キャンペーン > 道標 > 20030215


第八話:生霊


 キートン、はぐれトロウルキン・ドログソを奴隷とする。
 シンクレオ、滑落するが無事戻り来る。
 こどもら、病に倒るる。

 エド、カルマニア騎士に敗れ、トロウルの祭りより退く。
 オルカーラ、目覚める。
 ビュルフラン、英霊となる。

キャラA

ゲラーフ M26/SIZ12APP14 オーランス信者。元泥棒?大剣を持つ。
キートン    M30/SIZ 8APP 9 マスターコス司祭+オーランス信者。
シンクレオ M21/SIZ13APP10 ヴァンチ出身兵士?(古代オーランス)
御者      M??/SIZ??APP?? キートンがやとった馬車の御者。
猫       ???/SIZ??APP?? シンクレオと共にいる大猫。

キャラB

エドワルド   M35/SIZ17APP11 ロードリル侍祭。快楽主義者。女好き。
カル   M22/SIZ14APP14 オーランス信徒の郵便配達人。頑な。
ビュルフラン   M??/SIZ??APP?? 元マスターコス司祭。野の道研究家。
オルカーラ F13/SIZ11APP16 謎。

キャラC

ユーマ  M15/SIZ15APP12 最年長。ルナー兵の鎧を着る。DEX16。
ロディオン M11/SIZ 8APP17 ほとんど口をきかない。
ワクバルディス F11/SIZ11APP18 色っぽいカンジ。生意気。
タウ F10/SIZ 6APP18 ユームの姉。いつもにこにこしている。
サリンディーネ F09/SIZ10APP15 ザーカストの双子の妹。
ザーカスト  M09/SIZ10APP15 サリンディーネの双子の兄。
ピクスドルフ M09/SIZ11APP14 礼儀正しい。はきはき。
ヤランスティア F07/SIZ 9APP10 頭のよさそうな子。
アラグスタンド M05/SIZ 4APP14 泣き虫の少年。キュールに苛められる。
キュール F04/SIZ 4APP17 おしゃまで勝気な幼女。
ジャロミウス  M??/SIZ??APP?? オーランス信徒の戦士。片足切断。

ログ

【1613 ?の期 ?日 子供達の待つ木へと向かう途上】

 キートン、ゲラーフ、シンクレオ、とキートンの雇った御者、シンクレオの猫は、セクソスの街を出て、子供達の待つ木へと向かっていた。その地区は、人間達の領域(セクソスを含む)とトロールの領域の境界線上に位置しており、地元の人間である御者は前金でかなりもらっていたため抑えているが、できるだけ早急に戻りたがっていた。

 そんな中、野営中に、一度追い払ったはずのトロウルキンが馬車の荷台で食料を漁っているのを、キートンが発見する。キートンが弓で脅し、シンクレオが縄でしばりつけ、そのトロウルキンを捕らえる、シンクレオが尋問をおこなうが有効な情報はなかなか引き出せない。そんな中、キートンがそのはぐれトロウルキンの『ドログソ(名称)』に対して「悪さをしなければ部下にしても良い」と宣言し、食料を分け与える。(当初大喜びをしていたドログソであったが、日中の行軍に意気"消沈"する。)

 しかしやがて子供達の隠れる木を発見した一行は、馬車を止め、木の元まで荷物(食料と衣服寝具用の毛皮)を上げる作業にとりかかる。途中、キートンとシンクレオが滑落(両者とも77のファンブル)するが、なんとか帰還をはたす。(神聖介入?)

 かろうじて荷物を上げきった一行だったが、子供達の中に風邪をこじらせて寝こむ者達がいたため、馬車にその子供達を乗せて、セクソスへと引き返すことを決める。キートンというルナー兵(少なくとも装束はそのもの)の雇用だったため深くつっこむことができなかった御者だったが、子供素性には疑問を抱かずにはいれなかった。(誘拐?)


【1613 ?の期 ?日 セクソスの街 祭り初日】

 エドワルドとカルはセクソスの街に残り、ビュルフランとオルカーラの回復を待っていた。しかし実際のところエドワルドには他の目的もあり、実際は寺院にこもって魔力封印呪付の呪物作成や、呪文回復に余念がなかった。(カルもエドワルドの通訳兼雑用係として、日中は寺院に拘束されていた)

 そんなエドワルドの元に、寺院から使いの者がやってくる。取次ぎの自信がない(INT8で記憶力に自信が無い)カルは、手紙を書いてくれるようにその使者に頼み、エドワルドの作業終了を待つ。

 13時間に及ぶ作業を終えたエドワルドを待っていたメッセージは「ロウドリルの祭礼としておこなわれているトーナメント参加選手に欠員が出たので、参加しないか」という誘いであった早速会場に向かったエドワルドであったが、準備時間もほとんどないまま、試合に出ることになる。(祭礼の前日におこなわれた予選で負け、悔しがっている最中の誘いだったため二つ返事であった)

 試合の相手はカルマニア騎士『リュークリー・リンステッド』であったが、前半戦での善戦(金属加熱した槍を貫通させるなど)むなしく、敗れてしまう。(エドワルドったら試合中に本名を名乗ったりして、逃亡者という意識が無いんだから…(笑))

 会場内での会話:
 「いやー面白い試合だったなぁ」
 「バカだなぁ。あれはリンステッドがつくってたんだって。」
 「…?」
 「いいか、リンステッドは相手の打ち込みを待ってから…」

 再びがっかりするエドワルドであったが、十分会場を沸かすことが出来たため、観衆たちは大喜びであった。(しかし新ペローリア語のわからないエドワルドには自分の弱さを詰られていたように感じていたようだった)

 試合後荒れるエドワルドにびくびくするカルだったが、逃げそびれて捕まり、腹いせなのか単なる思いつきか「薬師のじいさんに会いにいくぞ!」と言い出す。しかし、裏町の中心部にある広場にたむろするトロウルの集団(車座に座り、太鼓を叩き、歌を歌っている)に出会い、気圧される。その集団の中に薬師ユ・ルールフ氏の所にいたトロウル・ズダボダの姿を見つけたエドワルドは、「やめましょう」と説得するカルを残してその集団へと近づいていく。しかし、その姿に気付いたトロウルから魔術の意図を向けられたことを察して、ぎりぎりの所で逃げ延びることに成功する。

 薬師のところへ行くのを断念したエドワルドは、ティーロノーリ寺院へと出向く。そこには中庭で毛布をかぶりながら月を見上げるオルカーラの姿があった。そっと近づくエドワルドに彼女がたずねる。その声はかすれ、弱々しかった。

 「みんなはどこですか?私は置いていかれたのですか?」
 「君は病が重く、ここで治療していたのだ。皆は別の場所で待っているよ。」
 「そうですか…。私の隣にビュルフランさんがいらっしゃったような気がしたのですが…。」
 「彼の病は君のよりも重く、別の所で治療を受けている。さあ、安心して…。」
 「生きていたんだ…。」(おいおい)

 寝所へと導くエドワルドに、オルカーラがぼそりと呟く。
 「ねえさまの夢を見ました…」(途中で死んだバルミーリアの事のようです)

 :

 翌日、エドワルドとカルは、オルカーラを見舞った後にビュルフランのところへと足を向けるが、朝日の中の裏町は全く別の町のように清浄な空気が満ちていた。しかしユ・ルールフの家はノックをくりかえしても反応が無く、二人はあきらめてロウドリルの寺院へと向かった。勤めを終えたエドワルドと合流したカルは、夕方、日が落ちる前にユ・ルールフの家へと向かった。

 しばらくして出てきた少女(フリルスカート)に導かれて、家へと入ることができた二人を出迎えたユ・ルールフは、あやしげな泡がはじける酒をエドワルドに薦める。それを呑んだエドワルドは昏倒してしまう。介抱しようとするカルをつかまえた少女(?)はカルの頚動脈を押さえ、酒を呑むように強制する。泣く泣く酒を飲み干したカルは、自分の体を天井付近から見下ろす自分の視点に、不意に気付く。あわてて体に戻ろうとするカルをしりめに、同じように精霊体を体外に出したユ・ルールフとエドワルドが会話をはじめる。そしてしばらくするとビュルフランの精霊体もやってきて、会話に加わる。(ユ・ルールフは、カルの慌てっぷりに爆笑しまくる)

 ユ・ルールフ = ユ
 ビュルフラン = ビ
 エドワルド  = エ
 カル     = カ

 ビ:「ユ・ルールフさん。あなたのおっしゃっていたやり方しかないようですな。」
 ユ:「そうさな。わたしはかまわんよ。」
 エ:「じいさん。肉体を捨てる気か?」
 カ:「それはいけません!死んでしまっては…。(でも子供達の事を考えると…)」

 ユ:「死なずして霊となれば、そなたも正気でいられるとは思えぬぞ。」
 エ:「どういうことだ?」
 ビ:「われらは、魂(たま)の深きに降りて、その礼節を知る。」(一旦、ちゃんと死なないと、精霊としてのルールを身につけることはできない。しかし、ちゃんと死ぬと体系的な知識などは失われる可能性が高い。)
 エ:「…。」(ひょっとして、わかってない?(笑))
 ビ:「それに、今となってはあまりにも時間がおしい。」(ビルフランの体はユ・ルールフの施術による生命維持装置でかろうじて生きているだけ。本当に歩けるようになるには5年ほどの療養が必要と目された。)
 カ:「道を使う以外にも、子供たちを生き残らせる方法はきっとあります。そんな生き方をしても良いことはありません。(正しく)お逝きください。」(無理に霊化して現世に残るのは魂が汚れると思っているため、気高い生き方をしようとしているビルフランにはそんなことをさせたくないと思っている。プレイヤーはこの時期TV番組化されていた『スカイハイ』の台詞である「おいき(生き、行き、逝き)なさい!」をぱくっているつもりだったが、キャラクターの言葉の足らなさゆえか、勘違いされた模様。ちなみにマスターにロールを要求された雄弁で77のクリティカルを出してしまっている。(笑))

 ビュルフランは覚悟を決め、地下室へと一人、去って行く。

 やがて上の階に残された者達の精霊体が肉体へと戻る。

 カ:「ああ…。」(苦渋の表情)
 エ:「良いことをはじめるのは簡単だが、それをやりとげるのは難しいものだ…。」(ひとりごとのように呟く)

 やがて少女が不思議な計上の器具を地下室から持ってくる。それは、このような内陸では見られるはずのない「六分儀」であったが、どういうわけか、カルはそれをかつて見たことがあった。(酒場で得意げに自慢をする男を見たことがあった。その男の「これがあれば決して道に迷うことはない」という言葉を聞き、お守りみたいなもんか?と思っていた)

 少女はその器具を机に踊るような仕草で置くと、「ビュルフランさんはここです。」と言った。

 エ:「冗談だろ?」
 少女:「普段起きていると気が狂うので、声をかけれると起きるようになっています。でも、起きるたびに狂う可能性があります。あと、壊れると死にます。死の世界にまっしぐらです。」
 エ&カ:「…。」

 エ:「カル。俺はこれを持つことができない。お前が持つのが運命だ。お前が人を導け。」
 カ:「だ、だめですよ!そんなことできません!!こ、こわしちゃいますよ~。」

 しかし、エドワルドに強引におしつけられるカル。

 ユ:「彼は肉体を離れた。ただし、彼の肉体には呪付が残っている。持って行くか?」
 エ:「(静かにうなずき…)やってくれないか。」
 ユ:「よかろう。」
 カ:「え?…う、うわぁ。あわわ。」

 かくしてビュルフランは英霊となり、六分儀の中に収められた。そして彼の肉体に刻まれた呪付は、エドワルドの元に手渡された。



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