますね。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:さっきのシーンから追いつ追われつのカーチェイスが発生すると考えてみて?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:普通のゲームではこういうシーンでは時間で切って話を進めるわよね?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:ところがPoWのシステムには時間という概念はありません。ゲームは文を単位に進むんです!
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:そのおかげで「追われている側」は自分のナレーションを先に進めてしまうことができます。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:例えば「2.バイクを捨てて雑踏に紛れる。:10」「3.人気のない裏通りへ逃げ込む:15」「4.物陰に隠れて不意打ち:8」のような感じね。
&font(b,#0000FF){【千早】}:追う側はどうすればいいんですか?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:相手の行動に後からナレーションを入れて、次々と難易度をクリアしていけばいいわ。できれば相手の行動を逆手に取りながら。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:「2.バイクを捨てて雑踏に紛れる。:10」に対して「2.車から飛び降りて周りの人に引ったくりです!って叫ぶ:14」で1段階クリア。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:だけど次の「3.人気のない裏通りへ逃げ込む:15」は強敵よね。「3.走って追う:11」だとクリアできない。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:こういうとき、相手の強度に足りない場合でも、差が5点以内ならひとつのナレーションポイントが尽きるまで何回でもチャレンジできるの。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:「4.見回して探す:14」あらまだダメね。「5.目撃者がいないか聞きまわる:16」でクリア。
&font(b,#0000FF){【千早】}:差が5点以上ついてしまったら?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:残念ながら、追いかけるのは無理になっちゃって、普通はナレーターがシーン終了を宣言します。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:どうしても取り戻したければ警察とか探偵とか、追いかけるのとはまったく違うアプローチが必要になるわね。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:ナレーターにそのシーンをやりたいとお願いしてみてね。でも「今回のステージではやらない」ということもありえるわ。
&font(b,#999999){【雪歩】}:あの・・・私なら最初にあきらめちゃうかも。5点差もそうなんですけど、先行入力したナレーションポイントはどうなるんでしょう。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:一度ステージに提出されたナレーションポイントは取り消されようが役に立たなかろうが消費しちゃうの。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:だから対立するシーンでの先行入力は不利よ。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:それじゃあイミないじゃないですかー!
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:いまこうやってチャットしてるけど、結構時間たってるわよね。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:うわ!ほんとだ!もう3時間!?えーん、寝ないと明日のレッスン遅刻しちゃいますよぅ><
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:顔をあわせてやるセッションと違って、オンラインってすごい時間かかるのよ。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:同じ話をするのに3倍から5倍ぐらい。ここまでの説明も顔をあわせてやれば30分くらいよね。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:30歳無職○貞のニートならともかく、アイドル活動で忙しい春香ちゃん達の時間を拘束するのはもったいないじゃない!
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:うう、なんか、皮肉も混ざってるような。 &font(#777777){(まだEランクですorz)}
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:だからPoWはナレーターやプレイヤーたちが同時にチャットしないのを前提に作られてるのよ。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:先行入力のおかげで、ナレーターがプレイヤーに対してストーリーを進めるための一連の障害を提示しておいて、プレイヤーが空いた時間に解決していくことができるでしょう?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:慣れればプレイヤーからナレーターにとか、プレイヤー同士で目的と障害を提示して遊ぶこともできるようになるわ。
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:おー。なるほどー。でもチャットでだらだらするのも楽しいですけどねー
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:それができるときはそうすればいいし、トイレとか行きたければ3手ぐらい先を読んで先行入力していくこともできる。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:結構至れり尽くせりの仕掛けじゃない?}
#blockquote(){***チャットプレイの風景:ナレーションポイントの喪失とフェイド・アウト
&font(b,#0000FF){【千早】}:プレイヤー同士でもナレーションの処理が同じ・・・もしかして、結構、参加者の大人の対応が必要ですか?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:まあ最低限はそうかもしれないわね。でもナレーションポイントに縛りをかけてあるし、ナレーションを確定させる権利はマスターにしかないの。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:だからあまり酷いプレイヤーはステージの途中でナレーションポイントを使い切って退場になっちゃうのよ。
&font(b,#999999){【雪歩】}:ナレーションポイントを使い切っちゃうとどうなるんですか?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:ナレーションポイントが10ポイント以上残っていて、キャラクターの行動に酷い制限がなければ「フェイド・アウト」が宣言できるの。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:その場合はナレーターがもっともらしい理由をつけて、キャラクターはそれ以降プレイ中のステージには登場しなくなるわ。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:いちおう次回のステージには参加できるし、参加した範囲での成長ポイントも受け取れますよ。
&font(b,#999999){【雪歩】}:えーと、つまりナレーションポイントが10点残ってない場合は・・・?
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:&font(b){ゆ っ く り 死 ね}
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:まあそれは冗談だけど、使い切るまであがいてもらって、それ以降は&font(b,#FF00FF){「ナレーターが好き勝手、何をやっても許されます」w} &font(#777777){(じゅるり)}
&font(b,#FF0000){【春香ちゃん】}:ちょw
&font(b,#999999){【雪歩】}:ええー!!!!
&font(b,#0000FF){【千早】}:それは・・・すごいですね。すごいというか、酷いような。
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:実質的に残り10ポイントからはデッド・オア・アライブ。そこからがクライマックスシーンよ!
&font(b,#00FF00){【ぴよ】}:使い切る前にステージを無事降りられるようにがんばってねw}
んー、ここまで書いて、PCがエヴァのキャラクターというのはやりすぎな気がしてきた。
記号でくみ上げられたキャラクターがどう挙動するかを見るには最適なんだけど。
春香たちに遊ばせるとプレイヤーの技量に比してキャラクターが強力すぎて、「なりきり」にエネルギー割きすぎちゃうなー。
……ティンときた!
キャラクターの記号を使いながら、あらたなロールプレイの余地を与えるには何かの要素を逆転させればいい!
こwれwだwww
#youtube(http://www.youtube.com/watch?v=n9ZOf-3q2x4){640,400}
ニコニコの原本は削除されちゃってるのねー。しかし何度見てもゲンドウで吹くw
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