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2012.3.24 傀儡 第7回
PC
yukuhito トランス・バール M22S15A13I15 オーランス/マスターコス、トブサロス族出身、諸国漫遊坊ちゃん}短髪。背が高く痩せ男。顎がっつり系、太い眉、吊り目、三眼、イメージ募集中。
BS、TS、AP6、ARB、三眼、くぐつ指輪
現在の姿:BS、TS、AP6(右脚のみ5)、ロングコート、防寒毛布、金459p、手袋
当面の特徴:脚に風車模様のルーン。移動が6に
KON ジェローラモ M21S17A16I16 フマクト、坊ちゃん付き人、パンチェッタ=ジローラモ風
天パー短髪。細いが鍛えた体つき。だらしない姿勢。背中にデスルーンマント(見栄え重視)
BS、GS、KS、AP5、護身用ナイフ、財布に7ペニー。
現在の姿:弓を置いてきた。ロングの外套。戦闘装備以外はなし。腰にBS、背中にKSとGS。手袋
当面の特徴:前回、畳の上以外で死にそうになった。娼妓33%
AZA マルミール M25S13I17A18 イェルマリオ、ほっそり面長ジャニーズ風
ロングサラサラ長い金髪、口顎髭、卵型の正統派の端正な顔つき、タレ目、肩幅あり。上目使いの姿勢。疲労回復2倍、ドワーフと話さない、火にあたらない
1Hスピア、TS、AP4
現在の姿:スピアとTS、ベザンド全身、腰にナイフ、ハチェット、毛布。全部借物。ベルトポーチに木炭(ボルト)と耳栓。
目立った特徴:お金がない(財布もない)
ののの リズ F19S10I16A15 アズリーリア、自称神聖借金取り
バトルアックス(扉破り用)、バックラー、ロックピック、借金閻魔帳
手袋に復讐精霊を呪縛。ターシュ王家由来の宝石ツインスター(体内に隠ぺい。錠前P300付)。ワイター(守護精霊)がつく。
現在の姿:現在はリズ帽を脱いで、エリシカという偽名を使っている。
ログ
嵐の季43日
ハミルさん(片眼鏡)と昔話でもりあがり。
2時間くらい経過。
ハミルさんは暗黒系経済が専門。
外が明るくなってくる。
リズは話を元に戻してトランスを紹介し、
トランスはハミルさんに洞窟での顛末を話す。
トランスが話がずれそうになるのを、リズの突っ込みで
修正しながら一通り伝える。
ハミル「(ぼそ)ネタとしては悪くない」
トランス「(不安)」
ハミル「僕の専門ではないがねー、ない話ではないかもねー」
トランス「なんでも教えてもらえるとありがたいんだが」
ハミル「でどっちが彼氏なの」
リズ「どっちっでもありませーん!」
ハミル「ツンデレ乙」
ハミル「実家にはかえらないの」
リズ「まあ故郷に錦をかざるまでは、ちょっと」
少年「ハミル様どうしてこんな時間に。お客様ですか」
ハミル「そうだよね朝食だよね。」
トランスとリズは朝食を食べる。途中でジェロを拾う。
少年(デッチイチ)
ハミルさんが起きるのは16時位。
起きるまで市の中央部(グレートスクエア)あたりに
繰り出して世間の情報収集。
大道芸人と指輪などの古物商とか。
目についた古物商(LV2)に声をかける。
「こんな指輪をしらないか」
大した情報は集まらない。
大道芸人(LV15)に声をかける。
操り人形の芸人カルトについて聞いてみる。
ドナンダーの元締めに行ってみれば?と言われる。
昼前ぐらい。
裏道の風俗案内所(宿屋兼飲み屋)に来る。
中に入って飯を頼みながら、宿の主人に話がしたい旨伝える。
「サーター奥地の遺跡で見つけた神像の再建のため
その神について調べている」といった。
「しらないねえ」
「情報料はお支払する」
どうもうまく情報を引き出せそうにない。
一旦引き上げよう。
リズがつけられているのに気づく。
見目麗しくない蛮人。単身。街に不慣れなようだ。
APP4、SIZ9
「名前と用事は」
「あんたたち困っていることがあるようだからさ?」
トランス「なんかお困りの事でも」
おっさん「するどいねえ」
人手が欲しい。金がない。らしい。
おっさん「探し物かい」
トランス「こういう操り人形芸人の神のことを」
おっさん「おおしってるかも」
ジェロ人間知識77-00。おお心の友よ!
彼は彼女に愛想を尽かされて、とある人の館に逃げ込んだ。
面会に行くと断られる。とりあえず引き出してくれたら誠意をもって説得する。
有力者の娘ではないが、「君たちの知りたいことを彼女から聞いたことがある」
F17SIZ恰幅の良い。Axeのあたりにいる。
外に出てくる理由を作る。
彼女は演劇とか芸事が好きなようだ。ドナンダーに入りたいといっていたようだ。
さっきのおっさんとともに、かけおちっぽくノチェットに来たむすめ。
彼女はアズリーリアの駆け込み寺にいったらしい。
ジェローラモが彼女をひっかける。
一方、トランスとリズはランカーマイ寺院に戻る。
ジェローラモ側
RQC 47/100、17/20、4/6、14/00。視力00wwww 人が向こうの方で倒れているのが分かる。
行ってみると死んでる。毒矢。背後からゴアずの音。
職質される。殺人嫌疑をかけられたらしいww。
マイ寺院側
ハミル、リズ、トランス糸を外したいがどうすればいいか。とはしゃべれない。
(リズは糸を外すシーンをみていないので知らない)
カルトについての伝承の教授をお願いする。
ハミ(おかねはらいたくないの?)
リズ(できれば知り合い価格で)
リズ「彼は立派なお殿様ですので、料金をお支払いされますよ(棒)」
ズバリそのものと言えないが
- 手がたくさんある神はいっぱいいて、アラクニーソラーラとかも。
- ちなみにグロタロンとか(目いっぱい横道それてます、先生)
- とりあえずマルミールつれてこよう。
リズとトランスはマルミールを回収。
ジェローラモも回収。
ジェロは彼女についても確認できた。すごい美女だ。
02 なんか引っかかる…がわからない。
リズはとりあえず彼女に会うべく面会。
ガチ百合で退散。
23時ごろ。
マイ寺院に戻る。
トランスとジェロを追い出して、マルミールが概要を語る。
ハミ「話が変になるのは彼らが操られてるじゃないかね」
聖祝期にくるサーカスの一団の話じゃないじゃないか。
呪いが解けないということは呪いを解きたくないんじゃないかな。
トリックスターの身体部位を切り離す儀式に近いものなんじゃないか。
ジュリエンナについてはリズとマルミールは情報を持っていない。
ハミ「解除するとなると大商いだな」
トランスとジェロを入れる。
たどり方はいろいろあるが、膨大なカネがかかります。
方向性というか追加情報を得たうえで、マイに頼むのがいいのじゃないか。
伝承を持つものが協力してくれないかもしれない。
指輪を探した方がいいかもしれない。
トランス「おれはトリックスターにはなれねえよ」
リズ「親は嘆き悲しむわね」
今日のお言葉:
「ノチェット恐るべし。」
以下次号
今週の傀儡の糸
1 J2 F
3 F
4 F
5 Tr
6 F
7 F
8 F
9 F
10 F
11 × F
12 × Tr
13 Tr
14 F
15 × Tr
16 F
17 Tr
18 F →Tr
19 F →Tr
20 × Tr
今週の「いつかバビゴに殺してもらうリスト」
ジェローラモティガ
トランスの手記
嵐の季 43日
前回の続き ランカー・マイ寺院にて
深夜~早朝。エスロリアはノチェット市。市街の中心から少し東に行った場所にあるランカーマイ寺院の中のハミル司祭の部屋に、私はいた。部屋にいるのは私とリズ、そして、部屋の主であるハミルさん。
リズとハミルさんはしばらく前から昔話に花を咲かせている。私はちょっと居心地が悪い感じでそれを聞いていた。リズは意外にいい家の出のようだ。リズの姉の家庭教師としてハミルさんが家にいたらしい。エールを飲みつつ、二人はしゃべっている。
しばらくすると夜が明けてきて、ハミルさんはあくびを一つし、そろそろ寝るか、といった空気を漂わせてきたので、慌てて話題を切り出すことにした。
サーターのある場所で遺跡を見つけたこと。そこで壊れた神像を見つけたこと。そこに指輪がついていたこと。それを見て、これはエスロリアの方の三体で一つの人形を操るトリックスターの神様ではないか?といいだしたこと。
ハミルさんは少し考えて、そういうこともあるかも知れませんねえ、と言った。つまりそういう神様がいるのは間違いないのですか?と聴いてみたが、言葉を濁す。
そうこうしているうちに、「あれ?ハミルさまどうなされたんですか?」と従僕風の少年がドアを開けて入ってきた。なんでも、ハミルさんの身の回りの世話をしているらしい。
彼が部屋に入ってくるとハミルさんが「あ、もう朝ですね。朝ご飯を食べて来られたらいいんじゃないでしょうか。」と勧めてきた。リズと顔を見合わせ、ご馳走になることにした。
従僕の少年は名前をデッチッチというらしい。彼に案内されて食堂へ移動した。食事は固いパンと豆のスープだった。最低限、といった感じだが、あまり寝ていないせいか、とてもおいしかった。
その後ハミルさんの部屋に戻ろうとしたが、デッチッチいわく、もう寝てしまったということだった。こちらとしては話が終わっていないので、篭城していた部屋に戻ろうとしたところ、ハミルさんのお客様ならば、と別の部屋に通された。やはり司祭と知り合いというのは大きいようだ。
街中で情報収集
出掛けても大丈夫そうだということで、私たちは少しでも情報を集めるべく、ノチェット市の中央にある六神殿に向かった。ここは大地の六娘たる六柱の女神の神殿がある、ノチェット市の中心なのだという。色々なものを見たが、正直自分には理解できないものが多すぎて、正直さっぱりだった。だが、ここから色々な文物を学ぶことができれば、きっと氏族の役に立つことだろう。
とりあえず情報収集の対象として、大道芸人、それも操り人形をやっているものに目星を付けてみることにした。また、それだけではなく古物商のほうも当たってみることにした。あの指輪が古物として出回っているとはあまり思えないが、それぐらいしか思い浮かばない。
古物商のほうは、話し掛けやすいものの駆け出しっぽい者しか見つからなかった。一応指輪を差し出して、こういう指輪を知らないか?と聴いてみたが、答えははかばかしくない。
大道芸人のほうは、よくわからないが、そういう話なら取り纏めの方に聴いてみたらどうか?と教えてくれた。どうやらここで芸を披露しているものたちの取り纏め役がいるらしい。そういう人物ならば、トリックスターについても聴いたことがあるだろうか?
芸人たちの裏町へ
取り纏め役のいる場所を教えてもらって、そこに移動した。少しいかがわしい感じの、小さな酒場兼宿屋のようだ。件の取り纏め役はそこの店主をしているという。入るなり、泊まりかどうかを聴かれる。違うと答えると、小さな丸テーブルに案内された。非常に小さなテーブルで、私たち3人で囲むともう人が入れないくらいの大きさだった。興味深く辺りを観察すると、柱に掲示板とおぼしき板がついており、その上にエスロリア語で書かれた貼紙が何枚も張られていた。
取り纏め役であるという親父と話をする。腕を沢山持ち、それで人形を操るというトリックスターの神様について何かしらないか?と尋ねた。すると、なぜそんなことを知りたがるのか?と返してきたため、適当にぼやかした作り話をした。サーター地方に壊れた神像があったので、それを再建したいとかなんとか。ただ、教えてもあちらにメリットがなく、また、指輪も奪われる可能性があるため、不用意に情報を出せない・・・。指輪が着いていた旨も伝えた。
普通に知らないねえ、と、言われた。観察していると、ほとんど真面目に聴いてない感じである。情報はお金と同じで、まともに聴いても出てこない、そんな印象を受けた。困っているが、向こうに教えるメリットがないためだ。都市の裏社会は慣れていないため、どうすればいいのか、思い付かない。
よく彼を観察していると、ぴんときた。どうも無理っぽい、足元見られてると。こちら方面から情報を引き出すのは無理だと思う、とも。初動で門の開け方を間違えたらしい。彼らは身内を庇うようだ。だから、聴いても知らないと答えそうだ。初動を間違えて、リカバリも難しいようだ。いかに彼らのメリットを作り出すかが難しい・・・。お金で動かそうにも、かなりのお金がかかりそうだ。
結局情報を渡しただけで終わってしまった。これでこの話を聞いて動く者が出そうな気もする。これからの探索に問題がなければよいが。
彼女に逃げ出された男の話
探索を諦め、一旦マイ寺院へ帰ろうと移動をはじめた。しばらく歩いていたら、急にリズが声をひそめた。「どうやら、尾行をされているようです。一旦隠れつつ、相手を確認します。」私たちはふっと路地に入って隠れつつ、相手を確認しようとした。リズとジェロはうまく隠れたが、私は失敗したらしい。相手を確認してちらっと見たところ、こちらを見失ってキョロキョロしていたが、私を見つけたらしくこちらに歩いて来ていた。あまり見目麗しくない、蛮人であった。まあ、私もここでは蛮人なのだが。
隠れるのに失敗したので、次は路地に連れ込もうと画策し、リズが誘い込もうとしたが、先に相手が声をかけてきた。「あんたら、何か困っていることがあるんじゃないのかい?なんなら、手伝ってやってもいいんだぜ。」困っていることを抱えていそうな男であった。お互いに手を貸しあわないか?と彼は持ち掛けてきたので、こちらの話を軽くして、反応があるか見てみた。すると知っていそうな反応が帰ってきたため、彼の話を聞くことにした。
彼には彼女がいたが、愛想を尽かされてしまい、ある人のところに逃げ込まれてしまった。会いに行っても感情的になって会ってくれないという。落ち着いて誠意を以って説得すればわかってくれるはずだ、という。
その彼女がトリックスターの話をしていたという。
逃げ込んだ館は、番地はAXというところらしい。リズいわく、そこはバービスターゴアとかマーラン・ゴアとかそういう恐ろしい大地の女神の場所らしい。
神殿に逃げ込んだわけではないようだが。
とりあえず、こちらとしては情報が欲しいため、成功を確約できないものの、やってみることにした。男から、好きなものや外見情報を聞き出した。
それから申し訳ないがリズにお願いして、とりあえず会うだけ会ってもらうことにした。ただもう遅いため、(15時ぐらい)明日にすることにした。
そう提案したところ、ジェロが自分とそいつでちょっと様子を見てきますよ、といいだした。怖かったものの、手分けするという観点から認めることにした。
ゴアに追いかけ回されたりしないといいが。
再びマイ寺院、ハミルさんの部屋にて
戻ってきたところ、ハミルさんが起きていた。挨拶をしながら、何の話だっけ?と再度聴かれたため、再度説明を行った。ただ、現状の話はできるものの、どういう話をするかをかなり迷っていた。調査を依頼するのか?依頼するとすれば何の調査なのか。指輪か?神様か?
考えて、その神様の伝承の調査を依頼した。最終的には糸を外したいのだが、そもそも糸の話が知らない人にはできないので、もどかしい。
そこでふと気づいたが、マルミールは糸の話ができる。糸のつけはずしや、糸による傷の移動などを彼は見ている。しまった・・彼を引っ張ってきたい。
ハミルさんは話が読めなくて困惑しつつ、手がいっぱいある神様についての話を、いわゆる一般教養レベルの話をしてくれた。しかし聞きながらよくわからない・・・。神像の絵などがあれば・・・ともいわれたが。
ちなみに途中で、ハミルさんとリズが意味有りげな表情を交わしているのが見えた。なんだろうか・・・あれは。
アラクニー・ソラーラなどといろんな神様の話や、グロタロンと呼ばれる手が3本ある種族の話などをされたが、その中で芸事の神様がいないか、を確認した。
すると、そこにハミルさんは突っ込んできた。「なんで芸の話になったんだい?」それに対して、神像を見た時に、エスロリア出身の人物からこれはエスロリアの伝承にある三位一体で人形を操る神様ではないか、という話をされたからだ、と説明すると、ではその人にもっと詳しい話を聞いたほうがいいだろうねえ、と言われた。たしかにそうだ・・・なんでマルミールを連れてきていないのか・・・。
などと話をしていたら、先の彼女に逃げ出された男が神殿にやってきた。なんでも、ジェロが警備兵に捕まったらしい。ジェ、ジェロー。
その頃ジェロたちは・・
知ってそうな人がいないか、AX地区に来てみたところ、彼がうわあ、と声を上げた。誰かが倒れているのが見えたらしい。思わず駆け寄って応急手当をしようとしたが、すでに死んでいた。弓、しかも毒で殺されていた。介抱をしていると、ガチャガチャと鎧を鳴らしながら、ゴアの人が駆けつけてきて、ジェロは警備兵に嫌疑をかけられて、捕まることになったらしい。
アズリーリアの駆け込み寺へ
ジェロを放置する訳にはいかないので、ジェロを助けに行くことにした。そして、途中でマルミールを拾って神殿に戻って来ることにした。マルミールのところに行く途中で、何か兵士たちが互いに喧嘩をしていたが、まあ、所詮異国人なので、しらんふりをして通り過ぎた。
詰所に赴いて、リズが身元保証人となってジェロを助けだした。
人助けをして捕まってしまったジェロだが、全く意味がないわけでもなかった。ジェロは対象の女性を見つけた。彼には勿体ないぐらいの美女だったらしい。贅肉が付くべきところについているという。ムチムチ系の美女だろうか?
この辺りを歩いていることがあることはわかったので、探してみた。だが見つからない・・・
名前を知っているので、置き手紙をすることも考えたが・・・リズいわく、普通は偽名を使うだろうし、本名で手紙を出すと、彼とのつながりがわかってしまうよ、と。
諦めて駆け込み寺にリズに行ってもらう。流石に駆け込み寺に僕らは入れない。
しばらくして、リズが青い顔をして帰ってきた。「あそこにはもう入れません。あそこは魔窟です。魑魅魍魎の館です。」
(リズは中で、ガチユリの信者に襲われそうになっていた)
リズも入れないとなると、もう手がない。とりあえずどうするか考えつつ、マイ寺院に戻ることにした。
マルミールの説明と推理
マイ寺院に戻ると、23時頃であった。ハミルさんはかなり調子が出てきている感じである。マルミールを連れてきたため、彼からもハミルさんに詳しい話をしてほしい旨をお願いしたところ、快くやってもらえることになった。しばらくマルミールが喋り、私がフォローをしていたら、突然、マルミールは私とジェロを部屋から追い出しにかかった。
びっくりはしたものの、あとでちゃんと話をするから、と言われ出ることにした。
出たら鍵を閉められた・・・なぜだ・・・当事者なのに・・・。とりあえず外から聞いていることにする。
マルミールがハミルさんに詳しい話をする。ここでリズは初めて糸の話を聞いたようだ。するとハミルさんは「なるほど、じゃ、昨日の話がよく要領が掴めなかったのは、彼らはもう操られているんじゃないか?」
衝撃の事実・・・私はもう操られていたらしい・・・。
ハミル「それは聖祝期にくるサーカスの一団じゃないか?神様と言うよりはサーカスがやっている出し物が、昔の神様のやっていたことを模しているという話を聞いたことがある。」
マルミール「彼らは呪いのたぐいだと思ってるから、解除したいんだとおもう」
ハミル「だが呪い側が解除させないんだな。不憫なことよ。」
リズ「サーカスの一団とかに教えてもらうには?」
マルミール「中に入って行かないと本質論まで行けないし、教えてもらえないし、解除も手伝ってくれないと思う。むしろ敵側だと思う」
ハミル「そのアイテムそのものにそういう力があるなら、そうかな・・。しかし聞いた中ではかなりの大商いだな」
マルミール「多分これは、トリックスターが持っている、体の部位を切り離す力を別の使い方をしたものなんだよ。つまり、これはカルトの神事なんだよ」
マルミール「切り離した部分の紐を付け替えて、操るという力を作ったヒーローがいたんじゃないか?」
なるほど・・・そういうことであれば、確かに教えて貰えそうにない。
全部解除したいが、それ以外としては、指輪を全部集めるという話しもある。
そういえば・・ジュリエンナの話もしたいのだが・・・。
ハミル「ここまで情報が揃えば、『過去視』などが使えるね」
だが、全部魔術で確認するには、かなりのお金がかかる・・・。
あとは資金の問題か・・。
やっとマルミールがドアを開けてくれた。
マルミールに感謝だ・・・これは全然わかってなかった。
マルミール「もうちょっと調べないと、お金がかかりすぎる。もうちょっと調査と絞り込みを行うのがいいと思うよ」
なるほど・・もうすぐ聖祝期だし、ランカー・マイの大聖祝日も来るし、サーカスも来る。
マルミール「私個人としては、そのサーカスの人が教えてくれるとはとても思えない。カルトの秘儀を外の人に教えるということになるから。カルトの秘密の力を勝手に他人が手に入れてしまったという状況なのです。」
マルミール「正しいのは、彼らの中に入ることですね(トリックスターに入信する)」
いや・・・それはないなあ・・・。間違いなく氏族に帰れないよ。親、泣くよ。
とはいえ、なんとか先は見えた。次は聖祝期かな・・。
ジェロ、画面に向かって語り始める
俺の名前はジェローラモ、死と真実の番人であるフマクトの戦士だ。人は俺のことを「伊達男」と呼ぶ。
俺のことを見掛け倒しなんていう奴もいるが、もてない男の僻みなんざいちいち聞いてられないぜ。
ランカーマイに話をした結果、決定的なことがわかるでもなく、消化不良気味な会談結果だった。
とはいっても、全く手掛かりがないということでもないので、まずは大道芸人に話を聞くべく、街に繰り出す。
まだ、この街の大きさになれてないが、3人で探して、なんとか大道芸人の元締めっぽい人に話を聞くことができた。
まぁ、体よく追い払われたんだけどね。
交渉事なんで坊ちゃんが話をしてたんだけど、どうも素直に話をしすぎたらしい。
その何がいけないのかが、あんまり理解できないけど、俺に向いてはいなさそうだ。
フマクトとしては、あんまり大切な情報を持ってたくないけど、こう少人数で動いているときは皆で話を聞かなきゃいけない気がしてきた。
暇があったら、今度坊ちゃんと相談してみよう。
帰る途中、何者かにつけられているっぽいことが判明。
なんやかんやで捕まえてみると、聖王国の田舎者の若くて不細工な男が、女に逃げられた。
で、逃げた先がバビゴたちが警備している神殿なので、困ってるらしい。
そいつは信用できる奴なので(人間知識ファンブル)、手助けはしたい。
ちょうど、俺は暇なので、とりあえず、その神殿とやらに一緒に行くことにした。
そこに着いたときは、すでに日が落ちて暗くなっていたんだが、不意に、前を歩いていたやつが何者かに狙撃される。
え、何、街中なのに?とか思ったが、まずは助けなきゃいけないので、走って近寄るも死亡したのを確認。
運が悪く、そのこ警備してたバビゴが着て御用になった。
いや、一応弁解はしたんだが、エスロリア語なんて満足に話せんし。
相手の神殿の前で強引に逃げたりしたら、それこそ犯人扱いされそうなので、早々にあきらめただけなんだが。
まぁ、ほどなくしてリズが見受け保証人になって引き取りに来てくれたおかげで、無罪放免になった。
あんときほど、リズがいい女に見えたことはなかったね。
帰る途中に奴の女っぽいのが見えたんで、リズに頼んでコンタクトしにいってもらったんだが、どうも奴の女は同性愛者らしい。
散々な目にあったと文句を言われたが、俺にはどうしようもない。
下手に何か言うと、お金で解決!とか言われそうなので黙ってた。
俺の名前はジェローラモ、将来 畳の上で孫たちから「早く死ね」とか言われる男だ。