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2012.2.04 傀儡 第4回
PCS
yukihito トランス・バール M22S15A13I15 オーランストブサロス族出身、諸国漫遊坊ちゃん、BS、TS、AP6、ARB、三眼、くぐつ指輪
現在の姿:BS、TS、AP6、ロングコート、防寒毛布、金、手袋
KON ジェローラモ M21S17A16I16 フマクト
一見:若いときのパンチェッタ=ジローラモ風、
坊ちゃん付き人、家柄主義、BS、GS、KS、AP5、
現在の姿:弓を置いてきた。ロングの外套。戦闘装備以外はなし。腰にBS、背中にKSとGS。手袋
AZA マルミール M25S13I17A18 イェルマリオ
ほっそり面長ジャニーズ風、ロンゲ金髪と髭。古泉系
1Hスピア、TS、AP4、疲労回復2倍、ドワーフと話さない、火にあたらない
現在の姿:スピアとTS、ベザンド全身、腰にナイフ、ハチェット、毛布。全部借物。ベルトポーチに木炭と耳栓
ののの リズ F19S10II16A15 アズリーリア
自称聖なる借金取り、
バトルアックス(扉破り用)、バックラー、ロックピック、借金閻魔帳
現在の姿:今は寒いのでもこもこ皮ハーフコートと手袋を付けている
NPCS
ジュリエンナ F??S15I??A13 茶髪、デカい、サーター系普通女子ログ
1621 嵐の季 33 晴れ 雪景色。ボールドホームとジョンズタウンの街道中間点。
行軍ルール:
1時間行軍ごとに、2点長期FP消費
4時間ごとに、寒気でCON対抗10 失敗で長期FP +1
リズ:長期疲労+7/+7
1H:
食料の残がない。民家を探す。
街道を若干外れて農家などを探す。
足跡の消す方向で。
2H:じくじく続ける。
3H:じくじく続ける。
リズ「SIZ20のうさぎとかころがってないかな」
4H:ジェローラモ 視力成功
世界知識効果、生活臭がする。
高台に鹿だ。トランスの弓をマルミールが射る。
マルミール「シチュー!」
胸に一撃。倒れる。
リズ「すごい!おいつめられると人間なんでもできるんですね」
褒めるトランス、ジェローラモ、躍るマルミール。
屠殺ロール 1回/10分。相手10kg毎にロール1回が保障される(成功するとカウントしない)
鹿は180kg。成功度積み上げ。1成功=1食料ユニット
5H:
リズ 長期疲労 +8/15
マルミールとジェローラモは鹿解体 8食分確保。
丘を降りて、リズとトランスが火をおこし、食事を作る。
マルミールとジェローラモは周囲の民家など捜索。山小屋を発見。
トランス「連中はリズを探していたぞ」
リズ「じゃあ少し変装したほうが」
リズ「あと、とりあえず偽名を…エリシカってよんでください。
間違えてもリズとか言わないように。」
リズの焼いた肉は生焼けだったが、食えるのでみんな文句は言わない。
山小屋に向かう。マルミール追跡成功。使っている形跡はあるが
現在人の様子はない。ジェローラモが扉を開ける。
中には干し大根や芋。無人のようだ。5m角位。火も焚ける。
中で休む。
6H:
マルミールとジェローラモは鹿へ戻る。残った2人は小屋で休む。
解体作業継続 +5食
リズはアズリーリアの印を隠し、簡単な変装を施す。
鹿組が戻ってくる。なかなかの収穫。
リズ「肉屋になったほうがいいんじゃない。」(一応ほめてる)
ジェローラモ「人を三枚に下ろす方がらくですな。」
山小屋ににとどまる。夕方までは2人見張り(マルミール,ジェローラモ)
エンカウンター16:
我々の後をつけてきたらしい地元の狩人。
マルミールとジェローラモが出ていく。
愛想笑いを浮かべる真実コンビ。
狩人「おめえたちどこのもんだ?」
ジェローラモ「アルダチュールからボールドホームへ向かう途中だが連れの調子が悪くてな」
ジェローラモ「一晩休ませてもらえんか」
狩人「面倒ことはごめんでよ?」
沈黙する二人組www
狩人はしばし迷うが、
狩人「そしたら村長に報告せんとな。2時間くらいかかるが」
相談する一行。とりあえず村に向かうか?
そうすると狩人が気付く。
狩人「なんか村に来てるな?」
ジェローラモ「何人ぐらいます」
狩人「よくわからん。さわがしいな」
ジェローラモ「もめごとはいやだな、確認したほうがいいんじゃねえか?」
狩人「…(なにかもめごともちこんだな?)」
マルミール「あなたの村にはオーランス信仰はあるのか?」
どうも村の方は占領軍とのもめごとらしい。
トランス「ボールドホームで大聖日に出ようとしているんだが
ジョンズタウンを迂回してきたんだ。」
マルミール「というわけで、ルナー兵がいるところに行きたくない、できれば僕らの事は
忘れてくれないか」
狩人「分かったから3の小屋にこい」
7H:
2の小屋へ。登攀1回。
リズ 長期疲労 +8/15
8H:
2の小屋。さらに3の小屋へ。登攀2回
リズ 長期疲労 +6+1/22
9H:
3の小屋に到着。
トランス「助かったよ。ありがとう」
狩人「なに。おれが迷惑しそうだったからな。」(ツンデレ)
トランス「せめてお名前を。」
狩人「LV14。」
狩人は仕事のために去る。一週間くらいいなくなるらしい。
シカ肉残り:9U
ここの小屋に残された干し大根や芋の類:
POWロール18 → 180U
食料はたっぷりあるようだ。
夜哨を立てて全員休み。
CON抵抗5 全員成功。
リズ 長期疲労:-10/12
嵐の季 34
リズ 長期疲労:-10/12食事の準備:
ジェローラモ「俺の方がうまい」調理成功
リズ「くく負けない」調理失敗
トランス「いっちゃ悪いがジェローラモの方が…」
リズ「いや!エスロリアの味付けは薄味でこれが正解!東北の味付とは違うんです!」言いくるめ失敗
ジェローラモ「(ぷっ)」 リズ回し蹴り(00)ぐき「う」
嵐の季 35 雨
取りあえずお泊り。天候回復待ち。CON訓練とか。
嵐の季 36 雨降りそう。
下山決行。干し大根 56Uをもらっていく。
代金とここまでの誘導のお礼に100ルナーおいていく。
昼前、2の小屋に到着。
村に向かう。
途中、村の入口にルナー兵が上から見える。
村を避けて山沿いに街道へ戻るルート。
2の小屋で一泊。
一行はこれからの行先を検討:
・この宝石をアズリーリアの寺院に持っていくとすると、
・とりあえず間違いないとリズが言えるのはノチェットの大寺院だけ。
・トランスとジェローラモも例の糸の件でエスロリアに向かいたい。
・ジュリエンナには今のところ手が出せない。
>エスロリア方面を目指すことに。
・とりあえず手近のクリアワインあたりへ向かう。
・途中の大地寺院で情報を集めたい。
エンカウント:28
その夜。トランスが小屋の内で夜哨中。陽気にうたっている。
聞き耳成功、動物知識ファンブル。
トランスの歌声で動物の遠吠えがかき消される。トランス「この遠吠えはイカス伴奏!」
敵の接近に気付かず。他のメンバーも気づかず。
トランスが気付いた時には、逃げてくる一人の男と
その後ろに狼13匹が間近に。
戦闘開始:
round1:
男とトランスは小屋壁に背をつけて横ならび、狼を迎え撃つ。
トランスはドアをどんどんして中の人を起こす。
トランスは左脚にDM1(ジュリエンナの靴を作って薄い皮をつぶしていたのが仇に)
狼は相手を囲む。ジェローラモ呪文で防護4
round2:
狼は壁傍で囲んで一人当たり5アタック波状攻撃。
マルミールは槍でリズをこづいて起こそうとするが起きず。
round3:
マルミール 光投射
ジェローラモ、マルミールは大声を上げながら扉を開けて外へ。
リズまだ起きずw
トランスが回避(77-00) お腹にCrit DM8 倒れる。気絶。ブラッドロスは無し。
リズ 起きるチェック ふぁんぶる(99)「明日になったら本気出す」
round4:
マルミールはリズを槍の石突でどつく。左腕にDM1。起きる。
ジェローラモはトランスにかみついている狼を払う。
round5:
ジェローラモはトランスの前に出て彼をかばう。マルミールは合わせて前に出る。
リズは前に出てトランスに治癒をかける。トランスは気絶から回復。
ジェローラモは回避神クリ(77-01)
このラウンドの終わり、被害が増えてきた狼は
撤退を始める。
戦闘終了。
男はラメラー、TS、BSの青年。SIZ16
ヘアバンド、二十半ば。
ジェローラモ「なにもんだ?」
男「バースといいます」
彼はトランスをみて、
バース「探しましたよ。司祭様はどこに?」
トランス「すまんがなんのことやらわからん」
バース「(ちがったかな)」彼の雰囲気を察するマルミール
バース「いえ、なんでもありません」
自らの出自を述べるトランス。
トランス「アルダチュールからボールドホームに向かうところだったのだが回り道をしているところだ」
バース「助かりました。」
ジェローラモ「誰をさがしにきたのかなあ?」爽やかに剣を抜く。
マルミールが割って入る。
マルミール「オーランスに人ですか?だったら小屋へどうぞ」
とりあえず小屋に招いて話を聞く。
彼は鎧を脱いで、一息つく。彼は探し人をしているという。
トランス「近くのステッドの方ですか?」
彼は焦っている。どうやらあと3日で司祭を探さないとということらしい。
ジョンズタウンのアズリーリア寺院にかくまわれたオーランス司祭が不明になった。
彼はそれを探しているらしい。
村にいるルナー兵の挙動は不明。
彼の出身はコリマ―らしい。
一息ついた彼は寝てしまった。
外で哨戒していたマルミールは、明かりが上がってくるのを見つける。(視力効果)
おそらく4人。15分くらいで到着 「4人来るぞ」
外へ出て隠れる。彼らはこちらにこない。登っていく。
ジェローラモ「そっちじゃねーぜ!」
向こうは気付いたようだ!
ジェローラモは松明を振る。
彼らは近づいてくる。松明を落としている。
一人はGSを持っているのがわかる。
防寒着を着ているので中は分からないが、白服の癒し手もいそうだ。
毛皮帽子のおっさん、戦士GS、癒し手、貴族か?
一人の中年が出てきて口上を述べる。イサリーズのようだ。
中年「てめえ生国なんたらかんたら…」
トランスも自らの出自を持って相手の口上に答えた。
バースも名乗りを上げるが失敗。
商人 ティガ M60位 ゴールデンタン
戦士 ガークルーク フマクトロード GS
癒し手 チャラナ
貴族 パラリク M40+ ストームボイス+マイ
商人「もしオーランスに祈りたいならいそぐがいいでしょう」
この山に登れ。ということか。
どうもオーランスの大聖祝日が山の上で行われるらしい。
第3の小屋からスタートして第4に小屋にいたる儀式のようだ。
一行は一旦休んで、後から彼らを追いかけることに。
彼らは去って行った。
しばらくすると、また下から上がってくる光を
ジェローラモが見つける。
ジェローラモと起こされたマルミールが隠れてみようとするが、ファンブル。
こちらも敵ではなく、オーランスらしい。
嵐の季 37 雲量89 天候雪
小屋2 → 小屋3登攀する一行。
バースは77-00でいつの間にかいない。
リズが下りて調べるがわからない。
マルミール「私もいきましょう。みなさん先に行ってもいいですが」
彼は木炭をトランスに預けて捜索に。
マルミール降りる。登攀・追跡成功。
POWロール 98 。「彼は落ちてないぜ」マルミールは確信する。
リズとマルミール戻る。
登山同行者と会うが特に誰にも会っていないようだ。
捜索を打ち切って上に向かう。
第2ポイントを登る。
リズ先行。命綱を張る。全員クリア。
第3ポイントを登る。
全員クリア。
リズ「ふふんただのこたつむりではないのですよ。見直しましたか?」
ジェローラモ「いやあ家庭的なことはだめですがストーカーとしては最強ですね。」
リズ「いつも一言多いのよ。」
ジェローラモ「いやあどこまでも追っかけていけますね。」
リズ「まーね(ちら)」
マルミール「(ぞく)」
第3の小屋。
40名くらいの人が集まっている。
名刺を配りまくるトランス。
地下から酒タルが引き上げられて振る舞われる。
司祭パラリクと会おうとするが、儀式前は忙しいらしい。
彼はジョンズタウンの地付きストームボイスらしい。
手すきのソードにジェローラモが話しかける。
トリックスターの寺院のことを調べようとジョンスタウンにいったら
うっかりルナーを殺して仲間が一人つかまって云々。
トリックスターがキラーワードとなって、
パラリクとの会談をセットしてもらえる。
パラリク「話は5分でな」
トランスとジェローラモはこれまでの顛末を語る。
- トリックスター寺院の顛末を話すが、核心(マリオネットの件)を話そうとすると話がずれていく。
- 寺院の神像の話。ジェローラモは鑑定に成功。
- 三眼の話。
- ポニテ少年の話。(フマクト「いいね!」)
- 宝石の話(「おまえらか」)
非常に高価だが魔力的なものではない。
マルミール 人間知識(77-01) 雄弁成功
ティガがうっかり口を滑らした。
ティガ「ターシュ王家に伝わっていた宝石だと思う」
ホン・イールがバイジーザス王に嫁入りするときに無くなったといわれている。
パイジーザスは結婚後間もなく病死するが、暗殺されたとのうわさもある。
もしそうだとすると、この宝石は、その場にあった可能性がある。
この宝石の存在が知れれば、ターシュ王家の正当性に疑問符がつくきっかけになるかも。
調査に本腰を入れる司祭連。
ナレッジを宝石にかける。 石の名は「ツインスター」
過去視をポニテ少年とルナー兵の会話にかける。
そしてオースをかけられるw
またもや嵐39を迎えられなかったw
以下次号。
本日の一言
リズはセクハラ爺になんかやった(77-01)リズ「財産は年齢に比例するのよ!」
狼「最大ツンデレで攻撃してあげるわ!」
今週の傀儡の糸
1 J2 F
3 F
4 F
5 Tr
6 F
7 F
8 F
9 F
10 F
11 × F
12 × Tr
13 Tr
14 F
15 × Tr
16 F
17 Tr
18 F →Tr
19 F →Tr
20 × Tr
トランスの手記
嵐の季 33日
なんとかジェロやマルミールと合流できた。だが、前の晩は野宿をしたことに加えて、昨晩は歩かないと死にそうという状況で歩きつづけたため、非常に疲労が溜まっていた。正直、動きたくない。休みたい。しかし、ジェロ達も野宿をしていただけで、安心して休める状況というわけでもない。私たちは安心して休める場所を探して歩きだした。北はジョンスタウン。南はボールドホーム。ただし、ボールドホームに向かえば向かうほど、隠れる場所は減る。南北の街道から外れて西か、東か。西からエスロリアに向かえることを想定し、西に向かう。
しばらく探して、昼頃。マルミールが鹿を遠くに見つけた。向こうはまだ気付いていない。元々荷物はほとんど馬に載せていたため、食料もない状態である。渡りに船、ということでそれを狩ることにした。弓は私しか持っていないが、その時の私はふらふらで、とてもじゃないがあたりそうもない。寒い時期でもあり逃すのは危険だったため、マルミールに弓を貸して射てもらった。破裂もあるが、流石に50mまで近づいたら逃げそうだ。破裂は鳥とかを狩るのにいいかも。
矢は鹿の腹に見事に命中し、鹿は倒れた。ジェロとマルミールは早速鹿をさばきはじめる。初めてにしては二人ともうまくやり、7食分程の肉が手に入った。火をおこし、リズが肉を焼く。こちらもはじめてのようで、おっかなびっくり焼いている。差し出された肉を食べると、生焼けだった。まあ、都市の女の子っぽいからなぁ。
私とリズが料理をしたり食べたりしている間に、ジェロとマルミールは付近の捜索をまたやっていた。ジェロが地元の狩人が使っていそうな山小屋を見つけたため、そこに移動した。私がひどく疲れているため、今日はここで休むことにした。
私とリズは食べた後寝ることにし、ジェロとマルミールは交代で見張りに立つ。
1ー2時間程経って、マルミールが見張りをしているときに地元の狩人が小屋にやってきた。泊まるつもりで来たとのこと。色々と迷ったが、正直に話をするとこの狩人に迷惑がかかりそうだったため、当たり障りのない話をした。「ボールドホームでオーランスの大聖祝日の儀式に参加しようと思い、アルダチュールから南下して来たが、ジョンスタウンが不穏だったので迂回して来て、疲れたので休んでいます。」
狩人は迷っていたが、「黙ってると怒られるんで、村長に知らせてくるわ」と行ってステッドに行くといいだした。どうなるかよくわからなかったため、ついていくことにした。多分ルナーの手が回っているだろうが、運がよければうまく紛れ込めるかもしれない。色々装備も失っていることだし。
しばらく歩いていくと狩人がいきなりなんか村が騒がしいなあ、といいだした。やはりルナーの手が回っていたか。私たちは目配せをしあい、狩人を止めた。「揉め事がありそうなんで、確認してから進みましょう。」うわあ占領軍との揉め事だよ。といった顔をしている。「私たちはルナーとあまり会いたくないので、もうしわけないがここで別れましょう。できれば私たちとは会わなかったことにしてくれませんか。」そうマルミールが告げたところ、「そんなら3の小屋へ来い」といいだした。
聞いてみるとさっきの小屋が2の小屋で、さらに険しい奥の方に3の小屋があるとのこと。さらに奥には4の小屋もあるらしい。狩りの名人大会の時に使われるとか。険しい場所らしいので不安だが、それでもそれだけ険しければルナー兵は来ないだろうとのこと。狩人自身も村で嘘をつきたくないから、1週間ぐらい獲物を追っていることにしてくれるそうだ。ありがたい。
3の小屋への道はとてもとても険しいものだった。普通の状態でもほとんど無理そうな険しさだったが、マルミールに手伝ってもらいつつなんとか登れた。ほとんど失敗しなかった。3の小屋への道は丸木橋があったりとかなりの難所だった。誰もはぐれる事なく辿り着けたのはまさにかなりの幸運である。足跡もなんとか消せたし。
しかし、疲れた。物凄い山の中、3の小屋につくと、まず食事を取った。
狩人は仕事をしないわけにはいかないとのことなので、そこで別れる。3の小屋はあまり使われていなかったのか、食料が一杯あった。干し大根やジャガ芋だったが。
そしてジェロとマルミールに見張りを任せ、私とリズは寝ることにした。ひたすら寝る。
嵐の季 34日
昼過ぎに目が覚める。まだまだ疲労が抜けない。ジェロやマルミールと話して、今日も寝ることにした。ご飯を食べて寝る。部屋にある干し大根などをもらっていただく。全く心得がないはずのジェロが作った料理の方がリズの料理よりうまかった。ジェロが勝ち誇っている。意外な才能があるものだ。屠殺もうまくやっていたし。嵐の季 35日
朝、目が覚める。漸く疲労が完全にぬける。出発できるのだが、この日は生憎の雨。雨のなか麓に下りるのは危険なため、今日も出発は見合わせる。リズはまだ回復しきらないらしく、寝ている。疲労がぬけたため、今日は私も見張りに加わる。隙を見計らって、ジェロに体を鍛える訓練を頼んだ。7時間ほど鍛えてもらう。もうほとんど、大聖祝日は諦めかけていた。今からボールドホームなんて着きそうにない。ステッドでやるならそちらに参加したいものだが。
嵐の季 36日
この日も雲は多いものの、雨は降っていない。食料を一週間分ほど頂いて、100ルナーほどおいて、私たちはステッドに移動することにした。間に合うようなら大聖祝日に参加したいし、ステッドで失った旅の荷物を補給したいからである。
険しい道を下っていく。非常に大変な道なので、一番登はんがうまいリズが先行してロープを張り、そのロープを使って残り3人が移動する。3時間ほどかかったが、なんとか下ることに成功する。よく上った時は問題がなかったものだ。
険しい道をくだり、ステッドに移動すると、ルナー兵がステッドを見張っているのをリズが見つけた。なんだか知らないが、ステッドの少し上の方からステッドを見張っている。恐らく変わったものがいれば捕らえようという話しだろう。気付いてよかった。
さて、ここからどうするかを皆で話し合う。ボールドホームはもう無理そうなので、南はやめて西か東、もしくは北へ行くのがいいかもしれない。
結論として、西へ移動してクリアワインという都市を経由して、ダックポイントを目指す。そしてエスロリアに移動するというルートでいくことになった。
ジュリエンナを助けてやりたいが・・・今の所何もできない。情報を集めねばならないが、現状ツテも何もないし。
ステッドを避けて山沿いに南から回ることにした。程なくして再び2の小屋に着く。今日はここで泊まることにする。
見張りは私、ジェロ、マルミールの順である。リズは疲れやすいため、寝かしておくことにした。
見張りは外で行った。赤い月の光が薄く照らしている。遠くからアリンクスの遠吠えが聞こえる。楽しそうだ。気分がよくなり、思わず歌ってしまった。しかし、今考えると、見張りとしては最悪だ。歌う放蕩息子とか二つ名がついたら嫌である。
歌っていると妙なものが見えた気がしたため、よく目を凝らす。人が一人、こちらに向かって走ってくる。そしてその後ろには狼の群れが追い立てている。距離的には後30mぐらいか。一番生き残れそうなのは見捨てて小屋に入ることだが、距離的に中に入って扉を閉じる前に狼が1ー2匹は入りそうであり、その場合ジェロ達に被害が出る。中は鎧も着ていないのだ。そしてなにより見捨てられん。覚悟を決めるとしよう。
私は扉の横に陣取り、背中を壁につけた。そしてドアを叩く。走ってきた者も私の隣で壁を背にして、耐える構え。狼達は私たちを取り囲み、順に飛び掛かってきた。
私は何回かかじられたものの、リングメイルのおかげで少し足や腹にダメージを負っただけですんだ。もう一人も攻撃を受けていたが、なんとか耐えている。そうこうしているうちに誰かが起きたらしく、何があった??という声が聞こえた。
私は再度あたりをみて、狼、13と声をかけた。皆が起きたので、数を減らしにかかる。狼たちは追って来ていた先程とは違い、私ともう一人を包囲した。基本的にはできるだけ回避をしつつ、一匹ずつでも減らす作戦である。リングメイルのおかげでほぼダメージもない。
狼の攻撃を受けつつ、一匹に剣を振るう。右前足にあたり、悲鳴をあげてその狼は離れた。すかさず他の狼がフォローにはいる。後12匹。全滅するまで戦うとは思えないから、何匹か傷つければ撤退するはず。6体ほどが攻撃をしてきて、回避はうまくいかず、かじられまくったが無傷でやり過ごした。重いのだが、リングメイルを着ていた甲斐があった。もう一人の方は腕に噛み付かれ、ぶら下がられていた。危険だ。倒されたら終わる。
誰かが戸から出てくる気配があったので、すこしずれて備えていたところ、狼を押しのけながら扉を開いてジェロが出てきた。両手にグレートソード。そして薄手の革。全身がほのかに光っているので、防護の呪いをかけているのだろう。その剣で一匹を切り裂くのを見た。私もまた一撃したが、狼に避けられた。狼が4匹程噛み付いてきたが、1匹は避け、残りはかじられたが鎧で止まって、5匹目の攻撃を避けようとした。
避けたつもりが、なぜか一番弱いところを狼の前に晒すことになってしまった。深く噛み付かれて、私は気を失った。こんなことなら、信じて避けないほうがよかったか??と思いつつ・・・。
ふと、気がつくと自分は仰向けに倒れていて、その上でジェロが大剣を振っていた。またその隣にはマルミールがいて、槍をついている。戸口には布団を被ったままのリズがこちらを見ている。どうやら、リズに腹の傷を治してもらったようだ。
狼たちは被害が大きすぎると判断したらしく、いつでも飛び掛かれる体制のまま、下がって行った。もう一人もなんとか生き延びたようだ。
とりあえず小屋の中に戻り、足の手当てをジェロから受けつつ、腹の傷を治癒の呪いで癒す。リズは治癒の呪いがあまり得意ではないのか、最低限しかなおっていなかった。ジェロには世話になりっぱなしだ。
逃げてきた人物をやっと落ち着いて見ることができた。武装はラメラーにブロードソード、ターゲットシールド。典型的なオーランス人の格好である。彼は落ち着いてから私を見ると、「探しましたよ。司祭様はどこですか?」と、聞いてきた。ここはジョンスタウンからそう離れていないし、恐らくは渡りをつけたジョンスタウンの司祭が街からいなくなってそれを探しているのだろうなあ、と思ったが、居場所についてはこちらが知りたいぐらいだった。
同じサーター人に嘘をつきたくなかったため、「何のことやらさっぱりだ」そう答えたところ、露骨にがっかりした様子であった。彼の名はバースといい、とりあえず非常に疲れているとのことだったので鎧を脱いで寝てもらうことにした。私はジェロと見張りを交代し、寝ることにした。
しばらくして、ジェロに起こされた。何でも、3ー4人ぐらいで夜の山の中を移動している連中を見つけたため、「こちらですよー、司祭様」と声をかけてみたらしい。「ルナー兵ならあの人数ではありません。」と自信をもっていっていた。確かにそうかもしれない。あれがルナーなら逆にかなりの手練だろうが、それでもふつう出てくるのはルナー兵を大量に繰り出して我らを狩り出した後だろう。
その4人ほどの一行は200メートル程離れたところで止まり、一人だけが近づいてきた。50メートルを切らないぐらいでその人物は止まった。精霊の呪いを気にしているのだろう。その場でその人物はオーランス人の伝統の名乗りをあげた。イサリーズ神のゴールデンタンの司祭の方であるらしい。堂々たる名乗りに私も応じた。あの人物ほどはないが、こちらも堂々とした名乗りをあげることができた。
バースも名乗りをあげたが、疲れているためかつかえたりしてあまりうまくいかなかった。
イサリーズの司祭殿はそれ以上は近づいて来ず、こう言った。
「大聖祝日に参加したければ、早く山を登れ」
そして仲間の元に戻り、その一行は再び山道を昇って行った。
ありがたい。もう大聖祝日には参加できないかと思っていた。ジェロを褒め、またバースには司祭様が見つかり良かったねと、伝えてから私は再び眠りについた。
嵐の季 37日
朝、雲は多く、雨は降りそうだが降っていない。起きてリズが作ってくれた朝食をとる。マルミールやジェロの話では、夜中中あのような一行が通り続けていたらしい。二人はまるで先導役のようなことをしていたらしい。順路を教えたり、疲れた人には2の小屋を案内しようとしていたらしい。だが、皆先を急いで昇って行ったとのことだった。3の小屋が集合場所であるらしい。流石に夜中は無理だが、昼間であれば我らも3の小屋へなんとか移動できる。我らは急ぎ3の小屋へと向かった。
今回は前回と異なり、フォローしてくれる狩人がいないため、一番登はんがうまいリズが先行して昇って命綱をはり、それを頼りに他の皆が登ることになった。リズは登はんがうまく、なんでもないかのように登っては、命綱を張ってくれた。私たちは失敗しながらも、命綱のお陰で大事には至らず、行程の半分まで来た。
と、ここでバースが登って来ない。いぶかしみながら命綱を引っ張ったところ、何の抵抗もなく綱が上がって来てしまった。登って来ていたような気配はあったのだが・・?念のため、登はんが上手なリズとマルミールが降りて探してみた。しかし、リズは痕跡を見つけることに失敗し、マルミールはここまで痕跡がないからにはバースは落ちてはいないと断言した。しかし、だとすればどこに行ったのだろうか。
気を取り直して残りの行程を急ぐ。リズの先導のお陰で何度も落ちそうになりながらも、大事になる事なく3の小屋に到達した。時間は夕方。よく間に合ったものだ。これ以上遅くなっていたら、暗くなって辿り着けなかっただろう。
3の小屋の周りにはオーランスの信徒らしき人達が集まっており、どうやらここで大聖祝日の儀式が行われるのは間違いなさそうである。ただ、ここまで来るだけあって手練の人が多いようだ。私は折角なので挨拶をして回った。今後の氏族の繁栄のためにも顔を売っておく方がいい。
昨日挨拶を交わしたイサリーズの司祭とその一行も来ていた。彼らがオーランスの司祭様の一行であったようだ。フマクトの剣、チャラーナ・アローイの癒し手、イサリーズの司祭、そしてオーランスとランカーマイの二重入信の司祭パラリック様。彼らはそれぞれに忙しそうで、なかなか時間は取れそうにない。しかし、なんとか現状を打破するためにも話を聴かせてもらわなくては。
手分けをして声をかけて回ると、ジェロが話を聞いてもらいに行ったフマクトの剣がこちらの話に興味を持ったらしい。トリックスターの話で反応したという話なので、やはり敬謙なフマクト信徒はトリックスターが嫌いなのだなあ、と感心した。
フマクトの剣にお願いして、パラリック様との話し合いの場を作っていただき、これまでの話をした。ただ、これは後でマルミールに言われたのだが、ジュリエンナの話をなぜか我らは避けたという。マルミールは頑張って話の筋を戻そうとしたが、色々なところに私やジェロが話を持って行ってしまい、うまく引き戻せなかったという。トリックスターの話はできたのだが・・・、水晶の話、神殿の話、三眼の話、などはできたらしい。マリオネット部屋の話は出来ず、糸や指輪、ジュリエンナの話は出来なかったという。
そして話がルナー兵襲撃のところに差し掛かると、露骨に周りの雰囲気が変わった。ああ、あれはおまえらのせいか、といった感じの空気になってしまった。我らも望んであのような事態にしたわけではないのだが、まあ仕方がない。
そして宝石の話になり、実際に宝石をだしたところ、パラリック様は自分ではよくわからないらしく、先程のイサリーズの司祭を呼び出した。呼ばれた司祭は鑑定し、これはなかなかのものですな、そういえば・・・と口を濁した。そこで絶妙のタイミングでマルミールが合いの手を入れたところ、司祭は滔々と語りだした。
なんでもこの宝石はターシュ王国の国宝の一つであり、結構前に失われたものであるという。失われたのが有名なパイジーザム王の亡くなられた直後ぐらいであると。
パイジーザム王というのは、ターシュ王国がルナーに征服される決定的な事件を起こした王で、その事件というのはこうである。パイジーザム王はあたらしい后として当時のルナーの英雄ホン=イール嬢を迎え入れた。そしてその初夜の次の日にパイジーザム王は亡くなられ、ホン=イール嬢は妊娠したということでターシュ王国の摂政となったのである。
明らかに暗殺にしか見えないのだが、証拠がなくて誰も追究できなかった事件である。その直後に失われたこの宝石は恐らくパイジーザス王の寝室にあった可能性が高く、この事件の決定的な証拠になりうるのではないか、という。
パラリック様はその滔々と話す様をそうか・・・といった感じに聞いていたが、私たちがいることに気づくと、話しすぎだ、とイサリーズの司祭を窘めた。確かにあまりよろしくない状況である。サーター王国にはあまり関係ないとは言え、隣国それもルナーの現在の拠点であるターシュ王国を揺るがす情報にはなる。
ということで、この石にナレッジをかけるらしい
(ここでゲームストップ。続きはまた今度)
ジェロ、画面に向かって語り始める
俺の名前はジェローラモ、死と真実の番人であるフマクトの戦士だ。人は俺のことを「伊達男」と呼ぶ。
俺のことを見掛け倒しなんていう奴もいるが、もてない男の僻みなんざいちいち聞いてられないぜ。
どうにか皆合流することができた。
よかった、本当によかった。
坊っちゃんがいなくなったら地元にも帰れんし、出世の道も断たれる。
馬や持ち物は、正直に働けばそのうち取り返せるかもしれんが、坊っちゃんだけはどうしよもない。
実際のところ、あんな寒空の中で一晩中歩き続ける根性なんて坊っちゃんにあるとは思わんかった。
この旅で、坊っちゃんには良い意味で裏切り続けられている。
俺の人生を坊っちゃんに賭けてるわけだが、そんなに分の悪い賭けじゃない気がしてきた。
坊っちゃんとリズの体力のこともあるので、少なくとも1晩はゆっくりと休みたいとこ。
だが、街道沿いで休む訳にもいかないので、街道を離れて休めるところを探すことに。
食料も少なくなっていたが、マルミールが野生の鹿を弓で仕留めた。
鹿の解体も文句も言わずにやってたし、マリオンもなかなかやるもんだ。
で、また休めるところを探してたら、猟師小屋を見つけた。
当面の食料の調達もできたことだし、ここで休むことにした。
で、マルミールを誘って、さっきの鹿の残りを取りに帰って、さらなる食料の調達に成功。
元は街の育ちなんでサバイバル何かは苦手だったんだけど、ここ数日でいろんな経験をしたな。
いつか、坊っちゃんと「あの時は酷い日が続いてたな」とか笑い話になってたら最高だね。
まだ昼過ぎだけど、明日の朝まではここで休むことに決定。
が、ほどなくここの主である狩人がくる。
マルミールと対応してたが、どちらもカルト的には嘘が付けない。
うん、適任じゃなかったのはよくわかった。
結局、狩人の村長と今後のことを相談しに行くということで手打ちになった。
だけど、村には既にルナー兵が来ているっぽい。
俺たちを探しにきたのか、オーランスの大聖日が近いから巡回に来たのかは分からんが、とにかく村に行くことはできん。当然、狩人もそれを求めてない。
結果、もっと山奥の猟師小屋に行って、俺たちは休んで、村に寄らずに立ち去ることになりそ。
なんとなく想像はしてたが、山小屋はすげー山奥。
正直、猟師とリズが居なかったら登る気にもならんかったくらい、急な崖。
命からがら登りきったら、猟師は去っていった。
一応山小屋の中を確認したら、食料がたっぷりと残っていた。
ありがたく頂く。
どうでもいいけど、リズは料理が下手だ。
鹿肉を焼いたときも生焼けだったし、大根汁に至っては味がない。
美人だけど、アズリーリアだし料理が下手だし、あれじゃ嫁にいけんな。
それにしても、ゆっくりと休んだおかげか、坊っちゃんもリズも顔色がよくなった。
今後のことを相談してボールドホームとかジョンスタウンに行くのはよす。
で、クリアワイン経由で、エスロリアを目指す。
いろいろとやることはあるが、まずはあの寺院のことをキチンと調べないと、枕を高くして寝られん。
今後の計画がたったのは良いが、せめて今晩くらいはちゃんと屋根があるところで寝ようとのことで、途中の山小屋で一晩休む。
交代で見張りをしていたら、坊っちゃんが見張りの時に狼の群れが襲ってきたんだな、これが。
ここから鎧を着るのは無理なので、防護呪文を唱えてグレートソードで突っ込む。
どうも、見知らん戦士がいるんで、奴が狼を連れてきたのだろう。
俺の戦闘スタイルじゃないけど、ダメージ喰らうの前提で、坊っちゃんの前にたつ。
だって、10匹以上の狼襲われて倒れてるんだもんな。
とはいえ、致命傷になっていなのが救い。
リズを起こしていたマルミールが戦線に参加すると、ようやく狼たちは去っていった。
死ぬかと思った。
どうもこの戦士はオーランスらしい。
が、オーランスだからといって、俺らの見方ということもない。
正直、過剰に反応したことは反省している。
マルミールの助け舟には感謝した、頭の中で。
細かいことは分からんが、どうやら俺たちが騒ぎを起こしたために、ジョンスタウンのオーランスの司祭がいなくなり、大聖日の取りまとめ役がいなくなったので、探しに来たらしい。
カルトは氏族を超えたところで社会的な役割が大きいので、坊っちゃんには大聖日にはキチンと参加してほしい。
渡りに船かな?
オーランシーが増えたけど、どうもこいつはボロボロなので、見張りを任せらせそうにないので、3交代は変えずに見張りを続ける。
で、また夜中になにやら人が登ってきているのを発見。
こんな夜中に明かりも付けずに登ってきているのでルナー兵じゃないだろ。
つーことで、みんなを起こして、来るのを待つ。
どうもこっちには気づいてないようなので、声をかける。
坊っちゃんは立派な名乗りをあげられてたけど、オーランシーは今一っぽい。
まぁ、貴族としてキチンと教育を受けている差がでたんだな。
彼らの言うことには、この上でオーランスの大聖日をやるらしい。
神はまだ我々のことを見捨ててないぞ、こりゃ。
夜が明けたんで、また崖を登る。
途中でオーランシーが見えなくなったが、まぁ、無事に登頂に成功。
つくづくリズは嫁向きではないな、アズリーリアが天職なんだろう。
美人なのにもったいない。
ザックリ40人くらい集まってる。
でも、こんなところに集まれるなんて、まぁ皆それなりに実力があるのだろう。
顔合わせついでに情報収集をしてるっぽい。
だけど、だれもフマクトの剣にところには誰もいかないので、話しかける。
こちらの身の上話をしたら、どうも賢者と話ができるらしい。
イロイロと話したが、私ではラチがあかないので、途中から坊っちゃんに任せる。
すったもんだがあったけど、どうもリズが持っている宝石はターシュ王家の秘宝らしい。
面倒なことに巻き込まれる可能性は高いけど、これってジャンプアップチャンスじゃね?
ここで、一発坊っちゃんがかましてくれたら、今後いい方向に進めるかも。
俺としても、別の神殿のロードに会えたんで、名前くらいは覚えてもらえるように頑張ろ。
俺の名前はジェローラモ、将来 畳の上で孫たちから「早く死ね」とか言われる男だ。