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会場:http://elder.secret.jp/powtest/
プレイヤーセクション:[[ルール/PoW/プレイヤーセクション]]
キャラクターズ:[[ルール/PoW/テストプレイ/キャラクターズ]]
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**シーン2
限界ナレーション:100 登場キャラクター:ロイロール、(アレクシウス、ルーテ)
|SNC|キャラクター|CNC|ナレーション|強度|h
||ナレーション||■シーン2を開始します。SNLは100。初期登場PCはロイロールです。 ||
|1|ナレーション||アルダチュールから北に1日半。ロイロールは赤い月を見上げながらひとつため息をついた。旅慣れているとはいえ、一人の野宿は嫌なものだ。この世界は見張りなく眠れるほど安全とはいえない。|【イェルマリオン:2】〈遠くを視る〉 [1d10+2] = (5) = 5 +2 = 7|
|2|ナレーション||特にこの場所──スネークパイプ盆地の傍では。|【プラックスの太陽領:8】〈ブルーに一家を惨殺されたトラウマ〉 [1d10+8] = (1) = 1 +8 = 9|
|3|ナレーション||ロイロールの想像通り、この場所にいるのは彼女だけではなかった。木々の闇の中から陰のように、身を低くした何者かが彼女へと忍び寄っていた |[1d10+10] = (8) = 8 +10 = 18|
||(空行)||||
||ナレーション||■シーン2にアレクとルーテが登場します。||
|4|アレクシウス|29|(路銀に関連するようなナレーション)|【没落騎士階級の三男坊: 8】〈二人旅に不足はない〉 [1d10+8] = (6) = 6 +8 = 14 |
|5|ナレーション||しかしアレクには思いもよらぬことだったが、ここまできて彼は新たな問題に直面していた。そう、言葉である。|〈世間知らず: 14〉 [1d10+14] = (5) = 5 +14 = 19 |
|6|ナレーション||エティリーズの隊商やルナーの憲兵であればどうにかこうにか話も通じる。しかしターシュ王国も南方となると、アレクの理解できない言葉を話す者の方が多かった。 ||
|7|ナレーション||アレク(・・・よかった。ルーテがついてきてくれて本当によかった。)|〈ルーテ.語学に堪能:11〉 [1d10+11] = (8) = 8 +11 = 19 |
|8|ナレーション||しかし旅路はうまくいくばかりではなかった。 ||
|9|ナレーション||ファーゼストで雇った道案内はよく口の回る男で、何かといっては「真実のルーンにかけて!」「光の導きに従いて!」と白い歯をきらめかせながら笑う優男だった。|【?:7】〈白い歯を見せて笑う〉 [1d10+7] = (5) = 5 +7 = 12 |
|10|ナレーション||アレクと同じ金髪碧眼なのをまるで運命のようにありがたがり、ちょっとウザ可愛いのに油断したのが失敗だった。|【?:7】〈ウザ可愛い〉 [1d10+7] = (4) = 4 +7 = 11 |
|11|ナレーション||ちょっとしたトラブルで道行きが遅れ、野宿がやむなしと男に言われたのはもう日没のときだった。最初の見張りを買って出た男は、アレクが目を覚ましたときにはサイフと愛剣と共に姿を消していた。 ||
|12|ナレーション||月の光があるとはいえ、さすがに夜間、見知らぬ土地を馬で追うわけには行かない。|〈アレクの見知らぬ土地〉 [1d10+10] = (10) = 10 +10 = 20 |
|13|ナレーション||まさかの油断だったが旅費よりも何よりも、騎士の誇りの剣を奪われた自分に腹が立った。|〈騎士の誇り: 11〉 [1d10+11] = (4) = 4 +11 = 15 |
|14|ナレーション||しかしアレクは幸運だった。 ||
|15|ナレーション||ルーテに馬を任せて飛び出して5分も探さぬうちに、街道が見渡せる薮に隠れ、身を低くして警戒をする金髪の男が視界に入った。|〈金髪碧眼の美青年に見える:15〉 [1d10+15] = (8) = 8 +15 = 23 |
|16|ナレーション||アレクが木々の中を抜けてきたおかげで、男は背中をこちらに向けたまま気づいていない。アレクは足音を殺して男に忍び寄った。||
||(空行)||||
||判定/ガイド||マスターのナレーション示唆から48時間経過したのでロイのCNCは+5されます。|10→15|
||判定/ガイド||マスターのナレーション示唆から48時間経過したのでアレクのCNCは+5されます。|29→34|
|17|ロイ|16|ロイは若干神経質になっていた。村をブルーによって壊滅させられた記憶が、どうしてもここでは思い出されてしまうのだ。|&strike(){【プラックスの太陽領:8】〈ブルーに一家を惨殺されたトラウマ〉 [1d10+8] = (5) = 5 +8 = 13}|
|18|判定/ガイド|17|〈ブルーに一家を惨殺されたトラウマ〉はシーン2のSNC2でマスターによって提示され強度9が確定しています。ナレーションは有効ですが、アトリビュートの提示は無効化されます。||
|19|ロイ|18|不穏な気配に気づいたとき、反射的に槍の穂先をその者ののど元に突きつけたのはそのためだった。|&strike(){〈ブルーに一家を惨殺されたトラウマ13〉 [2d10+13] = (5, 7) = 12 +13 = 25}&br()〈ブルーに一家を惨殺されたトラウマ:9〉 [2d10+9] = (5, 7) = 12 +9 = 21|
|20|ロイ|19|しかし、槍を突き付けてから見てみると、そこにいたのは騎士装束の子ども(に見える)が一人。拍子抜けしながらロイロールは言った。「お子様がこんなところで何をしている?」||
|21|アレクシウス|35|「!」 逆に不意を突かれたその反応と、暗闇でも鋭く光る槍の穂先とその使い手の視線のブレのなさとに、アレクは戦慄した。|【熱血漢: 7】〈ロイロールへの恐れ: 〉 [1d10+7] = (4) = 4 +7 = 11|
|22|アレクシウス|36|だが「お子様」という言動にそれもぶっ飛んだ。|【没落騎士階級の三男坊: 8】〈子供扱いすんな!: 〉 [1d10+8] = (7) = 7 +8 = 15|
|23|アレクシウス|37|「子供扱いするなこの無礼者!」 たとえのど元に突きつけられた“積み”の状態であろうが、たとえ愛剣が奪われていようが、誇り高きカルマニア騎士がここでひるむわけにはゆかない。絶対ゆかない。アレクは仁王立ちのまま続けた。|【アロニウス・ジャランティール信徒: 5】〈勇敢: 〉 [1d10+5] = (2) = 2 +5 = 7|
|24|アレクシウス|38|「貴様こそ盗人‥‥‥の一味だな? わたしの剣を返せ!」|〈騎士の誇り: 11〉 [1d10+11] = (2) = 2 +11 = 13|
|25|ナレーション||アレクは精一杯突っ張ってみたものの、ロイの鋭い穂先に言葉尻が揺れるのを隠せない。 ||
|26|アレクシウス|39|何とかしなくては‥‥‥。焦ってはいるが、焦りが逆に一瞬の考える時間を生んだ。|〈行動力のある: 10〉 [1d10+10] = (7) = 7 +10 = 17 |
|27|アレクシウス|40|は! そういえば今さっきは怒りにまかせて思わずカルマニア語を使ってしまった。さすがにこれでは通じないだろう‥‥‥。|【カルマニアの騎士: 2】〈カルマニア語は流暢に話せる: 〉 [1d10+2] = (6) = 6 +2 = 8 |
|28|アレクシウス|41|わずかばかり冷静さを取り戻したアレクシウスは、一呼吸置いてから、今度は新ペローリア語で話しはじめた。「‥‥‥あー、えーと、こちらの言葉なら通じるか?」|【アロニウス・ジャランティール信徒: 5】〈新ペローリア語はなんとか話せる: 〉 [1d10+5] = (2) = 2 +5 = 7 |
|29|アレクシウス|42|「いや、先ほどは後ろから忍び寄るようなマネをしてしまい、大変失礼つかまつった。わたしの方に非があることを認め、謝意を表する」|〈礼儀正しい: 13〉 [1d10+13] = (1) = 1 +13 = 14|
|30|アレクシウス|43|「しかし、子供扱いはちと無礼であろう? わたしはカルマニアの騎士アレクシウス。貴殿も盗人風情ではないのなら、名を名乗られるがよい」 |〈礼儀正しい: 13〉 [2d10+13] = (1, 1) = 2 +13 = 15 |
|31|ナレーション||アレクはいつもどおりの物腰、カルマニア貴族としての礼を失せぬ物言いをしたつもりだった。しかし実際にロイの耳に入った物言いは、太陽領以外の場所でハジアを手に入れようと赴く裏通り、そこにたむろする傭兵やもっといかがわしい者達のものだった。アレクの言葉はそんな風情で、上品な顔立ちや威厳のある態度とのミスマッチがロイを和ませた。|〈ロイロール.ハジアを吸う:13〉 [1d10+13] = (10) = 10 +13 = 23&br()〈S2-19.喉元に突きつけた槍〉を解除|
|32|ナレーション||「後ろからしのびよってゴメン、悪ぃ。つか、子供扱いすんじゃねぇよ!俺はアレクシウス、カルマニアの騎士さまよ!盗人じゃねえってなら名乗りやがれ、この野郎!」||
||(空行)||||
||判定/ガイド||マスターのナレーション示唆から48時間経過したのでロイのCNCは+5されます。|15→20|
|33|ロイ|20|ロイは傭兵としてルナー帝国に雇われたことがあり、カルマニア語をききかじったことがあった。|【長槍使いの傭兵:2】〈カルマニア語を理解〉 [1d10+2] = (9) = 9 +2 = 11|
|34|ロイ|21|もちろん新ペローリア語もである。|【長槍使いの傭兵:2】&strike(){[2d10+2] = (6, 8) = 14 +2 = 16}|
||判定/ガイド||おそらく上のナレーションは〈ペローリア語会話〉の提示を意図したのだと思いますが、アトリビュートの提示でハイテンションロールは使えません。ハイテンションロールを使えるのはアトリビュートを使ったナレーションだけです。||
|35|ロイ|22|目の前の青年(少年?)騎士の新ペローリア語のべらんめえ口調に苦笑しつつ、ロイは槍をひいてカルマニア語で言った。「これは失礼つかまつった、騎士殿。私はロイロール、傭兵をしている。このようなところでカルマニアの騎士にお会いするとは思わぬゆえ、無礼の段はご容赦頂きたい」|【長槍使いの傭兵:2】〈礼儀作法〉 [1d10+2] = (1) = 1 +2 = 3|
|36|ロイ|23|ロイロールに対して、アレクシウスは不思議な感覚を覚えた。|&strike(){【男装の麗人:5】〈アレクがロイに謎のドギマギ感を感じる〉 [3d10+5] = (2, 8, 8) = 18 +5 = 23}|
||判定/ガイド||こちらも同様にアトリビュートの提示に対してハイテンションロールを使うことはできません。||
|37|ロイ|24|「して、盗賊と言われたか?」||
|38|アレクシウス|44|「うぐっ」 槍使いの口からいきなりカルマニア語が飛び出したことも驚きだが、それよりもその丁重な物腰にアレクシウスはうろたえた。と同時に、怒りと恐れで平常心を失っていた未熟な己を悔いるのだった。|【熱血漢: 7】〈正直者: 〉 [1d10+7] = (10) = 10 +7 = 17 |
|39|アレクシウス|45|「(それにしても‥‥)」 このロイロールと名乗る人物、自らを傭兵だと言うが、それにしては何かこう、自分の知る傭兵像とはだいぶかけ離れているとアレクは思った。暗くて姿はよく見えないが、外国人の身でカルマニア語を操る博識さ、この品のある物腰、そしてあの鋭い槍筋‥‥‥傭兵というよりはむしろ騎士ではないのか? ||
|40|アレクシウス|46|それも、自分が理想とする騎士像に通ずるものをアレクシウスは感じていた。なにか密かな胸の高鳴りが昇ってくるを感じながら、今度はカルマニア語で話を進める。|【熱血漢: 7】〈ロイロールへの憧れ: 〉 [1d10+7] = (8) = 8 +7 = 15 |
|41|アレクシウス|47|「重ね重ね申し訳ない。貴殿のようなお方を盗賊などと見間違えるとは、このアレクシウスの未熟のいたすところ。重ねてお詫び申し上げる」 「実は‥‥‥大変お恥ずかしいのだが、道案内の男に我が宝剣を盗まれてしまい‥‥‥」 アレクは事の詳細を包み隠さずロイロールに話した。|〈正直者:17 〉 [1d10+17] = (1) = 1 +17 = 18|
|42|アレクシウス|48|「‥‥‥というわけで、貴殿を一角の武人と見込んでひとつお願いを申し上げたい」 アレクは傭兵ではなく武人と言う言葉を選んでロイロールに懇願する。「わたしの剣を盗人から取り戻すのを、貴殿に手伝っていただきたい! 突然無理な頼みだとは承知しているが、どうかぜひとも貴殿のお力をお貸しいただけないであろうか?」 アレクシウスは深く頭を下げた。|〈ロイロールへの憧れ: 15〉 [2d10+15] = (7, 9) = 16 +15 = 31 |
|43|ロイ|25|ロイはアレクの真摯な瞳にたじろぎつつ、話を聞いた。聞くに盗賊はイェルマリオ信徒を装っていたという。|【イェルマリオン:2】〈イェルマリオの名にかけて〉 [1d10+2] = (2) = 2 +2 = 4 |
|44|ロイ|26|「イェルマリオの名にかけて、その盗賊は放ってはおけないな。」 ロイは肩をすくめた。 |〈イェルマリオの名にかけて:4〉 [1d10+4] = (1) = 1 +4 = 5 |
**シーン2b
限界ナレーション:?? 登場キャラクター:ルーテ
|SNC|キャラクター|CNC|ナレーション|強度|h
||ルーテ|17|アレクがルーテの制止も聞かず、盗人を追いかけて飛び出した後、彼女もアレクの後を追うことにした。灯りも持たずに走って行ったし、あの様子では途中で溝に落ちたり迷子になったりするかもしれない。|〈子供達への使命感:11〉 [1d10+11] = (9) = 9 +11 = 20 |
||ルーテ|18|ルーテはゲオルグにひらりと跨ると、アレクの去った方へ馬首を向けて「緩めの駆け足」の指示を出した。たとえ夜でも街道を行くのであれば、馬を思い通りに走らせることなど造作もない。|【フワーレン・ダールシッパの信徒:0】〈騎乗〉 [1d10] = (3) = 3 = 3 |
||ルーテ|19|(胡散臭いのはわかっていたけれど)と、ルーテは月明かりの中、馬上でアレクの姿を探しつつ盗人に思いをはせる。(早々とやってくれて、ありがたいこと。アレク坊ちゃまも少しは懲りたでしょう) ||
||ルーテ|20|実のところ、あのアレクがあの案内人を雇うことには内心反対だった。胡散臭いのはもちろん、あのウザかわいさはルーテの好みからだいぶ外れていた。|【オールドミス:6】〈密かに面食い〉 [1d10+6] = (7) = 7 +6 = 13 |
||ルーテ|21|しかし少しばかり世間の荒波にもまれて、痛い目をみるのは彼のためにもなる。|【職務に忠実:9】〈愛の鞭〉 [1d10+9] = (4) = 4 +9 = 13 |
||ルーテ|22|願いかなって、彼は剣や旅の資金を持ち逃げしてくれた。おかげで、アレク坊ちゃまは修行を断念してくれるかもしれない。そうすれば、家に帰って坊ちゃまに書き取りの続きをさせられるだろう。|〈職務に忠実:14〉 [1d10+14] = (2) = 2 +14 = 16 |
||ルーテ|23|帰りの路銀は奥様から預かったホイール貨の綴り飾りで十分賄えるから問題ない。|【貴族の家庭教師:10】〈奥様から預かったホイール貨の綴り飾り〉 [1d10+10] = (4) = 4 +10 = 14 |
||ナレーション||月夜とはいえ闇夜の街道はさすがに見通しが悪い| [1d10+5] = (9) = 9 +5 = 14 |
||ルーテ|24|木々が道上まで張り出している。あまり整備されていないらしい。ルーテは少し速度を落とした。|〈騎乗:3〉 [3d10+3] = (2, 10, 10) = 22 +3 = 25 |
||ナレーション||ルーテは軽快に馬を駆っていたが、木の枝を避けようと手綱を引き絞ったとき、左手の小指の付け根に鋭い痛みを感じた。枝が手袋を裂いて傷をつけたのだろうか。暗くてよくわからないが、このあと無理な操作はできないかもしれない。 ||
||ルーテ|25|張り出した枝に耳をこすられて不安げに首をひねったゲオルグに、昔シリーラで習い覚えた宥め言葉をかけ、駆け足から軽速歩に落とした。|【シリーラの出身:0】〈馬への親和〉 [1d10] = (2) = 2 = 2 |
||ルーテ|26|ほどなく、アレクを探す為にと持たされた「まじない針」が回り始めた。近くにいるらしいとわかり、ルーテは闇の中に目を凝らした。木々の間から月の光を受け、きらりと何かが光った。|〈「そこにいることはわかっているんだ」:27〉 |
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会場:http://elder.secret.jp/powtest/
プレイヤーセクション:[[ルール/PoW/プレイヤーセクション]]
キャラクターズ:[[ルール/PoW/テストプレイ/キャラクターズ]]
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**シーン2
限界ナレーション:100 登場キャラクター:ロイロール、(アレクシウス、ルーテ)
|SNC|キャラクター|CNC|ナレーション|強度|h
||ナレーション||■シーン2を開始します。SNLは100。初期登場PCはロイロールです。 ||
|1|ナレーション||アルダチュールから北に1日半。ロイロールは赤い月を見上げながらひとつため息をついた。旅慣れているとはいえ、一人の野宿は嫌なものだ。この世界は見張りなく眠れるほど安全とはいえない。|【イェルマリオン:2】〈遠くを視る〉 [1d10+2] = (5) = 5 +2 = 7|
|2|ナレーション||特にこの場所──スネークパイプ盆地の傍では。|【プラックスの太陽領:8】〈ブルーに一家を惨殺されたトラウマ〉 [1d10+8] = (1) = 1 +8 = 9|
|3|ナレーション||ロイロールの想像通り、この場所にいるのは彼女だけではなかった。木々の闇の中から陰のように、身を低くした何者かが彼女へと忍び寄っていた |[1d10+10] = (8) = 8 +10 = 18|
||(空行)||||
||ナレーション||■シーン2にアレクとルーテが登場します。||
|4|アレクシウス|29|(路銀に関連するようなナレーション)|【没落騎士階級の三男坊: 8】〈二人旅に不足はない〉 [1d10+8] = (6) = 6 +8 = 14 |
|5|ナレーション||しかしアレクには思いもよらぬことだったが、ここまできて彼は新たな問題に直面していた。そう、言葉である。|〈世間知らず: 14〉 [1d10+14] = (5) = 5 +14 = 19 |
|6|ナレーション||エティリーズの隊商やルナーの憲兵であればどうにかこうにか話も通じる。しかしターシュ王国も南方となると、アレクの理解できない言葉を話す者の方が多かった。 ||
|7|ナレーション||アレク(・・・よかった。ルーテがついてきてくれて本当によかった。)|〈ルーテ.語学に堪能:11〉 [1d10+11] = (8) = 8 +11 = 19 |
|8|ナレーション||しかし旅路はうまくいくばかりではなかった。 ||
|9|ナレーション||ファーゼストで雇った道案内はよく口の回る男で、何かといっては「真実のルーンにかけて!」「光の導きに従いて!」と白い歯をきらめかせながら笑う優男だった。|【?:7】〈白い歯を見せて笑う〉 [1d10+7] = (5) = 5 +7 = 12 |
|10|ナレーション||アレクと同じ金髪碧眼なのをまるで運命のようにありがたがり、ちょっとウザ可愛いのに油断したのが失敗だった。|【?:7】〈ウザ可愛い〉 [1d10+7] = (4) = 4 +7 = 11 |
|11|ナレーション||ちょっとしたトラブルで道行きが遅れ、野宿がやむなしと男に言われたのはもう日没のときだった。最初の見張りを買って出た男は、アレクが目を覚ましたときにはサイフと愛剣と共に姿を消していた。 ||
|12|ナレーション||月の光があるとはいえ、さすがに夜間、見知らぬ土地を馬で追うわけには行かない。|〈アレクの見知らぬ土地〉 [1d10+10] = (10) = 10 +10 = 20 |
|13|ナレーション||まさかの油断だったが旅費よりも何よりも、騎士の誇りの剣を奪われた自分に腹が立った。|〈騎士の誇り: 11〉 [1d10+11] = (4) = 4 +11 = 15 |
|14|ナレーション||しかしアレクは幸運だった。 ||
|15|ナレーション||ルーテに馬を任せて飛び出して5分も探さぬうちに、街道が見渡せる薮に隠れ、身を低くして警戒をする金髪の男が視界に入った。|〈金髪碧眼の美青年に見える:15〉 [1d10+15] = (8) = 8 +15 = 23 |
|16|ナレーション||アレクが木々の中を抜けてきたおかげで、男は背中をこちらに向けたまま気づいていない。アレクは足音を殺して男に忍び寄った。||
||(空行)||||
||判定/ガイド||マスターのナレーション示唆から48時間経過したのでロイのCNCは+5されます。|10→15|
||判定/ガイド||マスターのナレーション示唆から48時間経過したのでアレクのCNCは+5されます。|29→34|
|17|ロイ|16|ロイは若干神経質になっていた。村をブルーによって壊滅させられた記憶が、どうしてもここでは思い出されてしまうのだ。|&strike(){【プラックスの太陽領:8】〈ブルーに一家を惨殺されたトラウマ〉 [1d10+8] = (5) = 5 +8 = 13}|
|18|判定/ガイド|17|〈ブルーに一家を惨殺されたトラウマ〉はシーン2のSNC2でマスターによって提示され強度9が確定しています。ナレーションは有効ですが、アトリビュートの提示は無効化されます。||
|19|ロイ|18|不穏な気配に気づいたとき、反射的に槍の穂先をその者ののど元に突きつけたのはそのためだった。|&strike(){〈ブルーに一家を惨殺されたトラウマ13〉 [2d10+13] = (5, 7) = 12 +13 = 25}&br()〈ブルーに一家を惨殺されたトラウマ:9〉 [2d10+9] = (5, 7) = 12 +9 = 21|
|20|ロイ|19|しかし、槍を突き付けてから見てみると、そこにいたのは騎士装束の子ども(に見える)が一人。拍子抜けしながらロイロールは言った。「お子様がこんなところで何をしている?」||
|21|アレクシウス|35|「!」 逆に不意を突かれたその反応と、暗闇でも鋭く光る槍の穂先とその使い手の視線のブレのなさとに、アレクは戦慄した。|【熱血漢: 7】〈ロイロールへの恐れ: 〉 [1d10+7] = (4) = 4 +7 = 11|
|22|アレクシウス|36|だが「お子様」という言動にそれもぶっ飛んだ。|【没落騎士階級の三男坊: 8】〈子供扱いすんな!: 〉 [1d10+8] = (7) = 7 +8 = 15|
|23|アレクシウス|37|「子供扱いするなこの無礼者!」 たとえのど元に突きつけられた“積み”の状態であろうが、たとえ愛剣が奪われていようが、誇り高きカルマニア騎士がここでひるむわけにはゆかない。絶対ゆかない。アレクは仁王立ちのまま続けた。|【アロニウス・ジャランティール信徒: 5】〈勇敢: 〉 [1d10+5] = (2) = 2 +5 = 7|
|24|アレクシウス|38|「貴様こそ盗人‥‥‥の一味だな? わたしの剣を返せ!」|〈騎士の誇り: 11〉 [1d10+11] = (2) = 2 +11 = 13|
|25|ナレーション||アレクは精一杯突っ張ってみたものの、ロイの鋭い穂先に言葉尻が揺れるのを隠せない。 ||
|26|アレクシウス|39|何とかしなくては‥‥‥。焦ってはいるが、焦りが逆に一瞬の考える時間を生んだ。|〈行動力のある: 10〉 [1d10+10] = (7) = 7 +10 = 17 |
|27|アレクシウス|40|は! そういえば今さっきは怒りにまかせて思わずカルマニア語を使ってしまった。さすがにこれでは通じないだろう‥‥‥。|【カルマニアの騎士: 2】〈カルマニア語は流暢に話せる: 〉 [1d10+2] = (6) = 6 +2 = 8 |
|28|アレクシウス|41|わずかばかり冷静さを取り戻したアレクシウスは、一呼吸置いてから、今度は新ペローリア語で話しはじめた。「‥‥‥あー、えーと、こちらの言葉なら通じるか?」|【アロニウス・ジャランティール信徒: 5】〈新ペローリア語はなんとか話せる: 〉 [1d10+5] = (2) = 2 +5 = 7 |
|29|アレクシウス|42|「いや、先ほどは後ろから忍び寄るようなマネをしてしまい、大変失礼つかまつった。わたしの方に非があることを認め、謝意を表する」|〈礼儀正しい: 13〉 [1d10+13] = (1) = 1 +13 = 14|
|30|アレクシウス|43|「しかし、子供扱いはちと無礼であろう? わたしはカルマニアの騎士アレクシウス。貴殿も盗人風情ではないのなら、名を名乗られるがよい」 |〈礼儀正しい: 13〉 [2d10+13] = (1, 1) = 2 +13 = 15 |
|31|ナレーション||アレクはいつもどおりの物腰、カルマニア貴族としての礼を失せぬ物言いをしたつもりだった。しかし実際にロイの耳に入った物言いは、太陽領以外の場所でハジアを手に入れようと赴く裏通り、そこにたむろする傭兵やもっといかがわしい者達のものだった。アレクの言葉はそんな風情で、上品な顔立ちや威厳のある態度とのミスマッチがロイを和ませた。|〈ロイロール.ハジアを吸う:13〉 [1d10+13] = (10) = 10 +13 = 23&br()〈S2-19.喉元に突きつけた槍〉を解除|
|32|ナレーション||「後ろからしのびよってゴメン、悪ぃ。つか、子供扱いすんじゃねぇよ!俺はアレクシウス、カルマニアの騎士さまよ!盗人じゃねえってなら名乗りやがれ、この野郎!」||
||(空行)||||
||判定/ガイド||マスターのナレーション示唆から48時間経過したのでロイのCNCは+5されます。|15→20|
|33|ロイ|20|ロイは傭兵としてルナー帝国に雇われたことがあり、カルマニア語をききかじったことがあった。|【長槍使いの傭兵:2】〈カルマニア語を理解〉 [1d10+2] = (9) = 9 +2 = 11|
|34|ロイ|21|もちろん新ペローリア語もである。|【長槍使いの傭兵:2】&strike(){[2d10+2] = (6, 8) = 14 +2 = 16}|
||判定/ガイド||おそらく上のナレーションは〈ペローリア語会話〉の提示を意図したのだと思いますが、アトリビュートの提示でハイテンションロールは使えません。ハイテンションロールを使えるのはアトリビュートを使ったナレーションだけです。||
|35|ロイ|22|目の前の青年(少年?)騎士の新ペローリア語のべらんめえ口調に苦笑しつつ、ロイは槍をひいてカルマニア語で言った。「これは失礼つかまつった、騎士殿。私はロイロール、傭兵をしている。このようなところでカルマニアの騎士にお会いするとは思わぬゆえ、無礼の段はご容赦頂きたい」|【長槍使いの傭兵:2】〈礼儀作法〉 [1d10+2] = (1) = 1 +2 = 3|
|36|ロイ|23|ロイロールに対して、アレクシウスは不思議な感覚を覚えた。|&strike(){【男装の麗人:5】〈アレクがロイに謎のドギマギ感を感じる〉 [3d10+5] = (2, 8, 8) = 18 +5 = 23}|
||判定/ガイド||こちらも同様にアトリビュートの提示に対してハイテンションロールを使うことはできません。||
|37|ロイ|24|「して、盗賊と言われたか?」||
|38|アレクシウス|44|「うぐっ」 槍使いの口からいきなりカルマニア語が飛び出したことも驚きだが、それよりもその丁重な物腰にアレクシウスはうろたえた。と同時に、怒りと恐れで平常心を失っていた未熟な己を悔いるのだった。|【熱血漢: 7】〈正直者: 〉 [1d10+7] = (10) = 10 +7 = 17 |
|39|アレクシウス|45|「(それにしても‥‥)」 このロイロールと名乗る人物、自らを傭兵だと言うが、それにしては何かこう、自分の知る傭兵像とはだいぶかけ離れているとアレクは思った。暗くて姿はよく見えないが、外国人の身でカルマニア語を操る博識さ、この品のある物腰、そしてあの鋭い槍筋‥‥‥傭兵というよりはむしろ騎士ではないのか? ||
|40|アレクシウス|46|それも、自分が理想とする騎士像に通ずるものをアレクシウスは感じていた。なにか密かな胸の高鳴りが昇ってくるを感じながら、今度はカルマニア語で話を進める。|【熱血漢: 7】〈ロイロールへの憧れ: 〉 [1d10+7] = (8) = 8 +7 = 15 |
|41|アレクシウス|47|「重ね重ね申し訳ない。貴殿のようなお方を盗賊などと見間違えるとは、このアレクシウスの未熟のいたすところ。重ねてお詫び申し上げる」 「実は‥‥‥大変お恥ずかしいのだが、道案内の男に我が宝剣を盗まれてしまい‥‥‥」 アレクは事の詳細を包み隠さずロイロールに話した。|〈正直者:17 〉 [1d10+17] = (1) = 1 +17 = 18|
|42|アレクシウス|48|「‥‥‥というわけで、貴殿を一角の武人と見込んでひとつお願いを申し上げたい」 アレクは傭兵ではなく武人と言う言葉を選んでロイロールに懇願する。「わたしの剣を盗人から取り戻すのを、貴殿に手伝っていただきたい! 突然無理な頼みだとは承知しているが、どうかぜひとも貴殿のお力をお貸しいただけないであろうか?」 アレクシウスは深く頭を下げた。|〈ロイロールへの憧れ: 15〉 [2d10+15] = (7, 9) = 16 +15 = 31 |
|43|ロイ|25|ロイはアレクの真摯な瞳にたじろぎつつ、話を聞いた。聞くに盗賊はイェルマリオ信徒を装っていたという。|【イェルマリオン:2】〈イェルマリオの名にかけて〉 [1d10+2] = (2) = 2 +2 = 4 |
|44|ロイ|26|「イェルマリオの名にかけて、その盗賊は放ってはおけないな。」 ロイは肩をすくめた。 |〈イェルマリオの名にかけて:4〉 [1d10+4] = (1) = 1 +4 = 5 |
||ナレーション||■シーン2を終了します。 ||
||ナレーション||ロイに付帯しているナレーションは2つです。 ||
||ナレーション||{S1-10.ハジアを吸っているのをルナー兵に見咎められた:21} ||
||ナレーション||{S2-42.貴殿を一角の武人と見込んでひとつお願いしたい:31} ||
||ナレーション||アレクに付帯しているナレーションは3つです。 ||
||ナレーション||{S1-8.わたしの望む世界が広がっているだろう:22} ||
||ナレーション||{S1-16.まだまだ少年の様に見える:22} ||
||ナレーション||{S2-15.ロイロールは金髪碧眼の美青年:23} ||
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